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新ベンチャー革命8月17日仕掛け人の期待に反して日本では極東挑発の効果が出ない 尖閣問題を仕込んだキッシンジャーの二枚舌
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/508.html
投稿者 五月晴郎 日時 2012 年 8 月 17 日 18:35:10: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30176576.html

新ベンチャー革命2012年8月17日 No.623

タイトル:尖閣報道にみるマスコミの劣化:マスコミ(情報売り手)よりネット国民(情報買い手)の方が、知的レベルが高いという逆転現象が起きている

1.極東挑発作戦に反応しない日本の一般国民:仕掛け人拍子抜け

 このところ、竹島騒動に続き、尖閣騒動をめぐる領土問題でゴタゴタが続いていますが、事情を知らない日本国民は若者を中心に、あんなちっぽけな無人島のことで、なぜ、そんなに大騒ぎするのかと、怪訝に思う人も多いようです。

 極東分断支配を企む勢力の当てがはずれています。拍子抜けでしょう、ザマーミロ!

 米国戦争屋のロボット・日本の大手マスコミはやたら大騒ぎしていますが、彼らが期待するほど日本国民は煽られず、冷静かつ醒めています。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。

2.仕掛け人の期待に反して日本では極東挑発の効果が出ないのはなぜか

 極東挑発仕掛け人の思惑に反して、日本では、大半の国民が挑発にいっこうに乗ってきません。近年、ネットの普及で、ネットから情報を取る国民が増えており、一連のゴタゴタの背後に、米国(米戦争屋)の存在があることをネット国民は少なくとも、すでに気付いています。

 たとえば、尖閣上陸を強行して連行される人たちの素顔をテレビで観て、なんだかお粗末な五流映画をみせられているような気分にとらわれる人が多いのではないでしょうか。この人たちはカネで雇われたヤクザ者ではないかと思えます。

 彼らを雇った尖閣騒動仕掛け人の期待に反して、今回の挑発効果が低迷する原因をみてみますと、それはやはり、大手マスコミの報道振りにありそうです。米戦争屋ジャパンハンドラーに厳しく監視されている日本の大手マスコミは、今回の一連の事件の背後に米国の存在があるのではないかという国民の疑惑には、まったく応えず、ひたすらそれを隠して報道しているのです、例によって・・・。だから、尖閣報道に関する大手マスコミの解説にまったく説得力がなく、国民の知的欲求に応えるものもまったくないのです。

3.日本の有識者のカゲがすっかり薄くなった

 昔は、何か大きな事件が起こると、国民はみんな新聞の解説を読み、テレビは有識者を登場させて、国民にわかりやすく解説していました。国民もマスコミにそれを期待していました。しかし今はちがいます、国民がマスコミに期待するのは、毎日起こるニュース情報(ファクト)だけです、その解説や分析をマスコミに期待する程度が昔に比べて、大幅に低下しています。下手な解説されても、国民は別途、ネットで情報を取っていて、国民の方が、深く知っているケースが増えました。

 スマホの普及した今のネット社会では、解説する側より、解説される側の方が、よく知っているケースが大幅に増加したということです。こうなると、国民のマスコミへの期待度は低下する一方です。そして、マスコミが引っ張ってくる有識者の解説にもまったく期待しなくなっています。

 筆者も若いころは、マスコミ情報に依存し、評論家の解説本を読んで情報を取っていましたが、2001年、小泉隷米政権誕生以降、マスコミ情報を信頼しなくなり、また有識者の著作や論評への依存度が大幅低下しています。

 特に、大手マスコミに登場する有識者は、米戦争屋に遠慮して、あらかじめ、フィルターをかけられていることが明白であり、読むに値しない、聞くに値しないものが多いと感じます。

4.尖閣問題を日中間に仕込んだキッシンジャーは二枚舌だった

 今、話題の尖閣領土問題紛争ネタを日中間、日台間に仕込んだのは、米国ニクソン政権下のキッシンジャー大統領補佐官だと思われます(注1)。

 そこで、筆者は今、キッシンジャー回顧録(注2)に目を通しています。この人物は、小沢氏の師・田中角栄元首相をロッキード事件で嵌めた仕掛け人です(注3)。ちなみに、なぜ、田中角栄が嵌められたかというと、田中総理は米国と事前協議せずに中国と直接日中同盟を結ぼうとしたからです。

