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裁判官の無知に警鐘 法医学の押田教授(下野新聞)/東電OL殺人事件で上告棄却したとき「最高裁はばかじゃないかと思った」
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/600.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 6 月 18 日 19:14:57: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120617/807512

裁判官の無知に警鐘 法医学の押田教授
(6月18日)

 足利事件に続き、DNA型鑑定が再審開始の決め手となった東電女性社員殺害事件。無実を訴えるゴビンダ・プラサド・マイナリさん(45)は15年ぶりに釈放され、16日にネパールに帰国した。が、最高裁で有罪が確定する前から、マイナリさんの関与に大きな疑問を投げかける鑑定書が提出されていた。手掛けたのは、足利事件で菅家利和さん(65)と真犯人のDNA型が異なることも早い段階から訴えていた日本大の押田茂實名誉教授(法医学)。「科学鑑定に無知な裁判官があまりに多すぎる」と厳しく批判している。

 ■今も最高裁に憤り

 東電女性社員殺害事件の再審請求では、新たなDNA型鑑定が行われ、遺体内の精液からマイナリさんと異なる「第三者」のDNA型を検出。殺害現場のアパート室内にあった体毛のDNA型とも一致し、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」と判断された。

 もともとこの事件は、室内のトイレから見つかったマイナリさんの精液が入ったコンドームなどが有罪判決の柱だった。しかし被害女性は定期的に複数の男性と性的関係を持っていたとされ、コンドームが事件発生日に捨てられたものかどうかが焦点となった。

 DNA型鑑定に詳しい押田名誉教授は2001年3月、弁護側から依頼を受け、複数のネパール人と日本人の協力を得て大規模な再現実験を実施。精子が時間とともに劣化する様子を顕微鏡で観察し、マイナリさんの精液は犯行日より以前のものと結論付けた。

 「あれ以上精密な実験はもうできない」。押田名誉教授は自信があった。が、最高裁は「押田鑑定」に一行も触れず、03年に弁護側の上告を棄却。「最高裁はばかじゃないかと思った」。押田名誉教授は今も憤りを隠さない。

 ■無視された新証拠

 初めての経験ではなかった。

 黎明期のDNA型鑑定の精度が問題となった足利事件。押田名誉教授は1997年、無期懲役判決を受けて東京拘置所にいた菅家さんの毛髪のDNA型鑑定を実施。被害女児の半袖下着に付着していた精液と異なる型であることを明らかにした。

 ところが最高裁は押田鑑定に一切言及せず、2000年に上告を棄却。再審無罪判決まで10年を要した。

 押田名誉教授は11年に再審開始決定が出た福井女子中学生殺害事件にも携わっている。その都度科学的に裏付けられた新証拠を示してきたが、裁判官に“無視”され続けてきた。「なぜ裁判官は、もっと早く科学鑑定と真摯に向き合わなかったのか。何を今更、というのが率直な心情だ」

 相次ぐ再審開始決定に、裁判所の変化も感じる。しかし、と押田名誉教授は語気を強め警鐘を鳴らす。

 「捜査機関に都合のいい問題ある鑑定と、それを鵜呑みにする裁判所という構図は変わっていない。法医学者の育成も急がなければならない」
 

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コメント
 
01. 2012年6月18日 19:51:22 : IDoVDKpNIR
そうなんです、、、
裁判所は、赤門クラブで運営してますから赤門をくぐった輩達には甘いのです。

今の検察庁を見ればわかりましょう!
なぜ、佐久間以下、特捜部の輩達が逮捕されないのか、、、
 それは、樋渡〜当時の官房副長官等々、全てグルであり連鎖逮捕を阻止するがため、田代を逮捕できないのです!


02. 2012年6月18日 20:10:06 : rS5wg9eeMg
裁判所は馬鹿じゃないか、何たる愚問。目はついているのか。

馬鹿に決まっているだろう。

佐藤栄佐久、鈴木宗男、三井環の判決を見よ!


