『前も言ったけど、報道された融資申込書には担保欄（定期預金）に陸山会代表小沢一郎って書かれていて、住所も陸山会だ。』
⇒「担保欄（定期預金）」ではなく、「担保欄（“約束手形”）」だっつーの。
手形貸付けの融資申込書の担保蘭に書くのは、“約束手形”だっつーの。

手形貸付けというのは、“約束手形”を振り出して、それを銀行に担保として差入れして借入する方法です。
“約束手形”ですから所詮信用貸付けということになります。
ですから、金額が大きい本件のような場合には担保物件(本件では定期預金)を差入れすることにより融資枠を設定して、その融資枠の範囲内で随時手形貸付けを利用できるようになります。

『さらに担保の差し入れ人と融資申込人が異なっていても、別に法的には問題はない』
⇒そうやって、話を捻じ曲げるな。ブンブン。
本件の場合、陸山会が担保差入れ人ならば、融資申し込み人は陸山会に限られます。小澤個人が担保差入れ人ならば、融資申し込み人は本文の通り小澤個人でも陸山会でも、どちらでも良いこととなります。

『こんな文章が記載されてる（ってかこういう風に書かなきゃならない）用紙ってホントにあるの？』
⇒実務で、いっぱ〜〜い扱ってたよ。
会社の土地・建物だけでなく、会長や社長、専務らの個人資産を担保に差入れして融資枠を設定してもらい短期貸付(手形貸付け)を随時できるようにしておくのです。
ですから、根抵当権の設定も必要となる場合もあり、この「担保差入れ証書兼融資枠設定申込書（仮称）」には、社長ら本人の意思確認も必要なので実印が必要となります。

それから、担保差入れ人と担保物件の名義は同じでなければならないからね。
本件の場合、陸山会名義の定期預金では、本文の通り融資枠の設定はできませんから、一旦、解約して小澤個人名義の定期預金を組んで、それを担保に差し入れると言う方法を取ります。

『普通は「融資申込者」「金額」「使途」「担保」「返済期日」を記入して終わりなんじゃないかと思うんだけど。
オマエが拘ってる部分ってりそなで確認できないのか？』
⇒りそなと全国銀行協会に電話で聞いたけど、ナイショだってさ。
実際に銀行取引実績があって、マジで融資の申し込みを相談しないと教えてくれないそうだ。ケチだよね〜〜。

『少しは賢く振る舞え。』
⇒サルでもできる『はんせ〜〜い。』
でもさ。森女史にはメールしといたけどさ、これでなにも動かない日にゃぁ、アタシャど〜〜受け止めたらいいのかね？

いずれにしても、ここに書かれているのは“約束手形”に関することなので、その説明をします。
“約束手形”の支払期限は通常一年以内です。
ですから、本件の平成１７年の借り替えはこのように行われました。
又貸し後の４億円の定期預金を解約して、小澤個人の当座預金口座に振込（※）すると、自動的に手形交換所を経由してりそなへの４億円の返済が行なわれます。
「担保差入れ定期預金４億円」の内、２億円を解約し、融資枠残高２億円を利用して、新たに手形貸付け２億円の借入をしました。
（※）平成１７年の収支報告書への記載
｢４　支出の内訳　政治活動費　その他の経費 239,702,734円｣
「165頁の ６　資産等の内訳　（預金等）　256,500,000円」
「165頁の ６　資産等の内訳　（借入金）　小澤一郎　263,939,061円」

話を戻しますが、動画の「自動更新」とは、４億円の融資枠に対して２億円の借入しかしていなければ、余裕の２億円の融資枠を使って、返済前に新たに２億円の借入を行い、それを原資として当座預金口座に振込することにより、最初にした２億円の手形貸付けの返済が「自動返済」されるというものです。
通常、融資枠いっぱいに借入することはありませんので、毎月支払期日が来た分の約束手形を新たに振り出すと言うだけで、「自動更新」されます。
従って、本件の場合とは違います。

オレが言ってるのは

>>｡ﾘ私、小澤一郎は、４億円の定期預金を担保に差入れしますので、私若しくは陸山会に融資枠４億円を設定してください。』

の「私若しくは陸山会に」ってとこだ。
こんなどっちつかずの申し込みなんてあり得るのか？
オマエの場合相当妄想混じってるからなｗｗｗ

『極度貸付か単発貸付は金額の大小じゃないぜ』
⇒手形貸付けによる単発貸付(？)は、銀行ではやりませんよ。
三千万円以下なら無担保ローンなどというものが金貸し業者でありますが、内容は手形貸付けによるものであり、返済ができれば問題ないのですが、返済が一日でも遅れると不渡りとなり、財産の全てが差し押さえになる場合があります。
ですから、銀行では取り扱いません。
あなたの言う単発貸付は、証書貸付と呼ばれるものです。

