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「政策」と「政争」の関係 (郷原信郎)   
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/860.html
投稿者 すずしろ日記 日時 2012 年 7 月 13 日 09:52:54: 2.hA1NtaeJhbQ
 

階猛議員の小沢グループからの離脱に関して、「政策」と「政争」を対比する見方をしたことに関して、何人かの方々からご意見を頂いた。 私なりに、政治活動における「政策」と「政争」の関係について整理してみたいと思う。

「政策」と「政争」は、相互に、手段と目的の関係にある。

政治家や政党が掲げる「政策」を実現するための手段が「政争」である。それによって政権を獲得することで初めて「政策」を実現することが可能となる。いくら立派な「政策」を掲げていても、「政争」による権力奪取がなければ「絵に描いた餅」である。

一方、民主主義国家においては、「政争」は基本的に選挙を通して行われることになる。選挙における国民の選択において、「政策」は「政争」の重要な手段となる。国民に支持される「政策」を提示できるかどうかが、「政争」に勝ち抜き政権を獲得するための鍵を握ることになる。

また、そもそも、「政争」による権力の奪取は、何らかの「政策」の実現という目的があって初めて正当化される。それがなければ、単なる権力欲実現のための「闘争」に過ぎないということになる。

このように、「政策」と「政争」は相互に補完関係にあり、どちらが欠けても完全なものとはならない。

「政策」に関して問題となるのは、それをどの程度具体化し、その優劣の判断を、誰がどのように行うのか、ということだが、最近では、国政に関してはマニュフェストが重視され、政党が掲げるマニュフェストを有権者が選択するという形で選挙が行われるようになっている。

問題は、マニュフェストで示された政策にどの程度の実現可能性があるのか、それをどう評価するかだが、それは、結局のところ、政党への期待と信頼の程度によることになる。

「政策」という面で言えば、最大の政策集団は官僚組織だ。有能な官僚が、合理的で緻密な政策立案とそのための立法作業を行い、政府与党の「政策」を支えてきた。政治は、官僚組織に政策面で依存してきたのである。

そのような官僚依存から全面的に脱却することをスローガンに、具体的なマニュフェストを掲げた民主党が圧勝し、我が国で初の選挙による政権交代が実現したのが2009年の総選挙であった。この時、国民の多くは、民主党という政党の「政策」実現を期待した。

しかし、現在の民主党野田内閣は、総選挙でのマニュフェストには掲げていなかった、というよりむしろ、否定していたに近い「消費税増税」という「政策」を、“政治生命をかけて”行おうとしている。

それに対して、小沢一郎氏を中心とするグループは、そのマニュフェストに反する「政策」に徹底して反対し、民主党を離党して新党を立ち上げた。消費税増税に反対に国民の声を、支持拡大につなげようとしている。

こうした小沢氏の政治手法には、常に、「政策」ではなく、「政争」「政局」中心という評価がつきまとう。「消費増税の前にやることがある」という主張が「具体的に何をやるのか」と批判されるのも、その一つである。

それは、官僚主導の国の在り方を根本的に覆そうとする政治勢力にとって、ある意味では不可避なのかもしれない。

「政争」による政権奪取は、本来、政策実現の手段のはずである。しかし、「政策」のプロでもある官僚に対抗して、独自の政策を立案し、その「政策」を掲げて「政争」に勝利することは容易ではない。

そのため、「民主主義」「官僚主導の打破」というスローガンを全面に掲げて、まずは官僚側と結託した政治勢力との「政争」に勝つこと、「政策」の具体化は政権をとった後で、という考え方になる。

勢力や支持の拡大には多額の政治資金が必要となり、「政策の具体化より権力の拡大」という姿勢とあいまって「金権腐敗」の批判につながる。

このような勢力による政権獲得が現実化すると、官僚組織にとっては大きな脅威となり、官僚組織側の権力機関である検察や、記者クラブの存在などで基本的に官僚と近いマスコミからも様々な攻撃を受けることになる。これに対抗して、政治活動は、ますます「政争」、「政局」中心となり、その分、「政争」によって政権を獲得した後の政策の具体性が希薄になっていく。

一方、民主党主流派は、仙谷氏など、野党時代、「政策」中心の政治を指向してきた政治家が中心だが、政権交代後、マニュフェストで掲げていた政策で実現したものや、具体的な成果ほとんどない。結局、その「政策」は、従来の官僚の発想から抜け出せず、めぼしい成果も挙げられないまま、民主党政権は終わりを迎えようとしている。

