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侵略国家が侵略するのは当たり前だ、何の不思議もない(酒井信彦の日本ナショナリズム)
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/529.html
投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2012 年 9 月 30 日 22:36:03: d1qFhv8SE.fbw
 

 アジアからアメリカが撤退した後の
 日本の安全保障体制を、
 今から、しっかり考えておくべきでしょうね。

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侵略国家が侵略するのは当たり前だ、何の不思議もない(酒井信彦の日本ナショナリズム)
http://sakainobuhiko.com/2012/09/post-208.html#extended


尖閣諸島を日本政府が国有化して、中共では反日大暴動が起きている。日本の中でも、今回の事態を引き起こしたのは、石原東京都知事の購入提案ためで、それまでの安定的状態を壊したとの解説が、マスコミなどでされているのが目に付く。しかし歴史を客観的に眺めてみれば、尖閣獲得は周到に計画された、中共の一貫した戦略の一部であることは、容易に分かることである。
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 そもそも、中華人民共和国が、その成立した時から侵略国家であることは、これ以上もないほど明確な、歴史的事実である。第二次大戦後に植民地体制が崩壊し、アジアで数多くの民族が独立を遂げて行った時代の只中で、世界の歴史の流れに全く逆行して、チベット・ウイグル・南モンゴルの土地は、シナ人に侵略・併合されてしまった。その面積は合計500万平方キロメートルに達するから、中共の領土960万平方キロメートルの、半分以上になる。またその侵略のやり方が極めて残虐で、チベットでは600万の人口のうち、五分の一に当たる120万人が犠牲となった。
 中共はことあるごとに、大国になっても覇権は求めないと言ってきた。しかし覇権を求めないということは、覇権を求めると言っているのと同じである。覇権の野心を全く持たない日本は、覇権を求めないなどとは、絶対に言ってこなかったではないか。「私は絶対にウソはつきません」と言う人間が、最高のウソつきなのである。
 中共は経済成長に邁進し、その成果を軍備の増強に注ぎ込んできた。文字通りの「富国強兵」路線を驀進してきたのである。その結果、世界第二の経済大国に成るだけでなく、世界第二の軍事大国に成りおおせた。完全に軍事目的の宇宙ステーション、すなわち宇宙軍の基地さえ、自前の技術で完成しようとしている。
 かつて「悪の帝国」と呼ばれたソ連は、約20年前に崩壊したが、共産主義の多民族国家と言う、全く同じ構造を持つ中共はソ連についで、民主化・民族独立という歴史の進歩の流れの中で消滅すべきだったのに、ソ連を凌ぐ「極悪帝国」として生き延びてしまったのである。ただし、その犯罪国家の成長を黙認していたのが、世界の警察官・アメリカであることは、極めて重要な事実である。
 その凶悪な侵略国家が、侵略に乗り出すのは、まことに当然なことであって、全く疑問の余地がない。そもそも我が日本は、歴史をキチンと反省していないから、再び過去の過ちを繰り返すに違いないと、歴史問題を種に批判され続けているではないか。それならば、現実に侵略をやり続けている、現役バリバリの侵略国家・中共が、更なる侵略に乗り出すのは、必然中の必然、これほど確かなことはない、と言わなければならない。
 思った通り、最近の中共は侵略の意志を、ことさら隠さなくなった。それが、「核心的利益」の範囲・空間の拡張である。従来、チベット・東トルキスタン・台湾だったものが、南シナ海・東シナ海も含まれるようになったのである。明らかに中共による、「侵略宣言」に他ならない。
 その中共の目の前に存在しているのが日本列島である。日本は戦後、アメリカ製の「平和憲法」と、これもアメリカによる日米安保条約によって、「自分で自分の国を守る」という、独立国として最低限必要な国防意識を持たないまま、フラフラと数十年を過ごしてきた。侵略国家・中共にとって、これほど素晴らしい侵略の対象はありえない。しかも日本に対しては、以前から歴史問題を利用して、充分に精神的な侵略を実現しているから、なおさらである。そもそも侵略現行犯国家に、歴史問題によって脅迫されるのは、極めて不様な醜態であり、この上ない屈辱であるにも拘わらず、日本人はその自覚すらない。この日本の白痴状態が、こんな馬鹿な国なら侵略できると、彼らの対日侵略意欲を、いっそう掻き立てるのである。
 現在、アメリカのアジア回帰が指摘され、冷戦の復活などと言われているが、もしそうだとしても、それは極めて一時的なものに過ぎないと思われる。大きな視野で、長期的に見れば、アメリカの衰退は避けられず、結局、アジアから撤退して行くであろう。その軍事的空白を埋めるのは、中共の軍事力であり、日本人が精神の奴隷状態から目覚めない限り、その先に用意されているのは、亡国というおぞましい境遇である。
 

