平成22年9月、吉田弁護士への「交通費」と「手当て」（審査補助員・補充員は　日当）支給は2回分だけとなっている。

　一回分は9月28日であり、あとは9月14日の議決日。だすると9月6日は弁護士が会　議に出頭していないことになる。新聞では斎藤検事が9月のはじめに出席とある　が、かりに9月6日だとして、弁護士が立ち会わない会議で検事が事件について説　明するだろうか？かなり不自然である。　

この「7月17日」は「7月27日」の打ち間違い。請求日は7月27日。「その前に１回」というのは、審査員の請求から、「7月13日（初回）分」と思われる。>>8月：8月31日に960円請求しているので、出頭日は31日と、その前に2回　計3回

「その前に2回」は8月4日と24日。8月10日にも開催されているが、審査事件票によると、この日は「小沢案件以外」を審査したことになっており、吉田氏の旅費請求が8月に3回分しかないことと一応整合している。>>9月：9月28日に640円請求しているので、出頭日は28日と14日議決日　　計2回

9月28日の請求明細は【［黒マスク］9月14日出頭分】と14日の左側にマスキングがある。一市民T氏は9月28日分であり、9月6日分の旅費請求がない、との解釈をされているようだが、マスキングが9月14日の左側にあることからすると、9月6日分であり、請求した9月28日の交通費請求がない、とも解釈できる。9月28日は齋藤副部長が説明のために出頭したとされている日であり、その日を隠そうとして、随分と矛盾のある杜撰な文書開示（証拠捏造）が行われてしまったとも思える。

・7月の請求書は7/13と7/27（文中7/21は誤り）の2回の出席と考えれば審査員等の出席日と一致。

・8月の請求書は8/4、8/24と8/31の3回と考えれば一致。8/10があるがその日は別案件（２７番の審査と議決で小沢案件でない）では？という事であった。

・9月の請求書は9/14と9/28の2回で9/6には審査補助員が出席しなかったという事になる。

吉田審査補助員が審査会に出席したのは9/14まで計６回となるが、はたしてこれは9/6を忘れた単なる請求ミスなのかどうか？最高裁が開示した事件審査票には審査補助員延べ出頭数は「７」となっている。

参考：審査状況→http://wamoga.web.fc2.com/sinsa.pdf
参考：事件審査票→http://my-dream.air-nifty.com/siryou/files/2-sinsazikenhyou.pdf

吉田弁護士は9月28日、検察審査会へ出向いたが本来の審査補助員としての仕事をしていないから旅費の請求はしなかったという事でしょう。9月28日付けの審査事件票をみると25号（追番号29,30,31,32）と21号の審査をしていますがどれも審査補助員を付けていません。吉田弁護士が9/28に審査会に出向いたのは検察官とともに事後のアリバイ工作のためだけに行ったのだと思います。これはこれでまた、突っ込みどころが出来たと言えるでしょう。

それらの会計伝票(請求書、支出負担行為即支出決定決議書等)の原本は、会計検査員にあげることになっています。

今回会計検査院が出してきたそれらの開示文書は、会議開催日が(但し議決日は公表)がマスキングしてありました。何故かというとあらかじめ、最高裁にお伺いを立てて意見を求めているのです。

会計検査院は独立した機関と一応なっていますが、国の機関同士、同じ穴のムジナといえるでしょう。

10＝一市民Tさまコメントで
＞９月２８日の件ですが、
＞請求書は本人の印鑑を押印するわけですから、請求日＝出頭日（９月２８日）と＞考えるのが順当でしょう。
　
とあります。これは正しいと思います。
マニュアル【事務処理手順】には
「審査会議の日において、審査補助員が登頂したら、出勤簿及び旅費の請求書の記載と押印をしてもらう」

とあります。これまで入手した「請求書」の日付イコール会議出頭日とみなしていいと思います。

9月28日は小沢事件とは別の事件を審査しています。（審査事件票によると）
吉田弁護士はあくまでも小沢事件に係る案件でもって委嘱されたわけだから、別の事件の会議に出頭するのはへんです。しかもマニュアルには、審査会議以外の打ち合わせ等には、公金の支出はされないとしているので、「請求書」を作成した検察審査会事務局職員を公金の不当支出で刑事告発？
審査補助員（弁護士）には、公金の返還請求を求めるとか・・・、追及できないものでしょうか？

