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発火点は野田総理と胡錦濤国家主席の「立ち話」 中国政府の決意 (遠藤 誉)  
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/130.html
投稿者 sarabande 日時 2012 年 9 月 20 日 22:20:03: kYKXZZnG43LB6
 

発火点は野田総理と胡錦濤国家主席の「立ち話」
中国政府の決意――最大規模の反日デモの背景
日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120918/236932/
遠藤 誉  
2012年9月19日(水)

 中国における反日デモは、1972年の日中国交正常化以来、最大規模のものとなった。

 抗議の対象は、日本が尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化を閣議決定したことである。なぜここまで激しくなったかというと、今回は中国政府自身が尖閣諸島の領有権に関して「勝負に出た」からだ。その理由は、日中両国首脳の「立ち話」に求められる。

 2012年9月9日、ロシアのウラジオストックで開催されたAPECにおいて、中国の胡錦濤国家主席が野田総理と15分間ほど立ち話をする機会があった。このとき胡主席は、厳しい表情を崩さずに、次のように語っている。

 ここのところ、中日関係は釣魚島問題で厳しい局面を迎えている。釣魚島問題に関して、中国の立場は一貫しており、明確だ。日本がいかなる方法で釣魚島と買おうと、それは不法であり、(購入しても)無効である。中国は(日本が)島を購入することに断固反対する。中国政府の領土主権を守る立場は絶対に揺るがない。日本は事態の重大さを十分に認識し、まちがった決定を絶対にしないようにしなければならない。中国と同じように日中関係の発展を守るという大局に立たねばならない。

 日本が「尖閣は日本固有の領土だ」と確信しているのと同じ程度に、中国も「釣魚島は中国古来の領土だ」ということを、同じ程度に強く確信している。国民レベルで言うならば、中国の方がこの「確信」に対する熱意は熱い。

 しかし、話し合いが終わって、「胡主席と何を話したのか」という記者の問いに対して、野田首相はどう答えたのか。

中国の発展は、わが国や地域社会にはチャンスで、戦略的互恵関係を深化させていきたい。現下の日中関係については大局的観点から対応したいと申し上げた。

としか語ってない。つまり、胡主席が言ったところの最重要なキーワード「日本は事態の重大さを認識し」は、日本側には「認識」されなかったのである。


日本側の抑制的な判断に期待していた胡錦濤

 ところが中国では、当日のニュースで胡主席がどのような主張をしたかに関して広く報道している。それはすなわち、「日本が少しは事態の重大性に気づくだろう」という期待感をにじませたものだった。

 その証拠に、石原東京都知事が今年の4月、アメリカで「東京都による尖閣購入」を宣言して以来、中国で抗議の声は上がっていたものの、一方では都知事の尖閣上陸を日本政府が許可しなかったことが高く評価されていた。日中国交正常化40周年記念である今年、日本政府が実行した唯一の賢明な判断として、中国国内では繰り返し報道されていた。

 裏には「野田首相が抑制的な判断をするだろう」という期待が込められていた。

 その野田総理が、15分間とは言え、胡主席が時間を取って中国側の意思を伝えたというのに、翌日の10日には「尖閣国有化」閣議決定を宣言し、11日に実際に閣議決定してしまった。


以上、分量は4分の1  
 中国首脳部とパイプのある人のようですが、スパイというわけではなく、
日本人として発言していると感じましたので、投稿しておきました。
残りは、日経ビジネスオンラインの無料会員になれば、読めます。
 デモは鎮静化しましたが、中国首脳部は、本格的に領土問題として、まずは、
国有化の放棄を求めてくる決意があるような内容が続きます。
棚上げに戻すことで決着がつけるのか、それとも、完全に中国領土とするまで、
動いてくるのかは、この記事からは、定かではありませんでした。
とにかく、野田が国民を、谷垣を愚弄したのと、まったく同じようなフィーリングで、
胡錦濤をも愚弄したということは事実だったのでしょう。一国の元首として、真剣に
扱わなかったということです。
これを許した外務官僚の無能さ、あるいは、意図的な不作為かも知れませんが、
糾弾されるべきだと思います。  