03. 2012年6月18日 20:53:55 : FmKaDpxxYY
判決を誤った最高裁判事の名を出して、徹底的に検証すべきである。
誤審をしてもぬくぬくとしていられるようじゃ、相撲の行事やサッカー・野球の審判以下。もちろん、間違うことはありうるが、徹底的に検証すべきで、それがないからいつまでも同じ過ちが繰り返される。

04. 2012年6月18日 22:17:32 : DNlDani0OE
03 さん

東電OL殺人事件最高裁決定(2003年10月20日)

平成13年(あ)第169号
決  定
国籍;ネパール王国
飲食店従業員;ゴビンダ・プラサド・マイナリ
1966年10月21日生

 上記の者に対する強盗殺人被告事件について、平成12年12月22日東京高等裁判所が言い渡した判決に対し、被告人から上告の申立てがあったので、当裁判所は、次のとおり決定する。

主  文
本件上告を棄却する。
当審における未決勾留日数中700日を本刑に算入する。
理  由
 
弁護人神山啓史外4名の上告趣意のうち、判例違反をいう点は、記録によれば、原審は訴訟記録及び第1審裁判所において取り調べた証拠のみによって直ちに被告事件について犯罪事実の存在を確定し有罪の判決をしたものではないことが明らかであるから、前提を欠き、その余は、事実誤認、単なる法令違反の主張であって、いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。
なお、所論にかんがみ記録を精査しても、同法411条を適用すべきものとは認められない。 よって、同法414条、386条1項3号、181条1項ただし書、刑法21条により、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。

平成15年10月20日
最高裁判所第三小法廷
裁判長裁判    藤田 宙靖
裁判官       金谷 利廣
裁判官       濱田 邦夫
裁判官       上田 豊三

だそうです。全員一致。

ところで
国民審査は 国政選挙(例えば参院選)ごとに全員を審査するようにすべき。
そして「棄権」の意思表示が可能とすべき。


05. 2012年6月18日 22:56:17 : DiDb5Qc5EA
国会議員や裁判を見ていると、司法試験って何だろうと思います。
難関と言われていますが、人物を見ると?です。
このギャップは何なんだろうか?
(もちろん、全員と言う事ではありませんが、) 


06. 2012年6月19日 05:12:28 : sV8HpAIEvw
人の人生なんて考えた事も無い人達なのだろう。
有罪に出来る証拠だけを見る。

マイナリさんは今後どうなるのですか。
十数年に及ぶ拘束された人生をどう償うのですか。
その決着をきちんと知りたい。

なお選挙前にはバツ印をつけて落とすべき人のリストをお願い致します。


07. 2012年6月19日 09:21:33 : JwmE0mOSZ7
 仙台の筋弛緩剤投入殺人と言われる事件も、裁判官の初歩的な医学の無知で犯罪者にされ、又専門家の説明を真摯に理解し検証をしようとしないかたくなな態度で裁かれています。そこらここら冤罪だらけです。
 司法が行政に支配され、それを唯々諾々と受け入れる情けない姿のヒラメ裁判官どもに裁かれる人々はたまったものではありません。司法と行政の癒着した、いまの組織では、まともな裁判など夢のまた夢なにも変わりません。
 国民はもとより心ある多くの裁判官の為にも、司法の独立が必要不可欠な絶対条件です。これができるのは立法府である国会議員の仕事です。確りしてほしいと思います。

08. 2012年6月19日 09:41:07 : nQPAO1hzzU
裁判所の無知は科学的理解だけに留まらない。
陸山会事件で「期ずれ」にたいする考え方の誤り、ホリエモン事件での簿記的理解のないことである。
世の中のスピードについていけない裁判所、いやついて行く努力もしない裁判所に人生を左右する決定権を委ねていいのだろうか。

09. 2012年6月19日 12:37:38 : MOmQ35pfqw
早く犯人作って事件を闇に葬りたい検察と裁判所の利益ががっちした!
それも都合の良い外国人!
日本の司法は諸外国に恥をさらした