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コメント
 
01. 2012年9月30日 22:51:29 : tsMufZPFEs
>大きな視野で、長期的に見れば、アメリカの衰退は避けられず、
>結局、アジアから撤退して行くであろう。
>その軍事的空白を埋めるのは、中共の軍事力であり、
と、思うでしょ?
中国は長期的に見れば派手な高齢化社会になって米より先に衰退しますよ。

02. 最大多数の最大幸福 2012年9月30日 23:04:18 : d1qFhv8SE.fbw : tyRMC7FYP6
>>01
>中国は長期的に見れば派手な高齢化社会になって米より先に衰退しますよ。

 その通りなのですが、アメリカが、今のような世界各地に
 軍隊を置いておくようなことが難しくなるのも事実でしょう。

 地理的にアジアは、アメリカから遠く、中国・日本はアジアそのもの。

 十億人を超える人口の圧力は、やはり脅威です。


03. 2012年10月01日 00:28:09 : pcWMpm285g
>日本は戦後、アメリカ製の「平和憲法」と、これもアメリカによる日米安保条約によって、「自分で自分の国を守る」という、独立国として最低限必要な国防意識を持たないまま、フラフラと数十年を過ごしてきた。

一体日本は「独立国」なの?アメリカの属国化を、自民党の安倍総裁はまた強めようとしているのでないの。アメリカと手を切って「平和憲法」を強化すれば、精神力は強くなるかもしれないよ。「平和憲法」で国家意識・民族意識を高めれば、世界中の「平和を愛する諸国民」に信頼され、中国も手をつけられない強国になれるよ。

これを書いている酒井信彦って人は、「国家意識・民族意識を完全に喪失した日本人」と言えるね。「精神の奴隷状態」にされているのは、中国のせいよりも、アメリカのせいじゃないの。酒井君こそ帝国主義的幻想から目覚めないと、明日の日本も中国も世界もなくなるよ。世界には核爆発物がいっぱいあるんだから・・・。


04. 2012年10月01日 00:30:35 : wk0Ptbe4yA
幸福さんはなにを言いたいのか?

アメリカは自分の利益のためなら如何様にも行動します

世界最強のゴロツキ国家です、主義主張などありません

日本から安保の名の下戦後六十数年日本人の汗の結晶の富を

どれだけ収奪されたかこれも敗戦国の宿命かな

連合国(米国 中国 英国 ソ連)に無条件降伏したと云う

事実を日本人は認識すべきでしょう

米国債などという売れもしない国債を買わされ続けています

態のいい恐喝と変わりません

早くこの奴隷国家家畜国民状態を卒業しなければなりません

米国は自分の手を汚さず上級奴隷(日本人の支配階級)が

下級奴隷(日本国民)を管理するシステムを構築しています。

ホントに同じ日本人として情けなくなります。

尖閣問題それを米国の命でマスコミのプロパカンダを真にうける

アホ国民がいかに多いことか


05. 2012年10月01日 00:36:06 : 6kuobrWeYc
最大幸福君

完全にネットウヨへの道をまっしぐらだね。
これまではちょっと「変」なところもあったけど、
それなりにバランス感覚も認められたけど。


06. 2012年10月01日 03:07:59 : EIvbKAl1nF
ウヨが根本的おかしいのは、中国や朝鮮の脅威を言うのはいいが、対するアメリカの所業に対する評価が、まるでバランスを失っていること。

チベットとか言うが、それなら、アメリカにおけるインディアン、日本におけるアイヌ・沖縄はどうなのか?

