金曜デモ　民主・首相以外「理解」　自民・５人全員が冷淡（東京新聞） gataro

金曜デモ　民主・首相以外「理解」　自民・５人全員が冷淡（東京新聞）
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/146.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 9 月 21 日 13:37:59: KbIx4LOvH6Ccw

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012092102000117.html

【政治】
金曜デモ　民主・首相以外「理解」　自民・５人全員が冷淡（東京新聞）
2012年9月21日朝刊

　脱原発を求める世論の象徴ともいえる、毎週金曜日に首相官邸前で行われている抗議活動。本紙は、民主党代表選、自民党総裁選の立候補者に、活動参加者へのコメントを求めた。　（関口克己）

　野田政権と民主党は、関西電力大飯原発（福井県おおい町）を再稼働させたことで抗議を受ける立場だが、

民主党候補からは理解を示すコメントが続いた。

　特に、自身が衆院議員でなかったらと前置きした上で「一緒にいたかもしれない」とした赤松広隆元農相の発言が目を引いた。

　野田首相は当初、抗議活動を「大きな音」と表現するなど冷淡だった。ただ抗議活動の勢いが収まらないことから八月には抗議活動に参加する市民らと会談するという異例の対応に追い込まれた。

　今月十四日に政府が決定した革新的エネルギー・環境戦略に「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」が盛り込まれたのも、市民活動の影響があったと言っても過言ではない。だが、政府は十九日、新戦略を閣議決定せず「参考文書」扱いにとどめてしまった。

　二十一日も抗議活動を行う「首都圏反原発連合」の中心メンバー、ミサオ・レッドウルフさんは民主党の四人のコメントについて「抗議活動に理解を示していることは分かる」と一定の評価をしつつも、「原発ゼロに向けた強い意志は感じられない。閣議決定見送りからも感じるように、民主党も原発維持を求める財界の圧力に屈しかねない」と懸念を隠さない。