もともとは官僚組織と一線を画した「政策」の実現を標榜していたはずだが、小沢グループとの「政争」に明け暮れたためか、官僚組織と急速に接近し、「政策」においても官僚主導とほとんど変わらないものになった。「検察の暴走」に対して何ら有効な手立てが得られなかった原因も、根本的には官僚組織との距離感にあると言えよう。

小沢新党は、マニュフェスト違反の消費増税への世の中の根強い反発・不信を追い風に支持の拡大を図ろうとしているが、独自の政党として、民主、自民、公明の各党に対抗するためには、多くの政策課題に関するそれなりの具体的な政策を立案することが必要となる。小沢グループの中では「政策」中心の政治家だった階猛議員の離脱もあって、「政策」面の貧弱さは否めない。

「政策」と「政争」の複雑で微妙な関係は、既存の政治、社会システムの改革をめざす政治活動における永遠のジレンマだと言えよう。

2012/07/12http://blogos.com/article/42937/?axis=p:0
 

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コメント
 
01. 2012年7月13日 10:27:16 : Mg3tQasmvA
こんな呆けた一般論なんか聞きたくない。。ーーー「検察の暴走」に対して何ら有効な手立てが得られなかった」−−−−馬鹿いうな。有効な手立てを意図的に封じ、法務大臣を罷免した。検察官僚の悪事を隠蔽助長させ、悪事に加担し、犯人隠避を犯した。
 郷原は、前田を隠避しようとした、大阪特捜部の本部長の弁護人である。あいつが無罪だと、これでは笠間の田代検事不起訴に右倣えダ。原発責任と同じだ。没理的に検察全体の問題として責任追及は消えてしまう。
ーーー「政策」中心の政治家だった階猛議員の離脱もあって、「政策」面の貧弱さは否めない。ーーーお前は産経新聞か。公共調達、独禁法の政策作りでセンゴクエダの党派に属していた郷原ならではの言辞。シナは其のごろから「有能」で小澤に一物懐いていたのだろう。

02. 2012年7月13日 10:48:24 : 6lEL0QePhA
 
国民の生活が第一の,政策のことは、来週発表されるとのこと。

検事総長に小津氏=政府
時事通信 7月13日(金)10時16分配信

政府は13日午前の閣議で、笠間治雄検事総長の勇退を認め、後任に小津博司東京高検検事長(写真)を起用する人事を決めた。


03. 2012年7月13日 10:51:03 : vcCsAhdCnY
政争が下位レイヤー決まってる。
古今東西「政策」とはタックスイーターの道具にすぎん。
善政を行うかどうかは暴力装置が決めることよ。
法律など屁のツッパリにもならん。

04. 2012年7月13日 11:07:26 : JjSQKQLkmo
 小沢さんは、小沢さんそのものが政策通である。だからその政策に共鳴したものがついてくる。階を擁護したい気持ちはわからんでもないが、階さんたりとて、小沢さんの政策に共鳴した一人であったはず。
 政策を実現する前に政局があると、小沢さんは、NHKで島田に、順序を逆にしているのがマスコミと批判した。其のとおりである。
 郷原さんのこの政策と政争には若干無理があるように思う。そして、郷原さんの中に、エリートの目が潜んでいるように感じた。

05. 2012年7月13日 11:29:15 : 1WjygenXhc
郷原さんは刑事裁判の中で官僚機構の腐敗・人権侵害について戦って頂きたい。
それ以外のフィールドのことについては発言しない方が良い。笠間検事総長に期待
するような発言があったが、田代不起訴に関して笠間を見損なったといった言葉は
なかった。法曹は万能ではなく、裁判という世界でしか生きられない片輪者である
という自覚が必要である。

06. 2012年7月13日 11:34:00 : Ylz6A5yZjs
まだまだどっちつかずのような、法律の専門家でも政治は勉強不足の感は否めないが、それでも数か月前までの見解に比べれば、多少なりとも進歩、成長は認められる。

もともと郷原氏は仙石一派に近く、笠間検事総長にも検察改革を期待していたことを隠さなかったほどの人物眼は幼稚さ、甘さである。その法律家としての能力は余人をもって代えられないが、いかんせんそこまで。それ以上を求めるのも酷だろう。