さて、キッシンジャーの回顧録によれば、極東外交において、彼は完全な二枚舌男であることがわかります。

 彼は中国に行って、毛沢東など中国首脳に、日米同盟は日本が再び、軍事国家にならないようにするために存在すると説明しています。

 一方、われら日本国民は、日本政府や有識者から、日米同盟は中国やソ連や北朝鮮など共産圏の脅威から日本を防衛するために存在すると説明されてきました。

 尖閣問題を煽った石原都知事を尊敬する多くの日本人(ネットウヨ含む)は、この説明を金科玉条のごとく信じ込んできました。そのような人たちは、キッシンジャーの二枚舌を知ってどう思うのでしょうか。

 筆者は前々から、日米関係は国民に見えないウラ面をもつ二重構造となっているのではないかという疑惑を持っていましたから、日米安保条約(日米同盟を規定するはずの条約)は“檻と柵の二重構造”とみなしてきました(注4)。

 日米同盟を中国人から見ると、日本人を米国が檻(おり)に閉じ込めているように見え、日本人からみると、中国人の攻撃から日本人を守る柵(さく)に見えるわけです。

 筆者の持論(檻と柵論)は、上記、キッシンジャーの回顧録にて証明されました。

 キッシンジャーは狡猾にも、日中間で二枚舌を使うと同時に、尖閣(ハングリードッグへの撒き餌)という日中間の結束を妨害する楔(クサビ)を打ち込んだのです。それが今、絶好の日中紛争火種に成長しているということです。

 キッシンジャーの極東戦略を知ると、2009年の政権交代で誕生した小沢・鳩山政権を米戦争屋が絶対に許さないことがわかります。

 2009年8月、政権交代直前、鳩山元首相がNYタイムズに発表したエッセー(注5)は、民主党政権下の新生日本は対米自立して、中国を含むアジア諸国と手を組むぞと宣言したものでした。これを読んだ米戦争屋(キッシンジャー含む)はさぞかし、怒ったことでしょう。

 そして、怒った米戦争屋ジャパンハンドラーたちは民主党内に放ってあった米戦争屋エージェント(現・野田総理一派含む)を恫喝して小沢・鳩山民主党を潰しに動いたわけです。つまり、トロイアの木馬・野田総理一派のウラ・ミッションは“小沢・鳩山コンビのつくった民主党を徹底的に潰す”ことだったのです、くれぐれも誤解なきように・・・。そのウラ・ミッションは次期総選挙で貫徹されることは確実です。

 民主党の不幸は、民主党を潰すことをミッションとする人物をあろうことか、代表に選んでしまったことです。だから、いくら民主党支持率が下がっても野田総理は平気なのです。

5.日米関係の真相を国民に解説しないかぎり、マスコミの尖閣報道は国民を理解・納得させられない

 マスコミは、70年代に発生したロッキード事件の真相を国民に知らせず、以来、今日まで、日米関係の真相を国民に知らせず隠してきました。その延長線上で、今、尖閣問題をいくら解説しても、国民を理解・納得させられるわけがないのです。

 上記、米国戦争屋ボスの番頭だったキッシンジャーの極東外交の真相を知って初めて、国民は尖閣問題の本質が理解できるのです。

 日本を闇支配する米国戦争屋の正体をひた隠しにする日本のマスコミは、ネットの発達で、知的逆転現象が起きて、ネット国民より知的レベルが低くなっているのです。

 それでも恥知らずのマスコミ(NHK含む)はいまだに国民からカネを取って、厚かましくも経営を成り立たせているという、この情けない倒錯状態は絶対に長続きしないでしょう。

注1:本ブログNo.569『尖閣諸島は中台ハングリードッグに撒かれたエサに過ぎない:石原都知事が日中対立を煽って損するのは中国ではなく、グローバル日本企業の方だ!』2012年4月19日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/29129128.html

注2:キッシンジャー回顧録 中国 (上下)(岩波書店、2012年)

注3:ベンチャー革命No.195『裏切り者ジャップ:キッシンジャー語録』2006年5月26日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr195.htm

注4:拙著[2008]『技術と情報を管理され続ける日本』ビジネス社

注5:NY Times OPINION “A New Path for Japan”Aug.26, 2009
http://www.nytimes.com/2009/08/27/opinion/27iht-edhatoyama.html?pagewanted=1&_r=2