　一方、自民党総裁選の立候補者は五人全員が「原発ゼロ」に反対する姿勢を明確にしており、抗議デモにも、総じて冷淡だ。

　町村信孝元官房長官は「脱原発」について「現実性に欠ける主張だ」と一蹴。石破茂前政調会長も「雰囲気に流されると危うい」とデモをけん制した。

　ミサオさんは、五人のコメントに関し「原発を長年推進してきた党だけに、私たちに向ける視線が厳しい。自民党が与党になれば原発ゼロはあり得ない」と断じた。
　

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コメント
01. 2012年9月21日 14:09:06 : HkDjpRHO9k 赤松氏個人的には、・・・・・。でも公人としてはできない。こんな言い訳許されない。野党の時は、・・・・・。でも与党としてはできない。できないなら公人になるな、与党になるな。
02. 2012年9月21日 14:47:32 : S0tVUGZ7Iw 小泉首相の秘書官であった飯島勲氏が週間文春のコラムで、野田首相が官邸周辺のデモに対して「大きな音だね」と言ったことについて、官邸の建物の造りとして窓が一切開けられない構造になっているから外からの声など聞こえないのでそう言ったことも無理はないと書いておられた。飯島氏のコラムと野田のデモ参加者へのコメントとどっちが嘘を言っているだろう。当方は野田がまた嘘をつきやがったと思っているがどなたか確認できる方がおられたら確認していただきたい。
03. 2012年9月21日 16:50:09 : 0NFJHXNIP2 今から金曜デモに出かけるところだ。民主に全く理解してもらわなくていい。
04. 2012年9月21日 16:53:34 : Uz8Ie0wE6M 自民党なんて電力会社の出向社員なもので、同じユニフォーム着てる社会人野球みたいなものさ。ま、野田君も半分袖を通してるが。全部の原発が爆発しない限り目覚めない連中だからさ、アル中と同じで原発麻薬でラリラリさ。かわいそうなオツムさ。
05. 2012年9月21日 17:25:04 : fjugwhjVDE このデモは、沖縄に行けば、オスプレイ反対デモに変わる分けだし、アメリカからすれば、騙されたふりをして、原発再稼働させた野田政権に対しては、オスプレイ配備ということで、幾らでも揺さぶっていることに変わり無いわけだし、中国からすれば、例の都知事による尖閣諸島買取騒動にはじまり国が買い取ることになったことに対して、幾らでも、騙されたふりをして野田政権を揺さぶっていることに変わり無いわけですよね。ならば、今度は国民全体が、幾らでも騙されたふりをすることで、アメリカと中国を味方につけることで、脱原発、消費税増税反対、オスプレイ反対、尖閣諸島付近の海洋資源の共同開発ということで、幾らでも日本政府を揺さぶって行くと言うのは如何でしょうか。そうすることで、それが結果的に、日本の国益になると同時に、アメリカの国益にも叶うし、中国の国益にも叶う様に出来れば、それが何よりのことだし、尖閣諸島については、国が責任を持って、そっと静かに維持管理して行くことが出来れば、何よりのことだし、沖縄県民にしてみれば、普天間基地が全面返還され、辺野古移設はもう諦め、在日米軍の県外国外移転により、共に分かち合うことが出来て、脱原発により核燃料サイクルも取りやめ、国内に残る使用済み核燃料ならびに放射性廃棄物の最終処分場については、こうれもまた、日本全体で共に分かち合うことが出来れば、これに越したことは無いし、そうすることで変な戦争に巻き込まれることも無く、幾らでもひっそりとした二流国に喜んで転落してあげても構わないのだし、それで国民全体が、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして行くことが出来る社会に変えて行く様にすれば、それに合わせて、統治機構を幾らでも変えながら、対米従属からそっと静かに離れつつ、これを乗り越えて行くことで、日本の国益がアメリカの国益にもなるし、中国の国益にもなるし、韓国や北朝鮮をはじめ、ロシアの国益にもなるに留まらず、アジア太平洋地域全体へと拡大し、行き着く先は世界中の全ての国々にとっての国益を齎すことによって、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして行きましょう、というメッセージを幾らでも発信して行くことで、心豊かな外交が展開出来る様になりさえすれば、これに越したことは無いし、此れ程喜ばしいことはございませんよね。
06. 2012年9月21日 17:46:23 : poRxZgP8CY 02へ窓が開かなくて外の音が聞こえないなら、「大きな音だね」は無いだろう。ノダブーが声を声として聞いていないということだ。
07. 2012年9月21日 19:07:33 : ALt4LUQ0Ds 自民は54基も原発推進して甘い汁を吸ってきたから脱原発は無理なんでしょう。
