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“政治主権のボール”は国民の手に戻る 入念に似非代理人の汚れを拭い、紐付きで渡してやろう (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/304.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 8 月 11 日 16:47:22: igsppGRN/E9PQ
 

“政治主権のボール”は国民の手に戻る 入念に似非代理人の汚れを拭い、紐付きで渡してやろう
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/acd15dda6fb08a357d8cc07440439de6
2012年08月11日 世相を斬る あいば達也


 取り敢えず「社会保障と税の一体改革」法案が、民自公3党の意味不明な合意で昨日成立した。そもそも、日本の財政赤字の公正公平な分析もないまま、財務省とマスメディアの既成事実化誘導に、政治が呑まれたと云う事だろう。 このような法案が通過してしまうこと自体が奇怪だが、これが民自公と云う既成政党の実態と云うことなのだろう。

 野田佳彦は、財務省にしてみれば“飛んで火にいる夏の虫”だったのだろう。財務省は当初、野田佳彦が政権与党民主党の代表になれる玉だとは思っていなかった。ところが、最も力のある小沢一郎は党員資格停止で動きは取れない。小沢に纏わる一連の捏造事件、法務検察と財務省が組織だって、全体のシナリオを描いたかどうかは、判然としない。ことの発端は、法務検察による小沢事件捏造だが、その一連のシナリオに初めから財務省が絡んでいたと云う陰謀論は壮大過ぎるような気がする。あくまで便乗なのだと思う。

 まぁその辺は、闇の中で歴史が事実を詳らかにするかどうかの問題である。ただ霞が関の縦割り行政は驚くほど明確なもので、同じ省庁でも“局”が異なるだけで、アンタッチャブルな掟があり、霞が関省庁全体を取り仕切る組織は存在しないと考えるのが妥当だ。陰謀論だと、そのような組織が存在する方が面白いが、フィクションの世界だろう。霞が関の各省庁は“阿吽の呼吸”と云うよりも政局や事象に“便乗”することで、省益を確保乃至は拡張しようすると解釈するのが妥当だ。

 おそらく、あの無能者の塊りのような政党(民主党)において、末席の閣僚にさえなれなかった男・野田佳彦と云う大酒のみ男に目をつけたのが財務省官僚と鳩山内閣の藤井裕久財務大臣だったのだろう。不遇の男には不遇になるだけの多くの欠点があるわけだが、疑惑だらけの政治家ほど御しやすい人間はいないわけである。財務官僚が藤井に依頼し、野田を無理やり財務省の副大臣に引き上げた時点から、この消費増税計画は始まったとみるべきだろう。1997年橋本政権によって3%から5%に引き上げられて以来のことだから、理屈抜きに財務省は消費税を上げるとが命題となっていた。

 消費税と云う投網集金機能は手も暇もかからずに増収になるので(実態が増収になるとは限らない)、実効性よりも消費増税と云う命題を解決することが、その時の財務官僚にとっての宿題のようなものであった。この様な経緯で財務副大臣のポストを得た野田佳彦は、藤井に感謝し、財務省にも感謝した。そもそもがアホな上に、大酒飲みで脇が甘い男が、実は権力志向が異様に強いことに気づき、入念に野田洗脳が財務省によって行われた。鳩山が潰され、菅内閣に変わった途端、あれよあれよと云う間に、財務大臣に就任した。

 もうこの時点で、野田洗脳は完結しており、後はどうやって神輿に祭り上げるかと云う勝負になった。ここで重要な役割を果たすのが仙谷由人だった。菅の辞任を契機に、野田祭り上げ計画は拍車がかかった。最も怖れている小沢一郎は党員資格停止で代表選自体に立候補出来ない。一時は前原グループは野田で纏まり、仙谷が財務省と事前のシナリオに着手した。しかし、前原が翻意、突然立候補を表明し、話は複雑になったようだが、小沢鳩山傀儡の海江田に過半数を取らせない財務省の知恵だったようである。

 鳩山の馬鹿が最悪の海江田を統一候補に祭り上げた事で、小沢・鳩山グループは戦意喪失、財務省の鹿野らの説得(恫喝)も功を奏し、めでたく仁徳なき無能松下政経塾出身の野田佳彦が政権与党民主党の代表におさまった。小泉政権時代に丸々2年間財務大臣の地位におり、消費税の引き上げは財源確保上、絶対必要論者になっており、2010年参議院選では政権公約として消費増税10%を掲げ、抱きついてきた俄か消費増税の菅直人の民主党を惨敗させた。つまり、財務の走狗として、野田の大先輩であり、野田以上の洗脳組であった。