この文章を読んでも、法律家らしく、これまで郷原氏自身が主張してこられたことと決定的な齟齬を来さないような、まるで判決文の印象。郷原氏自身も葛藤しているようなので、見守っていきたい。

なんといっても、政治感覚は見劣りするにせよ、日本中が小沢さん疑惑一色に染まっていた中で、テレビで官報を振りかざして立ち向かってくださった功績は色褪せません。


07. 2012年7月13日 11:39:48 : 3n4R8Rh3JM
郷原さんの功績は極めて大きいし、それは心底敬意に値する。
だが政策が弱いと思うなら小異すて大同につく発想が必要だ。
あなた自身が司法改革の先頭にたってその政策を提示して
あまり好きではないらしい小沢を助けよ。
これは好き嫌いの問題では無い事位賢いあなたはわかるはずだ。
個人的な感情論に振り回されず、日本の未来の為に小沢新党から
出馬するくらいの意気込みで頑張って欲しい所だ。
とはいえある意味特定の政党に属せずに今のようなスタンスで活動する
方が力を発揮出来るのかもだが・・。
ともかく既得権益との戦いという認識があるなら国民の生活が第一に
足りないと思う指摘の部分をただ指摘するのではなく
補完するようつとめてくれ。それでこそあなたの主張にも大義がにじみ出るようになるよ。

08. 2012年7月13日 11:50:10 : GzPrksN28k
小沢新党は、小沢さんが菅さんとの党首選の時に演説した「私には夢がある・・」
という、聞く人を感動させた、日本の里山を守りながら働く農家の人たち、町で働く人たちが不安のない楽しい生活をおくれるような国の姿、そのための政策、政策を実行するための方法、があります。階猛議員が抜けても困ることはないとおもいますが。小沢さん自身の政策をつらぬいてください。


子供手当てにしても、小沢さんが選挙のために全国を回っている時に感じた、子供はお母さんの側に居る時が一番幸せに見える、と言う気持ちからでたことだとおもいます。2万6千円ぐらいあったら子供3人も居れば、母親が事務やアルバイトで働くよりも、家に居て子供を育てる気になるかもしれない、ニートの若者がその補填で働く事ができるかもしれない、と。自民党の女性議員も、子供は母親が育てる方が良い、と言う意見があります、が子供手当てはバラマキだ、ただバラマキだとしか言いません。1万円ぐらいで、家に戻れるとは思えません。 私個人の意見ですが、すべての家庭に一人2万6千円は多すぎます。年所得1千万までの家庭は2万円、2千万までの家庭は1万円、それ以上はなくてもいいと思います、日本国籍のない家庭も半額で、いずれも子供手当ては5子までとしたらどうでしょうか。お金で子供の数を決めるな、と言われそうですが、何人でもということになれば悪いことを企む人がいるかもしれません。また人口があまり多くなると日本の美しい里山もこわされてしまいそうです。肝心の経費はどこから、と言われますと藤井氏や小沢さんが政権交代の時に言っていましたように、予算を組み替えることを実行することでしょう。一律2万6千円よりだいぶ縮小されるでしょう。


09. 2012年7月13日 11:54:49 : FtPlHuFdRo
郷原氏も、所詮官僚でしたね。

郷原氏の言う所の、
「官僚が「政策」のプロであり、合理的で緻密な政策立案とそのための立法作業を行う」
という価値観は官僚国家そのものの価値観だ。
それに対して、
「主権者たる国民が選んだ政治家が立法作業を行う」
という当たり前の民主主義国家をめざそうとしたのが政権交代だった。
そしてその先頭に立っていたのが小沢氏だった。
だからこそ、官僚国家の番犬たる検察が事件をでっち上げてまで小沢氏を潰そうとした。
そして官僚国家の広報たるマスコミが検察の援護射撃をした。

仙谷他のいわゆる反小沢グループは、政権交代前から官僚組織による小沢潰しに加担していた。
それを考えると、
彼らが「政策」中心の政治を指向してきた政治家ではなかった事は明白だろう。
にもかかわらず、郷原氏にはそれがわからない。

反小沢の民主執行部がマニフェストの政策を実行できなかったのは、
小沢グループとの「政争」に明け暮れたためではなく、
もとから官僚組織と戦う気など無かったからと言うべきだろう。


