妖怪脳＝既得権に浸りきった脳味噌とは

人間の脳は置かれた状況によって変化します。
老人が入院し、寝たきり薬づけなどになると、１週間もたたないうちにボケが始まってしまうことを数多く見ました。

人の痛みや悲しみを理解してのは何時ごろでしょうか。小学生くらいはほとんど知らなかった記憶が有ります。
それが歳を取るに従い痛みや悲しみを経験し、人も痛いんだろうな、悲しいんだろうなと感じるようになりました。
自分が経験したことの無いことは知りようが無いのです。自分の中に無いことは人間は理解しようが無いのです。

では長年、既得権の中に浸りきり、苦労も悲しみも知らずにきた人間はどうなるでしょう？？？
おそらく人の痛みも悲しみも理解する能力が劣化していると思います。

悲しみが心を洗い流すとも言われます。
悲しみがすべての欲望や燻習を心から洗い流し、心が事象の真の姿を見れるようにしてくれます。
（悲しいときには食欲が無いでしょう。悲しみにはそういう効果が有るのです）

では長年、既得権に浸りきり、痛みも悲しみも無い脳とはどうなるでしょう？？？
人々の痛みや悲しみへの感受性が無くなり、事象の真の姿を見ることも出来ず、ひたすら欲望のみを追いかける、まるで人間とはかけ離れた妖怪のような脳に成ってしまうのではないでしょうか。
そしてそのような脳は愚かになり、事象のまともな判断力が無くなっていくような気がします。

その点、人々の中に居たゲバラはすばらしいと思います。革命の中に居たゲバラはすばらしいと思います。
人々の痛みと悲しみを知り、事象の真の姿を見つめていたのだと思います。

もはや日本は愚か世界的にも、権力者たちは既得権に浸りきり、脳が妖怪脳に変化しているのではないでしょうか。
世界の人々が怒っています

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コメント
01. グッキー 2012年8月15日 14:34:03 : Cbr3d6O9vj7Mc : glttGIfJko 妖怪脳とは以外と愚かなものだと思います。 皆さんが深読みするほどのものではないと思います。 何故なら事象の真の姿も知らないからです。 国や財政を堅固にするためには、国民に痛みを強いるのは仕方が無い。 たぶんこう思っているでしょう↑ しかしこれの真の姿は 自分と自分の既得権を護るには、国民に痛みを強いるのは仕方が無い ということなのです。 放射能汚染の状況は、国民に不安と動揺を与えないように隠さなければ成らない。 こう考えて原発事故を隠蔽しているのでしょう↑ しかしこれは、責任追及をされないためには事実を隠さなければならない ということなのです。 一流の詐欺師はまず自分を騙します。 でなきゃ、引っかかる人間がほとんど居ない。
02. 2012年8月15日 14:44:13 : Pc5N1LSusQ 由紀夫の毛深いケツをなめることも出来ない青二才が愛国とは聞いて呆れる。 人生は祭りの夜のように、あっという間に過ぎて行く、 神も教祖も天皇も王も、国家も民族も、どこにも在りはしない、 そのような卑小で笑止なものに入れあげる時間など、 どこにもない。 http://esashib.com/mishima03.htm そのようなものに価値を与え、ぶら下がり、すがりつくのは、 楽なことかもしれないが、何の意味もない。 宗教、民族、国家などという薄汚いかたまりを、まず捨てることだ。 そのような小汚いものにしがみつく、 情けない男になっては、生まれてきた意味すらない。
03. 2012年8月15日 15:00:10 : tR4CysSZlY 既得権のおこぼれであさましく生きているおまえはどうなんだ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名もなき民
04. 茶魔 2012年8月15日 19:03:45 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc オレ？ オレの脳ミソも腐ってきた・・・
05. グッキー 2012年8月15日 20:35:11 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE >オレの脳ミソも腐ってきた・・・ 何？ 脳味噌が腐ってきた？ 腐った脳はこれで鍛えよ シオドア・ゲゼル　自然的経済秩序 http://www3.plala.or.jp/mig/gesell/nwo1-0-jp.html こりゃ、読むのが大変そう パソコンは目が疲れるのでかなわない 「資本のマルクスの吟味は、最初から道を踏み外している。農民同様マルクスは、資本を物的財とみなした。これに対してプルードンにとって剰余価値は物的財の生産物ではなく、市況である経済状況の生産物である。マルクスは剰余価値を、所有が与える権力の乱用の産物である強奪とみなす。プルードンにとっては、剰余価値は需要と供給の法則に則ったものである。マルクスによれば、剰余価値がプラスであるのは自明だが、プルードンはマイナスの剰余価値もあり得るとしている」 プルードンー剰余価値は市況の産物 たいへん面白い思想ですね。 当時の社会主義経済学者は剰余価値（不労所得）を無くすのに必死だった。 現代では剰余価値を無くそうと考える経済学者も居なくなった。 この落差は何なんだ。 剰余価値を悪いとも考えなくなってしまった。 この市況による剰余価値がガルブレイスの言う、拮抗力に繋がると思います。 資本は寡占により剰余価値を造り出そうとする。 当時は資本と労働力の拮抗力が、資本があまりにも優位と考えられた。 だから労働力の資本に対する拮抗力をつけるため、労働組合や、労働法制が造られた。 こんなことも知らず新自由主義者は、派遣を解禁し、労働力の資本に対する拮抗力を無くして行った。 賃金が下がるわけだよ。
06. グッキー 2012年8月15日 20:55:13 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE しかし資本が寡占による市況の優位を造り出し、剰余価値を作ろうとしても、 １００円の商品を売ろうとしたら１００円の需要を造らなければ成らないという市場原理にはかなわない。 そして有り余った資本は、所詮プルードンのいうように下がらざるを得ない。 だから先進国では金利が０に近づいている。 この資本が市場原理に逆らい、市況の優位による剰余価値を作り出そうという行為が、 経済危機の大きな原因になるのだろう。
07. グッキー 2012年8月15日 22:47:03 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE もし資本が有り余り、市場原理通りに剰余価値がマイナスに成り、金利がマイナスに成るなら経済危機は起きない。 金利がマイナスなら企業はマイナスの利潤でも生産を出来るからだ。 マイナス金利より、利潤のマイナスが少なければ、それが企業の利潤になるからだ。 だからマネー、資本の減価する、減価する経済が一番市場原理に合っている。 金利、剰余価値がマイナスに成った利益は、労働者、消費者が享受することになる。 このくらいのことが何で経済学者に理解できないのだろう？？？ たぶん彼らの頭も既得権に浸り、妖怪脳に成っているのだろう。

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