吉田弁護士は出頭日毎に請求書を提出せず、いつも月の審査最終日に一括請求しています。吉田弁護士は起訴相当議決が出た9/14に請求書を提出していません。議決書の作成・署名の仕事が残っていたからです。そのため9/28にその手続きに行ったと思います。しかし、議決メンバーが揃わなかった（？）ので、審査会長に判を貰って以前の出頭日の請求書のみ提出したのではないでしょうか？

9/28の請求書も9/14の左側がマスキングされているのでそれより早い日9/6と考えるのが自然です。

＞「審査会議の日において、審査補助員が登頂したら、出勤簿及び旅費の請求書の記載と押印をしてもらう」

話は逸れますが、審査員がハンコを持ち歩いていれば中には審査会議当日に忘れてくる人も出てくるでしょう。　私が事務局ならば、ハンコを任期中は預からせてもらう方法を取ります。　これなら当日忘れて旅費請求書を出せない事態を回避できます。　そのためには安い三文判を用意させます。

誰かが見た事務局の卓上のハンコの束（三文判）とは、それだったのかもしれません。　特に審査会長の個人印はかなりの頻度で使用するので、常に事務局にあるほうが安心できます。　であれば審査補助員が「出し忘れて後の日に届けた」ということはせずとも、いつでも請求書提出日が出頭日に合わせることは可能です。　どうせ支出負担行為は月末締め切りなのでしょうから。

ということは、吉田審査補助員は９月２８日に公務で出頭しているということになり、吉田審査補助員は第５検察審査会の専任ではなく小沢氏案件のみの起用ですから、２８日は「小沢氏案件の審査をしている」以外に公務で審査会に出向くことはありえません。

１４日の議決後に何の用事で出向いたのでしょう？　議決書作成の途中打ち合わせでしょうか？　議決は終わっているから「審査員との打ち合わせは審査に含めなかった」のでしょうか？　一応「審査員との打ち合わせ」なので旅費対象の公務としてはカウントしても。

しかし「議決書作成の途中打ち合わせ」などとは前代未聞な話で、ほかにも斉藤検察官がこの日に出向いたという情報もあるようだし、「検察官の説明」はこの日に行なわれたとみるのが妥当ではないでしょうか？

ところで１０月４日は審査補助員は出頭しているのだろうか？　議決書に署名を貰った日だから当然出ていなければならない。　しかしそうすると出頭回数は「７回」ではなく「８回」になってしまわないか？

＞吉田弁護士は出頭日毎に請求書を提出せず、いつも月の審査最終日に一括請求しています。
これには私も同意見です。　その月の最終審査日に一括請求していた模様です。

＞吉田弁護士は起訴相当議決が出た9/14に請求書を提出していません。
９月の最終審査日のはずの１４日に請求書を出さなかったということは、「そのあと」があると考えていたのでしょう。　しかし審査補助員が「その月の最終審査日を読み間違える」などということが起こりえるものでしょうか？

次回の開催日は毎回検察審査会の最後に決められるのでしょうから、そこで「もう９月中はない」と分かるはずです。　それをミスったということは、１４日に審査補助員がいなかったか、あるいは本当に２８日に自分が呼ばれると確信していたかのどちらかです。

平成22年の第一回目の審査補助員は米澤弁護士、彼の「請求書」は3/23、3/30、4/6、4/13、4/20、4/27の6回分とも、毎回380円ずつ請求となっています。

とすると、第二回目の吉田弁護士の場合は何故二日分とか三日分とかまとめて請求しているのでしょうか？不自然ですし、マニュアル違反です、

３１カッサンドラさま、

＞１４日の議決後に何の用事で出向いたのでしょう？　議決書作成の途中打ち合わ＞せでしょうか？　議決は終わっているから「審査員との打ち合わせは審査に含め＜なかった」のでしょうか？　一応「審査員との打ち合わせ」なので旅費対象の公＞務としてはカウントしても。

とあります。しかしマニュアルには、審査会議ではなく、打ち合わせ等には公金の支出はされない・・・と明記してあります。したがって小沢案件ではない会議開催日に吉田弁護士が出頭したとした？あるいは他の用事か知りませんが、「請求書」を作成したことは問題があります。（意図的にやったとしか思えません）
・事務局職員（傳田みのり事務局長、金子係長）
・検察審査会長（氏名不詳）
・吉田弁護士

らに対し何らかの追及が必要かと思われます、本来なら国会で追及していただきたいのですが、政局がガタついていますので、さてどうなることやら。

9/14の審査終了時に次回は9/28と決まり議決書の審議と署名をする段取りになっていたと思われます。それで9/28の審査会に吉田弁護士が出頭したところ決議した審査メンバーが揃わなかったため審査補助員としての仕事が出来なかったということです（9/28の出欠資料がないので想像ですが）。