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コメント
 
01. 2012年9月20日 23:42:51 : uCVPo8fACY
投稿ありがとうございます

中国指導部内のバランスに野田と石原が介入する結果となった
アメリカの対中分析・介入は御蔭でまた一歩進んだでしょう
米軍の日本での対中配備と一緒に


胡錦濤は必死だったのがわかる言葉です
野田は命令?されたとおりかの厚顔

で、松下政経塾関連へ「暴動」放火

戦後日本の経済努力も終りだ
中国でもこれから抗争がますます激化し
外国からの分裂介入がされる

東アジア人種のウヌボレとポチ根性が家畜飼育されてしまった結果だ

これを巻き返すのはただ事ではない
日本では放射能禍が顕在化するから・・・



02. 2012年9月21日 00:14:37 : o8dGLED3pY
結果として国連に持ち込まれた。
敵国条項(敗戦国)と常任理事国(戦勝国)の違いもわからない
日本の役人、総理は日本から出て行け。

http://blog.goo.ne.jp/thinklive/e/4633e781f86197039a4f2d9148cd4d1b


03. 2012年9月21日 02:39:05 : EgyKjzqh5U
国単位で見ればそういうことになるんだろうけど、要するに野田ってのは、胡錦濤の反対勢力にいるヤツで、中国の権力闘争において胡錦濤の足を引っ張る役目も持ってたんじゃねえかと思うんだよな。
つまり、あの香港から尖閣にやって来たアメリカの反共団体の工作員と同じ側の人脈ってわけだ。

中国も上の方は、あの島の領有権を主張することに無理があることくらいはわかってる。
だからこそ、かつてのケ小平が棚上げ提案をして、それを日本が飲んだわけではないにしても、事実上棚上げでやってきたわけだからな。

それならそれで放置しときゃいいものを、石原と組んで故意に煽るようなことするから、胡錦濤としては対日強硬路線を取るしかなくなったと。
それでデモを許容したもんだから、しめたとばかりに、中国にいる同じような人脈の連中がさらに暴動の仕掛けをぶちかまし、焦った胡錦濤が引き締めにかかったってところじゃねえのかな。

習近平は言われてるほど対日強硬路線で突っ走れるとは思わんし、胡錦濤や団派にも借りがありすぎて、あらゆる派閥のいうこと聞かなきゃならんような立場ではあると思うが、軍の最高指導者の役目も胡錦濤が習近平に譲ることになったし、日中間のリスクはいくぶんか高まることになるだろうさ。

まあ、あっちの国がどうなるかよりも、日本のほうをどうにかしなくちゃならんのは言うまでもないけどな。


04. 五月晴郎 2012年9月21日 10:33:12 : ulZUCBWYQe7Lk : mfxTdm8VZs
以前の形は日本が実効支配しているとはいっても実体は「棚上げ」で穏やかな共同管理であった。
この点を理解していない馬鹿がネットでも騒いでいる。

ベストは再びの共同管理、共同開発の話し合いにすること。

そのために必要最低限な処置は火つけだけしていつものように隠れちまった石原、伏線を敷いた前原らの政治生命に過半数の国民がノーの意思表示を間接的にもすること。
石原、前原の言うことも尤もだなどと騒ぐ馬鹿は相当数いる、この連中はこじつけの名目で騒ぎたいだけの中国にも相当数いる連中と全く同じだ。両国が持っている国内リスクなので、それぞれの政府が内政で対処すればいい。
我々の政治体制は中国のそれより国民の声が政治に届きやすい体制であるなら、中国側で内心感心するような対応を日本は出来るはずだと信じたい。


05. 2012年9月21日 12:58:23 : fjugwhjVDE
日本国民が、騙されたふりをすれば、「日本が尖閣諸島を国有化することによる中国に対する外交的な影響というものについて、留意するように」と言うことを、中国が騙されたふりをして野田総理に伝えていたということが真実とも言えるのでは無いでしょうか。
最も、この騒動のきっかけとなったのは、何といっても石原都知事が勝手に東京都が購入すると言ったことにあるわけだし、まともな日本国民からすれば、それこそ騙されたふりをすれば、そんなに尖閣諸島を購入したければ、石原都知事が自分の金で勝手に地権者から購入すれば済む話でしか無いわけだし、購入してから、ご自身が老後生活を送るための別荘でも建てて、そこでひっそりと暮らして頂くだけのことなら、「どうぞご勝手に」と言うだけで構わない分けだし、中国からすれば、これだけのことなら、何ら相手にするまでも無いことだし、それこそ、騙されたふりをして、幾らでも腹の底で嘲笑ってあげれば良いだkのことですよね。