10. enkaisyu 2012年7月13日 12:35:15 : NbMspEv5mL66E : D1QrKSb4MU

小沢一郎の最終目標は官僚主導から政治主導への転換で有り 
転換するには政権を担当出来る政党でなければならない
民主党の仙石みたいな官僚と組みする輩がいては
小沢氏の本懐は成し遂げられない

民主、自民、公明と対抗するには「政策」中心の政治家だった階猛議員が必要と
郷原氏は言うが、政策も大事な要素だがその前に最終目標の理念が先に
有ると思うがどうだろうか、

小沢氏はその理念を持って民主党に愛想を尽かし仲間と一緒 
離党し政権奪取の為に新党を立ち遂げた 
離党時の一人は数倍の価値が有る大事な時に
離党を提示しながら離党を拒んだ階氏の行動で
小沢氏がメディアに大きなダメージを受けたのも事実だ、
小沢氏に戻りたいのなら郷原氏等に頼らず正々堂々と許しを請うべきだろう
階氏の知るように小沢氏は大きな器の男だ、喜んで迎えてくれるだろう


11. 2012年7月13日 12:39:45 : AegQ4cduAE
郷原氏は、検察司法エンジニアとして有能であるとの評価はするが、
小沢さん、あるいは政治家の政策能力の云々は・・・うのぼれすぎでは。
ましてや、階議員に政策能力があり云々は・・地元選挙区でそのような評判
聞いたこと無いのですが?
地元県会議員、市議会議員、民間財界等の人材は豊富ですから
特別、階議員以外でも人材はおりますのでご心配無用です。
弁護士の事務や、検察官僚の悪行は今や市民の信用は無いような気配ですが?。

選挙で議員になれたのは、知事の選挙区、組織の支援の有ればの当選ですが・・
郷原氏の評価は法律士、階への同業者としての感情ではありませんか?

当方は、小沢さんを政策力、政治力、人間性も全く高いと評価してます。
政治家、本来クリエイター(総合的に社会を把握し、一つの形を構築、創作できる才能)で、アーキテクトとアナーキストの両面の能力
(デザイナーと呼んでもいいかも)、才覚を持つ政治家が小沢さんなんです。

郷原氏は司法検察のdrawerでは有能何でしょう?。
一方、階議員は、小沢さんに教育の機会を与えられた一介の1年生議員です。
郷原氏の買いかぶりは、単に総務省で原口ラグビーボール議員の下で
おいしい総務省顧問での仕事仲間として評価と、郷原氏の議員人育成確保での
サポートだろうと見てます。

階の議員評価は「選挙民が今回行動を精査し、民意で決めますから、
多分困難なことになるのでは?。どうぞ郷原氏も階氏の現地選挙運動を支援されたらいかがでしょうか?。


12. 2012年7月13日 13:18:31 : KHENY1eEZ6
まだ、こんな官僚の用意したガス抜きの文章貼り付けてるのか。

13. 2012年7月13日 13:41:37 : ZT9Ac3eKlk
官僚が「政策」のプロという認識が、この国の最大の「間違い」ではないのか?


官僚はただの公務員。
単に○○省という職場に就職しただけの人です。
誰からも選ばれてないし、託されてもいない。
誰の代表でもない。


大事な税金の使い道を任せても、私物化、無駄遣い放題で、
足りなければ安易に国民名義の借金に頼るのが関の山。

何しろこの国の公務員は、一切責任をとらなくていいのだから。


責任を取らない者がなんで政策に関わるのでしょう?
何で税金の使い道を決めるのでしょう?


官僚に求めるのは、政策を作る能力などではなく、政治家が決めた事を黙々とこなす、忠実なロボットである事でしょう。


政策のプロにお任せし続けた結果が原発54基、借金1000兆とは。


14. 2012年7月13日 13:51:20 : 52vR2j5s7g
郷原さんが小沢さん裁判への不信のきっかけを作ってくれたことは本当に感謝です。郷原さんの力が無かったらどのような転回になっていたかわかりません。デモこの投稿はうなずけるものだはありません。コメント欄に散見されるほとんどの意見と同じです。小沢さんはもともと「政策の人」と主婦業の私でも支持できる政治家と思いますが?階さんについては選挙民が判断すればいい。小沢さんの無理をしない姿勢も好感です。