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html  

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コメント
 
01. 2012年8月17日 18:50:13 : PBMApsAqiM
アルルの男・ヒロシ@落とし穴探し隊♫‏@bilderberg54
ツイッターから

仮説:石原新党見送りはヘリテイジ講演と尖閣問題化との米共和党のバーター。米共和党財界筋は維新系を重視してグローバリズムのルールに日本を取り込みたいから。

http://twitter.com/bilderberg54


02. 2012年8月17日 18:56:15 : JwKVoNHMUi
>この人たちはカネで雇われたヤクザ者ではないかと思えます。

ネットを知らない俺の親父もそう言ってたよ。
今回の件が誰のシナリオだとか、そういう話はともかく一般国民は醒めた目で見てる。
来週頃にはもう忘れてるね。残念でした(笑)


03. 2012年8月17日 20:35:45 : DOSri2it36
石原のバックの日本青年社(<住吉)だろうね。

04. お子茶魔 2012年8月17日 20:58:26 : afUJL8TNLnOXg : 0EopofEgjc
お邪魔〜w
なに五月また「中田疑惑」再浮上?w
失礼。

#お断りしておくが、当方「お子茶魔」である。
荒らしではないので、そこんとこ宜しく。


05. 2012年8月17日 21:11:34 : J4uiXgx8xb
ネットの糞壺に今日もてめぇのうんこを投げ込む

06. 2012年8月17日 21:13:28 : J4uiXgx8xb
☓ ネットの糞壺に今日もてめぇのうんこを投げ込む

○ ネットの糞壺に今日も他人のうんこを投げ込む


07. 五月晴郎 2012年8月17日 21:32:28 : ulZUCBWYQe7Lk : 3wW1Y6nGSA
もうなんでもいいよwww(What a Wonderful World!の略)

夏休みで'72のブレジンスキー「ひよわな花・日本」と、森嶋通夫先生の'99「なぜ日本は没落するか」を読み返したけど、透徹した知性ってやっぱすごいねえ。

記事筆者の“檻と柵の二重構造”も、その通りと思う。
*
日米同盟を中国人から見ると、日本人を米国が檻(おり)に閉じ込めているように見え、日本人からみると、中国人の攻撃から日本人を守る柵(さく)に見えるわけです。
*

この構造を日中の指導層はよくわかってるのだろうけどね。

わかった上で動いてついでに尖閣寄付詐欺をする爺さんもいるし。
この爺さんを支持してるやつぁほんと馬鹿だね。


08. 2012年8月17日 21:55:48 : NWFjL1NIGc
森嶋通夫先生の'99「なぜ日本は没落するか」
私も時々読み返します。

09. 2012年8月17日 22:30:07 : sXUpM7R5gk
日中戦争が片付かない最中に、ABCD包囲網だのなんだのそれなりの理由があったにせよ、なぜ対英米に宣戦布告したのか、当時の日本人の思考を疑問に思ってたのだが、今回のことでわかりましたわ。

これが日本なんですな。

事象毎に即物的に反応してしまう。戦略だのなんだの一応の想定はしておくが、そんなのはすべて置き忘れてしまって、自ら「想定外」の事象にもとの事象を発展させてしまう。だがその自覚に乏しい。あるいは、自覚のある者がいても、そいつらの考えが日本社会全体の共通理解になることはない。

今回の事象の直接のきっかけは、メドベージェフの北方領土訪問に端を発していると思うのだが、その手当も済まんうちに、それ尖閣の買い取りだとやってしまった。では、この南の戦いのために北と西の守りを固めておいたのかといえば、そんなのは全然やっていなくて竹島の件になってしまった。

戦線はどんどん拡大するばかり。戦線の縮小・整理を唱え、リソースをある方面に集中させ必勝の形勢を築けという声は全く聞こえてこない。もっとも、事態がこんなになってしまったら、誰かに独裁的な権限をあたえて事態の収拾をはかるしかないのだが、だれもが責任を恐れてナアナアのまま事態を推移させてしまう。

今は、韓国を懲らしめろ、中国を懲らしめろという声ばっかり。もう北方領土はほっといて大丈夫なんですかね?

