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提出メモに検察幹部の実名 訴訟で揺らいだ日経「取材源の秘匿」===関係者は暴露されるぞ!
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/828.html
投稿者 日本一新の夜明け 日時 2012 年 8 月 26 日 10:25:31: Rz0UsIHlblQyg
 

陸山会報道でも関係者?によると、、、何だかリークのオンパレードだった!
陸山会裁判が落ち着いたら大手マスコミは首を洗って待つしかなかろう!!!
それと、みの、橋本五郎、いっぱい居過ぎて大変だにゃ〜(激笑


提出メモに検察幹部の実名 訴訟で揺らいだ日経「取材源の秘匿」

産経新聞 8月25日(土)20時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120825-00000553-san-soci
 談合事件の新聞報道をめぐる名誉毀損(きそん)訴訟で、訴えられた日本経済新聞社が捜査幹部の実名を挙げて取材源を明らかにしたことが判明し、議論を呼んでいる。「取材源の秘匿」は、日本新聞協会の見解や最高裁決定でも重要性が認められた報道の大原則だ。有識者からは報道倫理の観点から日経側の対応に批判が集まる一方、報道機関が取材源を明示しなければ敗訴するケースも多い名誉毀損訴訟の立証のあり方にも疑問の声が上がる。(前田武)

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 ■取材メモを提出

 問題となったのは、大阪府枚方市が平成17年に発注した清掃工場建設工事の入札をめぐる談合事件に関連した新聞記事だ。

 この事件では、大阪地検特捜部が19年、当時市長だった中司宏被告(56)=談合罪で1、2審有罪、上告中=や副市長、大手ゼネコン幹部(いずれも当時)ら計6人を逮捕した。1審大阪地裁で副市長は無罪、ほかの5人は有罪の判決を受け、上告中の中司被告以外は確定している。

 日経新聞は中司被告が逮捕される前の19年7月6日朝刊(大阪版)で、「頻繁に接待受ける」などの見出しで、中司被告が大手ゼネコン側から頻繁に接待を受けていた−と報道。中司被告は22年、「恒常的に接待を受けた事実はない」として、日経側に1千万円の慰謝料を支払うよう求め、大阪地裁に提訴した。

 この訴訟の過程で、日経側は記事の正当性を主張するため、当時の大阪地検幹部2人から取材した内容のメモを証拠として地裁に提出した。メモには、幹部2人の実名や取材のやりとりが含まれていた。

 このメモを含めて日経側が訴訟で明らかにした経緯によると、談合事件を担当していた記者2人は19年6月、別の記者から「中司被告は毎日のようにゼネコン側から接待を受けていたらしい」との連絡を受けて、検察幹部に取材するため出勤前や帰宅後に接触した。いわゆる朝駆け、夜回りと呼ばれる取材だ。

 記者が「(中司被告は)ゼネコン側とは1回会っただけと発言している」と話を向けると、幹部は「そんなことはないやろ。何度かは知らんけど、1回っちゅうことはないわ」と返答。別の幹部も「(接待は)大阪だけじゃなく枚方でもやってたんですよね」と質問する記者に対して、「それでいいんじゃない」と応じたという。

 記事はこれらの取材をもとに書かれたが、今年6月の判決は「取材活動は記事を正当化するには到底足りない粗末なものだった」として名誉毀損を認定、日経側に600万円の支払いを命じた。

 双方が控訴したため大阪高裁で審理が続くが、日本経済新聞社広報グループは訴訟で取材源を明示したことについて「本件については係争中のためコメントは差し控える」としている。

 ■「理解できない」

 一般的に、事件取材にあたる報道機関は、捜査当局の公式発表だけを報じるのではなく、捜査関係者などから非公式に情報を入手して真実に迫ろうと努める。こうした場面では当然、報道機関として取材源の秘匿が求められる。問題の記事でも、日経新聞は「関係者によると」として報じ、取材源を明示しなかった。