15. 2012年7月13日 13:56:37 : GzPrksN28k
 08です。
子供手当てのことなど書く場所が間違っていました、すみません。

しかし、郷原信郎氏には感謝しています。
小沢氏の本を何冊か読み小沢さんは法律に反する事をする人ではないと思っていても、検察が捜査を始め、日本中が疑惑を深める中心配でした。郷原氏だけが、テレビで、「阿修羅」で、小沢氏は間違っていない事をずっと言い続けて下さいました。それで小沢さんを安心して応援する事ができました。(と言っても自分の中だけです、周りの人はおざわさんのことをまだ誤解しています。)

それにしても小沢さんの様に、何を言われても反論しないで耐え忍んで居ると判り にくく、”男は黙ってサッポロビール”の時代を懐かしむ気持ち、相手を慮る気持ちはなくなったようですね、橋下さんのように、悪口を言われたら、意岳高に反論する人のほうが判りやすく人気がある時代になりました。でも、政治家としてどちらが国家、国民の事を考えるかと言えばもちろん前者です。後者は自分の評価の方が気になる人です。
またナショナリストがもてはやされる時代になりました。私もそうでした、尊敬している藤原正彦氏の「祖国より国語」という本の中で、ナショナリズムより祖国愛のほうが良いというのがよくわかりませんでしたが、今はわかります。


16. 2012年7月13日 14:01:21 : isiEx6ML4g
この投稿文章の執筆者は本当に郷原氏なのか。あまりにレベルの低い内容に驚いた。

官僚は政策集団ではない。政策を立てるのは政治家であり、官僚はそれを最も効果的に実現する道筋をたてる行政集団である。政治家が政策を決める上で資料を集めこれまでの経緯を説明することは役人もするであろう。しかし、責任を取り指示するのは政治家でなければならない。

これまでの政治家は責任回避ばかりしてきたので官僚が決め、そして責任はうやむやになってきた。役人は選挙で選ばれることもなく、いつしかしたい放題になってしまったのだ。

小沢さんは、責任は政治家が取る、だから役人は指示通り動けと言っているだけだ。政治家がどんなに無能でも役人は言われた通りにやる。それがダメなら政治家を選挙で落とす。こうして国民にチェックが入れられる。

自分たちを優秀な政策集団と思うなら、郷原氏は民主主義のルールを理解していない。戦後の日本の民主主義は民主主義の猿芝居だった。その歴史的視点をはずしては小沢氏の動きは理解できない。

もうすぐ、孫崎さんの「戦後政治の正体」が発刊される。郷原氏にも一読をお勧めする。


17. 2012年7月13日 14:11:04 : KHENY1eEZ6
読む価値がないと思ったが面白いこと書いてあったじゃありませんか。
官僚が政策のプロ?
冗談じゃありませんよ。政争のプロの間違いでしょ。
郷原氏がいた検察に目を向けてみましょう。小沢を起訴するために検察審査会の仕組みを利用した。法務大臣の指揮権を発動させないよう内閣を改造させた。現場派で改革派(笑)の検事総長に替えてインチキ報告書出しても不起訴。
可視化はやる気ありませんの一点張り。
政策の匂いがしないよね。
経産省は?電気が足りてるのに原発再稼働。
財務省は?税収が減るけど増税。借金がやばいはずなのにその税収はバラマキのために使う事が決定してるとか。
官僚は常に政争に長けているが国民どころか国家の枠で考えても政策らしいものは見当たらない。

18. 2012年7月13日 14:46:58 : rwSKXZTEq6
> 「政策」と「政争」の関係

具体的には、郷原信郎氏は次のように言いたいのだろう。

小沢一郎の場合は、「政策」は「韓国・北朝鮮国民の生活が第一」であるが、これでは選挙で負けてしまう。
いくら立派な「政策」を掲げていても、「政争」による権力奪取がなければ「絵に描いた餅」である。

それで、選挙に勝つために国民を騙す「政争」として、「国民の生活が第一」を掲げる。
「国民の生活が第一」と言えば、多くの国民が騙されて小沢新党へ投票し、「政争」による権力奪取に成功するだろう。

そもそも、「政争」による権力の奪取は、何らかの「政策」「韓国・北朝鮮国民の生活が第一」の実現という目的があって初めて正当化される。それがなければ、単なる権力欲実現のための「闘争」に過ぎないということになる。

