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ジャマですよ 片山さつきさん カメラの前で好ポジション “本命”候補にピタリ寄り添う
http://gendai.net/articles/view/syakai/138649
2012年9月12日 日刊ゲンダイ
政治家は有権者に顔を売ってナンボの商売。だから目立ちたがりが多いが、自民党・片山さつき参院議員（５３）の右に出る者はいないだろう。
カメラが集中する総裁選のお祭り騒ぎは、彼女にとって、格好のアピールの場だ。１０日の石破茂前政調会長の出馬会見で片山は主役の後ろに陣取り大いに目立っていた。
「テレビニュースでこの映像を見て、過去の総裁選の記憶がよみがえってきました。片山さつきが小泉チルドレンとして、小泉純一郎の総裁選で前面に立ったのは分かるとしても、小泉後の総裁選では安倍晋三に、安倍辞任後は福田康夫にピタリと張り付いていたのです。度肝を抜かれたのは福田の時。福田は安倍と路線が違ったのに、決起集会でちゃっかり福田陣営に入り、福田のすぐ隣でエイエイオーと拳を振り上げていた。テレビで何度も報じられましたが、失笑を買っていましたね」（自民党関係者）
とにかく、片山のカメラ映りを意識したポジション取りは絶妙だ。最近も、消費増税法案が成立し、野田首相が参院自民党に挨拶回りした際、中曽根参院会長の横にいて、野田と握手するシーンを撮られていた。委員会質問でも、「ＮＨＫの中継が入る時は私に質問させてくれ」とゴリ押しするナンバーワンらしい。
恥も外聞もない。この女は何をやっても平気なのだ。
「そういえば、国対の会議を欠席し、世耕さんに電話で厳しく叱られた時のことです。片山さんは議員会館のロビーで世耕さんを見かけた瞬間、駆け寄って行って土下座して謝った。みんなが見ている前ですよ。手段を選ばないというか、羞恥心がまったくない人なんですね」（ベテラン秘書）
大勢の人が行き交うロビーだろうが、理由が何だろうが、目立つのは大歓迎！？
ちなみに、鼻は利くらしく、総裁選では必ず“勝ち馬”に乗ってきた。ポスト福田で、佐藤ゆかりや猪口邦子らオンナ小泉チルドレンが小池百合子の支援に回る中、片山はギリギリまで態度表明せず、最後は麻生に投票した。
今回は石破だ。シタタカな片山が幸運の女神になるのか。
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