exciteニュースより
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20120926/Recordchina_20120926005.html

2012年9月25日、関係筋が明らかにしたところによると、中国政府は、尖閣諸島をめぐり日中間が緊迫状態に陥っている問題を打開するための「最終解決策」として、「主権の問題を棚上げするとの合意を再確認し、エネルギーと漁業の共同開発を行うこと」を原則とする方針だ。

尖閣諸島の領有権は、1972年の日中国交正常化交渉の際、田中角栄首相（当時）と周恩来首相との間で「棚上げ」することで合意した。周恩来首相が棚上げを提案したのに対し、田中首相も「小異を捨てて大同につくという周総理の提案に同調する」と答えこれに同意。その後日中両国間の「了解事項」となっており、記録文書も残されているという。

その後、1978年の日中平和条約交渉時に園田外務大臣とトウ小平副首相の間でも「棚上げ合意」が再確認されたという。この時、トウ氏は記者会見で「我々の世代はいい知恵がないが、20年後、30年後の後の世代にまかせましょう」との有名な言葉を発している。

関係筋によると、この「棚上げ」合意が、日本政府の尖閣諸島「国有化」によって一方的に破られたと中国政府は判断、強く反発したという。（取材・編集H/Y）
　

コメント
01. 2012年9月27日 21:35:33 : g9EbZmeAAc 日本国の野田首相はニュ−ヨークの国連総会後に臨んだ記者会見で、「尖閣諸島は歴史上も国際法上もわが国固有の領土であることは明々白々だ。領有権問題は存在しないのが基本で、そこから後退する妥協はあり得ない」と譲歩しない意向を強調。 仮に中国がこの投稿のような打開策を提案しようとしても、聞く耳もたずとなる。 一方野田首相の今までの国内での政治的な発言から予想されるような、詐欺的な言動が本件についてもありうるかもしれない。 すなわち日中経済の冷え込みによる経済的な損失が現実化した段階で、国内世論が政権批判に傾きそれに迎合する形で共同管理提案にのるというシナリオがありうる。 しかし対中強硬派に引きずられずるずると時間ばかりが経過し中国内の強硬派を勢いつかせるシナリオも十分ありうる。
02. 2012年9月27日 21:48:39 : Jny2RmHXSQ 中国・韓国・北朝鮮とまともに約束なんかしても どうせ守りやしない 結局とられてしまう
03. 2012年9月27日 21:52:54 : BYFbSjjAZQ ＞共同開発 中華人民共和国が共同を守った試しあるのかねぇ・・・・・・ まずは、そっからだろ。 つか、GDP世界第二位になっていまだに第三位からお小遣いもらってるって国としてどうかね？
04. 2012年9月27日 22:23:00 : Eb48pxGbzI 　これについては　すでに　愛の提案がありますよ〜〜〜 　尖閣列島　　　　日本　４　中国　３　台湾　２　韓国　１ 　竹島　　　　　　日本　４　韓国　４　北朝鮮　２ 　＝＝＝ 　これくらいでどうですかね〜〜〜
05. 2012年9月27日 22:52:22 : Xf01BK2Ow6 【日本経済新聞北京＝森安健】中国外務省の秦剛報道局長は27日発表した談話で、 野田佳彦首相が国連総会での演説で領土・領海紛争を国際法に基づいて解決すべきだと呼びかけたことについて「領土帰属問題は歴史的根拠と法に基づき解決すべきだ」と表明した。 日本政府による尖閣諸島の国有化については「歴史的事実と国際法を顧みない領土主権への侵犯だ。反ファシズム戦争に対する勝利を公然と否定するもので戦後国際秩序に対する重大な挑戦だ」と主張した。 ◇ 藤村修官房長官は27日午前の記者会見で、野田首相の国連演説を批判した中国外務省の談話について「受け入れられない。第２次世界大戦の結果を持ち出し、それに日本が挑戦しているかのような主張は全く的外れで不適切なコメントだ」と反論した。
06. 2012年9月27日 23:11:07 : R9AL5kGMi2 これは、中国側が「帝国」を尖閣まで拡張して維持する自信がまだない、という証明だから（34年前もまだなかったわけだが） 日本側が実効支配をする可能性がまだ残っている、ということを意味している。 つまり日本としては今のうちに各種設備を構築するのがチャンス。 あと10年経ったら「帝国」が完成して不可能になるだろう。 ところで10年くらい前にはよくあっしらが「帝国」のこじつけ研究をしてたが、 今こんな身近に帝国が誕生しようとしているのにあっしらは何をやってるんだ？
07. 2012年9月27日 23:13:29 : pQIvTYhpps 尖閣が明や清のものだったという中国の主張は，中国が今でも帝国主義であることを白状しているようなもの．琉球のものである尖閣を中国が返せというのは，英国が香港を返せというようなもの． 私は，野田の国連演説を支持する．棚上げなど必要ない．尖閣は日本固有の領土である．．
08. 2012年9月27日 23:48:35 : 3rDCxYtPxg ＞中国政府が「打開策」 今の日本の状況は、多くの企業や社員が人質に取られている状態。 中国には２０１０年に制定された中国国防動員法という法律があって、有事や動乱の時には中国国内の外資系企業とその従業員を政府が徴用できることになっている。 棚上げしないなら企業は徐々に撤退しないと、日本企業が日本に撃つ弾丸をつくるはめになる。まあ〜〜中国も暴動が起こって相当に困るでしょうが。 尖閣で中国と紛争になる状態でも中国に残っている企業は国より金儲けの売国企業と言えるだろう。トヨタは撤退が早そうだね。

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