http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30221394.html

新ベンチャー革命2012年8月23日　No.627

タイトル：民主党を犠牲にしてまで、日本政府の増税強行のなぜ：われら国民はイラク戦争に次いでまたも100兆円オーダーの戦費拠出を米国から強要されるのか？

１．われら国民は要注意！　米国戦争屋極東担当の暗躍が活発化している

　本ブログ前号(注１)にて、米国戦争屋極東担当の謀略工作部隊の暗躍が活発化したことを指摘しました。

なお、上記、米国戦争屋（世界的寡頭勢力の主要構成メンバー）およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。

　今年11月の米大統領選を控えて、米戦争屋は次期大統領を共和党から出して、かつてのブッシュ戦争屋政権と同じく、ロムニー戦争屋政権の樹立を目論んでいます。またも米国民がだまされて、その目論見が成功すれば、ブッシュ時代に逆戻りとなって、本命の中東と代替の極東の情勢が緊迫してきますが、早くもその動きが活発化しています。彼らはイラク戦争で味を占めて、もう完全に戦争中毒となっています。戦争屋の中でも、イスラエル過激派シオニストとつながる米国ネオコンの勢力が増すと非常に危険ですが、今回のロンドン・オリンピックで彼らの健在ぶりが強くアピールされたと本ブログではみなしています(注２）。

２．オクトーバー・サプライズがあるという予感

　米国で大統領選がある年の11月の選挙の直前、選挙の行方を左右する仕掛けが行われることが多いのですが、それはオクトーバー・サプライズ(注３)と呼ばれます。

　今年の10月前後に、オクトーバー・サプライズが起きる可能性が極めて高いでしょう。これを仕掛ける勢力は、共和党陣営および民主党陣営のどちらにも潜みます。なお、現段階では、どのようなサプライズが仕込まれているかは不明です。このサプライズによって、米国民の投票行動が大きく左右されます。

　このオクトーバー・サプライズが、シリア内戦からイラン戦争勃発を誘発するサプライズにならなければよいですが・・・。

　さて、今年11月に迫った米大統領選は基本的に、世界的寡頭勢力の二大勢力である米国戦争屋と金融系寡頭勢力(欧州寡頭勢力含む）の覇権争いになるとみてよいでしょう。ちなみに、現オバマ政権は後者の支援による政権です。そして、日米安保マフィアを含む日本の指導層(悪徳ペンタゴン勢力)は、ときの米国政権が共和党、民主党にかかわらず、戦後一貫して、米戦争屋系です。

　周知のように、現在、米国経済は切羽詰っているわけで、戦争屋政権ではない現オバマ政権は経済回復に成功していない弱みから、やむを得ず禁じ手の戦争経済に向かっています、その結果、オバマは嫌々ながら、米軍のシリア介入を示唆させられています(注４）。それほど、米国軍事産業の戦争中毒の禁断症状が深刻化していることを意味します。こうなると、今の病んでいる米国では、仮にロムニーが負けて、オバマ二期目政権が発足したとしても、戦争突入が避けられないということです。

３．今回のシリア内戦での日本人カメラウーマン暗殺と、イラク戦争時の日本人外務省職員の暗殺の共通性

　これまでの例から、米戦争屋による日韓を含む極東挑発は、彼らが中東戦争を実行しようとしているときに、活発になります、かつてイラク戦争のとき、米戦争屋の飼い犬国家・北朝鮮がそそのかされて、対日威嚇目的にてミサイル実験や核実験が行われています。今回は、シリア内戦（米戦争屋ネオコンはシリア反政府軍に加担）に対応してまたも極東挑発が行われていますが、米戦争屋ネオコンの本命ターゲットは中東戦争勃発優先です、お間違いなく・・・。

　ところで今回、シリアで日本人女性カメラマン(山本美香さん）が殺害されましたが、イラク戦争時には、外務省の奥氏とその部下が暗殺されています(注５）。今回の日本人カメラマン暗殺とかつての在イラクの日本の外務省職員暗殺には共通性があります。どちらも米戦争屋謀略部隊が絡んでいる可能性を否定できません。その動機は、能天気日本国民の関心を否応なしに、中東に向けさせ、将来、日本から戦費を拠出させたり、自衛隊を米軍の傭兵として派遣させる際、日本国民のアンチ中東感情を高める効果を狙っています。