こんなんではまた負け戦ですわ。困ったことです。


10. 2012年8月17日 22:43:34 : URgeoJcrC6
最近、大手メディアのプロパガンダニュース昔ほど熱心に見てないので、
マスコミが大騒ぎ?という実感も薄い私ですが。。。
(洗脳目的を分かったら、すぐテレビを消すので。)

やはり、洗脳ニュースは見ないほうが健康になれる気がします。

親記事に書かれていますが、あんな遠くの孤島の事で目くじら立てるのは
20世紀的発想で、伊藤博文の暗殺が韓国人だった?(歴史、忘れたので。)
前世紀の領土や、日本人の韓国人差別を利用して、消費税の目くらましをしたいという、
アメリカ・マフィア(偽・金融ユダヤ 世界統一政府論者)の意図をヒシヒシ感じる。

単純に考えて、漁業権を分配し、所有権と棚上げし、竹島、又は、日本海に眠る
超有望の天然資源のメタンハイドレートを共同開発でもすれば、
日本は中東と肩を並べるくらいの、世界有数の資源大国の仲間入り。

これを阻止したい既得権益を持つ側の工作と推測がつく。
ただ、「イラクは石油があったから攻撃された」は有名である。
日本海のメタンハイドレード利権は、アメリカに狙われているのである。

時は21世紀。気象兵器を利用して自国に干ばつを起こして、
作物を不足にして、価格高騰、飢餓誘導、先物取引で大もうけや、
TPPに安易に加わった場合日本を飢え死に戦略も用意されている。
(主な目的は農業ではなく、保険・医療と言われているが。)

阿修羅はそんなそんな視点で者を、もっと論理的に詳しく書ける親記事を期待したい。
韓国大統領がCIAの手先であろうとも、外交では反撃も必要である。
「オルタナティブ通信」に反撃方法が書かれていた。(有料だったが。)
さらに上を目指す人は、そこに書かれていることを勉強、理解して、
さらに優秀な親記事を投稿されることを期待する。

追伸 レンタルDVDで「ゴーストライター」を借りた。
阿修羅住人には面白く感じる映画である。架空の物語であるが、英国元首相のブレア氏がモデルようだ。
阿修羅初心者は、映画で真実を述べる場合があり、この映画のブレア元首相と思われる人物を
小泉元首相と思い描いて鑑賞すると、日本の政治への見方が深まると思われる。
常連投稿者や、常連コメントさんにもお勧めの映画である。

ちなみに、この監督、去年数十年前の女性レイプスキャンダルで拘束されたはず。
(架空の物語として色々と配慮はしたようだが、真実を一端を暴露しすぎたようだ。)


11. 2012年8月17日 22:48:53 : 4cs2FvLpTw
>09
全くですね。
戦線を拡張しっぱなしで、情けない限り。
もっとも、アメリカがそれを裏で糸を引いて、日本の力を削ごうとしてるんでしょうし、アメリカ盲従の知識人たちがこぞって言いなりになるものだから、どうしようもないですね。

12. 2012年8月17日 23:15:36 : RsreIIQ23Y
珍太郎の寄付金14億か
あまり伸びてねぇな
珍太郎がポケットマネーを
14億都に寄付して
いい加減猿芝居の
幕引きをしろ
珍太郎とたまには
身銭をきれ!

13. 2012年8月18日 00:53:44 : BWmP1z6ScA
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-1254.html

田中康夫氏
孫崎享が明かす「戦後史の正体」と題しておなじみ孫崎さん。
今やもう「日本の良識」、「日本の正論」と言われています。よろしくお願いいたします。

孫崎享氏
よろしくお願いします。

田中
孫崎さんが最近お出しになって大変な評価を受けている「戦後史の正体」という本があります。
これは、戦争が終わった1945年、昭和20年から2012年ですね、今の翼賛的な世の中に至るところをお書きですが…。
まあ最近あのTPPとかですね、放射能とかそういう問題で明らかに事は、どうも保守という言葉にも二つあるんじゃないかと…。今までは「保守=革新とは違う」と思ったんだけど、保守の中でも分かれてると、その辺を非常に解き明かされています。

まず早速こちらをご覧しただきましょう。

フリップ@
http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/b/a/t/bator/20120816110857814.jpg