ただ、くれぐれも、石原都知事が、民兵でも置いて挑発する様なことでも仕出かせば、それこそ、今度は私たち日本国民が、騙されたふりをして、何か不安があるようなら、それこそアメリカに対して、オスプレイを向かわせる様にして、それに乗せて避難して貰う様にすれば良いだけのことですよね。
その際に、何らかの事故により、石原都知事が命を落とすことになったとしても、それだけのことなら、自己責任以外の何ものでも無い分けだし、幾らでも見捨ててしまえば良いだけのことですよね。

そもそも尖閣諸島を購入するといっても、これ自体は、単なる地権者との合法的な土地の売買取引に過ぎない分けだし、仮に、尖閣諸島を中国政府が購入したところで、単に土地の名義が中国政府に変わるだけのことで、中国の領土になるわけではございませんよね。
こんなことで領土が取り戻せるのであれば、それこそ、日本が騙されたふりをして、北方領土の国後島ならびに択捉島を買取工作でもすれば、幾らでも簡単に取り戻すことが出来る分けだし、その方がはるかに賢明なことではないかとさえ、つくづく感じると、石原都知事が、尖閣諸島では無く、北方領土を買い取るというのなら、それこそ、「どうぞご勝手に」ということで構わないし、その方が本当の意味での「最後のご奉公」になるのでは無いかと思うと、何とも皮肉なことではありますが。


06. 2012年9月21日 14:57:01 : Xwlemfst1A
 石原の奴は東京都が尖閣を買っても軍隊を持ってないんだから、守れないし外交交渉もできないんだから頭がおかしいとしか言いようがない。それに賛同していた主に親米右翼の国民も馬鹿だね。喜んでいるのは米国の戦争マフィアだけだ。もう石原も、前原も政治生命は終わったね。

07. 2012年9月23日 18:26:01 : fhGjEzbzMk
野田さんが、尖閣諸島の購入をハイスピードで決めたのは
中国との仲が悪くなるのを覚悟で、
日本国内での人気アップを見込めると考えたからでしょう。
紛争問題をおこして、政治の人気取りに利用しています。

近隣国との仲を下手に悪くして、本当に日本国民のためになるのか、疑問です。


08. 2012年9月23日 18:50:21 : fhGjEzbzMk
なぜ今まで、(特に自民党政権が)中国と対話して
尖閣諸島の領土問題を積極的に解決してこなかったのか
不思議です。
国境問題もかかわる土地が、一民間人の所有地だった事実にも驚きです。

少し前まではマスコミも日本政府も、日本の領土問題は
(ロシアとの)北方領土しか、宣伝してこなかったですね。

中国との尖閣諸島問題、韓国との竹島問題といい
こんな身近で領土問題があった事が、知られるようになったのは最近です。
前の衆議院選挙で、自民党が議席を譲り、民主党政権になってからですね。
そういう意味では、『このまま領土問題の解決に進めれば』という前提で、
政権が交代した意味があったのかもしれません。

しかし、野田さんでは、解決するどころか深刻になりそうで不安です。


09. 2012年9月25日 09:11:14 : icperc7ZQ6
見ていてごらん。野田豚はNYの国連総会で、世界に恥をかく演説をするから。まったくこの能天気な首相は、領土問題を国際舞台で法の下で解決するように訴えるんだと。誰も相手にしない。拍手期待が罵声の嵐。胡錦濤氏から会談すら無視される男、李明博という在日までコケにされている姿を今度は世界からコケにされる無神経さ。何をしにNYまでいくのかね? ますます一連の領土問題はこじれていく。それよりすることがあるだろうが・・。馬鹿のきわみである。

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