４．近未来、われら国民資産が100兆円規模で次期戦争に用立てされるのか？

　米戦争屋の属国日本は、米戦争屋の次期中東戦争の戦費調達資金源に不可欠です。かつてのイラク戦争時、小泉政権下の日本政府が3070億ドル（30〜40兆円規模）を拠出した実績があります。その事実をノーベル賞経済学者のスティグリッツ・米コロンビア大教授が証言しています(注６）ので、間違いありません。これに味を占めた米戦争屋は次期中東戦争の戦費をまたも日本政府から拠出させようと狙っているのは間違いありません。

　そこで、ネット検索していたら、あるブログ(注７）で重大な大発見がなされていました、それは、2012年6月末から2013年3月末まで、わずか9か月で、日本政府の債務残高が100兆円オーダーで急増する見込みという大ニュースです(注８）。これはいったいなんなんだ！　財務省が野田総理をそそのかして、増税路線に走るのは近未来、巨額の国家債務増が生じるからなのでしょうか、それなら、民主党を犠牲にしてでも増税に血道を上げる財務省のウラ事情がうかがえます。

　財務省はここ9か月以内に、円高是正の名目で、またも巨額の円売りドル買いオペをやって、買ったドルで100兆円規模の米国債を買おうとしているのではないでしょうか。もしそうなら、これは、かつて小泉・竹中コンビがイラク戦争のときやったこと(国家犯罪も同然)の再来です。

　2000年に大蔵省から財務省に衣替えさせられた際、法律で国家債務を公表させられるように決められたことが裏目に出て、財務省は国民に知られるとまずい統計をやむを得ず発表させられています。しかしながら、大手マスコミはまったく、これを国民に知らせません。

５．日本は米国戦争屋を救うために破産させられる危険あり！

　さて、次期中東戦争に突っ込もうとする世界寡頭勢力(米戦争屋含む)とロンドン・オリンピック仕掛け人はつながっていますが、彼らが閉会式で黙示したこと(注９)を振り返ると、日本からありったけの国富を奪い取って、日本を破産させても、中東戦争で自分たちの経済立て直しを図ろうとしているような気がします。一方、われらの日本政府の方は、民主党を犠牲にし、国民をだましても、これに必死で協力させられているように見えます。その哀れな奴隷たちが、悪徳ペンタゴン野田一派であり、自公野党であり、財務官僚であるということです。日本の大手マスコミはこの実態をひた隠しにしています。

　われら国民は、ネット情報から、この実態に気付きましょう。

注１：本ブログNo.626『石原都知事に扇動される尖閣上陸日本人グループと橋下大阪市長、そして安倍・元総理をつなぐものとは』2012年8月21日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30207184.html

注２：本ブログNo.619『ロンドン・オリンピック開会式での日本人退場事件の意味するものは何か：われら日本人は再考を要す』2012年8月13日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30150258.html

注３：オクトーバー・サプライズ
http://en.wikipedia.org/wiki/October_surprise

注４：WSJ　“シリアへの武力行使、化学兵器次第＝オバマ米大統領”2012年8月21日
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_498013

注５：ベンチャー革命No.058『日本の外交官奥大使の足跡』2004年3月7日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr058.htm

注６：ジョセフ・E・スティグリッツ[2008]『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』徳間書店、201頁

注７：いかりや爆氏の毒独日記“民主主義って何だ？米国に隷従することが民主主義と言えるのか？”2012年8月22日
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/1e847947333a10b2522801a3215ee271

注８：財務省ホームページ “「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」に関する補足説明”（平成24年6月末現在）
http://www.mof.go.jp/jgbs/reference/gbb/2406hosoku.pdf

注９：本ブログNo.621『8月15日は終戦記念日ではなく敗戦記念日：ロンドン・オリンピック閉会式が原爆敗戦国の不死鳥日本人に黙示するものとは』2012年8月15日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30163936.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
　