最初は保守と言われているのかでも「自主自立グループ」と名付けてました。
「積極的に現状を変えようとして米国に働きかけた人」
一番最初に書いてあるのが重光葵という人、「あおい」と書いて「まもる」ですね。
で、石橋湛山。まあ、あの小日本主義を言った人。芦田均、「ひとし」って言うんですかね。

で、岸信介、鳩山一郎、佐藤栄作、この辺はなんか解説いただこうと思うんですが、田中角栄、福田赳夫、宮澤喜一、細川護煕、鳩山由紀夫とあります。ちょっとまず解説いただけますか。重光さんは後でお話いただこうと思いますが…。まあ、芦田さんは確かに敗戦直後…。

孫崎
そうですね、「有事駐留」ということで米軍は常にいる必要はないということを主張された方ですね。

田中
石橋さんも同様?

孫崎
石橋さんは、あの頃戦争直後はなんと日本の予算の30%が米軍経費なんです。だから、食うや食わずの時に30%お金を払ってたんですね。それをいかんと、その削減交渉をして首を切られた人間。

田中
石橋さんはね、それで芦田さんもある意味では、そういう有事の時に駐留と、常時駐留で…。

孫崎
ええ、もうアメリカ軍はいなくていいと、もしどうしても必要だったら、なんかソ連とおかしくなる、そういう時に来ればいいんでね、平生にいる必要はないと。

田中
岸さんも後で60年安保闘争で含めてお願いしますが、鳩山一郎氏。

孫崎
鳩山一郎氏は、アメリカべったりではなくて、中国であるとかソ連であるとか、そういうようなところとも連帯していこうと…。

田中
対米自主自立路線と

孫崎
そうですね、一辺倒ではないと。

田中
なるほど、その孫がある意味では東アジア構想を言ったということですね。佐藤栄作さんというのは、ノーベル平和賞を貰った方ですが…。

孫崎
多くの人は佐藤栄作さんをここに入れるのは疑問だというんですけれども、その面はあるんです。だけれども重要なことは沖縄返還をやったわけですよね。で、沖縄返還というのは、ベトナム戦争の最中なんです。

田中
ああー、そうですね。

孫崎
米国から見たらですね、絶対に手放せない沖縄なんですね。それをいろんな交渉をやりながら実現に持って行ったと。

田中
まあ田中角栄氏は、アメリカの意向に背いて切られたといろんな人が言ってますが、中国との国交回復?

孫崎
中国との国交回復でキッシンジャーが言ったのは、まだアメリカはニクソンが行ったんですけれども、キッシンジャーすぐにできない、アメリカが国交回復できないときに一番うまいところをとった奴は田中角栄だと。我々が手を付けて、しかも美味しいケーキになった。美味しいところだけ日中国交回復をやった田中は許せないと。

田中
そういうなんか、もう嫉妬の構造なんですね?

孫崎
そうそうなんです。(笑)

田中
で、角福戦争と言われていて、最も違うと言われていた福田赳夫氏。

孫崎
福田赳夫さんは、明確に米国との対立はないんですけれども、東南アジアとかね、これも米国一辺倒ではないアジアとの関係を持つことによって、日本を多角化外交しようと。たとえば、アセアンとの友好であるとか…。

田中
なるほど、まあ、「米語使い師」と言われた宮沢喜一氏がここに入ってきました。

孫崎
宮沢喜一さんも安保条約を作るときには、米軍一辺倒ということに対してはかなり抵抗してるんですね。
たとえば、細かい話になりますと、今、地位協定とかそういうところでアメリカがOKと言わなければ出られないようなシステムになっているんです。「こういうのはおかしい」ということを言ったり、かなり彼なりに頑張っている。

田中
細川護煕氏もそうなんですか?

孫崎
ええ、
これも冷戦が終わった時に、米国追随を止めて、日本は国連であるとか多角化的な外交をすることが一番だと。これまで、日本の外交はアメリカ追随が1番だと、2番目がその他のものだと。ところが細川さんグループをつくりまして、勉強をやって1番は国際的な協調だと、これが切られる一番大きな理由になったと思います。

田中
先ほど名前が出てきた鳩山一郎氏の孫の鳩山由紀夫氏。まあ、これは東アジア共同体?

