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“日中戦争”まさかと思うが杞憂と笑えない状況 “決める政治なNODA”の責任は重大 (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/892.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 9 月 19 日 07:07:22: igsppGRN/E9PQ
 

“日中戦争”まさかと思うが杞憂と笑えない状況 “決める政治なNODA”の責任は重大
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/63db5cb5f7da1f5faf4c3095f29b45cc?fm=rss
2012年09月19日 世相を斬る あいば達也


 石原慎太郎が“新党構想妄言で恥かいた、何か名誉回復を”と云う欲望とジャパンハンドラーズの思惑がピッタリ符合した結果、米国で“俺、尖閣買っちゃうよ”宣言をしたわけだが、米大統領選絡みもあり、親米保守主義者の石原と共和党戦争屋の波長が合った点、特に違和感はない。オバマ民主党政権にとっては、おそらく青天の霹靂な問題なのかもしれない。

 米民主党にしてみると、基本的には日本はナッシングなのだが、国民の資産には魅力を感じている。金は欲しい、金をむしり取るのがTPPであり、それで充分だ。軍事同盟関連は、歴史的に共和党中心のジャパンハンドラーズの勢力圏なので、特段権益に手を突っ込む程の魅力は感じていない。アーミテージ・ナイら戦争屋勢力と日本の官僚達の忖度に期待すれば事足りる。ところが、野田佳彦は、どのようなメッセージとして、石原の尖閣買い取りを受けとめたのか判らないが、国有化宣言を早々に決定していた。

 “決められる政治家でありたい”と云う願望が実現する材料が目の前にぶら下がってしまった。オタク政治家としては、ダボハゼの如く喰いつくのは当然の帰結なのだろう。今回の尖閣国有化で熱心に動いたのは官邸筋だ。外務省が強く関与した形跡は見られない。どちらかといえば、己らの人事に多忙で、適当にアドバイスしておこう程度のスタンスだったのだろう。民間人の丹羽大使を更迭してしまうのが主たる目的であり、対中外交はそれからだとタカを括っていた。

 ところが大使に就任したばかりの西宮伸一氏が急死してしまった事で、外務省チャイナスクールの面々の動きも停止状態になっている。それでなくても、民間人に中国大使のポストを奪われ臍を曲げていたわけだから、中国との関係性について、それほど熱心に関与する気はなかっただろう。野田政権が対露外交に一筋の光を見ているだけに、心根は複雑。それほど、熱心に外交分析はしなかった気がする。その流れの中で、無知蒙昧な決める政治オタク首相は前のめりになった。

 今回の尖閣国有化問題の火つけ役は石原と米国戦争屋だが、前のめりに国有化を決定したのは、誰あろう、間違いなく野田佳彦だ。APECウラジオストックにおける野田佳彦と胡錦濤の立ち話は、双方の表情からみてかなり殺気立っている雰囲気だったようだ。日本のマスメディアの報道は≪両首脳は日中関係について意見交換した。首相は7日に中国・雲南省で発生した地震への見舞いを述べた≫程度の扱いだ。野田は「中国の発展は、わが国や地域社会にはチャンスで、戦略的互恵関係を深化させていきたい。現下の日中関係については大局的観点から対応したいと申し上げた」と抽象的発言をした。

 しかし、人民日報は一面で、そのような儀礼的問題など無関心で、尖閣の国有化は中日関係に重大な支障を来す、と忠告、恫喝している。世の中慇懃無礼と儀礼で生きていけると信じている男の感じ方はどうでもいいが、胡錦濤は国有化はやめてくれ、と云うかヤメロ!と言っている。しかし、野田等云う政治家、報道陣が見ている環境では、強気を押しとおすのが生きる術だった成り上がり者、笑顔一つ作れなかったのだろう。

 ちなみに、人民日報は胡錦濤の発言として「最近、日中関係は厳しい局面に直面している。魚釣島問題で中国の立場は一貫しており、明確である。日本側がいかなる方式で『島を購入』してもすべて不法であり、無効である。中国側は断固反対である。中国政府は領土主権を維持する問題での立場は断固変わらない。日本側は十分事態の深刻さを認識すべきで、誤った決定をしてはならない。中国といっしょに日中関係の発展の大局を維持しなければならない」。つまり≪中国政府は領土主権を維持する問題での立場は断固変わらない≫ここが味噌で、尖閣棚上げ、日本の実効支配は黙認しようではないか、と言っている。