また、アメリカの戦後からの海を越えた侵略行為をどうして無視するのか?主要な、100万単位の虐殺だけでも以下がある。

朝鮮戦争・ベトナム戦争・アフガニスタン侵略・イラク戦争…

侵略国家・覇権国家のお先棒をかつぎたいなら、正直そう言うべきだ。チベットとかなんとか言ってごまかすなかれ。


07. 2012年10月01日 05:36:49 : 2lN5wKosQg
04氏の言うとおり。

08. 2012年10月01日 16:19:49 : nZ5g8bqFhw
力つまり経済力、軍事力を持った国でかつて侵略国家でなかった国などない。

そんなことも分からない者は歴史の知識はゼロか。

第二次世界大戦の前、独立国と呼べる国は世界に20数か国しかなかった。
そのときはほとんどの国が列強の植民地であり支配下にあった。今は国・地域を含めて200以上ある。アジアで言えば独立していたのはタイと日本のみ。中国は日本を含む列強が各地域を分割し利権を確保していた。タイは国の両側からイギリスとフランスに浸食され緩衝地帯として独立していただけだ。

後から列強に加わった日本は、台湾続いて朝鮮半島を植民地とした。満州国まで建国した。その後中国の支配権をめぐってアメリカと対立したわけだ。しかし戦後アメリカは国民党を支援したが毛沢東の共産党に敗れその後朝鮮半島で辛うじて引き分けただけだ。アメリカは日本を倒したがその後はアジアで敗れ去ったとみていい。そのため日本の憲法を成立させたときとは一変して日本を反共の防波堤としたわけだ。ついでに言えば日本と同じく後から列強に加わったアメリカは19世紀末に一気に太平洋に進出しハワイ、マリワナ諸島を取りついでにスペインにケンカを売ってフィリピンを手に入れた。こうしてみれば日米が太平洋の支配権をめぐって激突したのは歴史の必然か。日米ともに侵略国家であったことは間違いない。もちろんそれに先立つイギリス、フランスその他ヨーロッパ諸国も同様だ。

何も知らずに議論している者とは議論の前提自体が成立しない。全ての列強は侵略国家であったわけだがいろいろな歴史的経過がありその政策が現在までずっと継続しているわけではない。多くの国が独立し少なくとも建前上は軍事力で国境を変更することはいけないことになっている。軍事的に西欧列強に挑んで最初は勝利した日本の行動を見たものは戦後もはや宗主国の支配を認めなかったわけだ。主な独立した国、宗主国と人物は以下のとおり。

・インドネシア 日本撤退後オランダから独立 スカルノ
・ベトナム また進駐してきたフランス軍を打ち破り独立 ホーチミン
・インド 独立運動が高揚しイギリスもがをつけられなくなった。ガンジー
ただしイスラム教徒の多い地域はパキスタンとなりその後東パキスタンがバングラディシュとして独立 パキスタンはジェンナー
・マレーシア、ここも同様にイギリスが独立を認めた、その後シンガポールが分離して独立、マハティール シンガポールはリークワンユー

なぜ世界中で英語が通用するのか、なぜブラジルがポルトガル語、その他の中南米諸国がスペイン語なのか、少しは考えてみたら。中南米では先住民族は虐殺され滅ぼされそれ以前の歴史は全くわからない。

ロシアを含め手が汚れていない国などない。


09. 2012年10月01日 18:10:31 : FqFTMwaDLQ

台湾と朝鮮半島を日本の【植民地】と呼ぶのはやめましょう。 植民地ではなく【領土】だったのです。

【領土】だったからこそ、日本は現地を発展させるために行政システム(消防、警察、学校(大学まで作った)、病院…)、鉄道、道路、鉱山開発、農地開発、港湾、ダム(水源、発電)…ありとあらゆる分野にカネと人材をつぎ込んだのです。
すぐれた人材は進学を奨励し、軍幹部に登用された人もいます。

植民地政策とは、現地住民には何事も知らせず教えず無知のままにして子々孫々に至るまで奴隷同様にコキ使い、収益は全て宗主国が吸い上げる…事なのです。
欧米の【植民地】が正にそうです。



10. 2012年10月01日 18:37:37 : nZ5g8bqFhw
09

きみのいうとおりなら台湾も朝鮮半島の住民もこのまま日本領土にして下さいというはずだが。

戦後60年以上も経って韓国の多くの人からここまで恨まれ攻撃されるのはどうしてなのか。ただ台湾の人にとっても蒋介石の国民党も日本と同じく外部勢力だったかも知れない。

そのような日本人の姿勢が何時まで経っても日本が攻撃される一因ではないのか。


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