http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/695.html
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１０／３にワシントンで開かれた中国軍事フォーラムにおけるカーター米国防副長官講演に関する共同通信と新華社の報道の違いが酷過ぎる。日本マスコミが情報鎖国の先兵を司っている例題：
①共同通信＝カーター米国防副長官「ステルス戦闘機Ｆ３５の嘉手納配備表明 中国にらみ」「カーター氏は、アジア太平洋地域重視の国防戦略を踏まえ最新装備を同地域に最初に配備すると強調。軍備拡張を続ける中国軍を念頭に置いた措置とみられる」
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100301001934.html
②新華社＝カーター米国防副長官「米国のアジア太平洋におけるリバランス政策の一つは中国と“強固な協力関係”構築。バネッタ国防長官の最近の訪中は米中軍事関係の持続的発展の基盤作り」「米国はアジア太平洋における領土紛争で特定の立場に立たない」
http://jp.xinhuanet.com/2012-10/04/c_131887989.htm
③米中両軍の“強固な協力関係”構築は両軍とも本気で、バネッタ国防長官が９／１９～２１に中国に滞在し、両軍上層部の顔合わせ意見交換から陸軍、海軍、空軍の各基地を見学し、戦闘機に触れ、フリゲート艦上に上り、天津軍区兵士と軍食を食べて蜜月の到来をPRしていた（CCTV）
④ワシントンで開かれた中国軍事フォーラムは米国からの返礼であり、時間を置かずに“強固な協力関係”を一挙に構築したいという米軍の思いから開催された。その趣旨のフォーラムで、米国防副長官が中国敵視とか牽制意見など言うはずはない。だから共同はカーター講演の９５％を無視した。
⑤共同通信はバネッタ国防長官講演の本筋を報じなかった。代わりに「キッシンジャー元米国務長官は、沖縄県・尖閣諸島の扱いをめぐり中国トウ小平氏と日本側に「合意」があったとした上で、米国は（尖閣の）主権などの問題で、何らかの立場を取るべきではない」と報道
⑥朝日はワシントンで開かれた中国軍事フォーラムを無視。日本マスコミ記者は米国高官の講演や記者会見で述べた本論を報じない。発言のごく一部を切り出して「これは中国軍を牽制する目的を示唆」などと捻じ曲げる。
⑦日本マスコミ記者の感性が殆ど全てこんな構造になってしまったから、米国国防省トップ発言すら捻じ曲げて解釈されるか、ごく一部のフレーズを切り出して、堂々と憶測で飾り立てている。朝日の中国報道なども、憶測文が半分以上だったりする。そうやって国民洗脳が進む。
⑧「台湾民進党の謝長廷氏（元首相）、中国訪問」蘇貞昌主席の予告通り謝長廷氏（元首相）の訪中実現。この共同電に憶測は無いが、民進党も中国融和に舵を切った背景説明が無い。政権奪還には中国との関係構築が不可欠と舵を切っていた（5月）。
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100401001440.html
⑨中国は只今国慶節休暇中。政治も殆どお休み。8日に再始動する。中国も台湾も釣魚海域に海洋監視船と漁業監視船を合計６～８隻を毎日巡回させている。９／２５には日本海保艦艇が水砲を発射し、台湾海洋監視船が応射して撃退したが、台湾は『水砲の次は火砲』と翌日評論していた。
⑩台湾の海空軍も中国の陸海空軍も臨戦態勢を維持し、夜間上陸や対艦ミサイルや夜間空爆訓練を繰り返している。日中友好団体の４０周年会合に社有機で乗り込もうとしたトヨタ社長のフライトを拒否したのは中国空軍。理由は「厳しい空戦訓練ができない」。
⑪不幸にも『次は火砲』くらいは起こるかもしれない。石原慎太郎が「５０～６０人くらいは死んでもやるべきだ。それ以上の本格戦闘に入る勇気も実力も中国にはない」などと発言しているから、中国軍も石原一味や野田・安倍・石破軍事オタクの挑発に一発くらいは応戦させられるかもしれな。
⑫それを最も恐れているのが米国防総省。発生したら、米国経済は壊滅状態になる。それどころか、日本発『石原世界経済恐慌』の声すら上がっている。
⑬１９４５年に全面降伏して、島々も失った。共同開発による利益享受という穏当政策を実現していたら、漁獲もそして発電用天然ガスも有利に得られて、地震列島を原発銀座にすることもなかった。
⑭戦争責任に頬かむりした連中の末裔が権力中枢に居座り、国内政局を有利にするための道具に露台韓中の刺激を利用してきた。愚かだ。
…………余禄…………
【徒然草百十二段】人間の儀式、いづれの事か去り難からぬ。世俗の黙し難きに随ひて、これを必ずとせば、願いも多く、身も苦しく、心の暇もなく、一生は、雑事の小節にさへられて、空しく暮れなん。
日暮れ、途遠し。吾が生既に蹉跎たり。諸縁を放下すべき時なり。信をも守らじ。礼儀をも思はじ。この心をも得ざらん人は、物狂ひとも言へ、うつつなし。毀るとも苦しまじ。誉むとも聞き入れじ。（徒然草百十二段）
（勝手解釈）人の世の習わしとかしきたりとかは、人生に纏わりついて離れない。世間があれこれ煩いから仕方なく付き合っていると、あれも必要、これも欲しいと、体を痛めつけて、こころまでストレスに苛まれる。
そうやって、ひとつしかない人生は暮れてゆく。齢を重ねて人生の夕暮れとなったが、よくここまで生きてきたという感慨が湧いてこない。
私の人生は躓きの積み重ねであって、決断できる人生などとは全く無縁。決断する人をあさましいとは思っても、うらやましいとはついぞ思わなかった。
世間のしきたりのほとんどは、決断できるさもしい人間のあさましくも慇懃無礼な強制にすぎないから、世間との諸縁を虚空に投げ飛ばしたとしても、吾が人生に悔いは残らない。
世間の言う信用も礼儀も糞喰らえだ。残り少ない人生を、そんな無駄な付き合いに邪魔されたくない。えい！ いまこそ放り投げるぞ。
そんな私をキチガイと罵る方が居ても気にしない。そんな人は他人が死ぬまで世間体に縛られ悶え死ぬることを善だと思い込んでいるのだから死神と同じだ。（白居易の詩の勝手解釈）
【徒然草百七段】人我の相深く、貧欲甚だしく、物の理を知らず。ただ、迷いの方に心も速く移り、詞も巧みに、苦しからぬ事をも問ふ時は言はず。用意あるかと見れば、また、あさましき事まで問はず言ひ出だす。深くたばかり飾れる事は、知恵にもまさりたるかと思へば、その事、跡より顕はるるを知らず
……と、徒然草にいう愚かな政治家とマスコミばかり
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- 追記と雑感 SukiyakiSong 2012/10/05 01:54:15
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