 なにも中国政府の怒りにビビれと言っているわけではないが、外交センスが皆無である事を露呈したのは事実だろう。胡錦濤であれ、中国共産党であれ、多くの内政問題を抱えており、経済成長の鈍化も喫緊の課題になっている。また、肥大化する人民解放軍を制御する力は年々衰えている。まして、中国は10月には指導者の交替時期であり、センシティブに扱うべき外交の相手国事情と云うものもある。官邸筋の話だと、習近平になってからでは国有化イコール中国海軍の関与もあり得る、と云う泥縄的決定であったようだ。

 その上、中国大使不在のような状況下で、中国外務省と「国有化に関する事前協議」は一切なされていない。なぜか石原と野田の密談後、11日に閣議。11日当日になって、杉山晋輔アジア大洋州局長を北京に派遣したのだから、胡錦濤に喧嘩を売ったようなものだろう(笑)。至ってノーテンキな藤村官房長官などは「島の所有権を地権者から国へ移転する。他国との間で何ら問題が起きるものではない。今日までも国が維持・管理しており、そんなに変わりのない状態だ」と述べ、胡錦濤の顔に泥を塗ったのは否めない。腹を括って、そのような手順を踏んだのなら、それはそれなりの評価だが、現況のような事態まで尖閣国有化の事実が深刻な日中関係になるとは思っていなかった点が問題だ。まさか、胡錦濤は親日だから大丈夫などと、思ったわけではだろう(笑)。TVなどは、中国政府の制御が効きはじめた、と楽観的状況を報じていたが、それは甘い解釈なのではないだろうか。朝日は以下のように伝えている。

≪ 反日デモ、100都市で 中国当局の制圧姿勢も効かず
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY201209180624.html
  満州事変の契機となった柳条湖事件から81年となった18日、中国の多数の都市で反日デモがあった。中国当局は暴徒化への制圧姿勢を強めたが、柳条湖事件の現場に近い遼寧省瀋陽の日本総領事館では、デモ隊によって窓ガラス10枚以上が投石で割られた。
 中国当局は各地で、これまでを上回る治安部隊を配置し、制圧姿勢を鮮明にした。北京市公安当局は携帯メールで、警察の指示に従うよう求める一斉メールを送った。
 それでも、中国のネット上の情報や香港メディアによると、反日デモは100都市前後で起きた。北京、上海、瀋陽、広東省広州などでは数千人から1万人の規模に膨らんだ。各地で治安部隊とデモ隊との間でもみ合いなどが発生。北京の日本大使館でも18日、窓ガラス6枚が割れているのを館員が発見。近くで直径1センチ前後の金属球やガラス球、石などが見つかった。
 一方、米国のパネッタ国防長官と中国の梁光烈国防相が18日に北京で会談し、尖閣問題について意見交換。新華社通信などによると、パネッタ氏は日中双方に問題解決に向けた対話を求めた。梁氏は、尖閣諸島を日米安全保障条約の適用対象とすることについて「断固反対する」と述べた。
 また、18日に日本人2人が尖閣に上陸したことについて、中国外務省は「中国の主権に対する厳重な挑発」と非難する談話を発表。「中国側はさらなる措置を講じる権利を保留する」と、報復措置も辞さないとの姿勢を示した。
 中国外務省の洪磊・副報道局長は18日の定例会見で、福岡市の中国総領事館に発炎筒が投げ込まれた事件についても「強烈な不満」を表明した。(北京=林 望、大島隆)≫(朝日新聞デジタル)

 米国のパネッタ国防長官と中国の梁光烈国防相が18日に北京で会談。初めて人民解放軍の制服組トップが尖閣問題に言及した事は異例中の異例だ。筆者から見るとヤバイ状況なのだと思う。ネトウヨさんなら、“そうか、ヤレ〜!ヤレ〜!”で済むだろうが、ことは複雑だ。レオン・エドワード・パネッタ国防長官はブッシュ時代のゲーツとは異なり、民主党政権選出の国防長官だ。米軍再編や軍事費削減にも努力しているオバマ政権の国防長官である。共和党戦争屋勢力とは親和性のない考えを持っている。勿論、クリントン国務長官は中国大好きと来ているのだから、中国に対し「これ以上事態をエスカレートさせて地域の平和と安定を破壊することは、いかなる国の利益にもならない」と沈静化を求めたわけだが、日本にも同様の要求をしたに違いない。

