オスプレイ延期求めず＝人事案報道「誠に遺憾」−野田首相＜時事ドットコム＞
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012072400579

　野田佳彦首相は２４日午後の参院予算委員会で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイの米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）への配備計画について「米軍の重要な装備変更に該当せず、（日米安全保障条約に基づく）事前協議の対象ではないというのが共通理解になっている」と述べ、配備計画の延期を求めない考えを強調した。社民党の山内徳信氏への答弁。

　首相は「米国に事故調査をしっかりやってもらい、わが国も主体的に安全性を確認する。それがなければ日本での飛行運用はしないことは、日米間で合意している」と、配備に理解を求めた。

　一方、首相は、社会保障と税の一体改革関連法案の今国会成立に「政治生命を懸ける」とした自らの発言に関し、「単なる精神論ではない。その時々の身の処し方は重たい決意の中で対応する」と語った。みんなの党の江口克彦氏への答弁。

　原子力規制委員会の国会同意人事案が事前に報道され、政府が国会への提示を見送ったことについては「大事な人選が、情報管理が十分できずに事前に報道されたことは誠に遺憾だ」と述べた。自民党の山崎力氏の質問に答えた。　

　首相は「国会で政府の案にご理解を頂けるよう働き掛けをしたい」と強調。山崎氏は藤村修官房長官の引責辞任を求めたが、首相は応ぜず、「なぜ情報管理できなかったのかを含め、よく調べたい」と語った。（2012/07/24-20:15）

コメント
01. 2012年7月24日 22:35:50 : bvaI0lv90E 軍事用輸送機なら性能その他詳細は軍事機密。 公表されている性能数値が本当の数値とは思えない。 戦死を前提とした兵士を敵の目をかいくぐる無理な環境で運搬する輸送機。 事故調査結果だって本当の原因は軍事機密になるのが自然。 日本側で何か分かると思うのは幻想。 原発と同じ安全神話だな。

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