コメント
01. 2012年8月23日 15:23:43 : uv3t8mF4Cs natoがまたシリア攻撃してくるのではないか。当たらないことを願うが。
02. 2012年8月23日 17:09:05 : Op2sM8LHZQ 　１００兆円はオーバーだが、この後、金を出せと言われたら、「F-22を１００機よこせ」と言えば良い。
03. 無生物 2012年8月23日 17:32:02 : ce0Ar6eaeTZ7w : 8cmLjyQH4H 田中宇氏、志葉玲氏によると、シリアで起きている反政府勢力（スンニ派イスラム主義過激派）VS政府軍（アラウィ派）の内戦は、欧米＋スンニ派中東諸国VSイラン＋ロシアの代理戦争。 NHKのニュース番組、海外コーナーは以前からずっと、シリア内戦を扇情的に報じ続けています。常に反政府勢力の側に立ち、アサド政権はひどい、女性が抑圧され子供が犠牲になっていると…。つまり欧米からの日本への関与を促すプロパガンダを流し続けているのです。 今回の日本人女性ジャーナリストの犠牲を彼らのプロパガンダに利用されてはいけません。 しかし、今の政権ではどうすることもできません。原発問題は放置され、オスプレイでさえ強硬配備されているのです。 竹島、尖閣問題が戦争屋のサル芝居とわかったところで、そろそろこの手の問題は戦争板に移されてはどうでしょう？ 真相の道さんが延々、政治板で粘る口実に利用されかねないと危惧します。
04. 無生物 2012年8月23日 18:02:23 : ce0Ar6eaeTZ7w : 8cmLjyQH4H それから五月さんは十分ご承知なのかもしれませんが、このブログ主の煽り方は時々陳腐です。 犠牲者が出る問題に、「100兆円オーダーの戦費拠出を米国から強要されるかも」とまず自分の財布を気にするがごとき書き方はいただけません。 志葉玲さんのメッセージ・・・ 「シリアに代理戦争をさせている勢力に対し、停戦を呼びかけることが日本を含めた国際社会のやるべきこと。それが山本さんやシリアの民衆の犠牲を無駄にしないことだ」
05. 五月晴郎 2012年8月23日 18:14:17 : ulZUCBWYQe7Lk : pDTJ60heqw >>3 ＞真相の道さんが延々、政治板で粘る口実に利用 >>4 ＞ブログ主の煽り方 承知してます。 そういたします。 ありがとうございます。
06. 2012年8月23日 19:32:58 : pDTJ60heqw シリアで取材中に亡くなった山本美香さんが学生たちに遺した「最期の講義」前編 「それでも私が戦争取材を続ける理由」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33333
07. 2012年8月23日 21:22:32 : Y28uZ2IjEw アメリカの究極のプランはイラン攻撃です。予定が遅れているだけです。シリアが内戦でややこしくなることはアメリカにとり絶好の機会です。シリアにアメリカとイスラエルが介入したらイランが出て行きます。イラン攻撃の口実ができます。そのためアメリカはイラン王族を飼っています。イラン奪還をした時中東の制圧が完成します。そのためにはお金が要ります。もちろんそれに群がるアメリカ軍需産業が手ぐすねを引いてまだかまだかと待っています。アフガンでは日本がお金を出しました。今でも出しています。イラク戦争はどうも中国のお金を中心にやりました。イラン攻撃に中国はお金を出しません。あとは日本しかないのです。日本がお金を出せる体制に入ったとたんシリアがいよいよおかしくなりイランが巻き込まれそしてアメリカがイラン侵攻をします。これは私の私見ですがたぶんこうなると思います。 ただ、アメリカが戦争に勝利するかどうかは不明です。今の戦争は基本的には戦争屋がやるので軍需産業と戦争屋が莫大な利益を得る事になります。もちろんユダ金です。ユダ金はいま不見識と言われるかもしれないがシリアに投資を続けている事でしょう。まともに新聞テレビを信用してはいけません。何に投資しているか言うには及ばないと存じます。余談ですがロシア大統領選でのプーチン反対運動に誰がお金を出しているかと同じ事です。ロシアは耐えました。しかしシリアは小国だし耐えきれないと思います。 日本はアメリカにお金を出したらいけないのです。円高だと言ってドルを買ったらいけないのです。一日でも早く野田民主党を潰しなりすまし日本人の政治をやめさせなければいけません。もちろん同和にも政治を任せたらいけません。すぐにお金をアメリカに送ります。自分のお金ではないから彼らは無茶をしても平気なのです。困るのは日本人です。なにしろ税金を払えない貧乏人からも税金をとる法律を通しているのです。