 さてはて、どこが落とし処なのか、筆者には見当もつかない。野田としても「国有化」の看板を降ろす事は出来ないだろう。毅然とした態度で粛々と臨むのは勝手だが、この儘だと血を見る事態が誘発される可能性が高まってきている。中国も一歩も引かないどころか、反日教育の霊験あらたか、好戦的国民の感情を制御出来そうにない事実が問題だ。すべて野田君、君のやったことだ。チャンとケリをつけて欲しいものだ、辞任程度でお茶を濁されては困るんだよ、訪中したら如何か?中国国民が熱烈歓迎してくれるに違いないぞ!(笑)。中国海軍が出てきて、自衛隊出動なんて事態になったら、そのすべては、君、野田佳彦の責任だから、シカト自覚して欲しいものだ。海軍力だけなら自衛隊が勝てるなんてレポート信じてないだろうね(笑)。米戦争屋の仕掛けだ位、理解しているだろうな〜?開戦しても筆者は構わんが、やる以上、自衛隊だけで勝てる戦争してくれよ(笑)米軍は傍観するだけだから、念のため。半分冗談、半分本気で今夜はこの辺で、オヤスミナサイ!


 

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コメント
 
01. 2012年9月19日 07:25:33 : EIvbKAl1nF
この程度で戦争はしないでしょうよ。

したら「日米安保」の虚妄が丸わかりになる。

「日本はちっとも悪くないのに、戦争が始まった、なのに米国は何もしてくれない」

じゃ、何のために基地を貸し、高い用心棒代を払ってきたのか、という世論が沸きあがる。

日中の心理と経済関係の破壊が最大の目的でしょう。


02. 2012年9月19日 07:29:42 : aJmZ6ZnSus

尖閣問題を発火させて中国進出の日本企業をアメ公に売り飛ばしたのは、落選息子宏高とアホ伸晃のため。

アタマのイカれた病的な極右都知事をヘリテージ財団(軍需)に呼び付けて尖閣買取を発表させ、
極右松下政経塾政府に買い取らせる道筋が立てられた。

尖閣問題を発火させることで
日中国民の離反と、反原発・反オスプレイ・反軍が渦巻く状況を一気に潰そうとしたのだ。
国民の反軍闘争を領土紛争の捏造で反転させる昔からの小汚い手である。

いま、日中国民の共通の敵は、極右のチンピラ政治家を操る軍事財界であることが鮮明になった。
http://esashib.com/seitosiziseron01.htm


03. 2012年9月19日 07:46:01 : Op2sM8LHZQ
 日本国民は長年、自らの意思を強く表明しなかったため、野田ブタのような、外交も内政も手に付かない愚劣な政権が誕生した。世界の平和と安全を崩壊させる民主党政権を、早々に潰さねばならない。

04. 2012年9月19日 08:24:03 : 28s2OZySuE
APECの際警告を受けたにもかかわらず、「国有化」によって中国「国」のメンツを潰した上、最高権力者にとって今まで誰にもない「汚名」をかぶること意味する。所詮一都知事の暴走を押さえてから、外交手段を取るなりするのが国家である。「国有化」以外の方法はいくらでもあった。
尖閣問題で戦争へ導こうとする火遊び、売国TPP、消費税上げ、及び原発等全ての問題の主犯格を今こそ引き摺り下ろさなければ、底なしへの沈没は止まらないはずである。おまけに、そうすれば、「メンツ」挽回ということで今回の騒ぎも収まる。

05. 2012年9月19日 09:51:37 : DxsKqqaEGg
中国政府を批判できる評論家は一人もいない。後からくる報復が怖いし対処できないよね。
やはり日本政府、野田総理、アメリカを批判するほうが安全だし権力を怖れない正義のヒーローに見えるよね。
でも暴れ回り破壊や放火してるのは中国人だし、それを黙認してるのは中国政府だぜ。
マスコミや警察やネットをコントロールできるのは中国政府だよ。野田総理ではないよ。

06. 2012年9月19日 10:35:08 : 28s2OZySuE
>>05
中国政府を批判して問題解決したら特にことが済んでいる。中国国内ごく一部のクズともの暴動ややらせデモと、日本の国政、外交と同レベルで議論するのは賢明ではない。こっちが被害者だから相手が悪いような子供の喧嘩ではないからである。国内をしっかり固めておかなければ、対外の如何なるアプローチも無意味である。「野田総理が放火してない」ような幼稚すぎる弁解は本気で言っているのか?