孫崎
ええ、それと普天間問題ですよね。だから、非常に大きいことは、多くの人が鳩山さんが普天間問題を言った時には、米国にものを申すという政治家は、あまりいなかったとみんなは思ってるんですけれど、実は歴史的にみると非常に多いんですね。言わなくなったのは細川さんの後ですから、90年くらいから無くなってきたと。

田中
そうか、そうしてみると栄ちゃんと言われた佐藤栄作氏とかは、良い意味でなかなか高等戦術の人だったわけですね。

孫崎
頑張ってますよ。

http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/b/a/t/bator/20120816110857fe1.jpg

田中
さて、親子でも恋人でも夫婦でもですね。お互い100%意見の一致なんて無いわけですから、アメリカが真の友人ならなおの事、アメリカが歩むべき道を見失ってる時には、それは中国に対しても他の国に対してもキチンと助言するのが本来の外交ですよね。
ところが阿い追従グループ、媚び諂(へつら)って追従する。吉田茂という人は私が小学校の時に国葬して、そんなにすごい人なのかと思っていたんですが、実は吉田氏は米国の信頼を得て国益を最大化しようとした人。

孫崎
私は、一番の戦後史の問題人物は吉田さんだと思っています。
どういうことかという後で出てくるかもしれませんけれども、占領下は基本的には米国の言いなりになるんですよね。もうアメリカに、アメリカの言うとおりにするというのが日本の政府。
その時の首相ですから、これはもうしょうがない。
だけど、それを独立してもそのまま引きずった。それで今日、安保条約とか米国追随のものを作ったのが吉田さん。

田中
そうかあ、池田隼人氏。麦を国民には食べさせて…。

孫崎
それで後で出てくるんですけども、岸さんが自主を唱えるわけですよね。

田中
安保の良い意味での改定をと彼は思ったわけでしょ?

孫崎
それを切って持ってきたのが池田さんですから。

田中
それがまた経済に吉田氏、池田氏は、経済中心の国にしようと言ったんで平和主義者であるかのように勘違いされていると。
三木赳夫。煮ても焼いても食えない人ですね。

孫崎
これは田中角栄の時に、これを今までの常識と異なって、田中さんを有罪にするために米国と連携したと。

田中
なるほど、そしてまあ、小泉純一郎氏は皆さんご存知プレスリーのカーボーイハットですから、今でも…。
まあ、海部俊樹、小渕敬三、森喜朗。安倍晋三氏はあれですね、あの岸信介氏の孫なのに…。

孫崎
それを繋いでいないんでしょうね。残念ながらねえ。

田中
小っちゃい時にお馬さんをおじいちゃんにやってもらう…、あ違う、渡辺恒夫氏がお馬さんをやってたら、家の中で「安保反対」って小っちゃい時言っておじいちゃんに怒られたって話がありますが・・・。
麻生太郎氏はそうやって考えると吉田茂の系統で。
菅直人、まさに市民運動家のなれの果てですが、まあ、野田佳彦…。

孫崎
一番ひどいんじゃないですか野田さんは…。

田中
ああ、今一番有名なツイッターで流行ってるのが、アメリカの老夫婦が日本でドックショーを見に来たと。
見に来てドックショーの経営者に「いったいアメリカの犬はどこにいるのよ」と言ったら、首相官邸に案内されたっていうのが今大変に出てますが…
孫崎さんに「転ばぬ先のツイ」という、孫崎さんがずうっとツイッターで書いたのをまとめた本もありますけれども…。
さて、そこでですね冒頭に出てきた重光葵(しげみつまもる)の話になります。
1945年の9月2日に米国側は三文書を公布したと。ほんどですか、これ。
「公用語を英語に」、「対米軍違反は米軍の事裁判で」、「通貨を米軍の軍票にしろ」と…。

http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/b/a/t/bator/20120816110857ce8.jpg

孫崎
いや、これ作り事じゃないんです。
9月2日ね、降伏文書に署名して、米軍側は「これを9月3日に公布するから全ての手続きをやれ」と命令したわけですよ。

田中
すばらしい、手続き無視の民主主義国家ですねえ。

孫崎
ええ、それで「これは大変だ」ということで重光さんが、当然のことながらマッカーサーは会うことはできませんから、この頃米軍は横浜にいたんですね。
勿論アポイントも取れずに出かけた時の気持ち、これが「折衝のもし成らざれば死するとも われ帰らじと誓いて出でぬ」と。
要するに公用語を英語にしたり、それから裁判を米軍にしたり、通貨が軍票になったりということで、大変なことになると。