 元読売新聞記者でジャーナリストの大谷昭宏さんは「絶対に取材源を守るという信頼があるからこそ、相手は口を開く。それが、訴訟になったからといって反故(ほご)にするようでは、誰も取材に協力しなくなってしまう」と批判。「裁判などで取材源の開示を求められた記者が証言を拒否することはあるが、逆に自ら取材源を明らかにするとは理解できない」と話す。

 さらに、開示された取材源が大阪地検の最高幹部だった点に触れ、「公式に会見すべき立場の幹部だから実名を明かしても良いと考えたとしたら、それは間違い。公式会見と非公式な取材で答える内容が同じとはかぎらない。取材源を開示することは、幹部らの生の声を聞く機会を自ら放棄したと言わざるを得ない」とつけ加えた。

 ■ジャーナリスト生命

 ジャーナリストの田原総一朗さんも、テレビ番組での自らの発言をめぐり、取材源を明示するか否かが迫られた経験がある。

 田原さんが21年、北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん=拉致当時(23)=らについて、テレビ番組で「外務省も生きていないことは分かっている」と発言し、有本さんの両親が精神的苦痛を理由に慰謝料を求め神戸地裁に提訴。訴訟の過程で地裁は田原さんに発言の根拠である取材テープの提出を命じた。

 テープの提出を拒む田原さんの即時抗告を受けて、大阪高裁は「取材源の秘密は重要な社会的価値を有する」として、テープの提出を命じた神戸地裁の決定を取り消した。しかし、訴訟では23年11月の1審判決で田原氏が敗訴、確定した。

 田原さんは「たとえ敗訴するとしても、絶対にテープは提出しないと決めていた。提出すれば勝訴できたと思うが、取材相手を窮地に立たせることになる。それではジャーナリスト生命は終わりだ、と思った」と振り返る。

 ■立証のあり方に疑問

 日経新聞のケースのような名誉毀損訴訟では、訴えられた報道機関が「報道内容が真実であるか、真実と信じる相当の理由がある」ことなどを立証しなければ免責されない。しかし、そのためには取材源の開示が必要になる、というジレンマがある。

 専修大の山田健太教授(言論法)は「報道をめぐる名誉毀損の裁判では、報道機関が取材源の開示を拒んだばかりに内容の真実性を証明できず敗訴するケースが相次いでいる」と指摘する。

 日経新聞の場合、1審で取材源を開示したものの判決で取材自体が不十分だったと認定されて慰謝料の支払いを命じられたが、山田教授は現状の名誉毀損訴訟の立証のあり方に疑問を呈し、次のように提言した。

 「公権力をめぐる報道については、名誉毀損を訴える側が『報道の内容は間違っている』ことを立証する責任を負うべきだ」

 取材源の秘匿は、日本新聞協会の編集委員会が15年3月、「報道機関が何より優先すべき責務であり、記者にとっては究極の職業倫理」とする見解を発表。18年10月には、条件つきながら、最高裁が「取材源は民事訴訟法が裁判での証言拒否を認めている『職業の秘密』に当たる」とする決定を出している。

 言論の自由を担保する取材源の秘匿。日経新聞のケースは報道機関全体にかかわる問題だ。報道倫理の重みを踏まえ、議論を深める必要があるのではないか。  

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コメント
 
01. 2012年8月26日 10:45:10 : aQq0UGoaxY
 テープの提出を拒む田原さんの即時抗告を受けて、大阪高裁は「取材源の秘密は重要な社会的価値を有する」として、テープの提出を命じた神戸地裁の決定を取り消した。しかし、訴訟では23年11月の1審判決で田原氏が敗訴、確定した。

取材テープの存在は、いまだ田原総一朗しか知らない。


02. 2012年8月26日 10:53:22 : EeF8fVV93g
ガセリークを垂れ流した大手メディアの逃げ道は、そのガセリークを流した輩(検察官)を公表しなければならなくなる。

第二の抗争は検察対メディアになるのか!!!(激笑


03. 2012年8月26日 11:08:25 : QSKJMEiSmA
記者が「ゼネコン側とは1回会っただけと発言している」と話を向けると、幹部は「そんなことはないやろ。何度かは知らんけど、1回っちゅうことはないわ」と返答。別の幹部も「(接待は)大阪だけじゃなく枚方でもやってたんですよね」と質問する記者に対して、「それでいいんじゃない」と応じたという。

