�@マグマが噴火した火山地帯は大きな地震が発生しない、逆にマグマが噴出しなかった場所では、マグマが地表を押し上げようとして地震を発生させる。昨年3.11の大地震はマグマを噴出させなかったので、長期の地震振動と直下型地震が避けられないことになる。

つまり火山が大量にマグマを吹き出した近辺では、火山性微動はあっても大地震は同時に発生していない，大地震を発生した近辺では、活火山も休火山もマグマを噴出しない。従って島が大爆発し、沖に火山島ができ、列島の先の海上にも島が顔を出すと地震は沈静化する。しかし、今回のようにはマグマの噴出口がないと、関東直下型の大地震が近々起きる可能性が高いといえる。浜岡の原子炉は劣化クラックが発生しているといわれる，地震と津波や海水で穴が大きくなると予測される。

�A原発は冷却水には真水ではなくてマグネシウム（Mg）が使われている。海水にはマグネシウムが含まれている。マグネシウムはリチウムと共にイオン化すると強い共鳴振動数によって容器やパイプを酸化または還元して、穴をあけたり、亀裂を発生させたり、腐食や発火させる。そのためにイオン化されたマグネシウムやリチウムを共鳴共振する材料を使うべきでない。フクシマ原発の津波は配管や容器やブラケットなどのつなぎヨ部の亀裂から穴が拡大したのは当たり前。フクシマの地震と津波で、マグネシウムをはじめ多くの分子がイオン化している海水と云う火に油をそそいだ炉心が溶解する大事故となったのだ。福島3・11 の原発大事故の水素や蒸気爆発と放射漏れを、地震と津波の天災のセイにしてはならない。

日本の原発54基を点検すると，すべてに腐食・穿孔・発熱が見つかっている。40過ぎるとクラックが入り，海水で孔が開く。孔が開くと『燃料棒が入っている原子炉容器の密閉性が』崩れることになるから，原子炉圧力容器内で発生する水素が格納容器内に漏出し、格納容器内で可燃限界濃度に高まり水素爆発を起こす。仮に不活性な窒素ガスを格納容器内に注入し、水素爆発を防いでも極めて高濃度の放射性物質を含んだ水の海洋への放出や高濃度放射性物質を大気に放出しなければならない。原発は圧力がたまると蒸気と放射能を大気開放口から放出物は常に空気中に拡散している。直接浴びれば致死量の放射能を、巨大な大気と海にタレ流しているのである。

フクシマ原発事故の発生原因は、地震と津波に一切の責任に転化され、分子レベルの原因は黙殺されるため、原発は全面廃止にしなければならない。そして自然エネルギーから最新鋭の第二次産業革命を10年前倒しさせるなら、高度成長路線を復活できる。