『単発の預金担保の手形貸付なら手形面に振出人（借り手）と保証人を連記
あるいは金銭消費貸借契約書も別途徴求する』
⇒約束手形に保証人の記入欄はありません。
同等の効果のあるものとして、「裏書き」があります。手形の裏書きは、連帯保証人とされますので、不渡り等の事故があった場合には振出人より先に支払の請求がされる場合があります。
本件の場合、動画には融資申込書の担保（約束手形）差入れ人は「陸山会代表小沢一郎」となっていましたので、たぶん、保証人の意味で裏書きされていたと思いますよ。

それから、「担保差入れ証書」と「金銭消費貸借契約証書」による貸付のことを「証書貸付」と呼びます。
これは、その名の通り、担保を差し入れて借入をするもので、返済が済めば担保は解除されます。長期の貸付に利用されます。

『極度扱いの手形貸付なら極度貸し金銭消費貸借契約証書と約手が必要となる
金証はあらかじめ文面が印刷されているのはジョーシキだよ』
⇒あなたが「極度貸し金銭消費貸借契約証書」と呼ぶものを、私は「担保差入れ証書兼融資枠設定申込書（仮称）」と呼んでおります。
『あらかじめ文面が印刷されているのは』、担保差入れ人(小澤一郎)や担保物件名(定期預金)や金額(４億円)や担保物件の名義(定期預金の名義)以外の部分だろ。

『本件の場合は単発貸しじゃないの
となれば、最低、手形面に振出人と保証人として担保提供者の記名捺印で済むだろ』
⇒本件の場合は単発貸しではありません。

４億円もの大金を、実印を使わないで、その日に貸してくれる銀行があったら教えて下さい。
証書貸し付けは、個別に担保を差入れするので銀行印だけで借入ができますが、申し込みから融資実行までに何日もかかります。
手形貸付けは、あらかじめ担保を差し入れしておき、銀行に融資枠を設定してもらい、その融資枠の範囲内で随時手形貸付けによる借入が即日入金されます。

>>19 お子茶魔 様

『「私若しくは陸山会に」ってとこだ。
こんなどっちつかずの申し込みなんてあり得るのか？』
⇒あり得るよ。つーか、あたりまえじゃん。
社長(小澤一郎)の資産(定期預金)を担保に差入れして、融資枠を設定したのだから、その小澤一郎の融資枠を使って、社長(小澤一郎)が借入しようが会社(陸山会)が借入しようが小澤一郎さえ文句なければ自由だよ。
これは、ほほえましい社長(小澤一郎)の道義的責任を果たす行為であり、｢利益相反取引｣とはなりませんからね。
でも、その逆は｢利益相反取引｣となるので、絶対ダメだからね。

アンタの判断は正しいと思う。
オレも大体同じ考えだ。
ちょっと付け足すね。

不適切、或いは不完全な処理のもと収報に記載した、という指摘については認めざるを得ないだろう。
何度も阿闍梨に同じことを言い続けているんだが、「不完全な処理」という事は「完全な処理」があったという事であり、それはまた本件が単なる事務処理上の不備だという事に他ならない。
それは一審の判決要旨に遠まわしに書いてある。
要するに「完全な処理」があったという事は、やろうとしたことを違法性のない形で処理する方法があった、つまりやろうとしていた事自体は別に違法という訳じゃない、と結論づけられるはずだ。
だからオレが弁護士なら「焦点は処理が完全か不完全か、という問題に帰結します。またそう考えると、小沢氏が処理の完全・不完全を判断できるほど詳細な報告を受けていたとは考えにくいし、小沢氏が完全な処理をすると部下を信頼していたことは想像に難くない。ならば小沢氏の共謀などあり得ないし、ましてや敢えて不完全な処理を画策するなどあり得ません。そんなことをしても何の得にもならないばかりか、返ってまずいことになり兼ねませんから」って言うんだけどなｗ
またさらに言えば、石川も処理の完全・不完全を判断できるほど専門知識があったとはあまり考えられない。
なぜかというと、もし石川にそれだけの知識があったなら、司法書士の言いなりになんかならず、石川が全面的に合意書を締結する時イニシアチブを取ろうとしていたはずだ。
そして支払日の延期が困難だと知った後、売主に違法性のない形で処理できるような合意の締結を要請したはずだ。
つまりは担当者の無知ゆえの事務処理上の過失に過ぎない。
そう判断するのが妥当だと思うよ。
あと残る問題は、預り金や他団体からの寄付に関する事務処理だが、それとてっ土地取得計上が罪に問われる性質でないのなら、それを基準に寄付の確定をすることも同様犯罪性を問うような問題ではないことになる。
そして残る預り金だが、石川が予定していたように書類に署名をもらう事が出来ず、結果的に半日ばかり融資が遅れ、その影響で数時間預り金を支払等に流用したというだけの事だ。
半日、いや数時間だよ？
それを刑事告訴して処罰するのはいかがなものかねぇ。