日本の検察・裁判所ってこんな程度
恥ずかしくて仕方ないですよね


10. 2012年6月19日 14:31:45 : B2Zvv4n36A
結局真犯人の精液と血液が被害者の体に付着してたのに、
警察が無能なせいで関係者のDNAを調べられることも無く
事件は迷宮入りしていくのね・・・

11. 2012年6月19日 16:33:36 : FLRb9PaLTQ
最近は事件物のドラマ見ても、裁判官・検察官・警官は犯罪者に見えるから、その手のドラママ見ません。
それもこれも、こういった不正義の裁判官・検察官・警官のせいです。

12. 2012年6月19日 17:30:51 : U1XC3Dh9iI
上告件数3万件、これを3つの小法廷で・・・・

単純計算しても、1年365日休みなく働くとしても
1日に1つの小法廷で27件も結論を出さねばならない。

実際は調査官任せだろうが、その調査官にしても30名余。

膨大な記録を読み込むヒマはないだろう。

上告件数を減らす1つの方法として、
刑事事件では控訴・上告は被告人だけの権利とし、
検察官の上訴は認めない、というのはどうだろうか。
1審、2審のどちらかで無罪となれば、それで終わりという・・・


13. 2012年6月19日 18:10:59 : TiZBR4yMr2
そのとうり 同意します
 >>>>>>>>>>>>>>12. 2012年6月19日 17:30:51 : U1XC3Dh9iI
上告件数3万件、これを3つの小法廷で・・・・
単純計算しても、1年365日休みなく働くとしても
1日に1つの小法廷で27件も結論を出さねばならない。

実際は調査官任せだろうが、その調査官にしても30名余。

膨大な記録を読み込むヒマはないだろう。

上告件数を減らす1つの方法として、
刑事事件では控訴・上告は被告人だけの権利とし、

検察官の上訴は認めない、というのはどうだろうか。
1審、2審のどちらかで無罪となれば、それで終わりという・・・

これで行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!


14. 2012年6月19日 18:13:06 : QKHm21l2X6
>「最高裁はばかじゃないかと思った」。押田名誉教授は今も憤りを隠さない。

「最高裁はばかじゃない」のです。

「最高裁はずるがしこいイカサマ士であり、確信犯なのです」

検察と司法はグルっている相互幇助の運命共同体なのですから。


15. 2012年6月19日 18:35:34 : A7Dv2pxWRo
この際、最高裁の上に民間人による超最高裁という機関を作ったらいかがでしょうか。

16. 2012年6月19日 19:50:59 : mEVHOZU75s
判検一体化の日本の司法の悪い癖で、じぶんたちの妄想と邪推と推認や心証を証拠より優先させるのです。「証拠もクソもない。かまわん、やつてしまえ。」マフイアのとリンチ同様に小沢さんに襲い掛かつている日本の司法がそれを証明しています。

17. 2012年6月19日 21:14:01 : th6NRzQ9p6
ゲシュタポ検察に目をつけられたら、後は冤罪裁判所被告席か。
ため息でるなあ。
この国はそんな前から糞偽善者が権威についていた国だったとは。
なんでも冷酷に欠陥法規でぶった切る世間知らずインテリナチス裁判官よりも、まだやくざのほうが増しかもなあ。日本にやくざが消えないわけだ。
やくざの落とし前のほうがまっとうにさえ、見えるわ。
草加cia警察よりも、やくざを信頼して幾らか包む人間の心理もよく分かるなあ。
裁判所は既に地獄の一丁目ということか。
凄い日本風景だな。

18. 2012年6月19日 23:03:53 : mp6fw9MOwA
裁判官の国民審査では、裁判官として適正な判断力を持っている人に○をし、無記名は不適格と判断すべきである。
国会議員の選挙と同じでその人を選んだとの国民の意思表示を有効とすべきで、反対しない人は賛成しているとの現状の方式は、裁判官を審査するとの建前が事実上機能しないように工夫されている事となる。
加えて不適格と判断した国民の人数も公表されていないのではないだろうか。
裁判官にも国民から選ばれているとの自負心を醸成させ、国民の権利を守る法と証拠に基づく判決とし、ヒラメ裁判官は即失職との状況整備が現状の冤罪作りに邁進する裁判所には不可避な対策と思われる。