08. 2012年9月21日 21:12:14 : bfiHqt1iFQ 自民党の個人献金の７割が東電の役員たちからとなれば当然だろう。自民党の復権なんてとんでもない。
09. 2012年9月21日 22:25:39 : mvBVmXBPgY 選挙対策の原発ゼロって騙し以外の何物でもない。
10. 2012年9月22日 08:12:00 : Eey1RKCmlY 民主党はダメ、しかし自民党はもっとダメ。自民党政権復活で、消費税２０％、年金支給年齢７０歳引き上げ、社会保険料大幅引き上げ、失業手当などセーフティネット削減、シロアリ官僚による税金横領放置、そして原発推進という地獄が待っている。 ■「原発ゼロ」５候補とも見直し方針…自民総裁選自民党総裁選（２６日投開票）は１５日、東京・内幸町の日本記者クラブでの公開討論会をはじめとする本格的な論戦に突入した。安倍晋三元首相（５７）、石破茂前政調会長（５５）、町村信孝元官房長官（６７）、石原伸晃幹事長（５５）、林芳正政調会長代理（５１）の５候補はそろって、「２０３０年代に原発稼働ゼロ」を目指すとした野田政権の「革新的エネルギー・環境戦略」に反対を表明、自民党が政権を奪還した場合、同戦略を見直す立場を示した。同戦略については、読売テレビの番組などで５氏がそれぞれ立場を表明。「非現実的だ」（石原氏）、「単なる願望」（町村氏）、「原発を再稼働しながら筋が通らない」（林氏）などと一斉に批判の声をあげた。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120915-OYT1T00743.htm ■自民５氏「原発ゼロ」反対　総裁選候補が舌戦自民党総裁選に立候補した安倍晋三元首相（57）、石破茂前政調会長（55）、町村信孝元外相（67）、石原伸晃幹事長（55）、林芳正政調会長代理（51）は15日午前の読売テレビやテレビ東京番組で「2030年代に原発稼働ゼロ」とする政府のエネルギー・環境戦略にそろって反対した。同党総裁は次期衆院選の結果次第で首相になる可能性があるため、戦略見直しが議論になりそうだ。５氏は「原発ゼロ」は電気料金の高騰などを招き、生産や雇用に悪影響を及ぼすと指摘。「あまりにも無責任」（安倍氏）、「単なる願望だ」（町村氏）、「非現実的だ」（石原氏）などと批判した。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1500A_V10C12A9MM0000/ ■「原発ゼロ」見直しにらむ＝総裁候補そろって反発－自民自民党総裁選の５候補は１５日、野田政権が決めた「２０３０年に原発稼働ゼロ」を目指すとの新エネルギー政策を「極めて無責任」（安倍晋三元首相）などとそろって批判した。与党時代に原発を推進した立場だけに、政権に復帰した場合に民主党路線を見直す狙いが透けて見える。ただ、どの候補も対案を明示せず先送りする姿勢で、次期衆院選で他党の攻撃を受けることになりそうだ。町村信孝元官房長官は１５日の候補者討論会で、新エネルギー政策について「何の工程表も技術的裏付けもない。なぜ今年の夏に慌てて決めなければいけないのか」と非難した。これに先立つテレビ番組では、林芳正政調会長代理が「良い代替エネルギーがない限り、口が裂けてもゼロと言ってはいけない」と強調。安倍氏、石原伸晃幹事長、石破茂前政調会長も、現時点で「原発ゼロ」を打ち出した政権を批判し、足並みをそろえた。自民党内には、電力業界と結び付きが強い議員を中心に脱原発反対論がある一方、世論を意識して脱原発を目指すことに前向きな意見もある。このため、意見集約は容易でなく、先にまとめた統一見解は「遅くとも１０年以内に電源構成のベストミックスを確立する」と、判断を先送りした。次期衆院選の公約もこれを踏襲する方針だ。１５日の番組で対案を聞かれた安倍氏は「原発依存度を今、何％にするとは言えない」。町村氏も討論会で「２、３年かけてじっくりと議論し、技術開発の動向を見極めて比率を出すべきだ」と歯切れが悪かった。民主党政権が「原発ゼロ」を打ち出し、橋下徹大阪市長が結成する「日本維新の会」も「脱原発依存」を掲げる見通しで、衆院選では原発政策の争点化は必至。石破氏は「国民生活、国の将来より、自分たちの選挙（優先）だ」と民主党政権を批判したが、自民党があいまいな姿勢を続ければ、返り血を浴びる可能性もある。民主党に比べて「原子力ムラ」と近い関係にある自民党。「雇用、経済力（への影響）を考えると、よほどの技術革新がない限り５０年後も原発は残っていると思う」。石原氏の口からは本音も漏れた。（2012/09/15-20:24） http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091500335 ＞民主党に比べて「原子力ムラ」と近い関係にある自民党。