黄泉の国のカミ(ＳＡＮ)のお告げ(絶対命令)があったので、返事が遅れてゴメンね。
さて、まとめて回答するね。

『預金担保で反復融資の必要がない場合、百％単発の手形貸付となる』
⇒本件の場合、平成１７年に借り替え(あなたの言う反復融資)が行なわれています。
又貸し後に組んだ４億円の定期預金を解約して、４億円を小澤個人の当座預金口座に振込しましたから、小澤個人への４億円の返済は一旦完済し、同時に小澤個人からりそなへの４億円の返済も完済しました。

「担保提供定期預金４億円」の内、２億円を解約して資金繰りのために政治団体に資金移動しておきました。
まだ融資枠２億円が残っていますので、新たに２億円の約束手形を振り出し手形貸付により、りそなから２億円を借入して、陸山会に貸付けました。

この平成１７年の借り替えの一連の手続きは、２億円の約束手形に使用する銀行印だけで出来ます。
尚、手形貸付の場合の融資申込書は、銀行側の手続き上必要なだけの書類なので、認印で良く、また、最初に必要なだけで、借り替えの場合には不用です。
実務的には、最初から２億円の手形は用意してあり、銀行側で全部やってくれます。

「担保提供定期預金４億円」の名義が“陸山会”ならば、ストーリー自体が成り立ちませんし、平成１７年に借り替えの手続きをする必要など、まったくありません。

だ・か・ら、担保提供定期預金の名義は小澤個人ということですよ。

『不適切、或いは不完全な処理のもと収報に記載した、という指摘については認めざるを得ないだろう。』
⇒検察が不適切、或いは不完全な処理のもと起訴した、という指摘については認めざるを得ないだろう？え？どうなんだ？

『【第２７回】陸山会事件の真実のストーリー（完全版）。公訴権濫用の証拠、“陸山会事件の真の真相”も解説』
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201205/article_1.html
この収支報告書のどこに『無知ゆえの事務処理上の過失に過ぎない』部分があるんだい？
収支報告書をフツーに見れば、｢真実のストーリー（完全版）｣のストーリーとなります。
これに、虚偽記載があると言うのならば、その根拠法を示して、虚偽記載の無い収支報告書に修正して見せなければ本来は起訴できないハズです。
お前達が、そんなに検察の正当性を主張したいのなら、全部修正出来てから言え。

『無知ゆえの事務処理上の過失に過ぎない。』
⇒検察と郷原つー奴らとお前達の『無知ゆえの事務処理上の“公正妥当な処理に気付かないと言う”過失に過ぎない』犯罪とも言える言動が冤罪を生むんだよ。

＞>>28 お子茶魔 様
阿闍梨(あじゃり)でおまッ。
お子茶魔様ってさ〜〜、本当は何人いるの？
ほら、この前、明らかに違う奴がお子茶魔様のＨＮでコメントしてきたじゃん。

なんだそれ〜ｗ
マジか？
どこ？
教えてくれ〜

もし別のならソッコー教えてくれ。
頼むぞ。

『弾劾法１０条３項で森議員は回答できないだろう』
⇒「弾劾法１０条３項：訴追委員会の議事は、これを公開しない。」
本文を、ちゃんと読みなさい。「おこさまちゃん」達の悪い癖。
『訴追委員会の議事の内容は、法律で非公開となっておりますが、訴追委員会が開かれたか否か、調査報告書の捏造等の訴追委員会事務局による不正が行なわれたか否かについては、まったく別の話（職務規定違反、職権乱用罪）です。』

『本来の意味の二重スパイとは、検察のスパイと見せかけた小沢氏のスパイ、或は逆』
⇒森ゆうこ議員は、元々検察のスパイではなかったが、検察審査会を“うんぬん”言うようになった頃から、検察に味方するというか利用されてしまっています。
二重スパイの定義と違うだろッてか？
細かい所を気にするのも「おこさまちゃん」達の悪い癖。(杉下右京さんみたい)

弾劾法１１条では、『訴追委員会は裁判官について、訴追の請求があつたとき又は弾劾による罷免の事由があると思料するときは、その事由を調査しなければならない。』となっておりますので、調査小委員である森ゆうこ議員は、只今調査の真っ最中と言うことになります。
【第２８回】の訴追請求状を読んで、何も行動しないというのはありえません。
たぶん、森ゆうこ議員は、まだ訴追請求があったことすら知らないと思いますよ。

『何度も聞くが、君達は一体何者なんだい？』