民主党の葬儀委員長・野田佳彦首相は、政治家を放棄、自衛隊の最高司令官に陶酔し危険な道へ突進中だ
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e2ac6fa33e216cee1d211ef33eb0c7d2
2012年09月24日　板垣 英憲（いたがき えいけん）「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「野田佳彦首相は、民主党の葬儀委員長、代表選挙は、葬儀委員長選びだった」と片山善博元総務相が、９月２３日午前６時からのＴＢＳ番組「時事放談」でズバリ断じた。私もまったく同感である。代表に再選されたとはいえ、だれからも祝福されない哀れな首相だ。

しかも、ただただ、政権に恋々として、権力の旨みを吸い尽くそうという欲望、私利私欲のみが剥き出しで際立っている。何のために政権にしがみつくのか。それは、２０１３年８月２８日の衆院議員任期満了、同年７月２８日までの参院議員（半数）の任期満了までしっかり歳費とボーナス、通信費などの手当てを得たいという議員の要求に応えたいというだけのことであり、ここには、国家国民のために懸命に働くという決意のカケラも感じられない。国民は、もうこれからも希望のない不幸を野田佳彦首相に強いられつづける。

　片山善博元総務相が、１つ野田佳彦首相の政治手法について、かねてから指摘していた「失敗の原因」を説明していた。それは、「初めに結論を決めておいて、それを丁寧に説明すると言いながら、何も利害調整しないで、結論だけを押し付けるやり方がまずかった」というものだ。

　従って、時間をかけて「丁寧に説明した」としても、それは、結論を正当化するための「アリバイ工作」にすぎないので、反対者の納得は得られない。そして、野田佳彦首相は、「ぶれない姿勢」を強引に続けて、政策テーマごとに賛否を取るたびに、反対者に対して「党議違反」を理由に党員資格停止、除名、除籍といった厳しい処分を下して、排除してきた。これでは、現職議員が激減していくのは当たり前であった。玉ねぎの皮を剥いで捨てていくようなもので、こうなると、ＴＰＰ交渉参加などの反対者を排除しにくくなる。

３年前の政権交代時に衆院議員が、３０８人もいたのに、いまは、２４４人にまで細っている。６４人も切り捨ててきたことになる。離党を検討している衆院議員は、現在のところ最低でも１０人は下らないとみられており、連立与党の国民新党を含めても、過半数割れは、いまや必至である。

◆ところで、「まず結論ありき」で党内をまとめる手法は、「民主的手続き」とは、到底言えない。野田佳彦首相の政治発想と手法は、どうみても「軍隊的」であり、「政治家的」ではない。「大日本帝国陸軍士官学校」の教科書「軍事極秘　統帥参考」―「一般統帥」のなかに次のような記述がある。

　「政治の本質は、国民の意思及び利害の調和平均点を求め、これを基調としてその運用を律するを常とす。統帥はこれに反し、最高唯一の意思を断乎として万民に強制し、その生命を犠牲とし、敵の機先を制して間髪を入れざる前に勝敗を決せざるべからず。故に、政治組織の趣旨と統帥組織の主眼の間には本質的差異存在す」

　首相は、政府の最高指導者であると同時に、陸海空３自衛隊の最高司令指揮官である。政治組織と統帥組織の両方を動かさねばならない重要な立場に立っている。

　野田佳彦首相は、父親が陸上自衛官という家庭に育ったせいか、政治の本質と軍隊を動かす統帥のそれとを、ごっちゃに捉えているのではないか。つまり、「国民の意思及び利害の調和平均点を求め、これを基調としてその運用を律するを常とす」という政治家としての忍耐強さではなく、「最高唯一の意思を断乎として万民に強制する」という統帥的発想と手法に偏っているのではないか。だからこそ、「国民の意思及び利害の調和平均点を求める」という気の遠くなるような並々ならぬ努力を怠り、「初めに決めた結論」に固執するのである。そして、摩擦を起こす。これが外交面にも表れて、「敵の機先を制して間髪を入れざる前に勝敗を決せざるべからず」とばかり、今回、尖閣諸島の国有化を急ぐあまり、中国共産党１党独裁の北京政府との間で摩擦を起こしてしまったのである。