11. 2012年9月22日 09:00:44 : GibK7i3Eai このミサオ・レッドウルフとか言う刺青オバサン、何の権利が有って、金曜デモの代表面して野田ブタに会ったの？成果が有りませんでした？あたり前だろう。また今度は、民主党の四人のコメントについて「抗議活動に理解を示していることは分かる」と一定の評価・・・馬鹿な婆が勝手に言ってろ！！民主党は言ってる事とやる事がちがうのだ。この刺青おばさん、もう取り込まれている？胡散臭い！！！！
12. 2012年9月22日 20:56:28 : x4HfwtVEgM 原発推進してきた人達に政権をとらせる人の気が知れない。
13. 2012年9月23日 09:25:16 : FCuntuIf4E 「反原発」は現実的でないと言っている賛成派。要するに自分の利権がなくなるというだけのこと。省エネ科学と代替エネで原発なしは可能なのだ。米国からは露骨に原発継続を言ってきているようだが日本国民の命と声を無視する３党のことを国民は早く知って欲しい。

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01. 2012年9月21日 14:09:06 : HkDjpRHO9k 赤松氏個人的には、・・・・・。でも公人としてはできない。こんな言い訳許されない。野党の時は、・・・・・。でも与党としてはできない。できないなら公人になるな、与党になるな。
02. 2012年9月21日 14:47:32 : S0tVUGZ7Iw 小泉首相の秘書官であった飯島勲氏が週間文春のコラムで、野田首相が官邸周辺のデモに対して「大きな音だね」と言ったことについて、官邸の建物の造りとして窓が一切開けられない構造になっているから外からの声など聞こえないのでそう言ったことも無理はないと書いておられた。飯島氏のコラムと野田のデモ参加者へのコメントとどっちが嘘を言っているだろう。当方は野田がまた嘘をつきやがったと思っているがどなたか確認できる方がおられたら確認していただきたい。
03. 2012年9月21日 16:50:09 : 0NFJHXNIP2 今から金曜デモに出かけるところだ。民主に全く理解してもらわなくていい。
04. 2012年9月21日 16:53:34 : Uz8Ie0wE6M 自民党なんて電力会社の出向社員なもので、同じユニフォーム着てる社会人野球みたいなものさ。ま、野田君も半分袖を通してるが。全部の原発が爆発しない限り目覚めない連中だからさ、アル中と同じで原発麻薬でラリラリさ。かわいそうなオツムさ。
05. 2012年9月21日 17:25:04 : fjugwhjVDE このデモは、沖縄に行けば、オスプレイ反対デモに変わる分けだし、アメリカからすれば、騙されたふりをして、原発再稼働させた野田政権に対しては、オスプレイ配備ということで、幾らでも揺さぶっていることに変わり無いわけだし、中国からすれば、例の都知事による尖閣諸島買取騒動にはじまり国が買い取ることになったことに対して、幾らでも、騙されたふりをして野田政権を揺さぶっていることに変わり無いわけですよね。ならば、今度は国民全体が、幾らでも騙されたふりをすることで、アメリカと中国を味方につけることで、脱原発、消費税増税反対、オスプレイ反対、尖閣諸島付近の海洋資源の共同開発ということで、幾らでも日本政府を揺さぶって行くと言うのは如何でしょうか。そうすることで、それが結果的に、日本の国益になると同時に、アメリカの国益にも叶うし、中国の国益にも叶う様に出来れば、それが何よりのことだし、尖閣諸島については、国が責任を持って、そっと静かに維持管理して行くことが出来れば、何よりのことだし、沖縄県民にしてみれば、普天間基地が全面返還され、辺野古移設はもう諦め、在日米軍の県外国外移転により、共に分かち合うことが出来て、脱原発により核燃料サイクルも取りやめ、国内に残る使用済み核燃料ならびに放射性廃棄物の最終処分場については、こうれもまた、日本全体で共に分かち合うことが出来れば、これに越したことは無いし、そうすることで変な戦争に巻き込まれることも無く、幾らでもひっそりとした二流国に喜んで転落してあげても構わないのだし、それで国民全体が、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして行くことが出来る社会に変えて行く様にすれば、それに合わせて、統治機構を幾らでも変えながら、対米従属からそっと静かに離れつつ、これを乗り越えて行くことで、日本の国益がアメリカの国益にもなるし、中国の国益にもなるし、韓国や北朝鮮をはじめ、ロシアの国益にもなるに留まらず、アジア太平洋地域全体へと拡大し、行き着く先は世界中の全ての国々にとっての国益を齎すことによって、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして行きましょう、というメッセージを幾らでも発信して行くことで、心豊かな外交が展開出来る様になりさえすれば、これに越したことは無いし、此れ程喜ばしいことはございませんよね。
