地図とか、感謝状とか日本政府が論拠を出しているじゃない。これって間違い？ま、公式に「日本の領土です」って声明を出してはいないだろうけど。ＩＣＪのプレアビヒア寺院領有権裁判を見ても、間接的に紛争相手国領土と認めたり、あるいは、自国領土と主張すべき時に領有権を主張しなかったりする行為は、非常にマイナスに評価されるんだよね。この寺院をカンボジア領と認めた重要な論拠のひとつは、歴史的にどちらに領有権が属するかということではなく（判決は、双方の歴史的主張は考慮しないとはっきり述べている）タイ政府が、フランス側に長年の間、抗議しなかっこと、フランス領と記した地図の存在や（多少意味合いが違うが）、皇族が同寺院に「公式訪問」し間接的に相手国領土であることを認めた・・といったことだからね。日本政府が言っていることは、国際法の判断基準に照らして、「どんでもない馬鹿なこと」ではないと思うがね（笑）

（笑）いわゆる「東大話法」に似たレトリックですな。

では、台湾の言ってることについてはどうなの？

しかし、絶対的な真実は無いといことは、ＩＣＪに提訴することは一種の賭けなのよ。だから、日本が実効支配している尖閣に関しては、日本政府はこちらからは、裁判しようとは言わないし、韓国が実行支配している竹島の場合は、留保権を放棄していない韓国は、提訴に応じないわけだな。中国との関係で言えば、仮に、中国側が提訴に応じて、日本側に有利な判決を得ても、中国は拒否権を持っているから、安保理事会を通じた有効な制裁措置がとられないということもあるね。リスクの割りに、得るものが少ないわけよ。

貴殿は初歩的、基本的な処で勘違いしておりますな。

当方にとって「領土問題」は取っ掛かり、縦軸（歴史）横軸（世界）から観て、我々は何処に在るのか？及び何処に向かってるのか？を問うておる。　また、その為に議論或いはギロンを吹っ掛けているんでね。

それにね、ここに示された貴殿の「認識」は殆ど意味が無いことに先ずは気付くべきでは？

だって、前半は各国理由は其々、後半は係争にはリスクがあるー自明と言えば、自明のことですよ。

>ここは居丈高に人を馬鹿呼ばわりする奴が多いからね。俺、そういうの嫌いなのよ

嫌いならスルーなされば良いのでは？