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１万人を超えるデモ。
「怒れない市民」の日本人が、ここまで人を集めて、抗議集会ができたことは、
昨今では珍しいことだ。
だが、納得できないのである。
そこまで人が集まって、反原発を訴えたことはいいだろう。
でも、なぜ、それと同時に、
「反消費税」「反ＴＰＰ」もいっしょにやってくれなかったのか。
私は、それが残念でしょうがない。
みなさん、私は、それがとても残念で残念でならない。
「消費税増税」は、とくに低所得者が大きな負担を受ける。
「ＴＰＰ」は、農家の人たちと、やはりこれも低所得者が大きな被害を受ける。
ＴＰＰで、一番被害を受けるのは、「農業」と「医療」と「金融」だからだ。
ＴＰＰが締結されたら、日本の農業は破壊されて、１万人どころか、
それによって、３００万人以上の失業者が出る。
また、ＴＰＰ締結によって、日本の皆保険は破壊される。
貧乏人はろくな医療を受けられなくなる。
こんな大事なことを、デモに集まった人たちは、
なぜ反対してくれなかった。
私は、それが残念で残念でしょうがない、、
とても残念です。
なぜ、彼らは「反原発」だけを訴え、
消費税増税やＴＰＰを反対しなかったのか。
答えは出てるんです。
それは、「反原発」というのは「中流階級的発想」だからです。
戦争と原発問題というのは、「平等」なんです。
戦争と原発問題は、
貧乏人だけじゃなく、中・上流階級にも被害が及ぶ。
だから、平等なんです。
だから、１万人も集まった。
貧乏人だけじゃなく、中・上流階級にも被害が及ぶから、
１万人も集まった。
そして、残念なことに、
その集まった１万人の中の多くが、
消費税問題やＴＰＰ問題に関しては、どうでもいいと思っている。
だからこそ、原発反対と同時に、消費税増税の反対とＴＰＰ問題に反対する運動を行わなかった。
そういうことなんですよ。
私は、こういった人たちを、「エセ左翼」と呼んでいる。
ほんとの左翼なら、貧乏人や弱者を助ける行動を起こす。
でも、彼らはそうじゃない。
戦争や原発問題といった、みなが平等に被害を受けることに関して、
「自分に」また「自分の家族に」も、被害が及ぶ問題に関してだけ、「左翼」になるのだ。
貧困問題、格差問題に関しては、まったくといっていいほど無関心なのだ。
こういった人たちを、エセ左翼と言わずに、なんと言うのだ。
とくに朝日新聞なんですよ。
この「エセ左翼」の類の大元は。
戦争と原発に関しては、反対する。
でも、貧困問題に関しては、積極的に放置する。
朝日新聞の社員は、ほとんどこの類のエセ左翼だが、
私が一番憎んでるエセ左翼は、朱筆の若宮啓文である。
昔から朝日で活躍（？）している超弩級のエセ左翼である。
戦争問題に関しては極左レベルだが、
消費税増税に関しては、「増税しろ 増税しろ」の一点張りである。
とても許せない男だ。
エセ左翼の朝日新聞を、エセ左翼が購読する。
日本の将来は、今も未来も暗い。
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