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この男の肩書きは正式には、日本国防衛大臣ではなく、アメリカ合衆国国防総省日本局長である。
（「しんぶん赤旗」 2012.09.13 日刊紙 ２面）
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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196790-storytopic-3.html
防衛相、緊急着陸を矮小化 オスプレイ配備、知事反発（琉球新報）
2012年9月12日
森本敏防衛相は１１日、県庁で仲井真弘多知事と面談し、６日に米ノースカロライナで起きた米海兵隊の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイの緊急着陸について、熱交換機の油漏れが原因と説明し、「車を運転する時に警告灯がついたので道の横に止めてチェックしたようなもの」と述べ、安全性に問題はないとの認識を示した。この発言に仲井真知事が「自動車の熱交換機がオーバーヒートするとエンジンは止まる。軽くはない」と反論した。森本氏は佐喜真淳宜野湾市長との面談後にも記者団に「天候が悪くスリップしやすい時に自転車を押して歩くようなもの」と述べた。航空機の緊急着陸を車や自転車と同列にして問題を矮小（わいしょう）化し、佐喜真市長が「恐怖」と表現した県民の不安感とは懸け離れた姿勢を見せた。
森本氏は６日の緊急着陸の原因を「ギアボックスの熱交換機にヒビがあって、油漏れがあった。その熱で煙が出た」と説明し、「予防着陸であり、事故の概念の中にはない」と述べた。
この発言に、仲井真知事は「軽くはないですよ」と二度反論した。
また、仲井真知事はオスプレイの米軍普天間飛行場への配備について「とても容認できる説明ではない。容認するのは無理がある」と述べ、強い反対姿勢を直接伝えた。
６月に米フロリダで起きた墜落事故の原因について森本氏は「人的要因」と結論付けた上で、「日米合同委員会で安全対策を協議している」と述べ、沖縄側の理解を求めた。
しかし、仲井真知事は「防衛省は人為的と機械の不具合を分けて考えているが、普天間は若い海兵隊員が訓練している。政府の説明は機械の不具合がなくても落ちますと言っているようなもの」と厳しく指摘し、県民の不安は払拭（ふっしょく）できないとした。
森本氏は知事面談後、記者団から住宅密集地にあり、周辺に空き地などのない普天間飛行場で緊急着陸などが起きた場合に安全策が取れるかを問われ、「私には何とも答えがない」とも述べ、具体的な安全策が乏しいとの認識を示した。
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http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-12_38878
オスプレイ緊急着陸 車の不具合と同じ 防衛相（沖縄タイムス）
2012年9月12日 10時05分
森本敏防衛相は仲井真弘多知事との会談の中で今月６日、オスプレイが米ノースカロライナ州の市街地へ緊急着陸したことを、熱交換機からの油漏れと説明し「車を運転するときに、警告灯がついたので道の脇に止めてチェックしたことは、必ずしも事故と言わないのと同じようなもの」と述べた。
これに対し、仲井真知事は顔をこわばらせて「熱交換機がオーバーヒートというのは大変だ。そうは、軽くない」と反論。森本氏は「軽くはないが、事故とはいえない」と応じた。
また、森本氏は佐喜真淳宜野湾市長との面談後、記者団の質問に答え「自転車に乗っていて、ちょっと天候が悪く、スリップしやすいときには、自転車を降りて押して歩く」と、オスプレイの緊急着陸を今度は自転車の場合に例えた。
佐喜真市長は「自転車と違ってオスプレイは万一、事故、不時着が起これば大惨事につながりかねず、自転車と例えるとはいかがなものか」と、強い不快感を示した。
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