田中
いくら敗戦したとはいえ一応は国家ですからね。

孫崎
まあ、それをやろうとしたんですね、それを重光さんがひっくり返したんです

田中
ひっくり返したと。
しかし、その直後の9月15日には外務大臣を辞任している。

孫崎
だから本来ならね、日本の国のある意味では英雄的な扱いをしなきゃいけないけれども、それを首切る。
首を切った後に出てきたのが吉田茂。
で吉田茂は何ていったかというと、「俺はアメリカといろんなことをやってきたけれども、まな板の鯉のようにする、アメリカに言われたらジタバタせずにそれをそのまま受け入れる、それが鯉の美学だ」と。

田中
ところが、高坂正堯(こうさかまさたか)というお亡くなりになった、前原誠司さんという口先番長の先生だったという人は、凄いこと言ってますね。

「実際、吉田はマッカーサーと対等な立場を自然にとることができる人物だった。吉田は何よりも日本の復興のことを考えていた。改革がその目的に反する場合、徹底的に反抗した」

我々も何となくそんなイメージだったのが、孫崎史観というのは陰謀説ではなくて、まさに今回…、これだって外務省の中に実はある公用文書を全部ご覧になられて、まとめられたということですね。

http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/b/a/t/bator/201208161108581b0.jpg

そして同時にですね、敗戦の年の9月2日の降伏文書で、「日本はポツダム宣言実地のため、連合国最高司令官に要求されたすべての命令を出し、行動をとることを約束する」というふうに書いてありますが…。

孫崎
これが、降伏文書なんです。だから日本の人はね、ほとんどこのスタートを見てないんですね。
だけどスタートは、先ほど「日本の政府がある」ということを言われましたけれども、しかし、日本の政府は、アメリカに言われたことを全ての命令を出して行動することを約束すると言って成立したのが、日本の政府なんですよ。

田中
そうか…。で、この時、9月6日にはですね、ハリー・S・トルーマン大統領、いわゆるトルーマンドクトリンという言葉で、日本ではあまり評判がよくないですが…。

「連合国最高司令官の権限に関する通達」

これすごいですね。

「我々と日本国の関係は契約的基礎でなく、無条件降伏を基礎とする」

「日本の管理は日本政府を通じて行われるが、満足な成果をあげる限度内でしかない。必要なら直接行動する権利を有する」

孫崎
これが今日まで続いているわけですよ。さっきね、この占領の時の処理の仕方を吉田さんはずうっとやってきたわけですよ。
吉田さんは、向こうに言われたことをちゃんとするという任務をおった首相。その首相が、講和条約があって独立した後も続けたわけですよね。

田中
そうしてみると、みんなが美化している白洲次郎という人の評価も、もう一回再評価しないと、再評価というか再査定しなきゃいけなくなりますね。

孫崎
同じことですね。だから、白洲次郎さんとか重光さんとかというのは一緒にはならない。だから独立派の芦田均とか重光さんとか、そういうふうなところと白洲次郎は違うんですよ。重光さんとか石橋湛山、芦田均、こういう人たちは戦後の時に独自路線をやろうとしたんですよ。

田中
石橋湛山が病気になったというのも、あれはよくわからない?とも言えますね。

孫崎
それは、あの時に言われたのは、石橋湛山は早稲田大学で講演して、それで風邪をひくんですね。だけど、その側近が言ってるのはね、それだけじゃなくて、彼はものすごく体重を落とすんですよ。「肺炎だけでは体重は落ちない」と主治医が言ってたと…。

http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/b/a/t/bator/20120816110858e19.jpg

田中
さて、安保条約に臨むアメリカの姿勢で、ジョン・フォスター・ダレスはですね、

『われわれが望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保、これが根本問題』

行政協定の中に
「日本はアメリカに対して、必要な施設および区域の使用を許すことに同意する」
「いずれか一方の要請があるときは、前期の取り決めを再検討しなければならず、(略)施設および区域を日本国に返還すべきことを合意することができる」