9/28の出欠表でそれが確認出来れば２つの資料の矛盾点はないと思います。

まとめて請求している点ですが吉田弁護士の印鑑は大きな角印になっており個人の認め印ではないと思われます。そのため、あまり社外には持ち出したくなかったのではないでしょうか。

　　「『強制起訴した』と早く発表しろ！」

検事の説明もまだなのに、こんな強引な指示がきて、大あわてで議決書を作ることになり、9月28日に斎藤副部長に来て貰う。吉田弁護士が議決書草案を作成するが、その中身は「田代捏造報告書」のほぼ丸写し。

　　「発表する目処がたちました」と報告したときに、

　　「わかってるだろうな、議決日は9月14日だぞ！」と無茶を言われた。

　　「そりゃいくらなんでも無茶です。」

　　「それをなんとかするのがお前らのシゴトだろう。どうせそんなこと、誰も調べない。新聞に、ちゃんと辻褄が合うように記事書かせとけばいい」

･････冗談半分で、こんな会話があったのではないかと妄想するが、これがなかなか真実味がある、ような気もします。

9月28日の旅費請求のはずだ、という一市民Tさん、hanakoさんらの見解に反論するつもりはありません。私がコメント08で、「マスキングが9月14日の左側にあることからすると、9月6日分であり、請求した9月28日の交通費請求がない、とも解釈できる」と書いたのは、『あちら側が、そのように受け止めさせたいと考えたのだろう』という意味です。

吉田弁護士の9月の出頭2回は、【9月6日or7日、審査補助員に決まったとき】と【9月28日、斎藤副部長と議決書について相談したとき】の2回なのかもしれません。

だとすると7月8月分はまったくの捏造。充分あり得ますし、9月8日の報道の内容と背景を思うと、そう考えた方が妥当なように思えます。

それはそうと、どなたか吉田弁護士の「交通費」ではなく「日当」に関する文書を開示させた方はおられます？

吉田弁護士の手当支給額は、7月分は63,200円 8月分は94,800円 9月分は63,200円
10月分は31,600円
となっています。

回答ありがとうございました。
これは、前半は規程から、後半は支出書類から、という理解で宜しいでしょうか？

9月分が63200円ということから考えると、9月 6日手当31600円と9月14日手当31600円ということになり、「9月28日は出頭していないので手当も旅費もない」という形を作りたかったとしか考えられませんね。

9月28日に開催されたことは（吉田氏出頭の情報を別にしても）審査員の旅費請求書から明らかです。そして9月28日に審査された追番号29〜33の審査事件票（小沢案件以外）には審査補助員が出頭した記録がありません。

同様に小沢案件以外を審査したとされる8月10日（追番号27）に関しても補助弁護士は出頭していませんし、吉田弁護士の旅費請求もありません。（手当も3回分しかでていませんね）

やはり、

　【斎藤副部長の9月28日出頭を隠すこと】

　【審査補助員が決まったのが9月上旬であることを隠すこと】

を考え、開示請求された書類を『捏造』したが【辻褄を併せきれなくなった】ということでしょうね。

いま、あらためて開示資料を見直していて、ふと思ったのですが、

東京第五検察審査会は
【7/13（26決）、8/4（27-1）、8/10（27決）、8/31（28決）と9/28（29-32）】
しか、開催していないのではないでしょうか。

つまり、小沢案件以外を審査する会議は（身内みたいなメンバーで？）開催されたが、小沢案件のみを審査する会議（7/31､8/24､9/6､9/14）は【開催されていない】のではないか･････。

私は、検察審査会問題に最も詳しく、現場（事務局）に足繁く通われた一市民Ｔさんが「検察審査会は開催されていない。」と強く主張されてきたことに対して敬意を抱きつつも、「それでも、ここまで具体的な書類が開示されているのだから、まったく幽霊・開催されていないことは考えられない」と思ってきましたが、ここに来て、私の思考も一致点を見いだしてきたように思います。

すくなくとも9月14日は、検察審査会は開催されていないのではないか。
9月14日開催を示す証拠（開示文書）は、すべて捏造ではないか。

もう少し、この線で資料を見直し、考えてみます。

10月4日、東京地裁に掲示されたのは『議決書要旨』、マスコミが挙って報道したのも『議決書要旨（全文）』だったりした。

11名の検察審査員らが署名した「正式の」議決書は、誰も見ていない。

10月4日午前10時過ぎに集まり議決書に署名した、とされているが、参会したのは「昼過ぎ」。ということは、署名された議決書は正午ごろ「地裁に送付（実際は手渡し）」されたのだと思われる。