06. 2012年9月21日 17:46:23 : poRxZgP8CY 02へ窓が開かなくて外の音が聞こえないなら、「大きな音だね」は無いだろう。ノダブーが声を声として聞いていないということだ。
07. 2012年9月21日 19:07:33 : ALt4LUQ0Ds 自民は54基も原発推進して甘い汁を吸ってきたから脱原発は無理なんでしょう。
08. 2012年9月21日 21:12:14 : bfiHqt1iFQ 自民党の個人献金の７割が東電の役員たちからとなれば当然だろう。自民党の復権なんてとんでもない。
09. 2012年9月21日 22:25:39 : mvBVmXBPgY 選挙対策の原発ゼロって騙し以外の何物でもない。
10. 2012年9月22日 08:12:00 : Eey1RKCmlY 民主党はダメ、しかし自民党はもっとダメ。自民党政権復活で、消費税２０％、年金支給年齢７０歳引き上げ、社会保険料大幅引き上げ、失業手当などセーフティネット削減、シロアリ官僚による税金横領放置、そして原発推進という地獄が待っている。 ■「原発ゼロ」５候補とも見直し方針…自民総裁選自民党総裁選（２６日投開票）は１５日、東京・内幸町の日本記者クラブでの公開討論会をはじめとする本格的な論戦に突入した。安倍晋三元首相（５７）、石破茂前政調会長（５５）、町村信孝元官房長官（６７）、石原伸晃幹事長（５５）、林芳正政調会長代理（５１）の５候補はそろって、「２０３０年代に原発稼働ゼロ」を目指すとした野田政権の「革新的エネルギー・環境戦略」に反対を表明、自民党が政権を奪還した場合、同戦略を見直す立場を示した。同戦略については、読売テレビの番組などで５氏がそれぞれ立場を表明。「非現実的だ」（石原氏）、「単なる願望」（町村氏）、「原発を再稼働しながら筋が通らない」（林氏）などと一斉に批判の声をあげた。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120915-OYT1T00743.htm ■自民５氏「原発ゼロ」反対　総裁選候補が舌戦自民党総裁選に立候補した安倍晋三元首相（57）、石破茂前政調会長（55）、町村信孝元外相（67）、石原伸晃幹事長（55）、林芳正政調会長代理（51）は15日午前の読売テレビやテレビ東京番組で「2030年代に原発稼働ゼロ」とする政府のエネルギー・環境戦略にそろって反対した。同党総裁は次期衆院選の結果次第で首相になる可能性があるため、戦略見直しが議論になりそうだ。５氏は「原発ゼロ」は電気料金の高騰などを招き、生産や雇用に悪影響を及ぼすと指摘。「あまりにも無責任」（安倍氏）、「単なる願望だ」（町村氏）、「非現実的だ」（石原氏）などと批判した。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1500A_V10C12A9MM0000/ ■「原発ゼロ」見直しにらむ＝総裁候補そろって反発－自民自民党総裁選の５候補は１５日、野田政権が決めた「２０３０年に原発稼働ゼロ」を目指すとの新エネルギー政策を「極めて無責任」（安倍晋三元首相）などとそろって批判した。与党時代に原発を推進した立場だけに、政権に復帰した場合に民主党路線を見直す狙いが透けて見える。ただ、どの候補も対案を明示せず先送りする姿勢で、次期衆院選で他党の攻撃を受けることになりそうだ。町村信孝元官房長官は１５日の候補者討論会で、新エネルギー政策について「何の工程表も技術的裏付けもない。なぜ今年の夏に慌てて決めなければいけないのか」と非難した。これに先立つテレビ番組では、林芳正政調会長代理が「良い代替エネルギーがない限り、口が裂けてもゼロと言ってはいけない」と強調。安倍氏、石原伸晃幹事長、石破茂前政調会長も、現時点で「原発ゼロ」を打ち出した政権を批判し、足並みをそろえた。自民党内には、電力業界と結び付きが強い議員を中心に脱原発反対論がある一方、世論を意識して脱原発を目指すことに前向きな意見もある。このため、意見集約は容易でなく、先にまとめた統一見解は「遅くとも１０年以内に電源構成のベストミックスを確立する」と、判断を先送りした。次期衆院選の公約もこれを踏襲する方針だ。１５日の番組で対案を聞かれた安倍氏は「原発依存度を今、何％にするとは言えない」。町村氏も討論会で「２、３年かけてじっくりと議論し、技術開発の動向を見極めて比率を出すべきだ」と歯切れが悪かった。民主党政権が「原発ゼロ」を打ち出し、橋下徹大阪市長が結成する「日本維新の会」も「脱原発依存」を掲げる見通しで、衆院選では原発政策の争点化は必至。石破氏は「国民生活、国の将来より、自分たちの選挙（優先）だ」と民主党政権を批判したが、自民党があいまいな姿勢を続ければ、返り血を浴びる可能性もある。民主党に比べて「原子力ムラ」と近い関係にある自民党。「雇用、経済力（への影響）を考えると、よほどの技術革新がない限り５０年後も原発は残っていると思う」。石原氏の口からは本音も漏れた。（2012/09/15-20:24） http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091500335 ＞民主党に比べて「原子力ムラ」と近い関係にある自民党。