ここはまだポジティブに見えるんですが、良く見てみると、

90日以内に協議が整わねば、整うまで暫定的にその地点に留まってよい、合意が出来なければそのままで、孫崎史観に言わせると、独立する意味が無いと・・・。

孫崎
これは私の言葉ではなくて、さっき言った宮沢喜一が言ったことばなんです。

田中
あっ、そうですか、あの英語使いといわれている・・・。

孫崎
ええ、90日以内に協議が整わねば、整うまで暫定的にその地点に留まっていい、という言葉が入っていて、「これは何だ」と、「これは独立した意味が無いじゃないか」と言って文句を言ったのは宮沢さんなんですよ。宮沢さんがそう言って、行政協定から一旦は無くなるんです。しかし、交換公文でこの文章がすうっと入るんです。

田中
そしてさらに岸信介氏は安保条約と行政協定(米軍関連)の改定を意図していたと。
その時に60年安保闘争と、ところが全学連のブントといわれている人たちは電話代すらも払えないで滞納していたと。
ところが急に都電など借り切って、バス借り切ってデモに出てくるのはなんじゃらほいと言ったら、いわゆる黒幕の田中清玄と接触していた。そして、その中で電力、製鉄、製紙、新聞等の業界。
松永安左衛門(電力)ですねえ、今里広記(日本製鋼)、あるいは中山素平(日本興業銀行)と、こういう人たちがお金を実は安保闘争に出して「岸追落とし」を計った。

そして、このアレン・ウェルシュ・ダレスCIA長官、先ほどの兄弟になりますけれども、

「日本のために望ましいのは、岸が辞任し、出来れば吉田に代わる事だ」

米国の国家安全会議で60年の6月8日に言っている。そして安保はそのままいくが岸が思ってような改定ではなく、続いてそして対立しちゃうと。

孫崎
一番重要なことは、岸は行政協定、今の地位協定に手を付けようとした。だけど、ここに手を付けられなかったんです。
そして池田隼人になる。池田隼人は全く安全保障のことはやらない。

田中
そして今なお、ある意味じゃあ・・・。

孫崎
今なお、オスプレイの問題とか、そういうようなものを基地に対して、何もいえないじゃないかと小沢さんが言ってますよね。
それはある意味じゃ正しいんですね。というのは、そんな仕組みなんだから。

田中
しかしまあ、そうやって考えると、まさに真にですね、家族や隣人や郷土や日本を愛して、よりよくしていくという保守と、そうではないどこかを向いている保守と、極めて最近鮮明になってますが、
それは実は戦後直後からあったということを解きほぐしたのが「戦後史の正体」であります。
今日は、また目から鱗の話を・・・、口が回らなくなってしまいました。是非また番組にご登場いただいて、その続編をお届けいたしたいと存じます。

孫崎享が語る「戦後史の正体」をお送りいたしました。どうもありがとうございました。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


14. 2012年8月18日 01:16:26 : BWmP1z6ScA
映画「ゴーストライター」 オフィシャル・サイト

http://ghost-writer.jp/


15. 2012年8月18日 04:03:09 : dMz9Pp8yng
韓国の李大統領の就任時の日本の首相は福田康夫だった。


福田総理大臣演説

福田康夫日本国内閣総理大臣スピーチ 於・国際交流会議「アジアの未来」2008
太平洋が「内海」となる日へ
――「共に歩む」未来のアジアに5つの約束――

同じような視野の広がりは、いちばん近い隣国であります韓国の李明博大統領とも、「日韓新時代」を築く心意気とともに、確かに共有をいたしております。新時代の日中韓、三国関係の大事な意味は、アジアとさらには世界全体に対し、日本と韓国、中国が責任を共有しているんだというそういう認識ができた点であろうと思います。今年は秋になりますとこの三国の首脳同士、日本で集まっていろいろな話をすることになっているわけでございまして、この勢いは、大事に育てていきたいと思っております。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/20/efuk_0522.html


16. 2012年8月18日 07:56:39 : CWP1wpZmkE
.
>筆者の持論(檻と柵論)は、上記キッシンジャーの回顧録で証明されました。

それは御大層なことでw 誠に慶賀すべきことですな。
.


17. 2012年8月18日 13:42:20 : h3QQWq2tN6
>>16は根っからの粘着アラシdtRKSd3tvQ=DEDQokEUfT= CWP1wpZmkE=日中=夜ドラです。

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