　外交は、「外国の意思及び利害の調和平均点を求める」政治であり、その延長線上に「武力行使」による戦争がある。野田佳彦首相は、「政治組織の趣旨と統帥組織の主眼の間には本質的差異存在す」というケジメを無視、あるいは忘れて、むしろ。「勇ましい最高司令官の統帥」の地位に、すっかり陶酔して、危険な道に踏み出している気配がある。民主党の葬儀委員長・野田佳彦首相はいまや、政治家を放棄して、自衛隊の最高司令官の地位に陶酔し危険な道へ突進中だ。

コメント
01. 2012年9月24日 08:34:55 : Op2sM8LHZQ 　野田の目付きが異常だ。 無表情に加え、猜疑心の塊の眼をしている。 こんな愚か者が我国のリーダーだとは考えたくない。
02. BRIAN ENO 2012年9月24日 09:08:32 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 詳しくは、知らないが、 いずれにせよ、テレビで見る限り、 オドオドしていて、 劣等感の塊に見える・・ 小心者の小泉のように、 ハッタリかます、 くそ度胸もないようである・・ 学生時代は、女の子と しゃべることができなかったとも聞くが・・ そんな野田を見ていて、 学校時代、器に不釣り合いな奴が、 なぜか、なり手がいなってことで、 学級委員になったりしていたことがあったが、 そういった類の輩が、 目がキョロキョロ、 泳いでる目・・ オドオド・・ しながら、委員の仕事をしていたが、 それを、どうしても思い出してしまう・・
03. JohnMung 2012年9月24日 09:21:33 : SfgJT2I6DyMEc : Nzc7d4Lqs2 ☆民主党野田葬儀委員長に贈る葬送川柳（カネ無し庶民の抵抗） 　・惣五郎　身命賭して　領民（たみ）救う　（千葉県・下総の誉れ） 　・野田ドゼウ　国民（たみ）を欺き　消費税（ぜい）上げる　（千葉県・上総の面汚し） 　・野田のため　上総下総　恥さらし　（千葉県民・船橋市民の赤恥さらし称） 　・野田の舌　いつから二枚に　変わり果て　（嘘つき野田は二枚舌） 　・野田のうそ　ベロ出しチョンマも　あきれ果て　（ベロ出しチョンマ＝千葉県に伝わる悲話伝説にちなんだ玩具） 　・この野田に　しがみつく議員ら　哀れかな　（野田民主に未だに残留する能なし保身議員の末路哀れ） 　・まだ残る　民主議員は　皆落とそう　（次期選挙で民主党議員・候補は皆落とそう）　 　・野田民主　非民主専横　国政へ　（非民主専横の党運営から、民自公談合、人権救済法等の国民の口封じ・ファッショ化へ） 　・野田民主　自公に抱きつき　悪政へ　（民自公談合３党は反国民・大政翼賛への道まっしぐら） 　・ダメディアは　外交摩擦を　煽るのみ　（能なしダメディアは近隣外交摩擦を煽る） 　・自民党　摩擦煽って　改憲軍拡　（自民党の従米能なし外交のつけを憲法改悪・軍備増強へ） 　・野田民主　国民の敵　売国奴　（従米隷米・アメリカへの服従・貢くん）
04. JohnMung 2012年9月24日 09:25:22 : SfgJT2I6DyMEc : Nzc7d4Lqs2 ０３＞補足 　民自公談合　→　民自公談合・大政翼賛への露払い
05. 2012年9月24日 10:41:39 : ASoliZlDAM 在日朝鮮人は、信用に値しない。 即、退陣しろ。 税金の無駄だ。 野田首相が、ＣＩＡの手にかかっても、何も抗議しませんよ。 どうぞ、ＣＩＡさん、おやりください。
06. 2012年9月24日 17:38:51 : oiRWeVuCsA 紅の豚は皮をかぶったパイロットだが、野ブタは豚をかぶったブタ畜。 真面目な自衛隊士に軽蔑され、屠殺されてもブタ塚に拒否されるだろう。 それが証拠に、ブタ奸はトワに冥走中。

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