 このように、財務省にとって消費税増税は千載一遇の機会を得たのである。アメリカがどの程度、この内政に関与していたか明確ではないが、IMF・世界銀行等からの、日本の財政の健全化の姿勢を強く支持するメッセージは、強く発信されていた。その意味では、アメリカの意を汲んだ総論忖度行政でもあるが、それ以上に霞が関官僚の組織強化と云う各論的権益確保と側面が強いのだろう。これで、シロアリの餌は充分恒久的に確保された。勝栄二郎財務次官も恒久に、財務省の名次官の冠を得たことになる。(後々、政治を操った最悪の官僚と呼ばせよう)勝次官は、今月早々にも退任する方向らしく、或る意味で“与野党政治家を丸ごと騙した名次官”と云う、官僚対政治家の関係性を明確し、“飛ぶ鳥がタップリ糞を残していった”と言えるのだろう。

 まぁ此処から先、霞が関は支配を一時的に解くので、民主・自民は心おきなく政争に明け暮れなさい、と云う按配。どこまで霞が関に愚弄されれば、真の怒りを持つのか判らんが、もう国民が彼らの代理人として、負託を受けた政策は行わず、負託を受けていない政策、“これが国益だ”等と言い募る政治を許しておくのか。それこそが民主主義における、国政選挙の意味である。反原発集会の動きは治まることもなく、先週末も行われていた。このような動きには、単に反原発だけの怒りで市民が集まっていると云う考えは表層的。参加している人々の心の怒りには、それ以外の諸々の政治家への“不信”が共存していると考えるのが妥当だ。

 財務省と云うアジテータ兼仲介人を失った民主・自民の殴り合いは続くだろう。おそらく特例公債法案を通過させたら、谷垣の命運は尽きるから、絶対に通過させない。野田の“近いうち解散”を代表選、総裁選終了後の9月末か10月に設定、大攻勢をかけてくるだろう。多分、野田も堪え切らず解散と言いそうな按配だ。(公明党の寝返りと云うリスクは残る)いずれにせよ、年内に解散が起きる可能性は高い。つまり、“政治主権のボール”が、永田町の腰抜けどもから一時的に離れ、国民の側に渡される。この“政治主権のボール”と云うものが、昨今の霞が関支配政治から、政治を主権者である国民の手の取り戻す唯一の機会なのである。

 人それぞれ考えがあるので、どの政党を選ぶかは自由だが、このように代理人が、「負託されたものはせず、負託されないものをする」この様な民主主義を愚弄し、国民をあざ笑うような政治をさせない意志表示が、今まさに我々の前に提示されようとしている。これこそが千載一遇の機会なのである。“政治主権のボール”が近々国民の手に戻る。この機会に、“政治主権のボール”の視界を遮る悉くの汚れを綺麗に洗い流す絶好のチャンスだ。“政治主権のボール”は常に国民の民意が球体の中心から後光が射す程、磨きこまれていなければならない。

 あまり多くの守備範囲で政党を選択するのも大変だ。「消費増税の是非、原発含むエネルギー政策、霞が関支配政治 の是非」これらのような問題を、個々人が出来る範囲で、情報を得、自分で考え、自分の選択を決定出来る準備をして貰いたいものである。年内にも起こり得る、次期衆議院選挙は大袈裟ではなく、“政治主権のボール”を単に投げ返すのではなく、汚れを取り去りブラッシュアップして、そのボールを代理人に“紐付き”で渡すくらいの心根が必要なのである。似非代理政党は何処か、似非代理人は誰か、すべては賢明な国民の手に戻ること、肝に銘じよう。


 

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コメント
 
01. 2012年8月11日 20:26:16 : 52vR2j5s7g
落選させたい議員があまりにも多いのが悩みの種です。「生活」が全選挙区に候補者を立てて単独過半数をとり一気に政権をとれないかと夢見ています。いいチャンスなのですが国民がどう判断するのかにかかっているということですか?この閉塞感はどうしたらいいものか?イライラが募っています。本当に最低の総理です。世界に対しても恥ずかしい限りです。

02. 2012年8月12日 08:06:56 : RsreIIQ23Y
隷官政党民自公に
レッドカード
国民不在の政治をした
報いを取らせねばならない
奸凌の暴挙をご破算にするためにも
生活が320を超えることを望む

03. 2012年8月12日 08:47:40 : HrNIytFQyg
小選挙区中心の現行制度を前提とする場合、
第三極は文字通りの「極」とならない限り票を奪い合い共倒れする。
民意は比例区に僅かに反映されるだけで後は死に票の山となる。

みんなの党代表 渡辺喜美(自署)
日本共産党幹部会委員長 志位和夫(自署)
社会民主党党首 福島みずほ(自署)
新党改革代表 舛添要一(自署)
新党日本代表 田中康夫(自署)
国民の生活が第一代表 小沢一郎(自署)
新党きづな代表 内山晃(自署)