「政策」と「政争」の複雑で微妙な関係は、既存の政治、社会システムの改革をめざす政治活動における永遠のジレンマだと言えよう。


19. 2012年7月13日 14:58:27 : IfbE364jHs
この文章を郷原さんが書いたとしたら、今後は政治評論の世界には踏み込まない方が賢明でしょう。やはり弁護士の思考の限界を感じます。仙谷、枝野、江田、橋下、階、郷原。と子供の頃から点取り虫で、六法全書を丸暗記して、曖昧な法律の中だけで思考して相手を論破(詭弁でもOK)するだけの能力をIQが高く優秀だと勘違いして、弁護士資格に合格した時点で先生と呼ばれてきた思い上がりエリ−トを政治家にしてはいけません。弁護士に政治能力は皆無です。ましてや、弁護士に創造的な政策など作れるはずがありません。

20. 2012年7月13日 15:49:12 : RCndxEZ00E

小沢さんは司法試験に落ちたからねwww

21. 2012年7月13日 17:23:16 : l8zDSd3FQI

>>20  RCndxEZ00E

ここはお前のような明らかな低脳が来るべきところではない。

参考
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/863.html#c2


22. 2012年7月13日 17:28:24 : X3KuYBbemw

階議員がなぜ指弾され、糾弾されるのか。 それは離党しなかったせいではない。
例えば、同じく離党しなかった山田元農相には、特段批判めいた言葉はない。

みんなは山田元農相が愛国者で、彼の政治観が国民の生活が第一だと知っているからだろう。
しかし、階議員の政治活動では、小沢氏の側近だったのに、今までに支持者が
納得する成果を示せなかった。

階議員が愛国者で国民の生活が第一の政治家である事を、民主党のなかに残り、
今後どのように国民に見せるのか。

今では階議員の政治家としての能力に疑問をもっている支持者が多くなっている。

ぜひその濡れ衣を晴らしてもらい、国民の生活が第一の政治を実現して欲しい。



23. 2012年7月13日 17:40:00 : hbjChdORms
郷原さんに5段階評価の通信簿つけるとしたら、「法律」は「5」でも、「政治」はどんなにオマケしても「2」だね。
大学生のレポート・レベルか、高校生の夏休み自由研究レベル。

たまたまこの直前のスレで田中良紹さんの「国会探検」が貼られているが
その以下の一節の特に後半部分など、郷原さんにはよく味わって読み、学んで欲しいものだ。

引用開始──

日本では「政局よりも政策」と真面目に言う人がいる。そんな事を言う民主主義国が世界にあるだろうかといつも不思議になる。民主主義とは「政策と政局が常に一体のもの」だからである。「政局よりも政策」と言うのは官僚主義、全体主義、社会主義国家で民主主義とは異なる。

 民主主義国家で政策を決めるのは国民である。国民は政策で賛同する議員や政党に投票し、国政の場で権力闘争をしてもらう。票が1票足りなくとも政策は実現されない。権力闘争に勝った政策だけが実現する。そのため国民は自分と同じ考えの議員や政党に票と金を与えて権力闘争に勝つよう支える。これが民主主義の原理である。

ところが日本では官僚の下僕に成り下がった政治家が「政局よりも政策」などとバカな事を言い、官僚に政策を丸投げして、官僚機構に媚を売る。すると官僚機構がその議員の選挙と金の面倒を見てくれる。これが政治家にとって最も楽な生き方である。

 しかし政治家が官僚機構を無視して自前で政策を作ろうとすると大変な事になる。明治以来、そうした政治家は「金権政治家」のレッテルを貼られ、暗殺されるか検察に逮捕されるのがこの国の歴史であった。
──引用終わり


24. 2012年7月13日 19:02:28 : RsreIIQ23Y
郷原氏や江川氏は小沢嫌いでも
法の公平の適用について
小沢さんは冤罪であり
無罪であると主張していることが
大事である
民主主義の国家であるためには
法律は公正公平に運用されなかればならない
その意味で法務大臣は歴代
個別の事案についてコメントしないのだ
その建前が嘘だとばれたときが
小沢冤罪事件であるかもしれない
そのような疑義がある以上
支持不支持の枠を超えて発言している
これこそ主権在民のための肝である
別に郷原さんが小沢さんを支持してなくても
良いではないか



