＞「小沢・石原両氏を尊敬する橋下氏が接着剤となるだろう」と話した。
何でも付く“アロンアロファーか”？？
コメントのしようがないね？？
最近の論者は？？？だね

理論的に「絶対にありえない」と拒絶するのは当然です。これまでの経験や常識と理論で食い止められると錯覚し否定するから拒絶される。世界恐慌によって世界貿易と生産と雇用が30％以上に収縮し景気が後退していても，全国の銀行と株式市場の閉鎖が発生すると叫んでも，誰も信じません。それが普通。しかし予知能力から対策し解決できないことはない。

しかも世界で保守や革新の政治信条や伝統的選挙基盤は無視され，世界中で政権交代が発生していても，「まさか」としか認識しないものです。原因は80年ぶりの世界信用収縮恐慌の本質を認識できないため通貨の多極化移行も分けわからなくしてしまう。これまでの経験と理論で食い止められると錯覚するためなんです。そして証券・為替・銀行の窓ロ一時閉鎖で超党派法案可決まで政権交代が続くことになる。

そのため弱者切り捨て，金持ち救済の政策を採用し耐乏を押付けて「やむえない」と容認する，日本は構造改革で労働人口の5割以上が，二重，三重のピンハネタコ部屋の中に組み込まれてしまった。そして公共投資などにばら撒くと総選挙で勝てると勘違いしてしまうのです。ところが既成政党は議席を減少していくだけです。つまり80年ぶりの世界恐慌では理論や経験は「諸刃の剣」となります。次々と発生する危機を，これまでと同じやり方，貿易拡大・外資導入。緊縮財政・信用の拡張・補助金・消費税増税などを経験と理論で乗り切ろうとすると内外の市場の縮小の加速は止りません。じゃ鎖国がよいのではないか,自由貿易のなかで，そんなことできるわけがない。だから戦争に期待する政治家が多数を占めていることになる。

このことを背景に，2020年までは社会的ルールの破壊が多数派になる時代だということを忘れている。国民は「現状からの脱出」に期待していくのである。だから自民党をぶっ壊すと叫び，信用・流通の垣根を壊し，ルーズベルトとは全く逆の，弱者に耐乏を押付け，格差を助長させた破壊的政治手法マジックに酔い期待した。そして賞味期限が切れた，次にその反対の革新的平和的な政治手法が活躍できる時代を迎えることになった。

このことから国民は二大政党制の腐敗・不信を認識が進み，既成政党と、現在の議会制度を否定してしまう、だから第三の勢力の新党の漁夫の利は拡大される。そのために政局は「一寸先はヤミ」となる。この馬鹿げたドタバタ芝居を大マスコミは見抜くことは出来ません。そして少数政党の合集離散時代に拍車がかかる。政治経済は弱者の救済より大企業の救済に、政治の軸足を置いているために、経済政策無能の政権となって大マスコミの懸命の後方支援が合っても，どうしても地方軸が中心に向かう。また大連立政権は世界的にもすべて失敗します。

2013年選挙なら地方分権勢力の橋下石原新党などは漁夫の利を得て過半数を越える。そして自民党と民主党を分断吸収する。かくて，橋下大阪市長のままの入閣する、石原慎太郎首相が誕生する。だが選挙後三ヵ月すれば期待はすぼまるので、石原-橋下連合は指導権をめぐり分裂することが避けられません。

そして世論調査で消費税の引上げ容認が過半数を越えても、個人レベルでは自己防衛のために、消費税値上げを主張する政党への投票行動は、避けられる。だから、値上げ賛成／反対を対立軸にした選挙で、勝った政党例は、世界には一つもない。選挙で勝利してから消費税をアップした与党で，次の選挙で敗北しなかった例も一つもない。そして漁夫の利を得てなだれ現象的に第三の勢力(新党)が過半数を制します。確実です。すでに地方の消費税と脱原発の熱は異常になっています。

この背景にクサビを打ち込み政界の流れを変えようと立ち上がったのが，オリーフの木を提唱した小沢氏です。流れは変えられます。出来ないことはない。

小沢グループの離党から新党結成によって，国会というコップの中の枠組みに、固定概念を閉じ込められたため、既成政党制度が否定され，二大政党制の腐敗・不信が国民に認識されてしまった。政治的対立軸が明確になり，受け皿ができることで，新党への期待を増大させることになる。

「地方分権」と「消費税値上げ反対」「脱原発」は自然エネルギーからエンジンレスやｉPad革命などにより自動車・電車・バス・飛行機・電子機器・ランドセル・冠婚葬祭まで画期的な産業革命が進むことができるので，益々新党の漁夫の利は拡大されることになる。2013年からスタートすると思われる産業革命に弾みがつくであろう。そして橋下新党より先行することは，すべてに有利に運べる。小沢新党と橋下新党の両方に投票分けが発生させられるからである。

石原慎太郎首相が誕生する可能性は高いが，あの性格ではまた分裂の騒ぎもある。小沢氏がオリーフの木から流れが変わるのは確実である。今後の政局は面白くなったといえる。