これらの党は一致団結するべきだろう。

総選挙になった場合、消費税10%引き上げ、原発推進を掲げる支持率1位の自民党に勝たねばならない。

そのためには、生活党など少数野党連合は、
自民党に勝つために、舛添要一でも、渡辺善美でも、田中康夫でもいいから、
統一首班候補を擁立して戦うべきだろう。

イタリアのオリーブの木も、“メディア王”ベルルスコーニに勝つために、
経済学者のプロディを統一首班候補に擁立して選挙に勝った。

まあ、共産党はオリーブの木に反対しているからムリだろうが、
それ以外の政党は妥協して、統一首班候補を擁立して戦え!
それ以外、勝つ方法はない。

強いて言うなら、選挙制度改革だが、それも併行して尽力するべきだろう。


■小沢元代表「細川護熙がいねぇんだ」
■ルポ迫真 民主分裂(4)
「政権交代には『オリーブの木』が必要だ。俺はその木の完成に専念したい」。
新党「国民の生活が第一」の代表となった小沢一郎(70)は、
民主党を離れると決めた6月下旬ごろから支持議員らを前によくこう口にするようになった。
http://www.nikkei.com/article/DGXDASFS1200N_S2A710C1EA1000/


小沢氏は次期衆院選で「なんとしても政権奪取を」と政権獲得に意欲を示している。
小沢生活党が政権奪取するための3条件:

(1)報道各社の世論調査において、支持率で自民党を上回ること(すくなくとも並ぶこと)
(2)オリーブの木といった選挙連合構想や政党合併構想に成功すること
(3)(1)&(2)が難しいなら選挙制度改革を実現すること

小沢氏「なんとしても政権奪取」 党本部開所式
新党「国民の生活が第一」の党本部開所式が1日午前、東京・永田町で行われた。
小沢一郎代表はあいさつで「私どもはなんとしても来るべき総選挙で国民のみなさんの信頼を得て政権奪取し、
本当の国民のための政権をつくるという意気込みでがんばっていく」と述べ、党勢拡大に向けた意欲を見せた。
国民の生活が第一と統一会派を組む新党きづなの三輪信昭副代表は来賓あいさつで「早々に合流させていただく」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120801-00000560-san-pol

小沢氏「衆院選で政権奪取」 新党の党本部開きで強調
新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は1日午前、都内で開いた党本部開所式で
「来るべき衆院選で政権を奪取し、国民のための政治を実現する意気込みで頑張りたい」と強調した。
「衆院選は近い」とも述べた。
小沢氏に近い議員らから成る新党きづなの三輪信昭副代表は
「近いうちに皆さんと合流するので、温かく迎えてほしい」と述べ、
両党が合流するとの見通しを示した。具体的な時期には触れなかった。
http://news.livedoor.com/article/detail/6812207/

■消費増税法案採決と解散・総選挙の行方を占う三つ巴の攻防
私が率いる新党改革は、最後のグループの一員であるが、8月3日(金曜日)午後、
みんなの党、共産党、社民党、国民の生活が第一、新党きづな、新党日本と共に党首会談を開き、
消費増税法案採決前に、内閣不信任案を提出することで意見の一致をみた。
ここに至る経過を振り返ってみよう。
まず最大の問題は、野田内閣が、民主党が選挙で約束したマニフェストをかなぐり捨ててしまったことにある。
これは、有権者への詐欺行為であり、選挙で国民の代表が選ばれる代議制民主主義の根幹を覆す愚行である。
財政政策、社会保障政策、防衛政策、エネルギー政策など、
自民党の右派と変わらない政策を展開するのでは、何のために政権交代したか分からなくなってくる。
政治の手法も、政治主導どころか、官僚主導のままであり、
しかも、政官業の癒着という悪しき自民党政治までも真似るようになっている。
古い自民党政治を終わらせ、日本を改革しようとして民主党に投票した有権者の期待を裏切り、
政治への信頼を失墜させた野田内閣の責任は大きい。…
消費税増税は社会保障の充実のためであり、だからこそ国民もそれを承知するのである。
しかし、肝心要の社会保障政策については、対立点は先送りし、国民会議を設置して、そこでの議論に任せるという。
しかも、増税分を社会保障にのみ使うのではなく、公共事業のバラマキに使うという。
まさに、国民を愚弄するのも甚だしい。
政官業の癒着に先祖返りするのでは、政治改革も何もあったものではない。
「コンクリートから人へ」が「人からコンクリートへ」と逆転してしまったのか。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33195


オリーブの木を成功させようと思えば、小沢氏は他党に土下座してでも、
統一首班候補や選挙協力を実現しなくてはならないだろう。


04. 2012年8月12日 23:24:40 : zINpeS2lHs
03

きみの意見は何回も何十回も同じことを書いているのでよくわかった。

しかし意見も立場も根本的に異なるものが連合して政権を取っても今の民主党と同じことになることは間違いない。この日本は議会自体に全ての決定権があるわけではないのだ。はじめから向こうつまり今の権力組織である官僚機構いいなりの勢力、アメリカべったりの勢力はあちら側の人である。みんなの党も維新の会もついでに言えば共産党もそうである。

君は今の民主党政権がなぜこうなっとことやマスコミ報道のことをどう考えているのかね。


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