07. 2012年9月19日 11:46:57 : Gm7BRTVJKo
06さんのお説に賛成。

08. 2012年9月19日 11:52:54 : ASoliZlDAM
核兵器を早急に製造し、戦争突入しろ。
アメリカのいう事など聞かぬ。アメリカは経済破綻させよう!
中国は野蛮国だ、国民をおとなしくさせろ!

これくらい、石原慎太郎よ、発言してみろ。
最初に、中国に戦争を売ったのは、慎太郎だ。責任があるぞ。
先頭に立って、戦争開始せよ。
真っ先に戦死するのは、石原慎太郎だゾ。
靖国くらいは、葬ってやるから、安心して、戦死しなさい。


09. 2012年9月19日 12:47:17 : 4Ekk6eniEs
口だけの男、しんたろう。

10. 2012年9月19日 14:30:54 : YxpFguEt7k
労働通信
「中国の在留邦人を危険にさらし、日本企業に略奪デモで甚大な損害を負わせるキッカケとなった尖閣諸島国有化を深い思慮もなしにおこなった野田。
 アメリカの武器商人ヘリテージ財団にそそのかされて尖閣購入を言い出した石原。
 この連中の責任は重大です。」
https://twitter.com/workers_report/status/248199278307196929

裏を返せば、アメリカの外交の凄さよ…といったところでしょうか。
(火をつける)マッチは石原氏に渡し、(火を煽る)ウチワを中国に渡し…
これでアメリカが「まぁまぁ、両国とも、ここは私の顔を立てて穏便に。」と言って事態収拾に乗り出してきたら、「マッチ・ポンプ」の完成ですね。
それをやられる前に、国有化をあきらめて元に戻せるかどうか…


11. 2012年9月19日 14:56:13 : R7s6Nq72CE
国民の信任を受けない内閣が暴走している。

公約を掲げ、選挙で選ばれた首相ならば温主席と目線を合わせて話が出来ただろうが、棚ボタ総理でマニフェスト破りではうつむくのもやむを得ない。

こんなことをするために300議席をあたえたのではない。


12. 2012年9月19日 18:59:25 : oiRWeVuCsA
好戦的国民て、ヤンキのこと?
ちゅーか、日本のチャイナ大使館では、最高級和食料理が毎夜満喫され、列島のチャイナタウンは、なにごともなく千客万来なのでは。
天帝おわする大地のデモは、数千年来の由緒ある行儀。堯瞬の時代下ること久しく、イテキに蹂躙され、ラッパに植民され、今なお共産閥(法家)に民が体液を絞られているらしい歴史を浄化するべく、教科書に「中華」を飾ってるのかもしれないけれど、億民の生計には、現物を買う「毛」はないだろな。
あるいは、日本秘伝の特別会計とかで英雄的に事態を収拾した家畜政権が総選挙に臨む、とでも誰かがソロバンはじいたのかえ。
一体、どう重箱の隅をつついたら戦争なんぞという読売巨人、いや、疚しい巨大エネルギーがでるのか、軽輩には想像不能でござる。

13. 2012年9月19日 19:11:39 : 6GaIOk40PY
野田豚が始めた戦争なら、野田豚1人が死にゃあーいい。誰がこの糞のおっぱじめた戦争になんか行くか。

14. 2012年9月19日 20:51:26 : mE1DCqGV0Q
上野のパンダも突っ返せない慎太郎が、センセンフコクww。
官製パンダ返せ(中国に)デモしなさい。パンダは白浜に見に来ればいいし、上野は繁殖も下手くそだ。きっと慎太郎や慎太郎の信者が吐き散らす、腐海のような臭気がパンダを苦しめるんだろう。かわいそうに。

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