19. 2012年6月20日 06:11:52 : Q7LPv5Iolg
>>。ヨ最高裁はばかじゃないかと思った」。 「最高裁はばかじゃ」です。
そうで無い場合は「最高裁はずるがしこいイカサマ士であり、確信犯なのです」。
DNAが違うと言うのを退けた・・・これらは、裁判所のミスですね。
この責任を、裁判官が取らないのは不合理です。
国家公務員は仕事上のミスについて責任を取らないことになっているが、
この法律を変えないといけません。

裁判官が犯しているミスはごまんとあると思います。
彼らが分るのは、知っているのは法律だけです。それ以外は中卒の人にも劣る場合もある。
お金の振込に関して、昔だが、裁判官は、定期預金口座(期日指定預金口座)に振り込み支払できると認定し、当方は敗訴した。
振込ができるのは当座預金と普通預金だけ。まさかの認定に唖然茫然。
こんな認定をする裁判官は、責任を取らせなければならないが、何の罰則も受けない。
その他、言い始めればきりがない。裁判官は、法律論が争いになった場合は裁く資格があると思うが、実社会は知らないし、取引も知らないし、不動産も知らない。
こんな者が、民間人の争いごとを判断する資格は無い。
「違います」と言うと、「俺が法律だ」。救いがたい。

少なくとも即刻、最低限、裁判所内(法廷を含む)での録音は認めるべき。
また、民間主導の裁判員で最高裁をチェックする機関を作るべき。


20. 2012年6月20日 10:48:52 : C3ExWDHMP6
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E9%81%94%E5%A4%AB&aq=-1&ei=UTF-8&pstart=1&fr=top_ga1&b=91
社会心理学者と最高裁が操る、日本の闇

21. 2012年6月21日 00:10:09 : KZWsL1KpwQ
『でもね〜、<押田氏>の仰っていることは、物凄〜く“深刻な”ことなんですよ?』
三権分立も民主主義も憲法もヘチマもない、タダタダ<ヘドロ官僚機構&ブラサガリ既得権益族>の欺瞞と裁量に「全国民」が屈しているって悲惨な状況こそが最大の問題なんですよ?
そのことに“異を唱えた”のが「国民の生活が第一」改革だったはずのものであり、ここ3年間の双方の鬩ぎ合いのピークが、今、“消費税増税法案”と“大飯原発再稼動”問題に象徴的に集約されている。
前後関係で言えば、<法無官僚>の膝下にある<最高裁>も<高裁>も<最高検>も<地検>もオール“グル”の馴れ合い組織にしかすぎないことは「国民」の前に諸バレしている。
21世紀の新時代は、こうした“馴れ合い組織”の打破と、開かれた<新官僚組織>を再構築すべく時代は動いているし、「国民」の大半はそれを望んでいる。
要は、現今の“戦い”は「国民」対「ヘドロ官僚機構%ブラサガリ既得権益族」との最終決戦なのである。徹底的に、粘り強く、“敵”を殲滅&駆逐してゆきましょう!

22. 2016年2月01日 03:58:20 : gE21ELQ64s : k5MHI@5iXoQ[1]
いつものことだと思うけど、押田教授の方は鑑定に関して専門家かもしれないが、
法律に関しては素人ということ。

法律審の上告審で上申したところで法律上どうにもならないし、
再審請求は明らかな証拠でないといけない。

独自研究でこれは正しいみたいな新説での研究成果は学会の定説ともいえないし、
誰でも認めるような明らかな証拠とはいえない。
検証などを経たものでないと危なっかしくて使えるわけがない。

判決は法律に基づいて下されるのであって、鑑定によって科学者が決めるのではない。
自分が間違っているはずはないと思う科学者は残念ながら法律に無知なことに
気付かないんですな。
まあ、専門バカというか慢心なのだと思うけど。

どの分野でもそうだけど、別の分野はその道の専門家がいるとして謙虚な姿勢が必要。


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