こんな話から「頻繁に接待を受けていた」と報道するとはあきれてしまう。
新聞は検察と同じで、自分の作ったストーリーを記事にしている。



04. 2012年8月26日 11:24:45 : mqpn05O6AA
検察幹部は公人中の公人であり、捜査に関する発言をするのであれば相応の責任を負うべきだ。
そのような人物を秘匿する目的は、情報源の人権や国民の知る権利の保護ではなく、検察と良好な関係を維持することにあるとしか考えられない。
そのような利益は、報道の自由の範疇に含まれないから、通常の情報源の秘匿(内部告発者の保護など)と同列に論ずることはできない。

本文の名誉棄損訴訟の構造についての問題意識は理解できるが、この事案で情報源秘匿の重要性を語ることには違和感を感じてならない。


05. 2012年8月26日 11:28:01 : G5fdl9m056
取材源の秘匿が、ガセ情報の証拠の秘匿にならないようにするためには、検証可能性を持つ1次情報の公開が欠かせない。

06. 2012年8月26日 11:29:10 : EeF8fVV93g
見込み、見立て捜査とはこの事か。
何だか、陸山会問題と同じだな。
検察と大手メディア(記者クラブ)がグルして事件を捏造する機関だ。氏ね!

07. 2012年8月26日 12:43:51 : sko0XVerYE
ここに出てくる評論家、学者は原子力村の住人と同じだね。
読んでてこちらの頭がクラクラしてきた。
>「公権力をめぐる報道については、名誉毀損を訴える側が『報道の内容は間違っている』ことを立証する責任を負うべきだ」

痴漢冤罪者が自ら無実の立証をしろと?犯罪者集団がなにをいう、ヤクザと同じ論理でよいのか?

>「取材源の秘匿」は、日本新聞協会の見解や最高裁決定でも重要性が認められた報道の大原則だ。
> 取材源の秘匿は、日本新聞協会の編集委員会が15年3月、「報道機関が何より優先すべき責務であり、記者にとっては究極の職業倫理」とする見解を発表。

こんなのは司法じゃなく、私法だろ!(怒)
大原則とは、国民の基本的人権をうたった憲法であり、司法、ジャーナリストは
権力の監視者でなければならず、公平、公正でなければならない。

ところが、報道被害は後を絶たず、国の価値まで毀損してきた。
司法が当てにならず、報道被害者は救済されず、泣き寝入りしかない。

恥を知れといいたい。



08. 2012年8月26日 13:14:20 : 56u3wKCWEk
要するに、捜査情報を漏えいするのは、犯罪ということ。
犯罪によって得た情報による記事も犯罪。
警察・検察は裁判で明らかにすべきものを、あることないこと報道にリークして
さらに報道が売文のために、面白おかしく脚色しているだけ。
そして逮捕されたものは、反論することすらできない。
こんなの、なにも守るべきものはない。
逮捕した後は、裁判でのみ公開の場で事実や双方の考えをぶつけ合うべき。

09. 2012年8月26日 13:38:18 : Eb48pxGbzI

 愛ですが  いまや プライバシー(秘密)が 限界に達している

 縄文時代に (秘密)は 存在していなかった 

 そもそも 動物(自然界)には 秘密は存在しなかったであろう

 そして 秘密を守る(擁護)など ありえない話だ

 ===

 文明とは 知識の創造 = 富の創造 = プライバシーの創造 = 暴力の創造 である
 
 ===

 愛は プライバシーを破壊して 集団暴力を否定し 富の格差をなくし

 知識の共有化を図るべきだと 考える
 


10. 2012年8月26日 16:20:13 : 1ioo7h1uY6
■「取材源の秘匿」なる ルールの尊重

 が 認められるのは 社会正義を守る為

 真実の追究を 追い求め時のみ 認められる

 たとえて言えば 

 毎日 西山記者の 沖縄返還密約など である

 社会正義や真実の追究姿勢などの カケラもなく

 権力者の手先となり 金儲けのみに走る

 今の マスゴミに 

 「取材源の秘匿」なる ルール適用は 認められない !