25. 2012年7月13日 19:52:45 : 2bnMLHyeZ2
04氏に賛成、16,23氏を支持する。
 テレビを見ていると、政策が善くて政争(政局と同意語か)が悪いように思ってしまう。しかし、政策と政争とは一体で、「政争に勝って初めて政策を行うことが出来る」ことからすると、NHK島田相手に小沢一郎が言っているように「政策を実現する前に政局がある」のは納得できる。また、政策を立てるのは国民の声を代表する政治家であり、官僚はそれを補佐する行政機関にすぎないとも言っている。そのことを郷原氏も分かっているようだが、論点がずれてきた。郷原氏はそのズレに気がつくまい。
 小沢氏には政策がないと、ほとんどの人が利いた風な口をきく。(郷原氏も言っている。)政争に勝つためには国民の支持を得ることが大事なわけで、そのためには当然政策を表明しなければならない。小沢氏は何も言っていないか。何も言わずに支持してくれとだけ言っているのか。私にはよくわかる。長々とは書けないので一言でいえば、「国民の生活が第一」。政策がないと言っている人たちには分からないのである。                                                                      

26. 日高見連邦共和国 2012年7月13日 20:35:19 : ZtjAE5Qu8buIw : np1eC180Aw
>>18 ID=rwSKXZTEq6

貴殿、随分“酸っぱ臭い”から、ちゃんと風呂入って歯磨いてから“再コメント”なさい。

貴殿、そのコメントで“何か意味のある事言ってるつもり”なん???


27. 2012年7月13日 20:38:59 : 8nD6XMFW6M
小沢さんは、政局の人、選挙の人、
というように、マスコミが刷り込んでいるけど、
本当は、かなりの政策通、政策の人だ。

誰か小沢さんに近い議員が言っていたが
「個別の細かい政策は別として、
トータルの政策、政治に関して
小沢さんに太刀打ちできる人はいない」
と、、、。

それには、信念、見識、そして
敵を猛攻を恐れない勇気と、それに耐えられる
忍耐力が必要だ。

たしかに、個別の政策では、しなさんのような
人も必要だろう。

しかし、それを埋める人はいくらでもいる。

それが、国会議員でなくてもいいし、
これだと思える一般人の人に、じっくり話を
聞けばいいだけのこと。

郷原さんは、いつも肝心なところで、
ピントがずれている。

それより、政治家としての行動力のが、
はるかに必要だ。

それに、散々自由党、民主党など
特に野党時代に政策をみっちりと、
積み上げてきている。

どこかの馬鹿政党のように、野党時代に
政権を取り戻す策略ばかり考えるのではなく、
小沢さんのまわりも、野党時代にもやるべきことを、
みっちりとやってきているの現実ではなかろうか。


28. 2012年7月13日 21:09:20 : odJEEh6Pq2
小沢氏は、政争の人では断じてない。民主政治を具現するという政治理念にのみ基づいて行動する真の政治家である。民主主義理念を破壊した野田とは、行動をともにできないのは明らかである。政策以前の問題である。

郷原氏は、恐らくそのことにも当然気がついているはずであるが、階氏を庇い為に、弁護士特有の詭弁を弄しているだけであろう。あまりいただけません。


29. 2012年7月13日 22:07:03 : N2lVoYK5nk
>>>06、07、24様、阿修羅では出色のコメント納得、略同意です。
武士の情と言うこともあり、100%を求めるのは酷というもの。
郷原氏の勇気ある行動がなければ小沢氏の新党結成も無かっただろう。

30. 2012年7月13日 22:59:19 : 3hsSmppH4I
24> 同意します。

法律家として、理不尽な事は、理不尽とはっきり言ってくれる人が
少ない中、郷原氏、江川女史。 貴重な存在だと思う。

別に小沢支持しなくても、いいんじゃないかな?


31. 2012年7月14日 12:41:46 : 15T8opxwPk
24、30様>同意します

でも・・・・・・
昔、雪山で捻挫して困ってる時
スキーテクニック抜群のいけてる男子が助けてくれて、
キャ〜キャ〜て感じで、
その後、街で会った時
メッチャダサい昔のファションで、
すーと熱が冷めたのを思い出したけど😔
その時友人に言わせたら、教えてあげたら〜って言われたけど(^^;;
プライド高い人ってやりにくいんよね〜
でも、いい人だったけど(^ ^)


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