08. 無生物 2012年8月23日 22:00:35 : ce0Ar6eaeTZ7w : 8cmLjyQH4H >>05 強縮です。 この手の話題を思考ゲーム的に応じる胆力のない自分です。 個人的な一意見にすぎませんが、ご配慮いただきありがとうございました。
09. 2012年8月23日 22:10:12 : JwKVoNHMUi ＞かつてのイラク戦争時、小泉政権下の日本政府が3070億ドル（30〜40兆円規模）を ＞拠出した実績があります。その事実をノーベル賞経済学者のスティグリッツ・米コロ ＞ンビア大教授が証言しています(注６）ので、間違いありません。 ああこれね。スティグリッツの記事が分かんなくなってるけど、 2003年に行われた「溝口・テイラー介入」として良く知られている。 当時は別に円高ではなかっんだけど、なぜか為替介入が行われたのね。 これは普通の為替介入ではなく「非不胎化介入」と呼ばれるやり方なの。 どこが違うかというと、一般に為替介入をやる時はドルを買って、円を 売るわけだけど、その時に円の市場流通量が増える（=マネーサプライ増加）から 日銀が同額の売りオペを行って円資金を市場から吸収するのね。 「溝口・テイラー介入」=「非不胎化介入」の場合は、その売りオペをやらず、 マネーサプライを増やし、為替レートを円安に誘導した。 買ったドルは米国債に換わって一部がイラク戦争に流れたのは間違いない。 他の一部は住宅バブルの方に流れたはず。ただこのやり方は 脱デフレ＋円安誘導＋イラク戦争財源確保のトリプル効果を狙った 頭のいい金融政策だったとは言える。 ただ、こんなのはアメリカ側の財務次官J・Ｂ・テイラーが 全部細かい指示を出してやっていたので、日本の財務省や日銀みたいな ボンクラ法学部卒にはできない。 今度またシリア、イランで戦争をやるとしたら アメリカが同じことをやることは十分考えられるよ。 日本は相変わらずデフレだし脱デフレの為の金融緩和だと言えば 一般国民は誰も分からないだろうし。 >>07 別に税金でやる訳じゃないけどね。
10. 2012年8月24日 12:49:02 : uCDuh7Zw3M 山本美香さん最後の映像 銃撃後、画像消える http://www.youtube.com/watch?v=SdWVu-TULog

11. 2012年8月25日 14:24:40 : QmyrjoZuIs 今戦争をしたがっている国は、アメリカとイスラエル。 しかしアメリカはイラク攻撃はできない。 なぜならオバマ大統領はノーベル平和賞をもらってしまった。 アメリカはオバマが大統領でいるうちは産軍共同体の力が強くても何ともしがたい。 イスラエルはアメリカを後ろ楯にイランに戦争を仕掛けたいができないことをオバマがノーベル賞をもらった時点で自分たちの後ろ楯になってもらえないことがわかっている。 イスラエルは今のネタニヤフなどはガザへの攻撃もやめたいがシオニストが許さないのだと思う。 アメリカはブッシュによって産軍のダメージが大きくアメリカの財政が悪くなったことがあるので今はブッシュの様に「世界にアメリカの民主主義を植え付ける」なんて言うことはやらない。 そのかわり、相手をバラバラにす多面的な手法をとっている。 今度の閃閣・竹島はその工作に一端ではないだろうか。 　日、中、韓を引き離す様にCIAは工作しているのだろう。

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