11. hanako 2012年8月26日 16:47:47 : IWnkF9nvLc5K6 : c2CLt9INmU
私も4番さまに同意します。

 取材源を守ると言ってもすべての事案に対してではなく、ケースバイケースだと思う。

今回のケースは日経新聞記者が、大阪地検の幹部から聞き出した情報である。しかもその内容は事実とは異なっているようである。だとしたら記者に漏らした検察幹部は「国家公務員守秘義務違反」を問われるべきである。

『取材源の秘匿は、日本新聞協会の編集委員会が15年3月、「報道機関が何より優先すべき責務であり、記者にとっては究極の職業倫理」とする見解を発表』

とあるが、情報提供者が秘匿してほしいと願った場合を除き、公表するかどうかは提供者に公表する前に打診するとか、いくらでもやり方があるはずである。

すべてひとくくりに情報源を明かさないという手法は、それを隠れ蓑にし、記者が情報源を曖昧にすることで、自らの誤報道の責任逃れができるシステムだと言えるのではないか。


12. 2012年8月26日 21:28:41 : KedVmJEaME
<04 そういった法感覚もないのが困るね。明示し、濫用防止まで講じていない法律だとそうなるのだろうね。 マスコミで明記明記などというのがあるが、関係者が抑制できない限りつまらない勿体付けにみるだろうし、セイゼイ公法運用勢力の小道具だろうね。

13. 2012年8月26日 21:33:54 : KedVmJEaME
<04 そういった法感覚もないのが困るね。明示し、濫用防止まで講じていない法律だとそうなるのだろうね。 人格識見、志などといっていたのがいたがね。 

マスコミで明記明記などというのがあるが、当時者性、代弁性ある関係者が参加でき、抑制できない限りつまらない勿体付けにみるだろうし、セイゼイ公法運用勢力(厄所、デマごみ)の小道具だろうという懸念はもつわね。 


14. 2012年8月26日 23:30:10 : 8hk0duzcU2
>「取材活動は記事を正当化するには到底足りない粗末なものだった」として名誉毀損を認定、日経側に600万円の支払いを命じた。

この日経の記者ねえ
大阪地検幹部2人の話の取材メモの証拠と、記事内容が一致していたら一体どうなるのだろう。新聞記者も検察も捏造は得意なだろうに・・・

中司被告は大阪地検幹部2人に、「国家公務員守秘義務違反」と残りの被害金額400万の損害賠償を請求できるのだろうか?


15. 2012年8月27日 01:24:03 : P0TzOQVb2E
あほか!
大阪地検の元幹部2名は国家公務員法守秘義務違反、日経の記者は共犯・名誉毀損罪。
原告と争う余地などまったくない。
裁判官は頭がおかしいのではないか。

とっとと刑務所にぶち込め!


16. 2012年8月27日 15:49:36 : aaGDCu39zg
メディアが事実上権力者のプロパガンダ機関と化している現状において、果たして取材源の秘匿を許すことが良いと私は思わない。
特に情報源が公権力に関係する人物であればなお更である。
情報のリークによって世論誘導を計ることは公務員の守秘義務に違反する違法行為なのだ。
そうした犯罪を防止するするには情報源が公務員である場合は情報源の隠匿こそ犯罪とすべきである。

17. 2012年8月27日 22:27:41 : eGgcWUWluc
 小沢氏の陸山会関連の裁判でも、「関係者の話でわかった」こととして大量のウソ・デタラメがテレビや紙面を賑わした。

 これまでにも「取材源の秘匿」をマスコミが悪用して不正・捏造が行われたケースも少なくなかったのではないか。

 個人の人生を左右する重要な問題に関しては、「誰がその話をしたのか」という情報はある程度公開する必要があると思う。


18. 2012年8月28日 02:36:35 : mLKj45KB2I
ジャーナリストの田原総一朗さんも、・・って立派なことを言っちゃって

みんなで嘘をついて国民を騙そうぜ!!
国民に本当の事を教えるな!
みんなでやろうぜ。捨て石になって、だろ?


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