財務省の傀儡政権の野田政府は、日本の赤字返済のためか、社会保障の財源なのか、短命ともいえる政治生命をかけて、消費税導入という最後の悪あがきを行っている。

米モルガン・スタンレーの金利戦略責任者も「日本銀行や日本の保険会社が、保有している8859億ドル相当の米国債を売却すると考えるのは当然」といったコメントを出しているように、財政再建として最初に行うべきは、国内に保有している８９００億ドルという巨額の米国債の売却であろうと誰もが思う。
日本が現在のような状況の中で行う財政再建政策とすれば、米国債の売却というのが、最善で効果的なショック療法なのである。

仮に、莫大な借金を抱えている家が丸焼けになった場合、含み損のある株式(債券)を売却せずに、さらに借金を重ねて、膨らますバカな輩がいるだろうか？　このバカが、アメリカ財務省と、ウォール・ストリートにマインドコントロールされている日本財務省と、日本銀行、松下政経塾出身の野田や前原などの売国奴なのである。

ちなみに、(日本の)金融当局所有の米国債は、帳簿記載方式によって管轄されており、そこに日本政府の保有分が記載されている事から売却は可能となっている。　
現在の(不安定な)世界情勢を見る限り、各国がドル資産を欲しがっているのは明らかであり、仮に日本が米国債を市場で売却したとしても、買い手は簡単に付くはずであり、さらにはアメリカ政府はドル軟化を何よりも望んでいる。

そもそもアメリカの国債は、法廷上限の１４兆２６８６億ドルにまで達しており、残すはアメリカ自身でディフォルト宣言し、紙屑以下の価値にすることを狙っているのだろう。最近では、FRBも米国債を売りに出した。

おい！野田佳彦！命をかけて行うのは、増税じゃなく、米国債売却だろうが？！

<関連記事>

●米ＦＲＢ、ツイストオペで短期国債86.4億ドル売却(ロイター2012/05/30）
　

コメント
01. 2012年6月16日 00:13:06 : wQqDmd30W2 http://www.youtube.com/watch?v=kPmVPLMsRRk&feature=youtu.be&a いや複雑な話になってきた このノブテルの記者会見にいくばくかの真実があるのなら 今回増税法案が採決可決されても 増税実地時期にもう一度増税の可否の議論をする余地を残す事になるのだが ううむ、あまり信用は出来ないか 増税反対派をなだめすかす為の方便か？ いやそもそも財務がいや勝栄二郎がこんな事を容認するだろうか おまけに自民は二百兆円の景気対策をすでに法案として国会に提出している とても奴らには容認出来る話ではない 一発逆転があるとすれば 勝栄二郎は二年後にはもう引退している こいつがいなければ 消費増税の可否の議論の再度のリターンマッチもあながち不可能ではないかも しかし一番の可能性は やはりこれは中間派の懐柔の為の方便だろう だから中間派はうっかりこの案に乗っかって増税に賛成してはいけない 今はとにかく反対する事だ 二年後の再議論はまたその時の話なのだから
02. 日高見連邦共和国 2012年6月16日 00:49:22 : ZtjAE5Qu8buIw : np1eC180Aw 米国債もそうだが、大量に市場介入して入手したドル（ユーロはいいや、まだ）が紙くずになる前に、 それを元手にどこぞの小国か発展途上国の“長期国債（建設債）”でも購入してくれ。 心からのお願い。（ペソに換金、でもいいな！）
03. 2012年6月16日 23:36:13 : MRlpTbntoE 消費税増税→円高→輸出産業の打撃、海外移転→米債は、損失で売れない。日本沈没

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する？」をクリックお願いします。２４時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。　最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ131掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。