『A4サイズの議決要旨7枚を東京地裁の脇にある掲示板に張りだしたのは午後3時45分過ぎ』（10月5日の朝日新聞）

「議決書要旨」と言っても「原本」との違いは、おそらく掲示用に署名部分を外したくらいで、本文を要約などしていないだろう。

東京地裁が「原本の送付」を書類（紙）で受けてから、3時間ほども掛けて原本をわざわざパソコンで打ち直した、などということはあるまい。OCRというのもないではないが、おそらくは原本と同時に「デジタル・データ」で受け取ったのだろう。署名をもデジタル化したpdfなどではなく、署名する前の状態のテキストデータ（ワードとか一太郎とか）。

それなら、体裁だけ確認してプリントアウトすれば「議決書要旨」はすぐできる。

しかし「署名のある原本」が本当に存在することを誰が証明するのか。受け取った裁判所と署名した検察審査員（と立ち会った検察審査会事務局）だけにしか分からないではないか。

検察審査員が署名した議決書原本が存在しないなら、検察審査会事務官と東京地裁の事務局だけだ。どちらも最高裁事務総局直属部署。

議決書要旨は捏造報告書を吉田弁護士が丸写し。署名などなくても、どうせ提出先は身内だし、掲示するのは「要旨」の方だけ。原本の署名部分なんて、誰が開示請求したって絶対に出しっこない。

こんな "危ない" 秘密は、知っている人間が多くなるほど危険だ。

斎藤副部長の話を聞いたのは、東京第六検察審査会のメンバーだったのかもしれない。「万一、起訴議決する場合は検察官の説明があります。今日はたまたま検事さんが来ていて時間があるので、参考までにどんな説明か聞いてみて下さい」てな具合に。（それなら斎藤氏談の「反応がなかった」も頷けるではないか）

深夜の妄想を、自分の投稿ではなく、こんなところに書いてしまいました。
一市民Tさま、ここをお読みになる皆様、妙な妄想を書き込んで失礼しました。

私も同感です。会議開催日をなぜマスキングしなければならないのか？

検察審査会が不正をしているからです。

不正がバレるのを怖れ必要以上に、 広範囲に不開示にしているってとこですね。

＞11名の検察審査員らが署名した「正式の」議決書は、誰も見ていない。
というか今だかつて「正式の議決書」を国民は見ていない。　常に議決書「要旨」のほうだけだった。　ほかに正式の議決書の写しを見ているのは、「当該検察官を指揮監督する検事正」つまり検察と「検察官適格審査会」つまり適格審査員だけである。

検察審査会法：第40条　検察審査会は、審査の結果議決をしたときは、理由を附した議決書を作成し、その謄本を当該検察官を指揮監督する検事正及び検察官適格審査会に送付し・・・

＞「議決書要旨」と言っても「原本」との違いは、おそらく掲示用に署名部分を外したくらいで、本文を要約などしていないだろう。
あまりに要約すると書き手の意思が混入する。　何を書いて何を書かないかが、書き手の判断によるからだ。　だから責任回避の意味からも「本文を要約などしていないだろう」には賛成。

＞しかし「署名のある原本」が本当に存在することを誰が証明するのか。
検察審査会とその身内以外では、上述の二つがある。　だた今回は検察もグルだと仮定すれば送付されたかどうかは定かではない。　どうせ開示などに一切応じないのだから。

もう一方の検察官適格審査会のほうだが、ここには国会議員たちがいる。　森ゆうこ議員も当時（今もかな？）いたのだから、もし送付されなかったとしたら怒り心頭であったろう。　じっさい森議員は「私は審査員名を知っている」と言っていた。　ただ守秘義務により検察官適格審査会の外には漏らせないのだろう。

森議員が「署名のある原本」について追求していないことが、原本がある証しになっている。　「密かに審査員に接触してみたら？」とも思うのだが、それが暴露されればマスコミの格好の餌食になるからできないのだろう。

大阪都民Nです。
「森ゆうこ議員が検察官適格審査員委員として議決書謄本を見ている」であろうこと、その上で森さんは「私はすでに審査員の氏名を知っている」と発言されていたことを失念しておりました。

カッサンドラさんの投稿、再読させて戴きました。
http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/113.html

ご指摘に感謝します。

この２映画を観ると、如何にＴＰＰが米国大企業の利益誘導のもので、論外だということがよくわかります。
９９％の米国民もＮＡＦＴＡやＴＰＰに反対しているのです。
この情報がネットで拡がる事を期待しています。