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自民はなぜ党首会談にしがみついているのか 民自公の密室連立画策の陰謀 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/406.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 10 月 19 日 00:17:01: igsppGRN/E9PQ
 

自民はなぜ党首会談にしがみついているのか 民自公の密室連立画策の陰謀
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7180.html
2012/10/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


野党第1党なら国会論戦で野田デタラメ政権を窮地に追い込み選挙で黒白つければいいではないか

「思い出づくり内閣」ができて2週間以上経つのに、いまだ新大臣の所信表明は行われていない。臨時国会が開かれないからだ。復興予算の転用や、田中法相のスキャンダルについて追及する場もない。政治は完全に機能不全に陥っている。

解散に怯える民主党は、国会論戦から逃げたい。臨時国会も、できるだけ先送りしようとする。そんなのは分かりきったことで、問題は、自民党である。

外交や経済対策など喫緊の課題が山積なのに臨時国会前の党首会談に固執し、結果として国会の召集を遅らせているのだ。

きょう(18日)、民自公の3党幹事長が再会談。「話」がまとまれば19日にも3党の党首会談が行われる。臨時国会は29日からで調整中だ。もっとも、話がつかなければ自公が蹴とばし、11月にズレ込む可能性もあるという。

なぜ、そこまで党首会談にこだわるのか。臨時国会が始まる前に、3党の密室談合でいったい何を決めようとしているのか。

自民党は、仮にも野党第1党だ。とっとと国会を開かせて、公の場で野田を追い込んでいけばいい。何をモタモタしているのか。

「本気で解散に追い込みたければ、まずは国会を開かせることが先決です。党首会談なんて、どうしても開かなければならないものではない。国会を開かなければ解散もないのです。それに、事前に解散の確約を得なくたって、国会を開いてしまえば、どのみち民主党をバンザイさせられる。特例公債法案は積み残しになっているし、内閣不信任案が可決される公算も大きい。密室の党首会談よりも、公開の党首討論で野田首相をガンガンやりこめ、国会論戦で民主党政権のデタラメを追及した方が、自民党の支持率アップにもつながります。早期の解散に持ち込みたければ、なおさら国会で論戦を繰り広げればいいのです」(政治評論家・山口朝雄氏)

◆解散含みの国会前に選挙後のこと決める密約

密室会談で「解散の確約」とやらを得たところで、野田はウソを屁とも思っていない男なのだ。ノラリクラリと逃げられるのがオチ。ボンボン育ちの安倍総裁もダマされるのがオチ。谷垣前総裁と同様、後になって「弄(もてあそ)ばれた」と泣きたくなければ、安倍はむしろ密室会談を避けるべきなのだ。「結局、自信がないのです」とジャーナリストの山田厚俊氏がこう言う。

「いま選挙をやったところで、自民党が本当に勝てるのか。どこにも保証はありません。少なくとも、単独過半数を取ることはできないでしょう。安倍総裁も、本音では政権奪取の自信がないが、党内“最大派閥”の落選組に向けたパフォーマンスとして、『早期解散に追い込む』『政権奪取する』と拳を振り上げてみせる必要がある。ただ、選挙で勝てなかった場合、あるいは解散に持ち込めなかった時のための“保険”が欲しい。自民党が3党の党首会談にこだわるのは、そういう思惑があるからです」

保険とは、3党合意の継続。つまり、「解散前に選挙後のことを決めておきましょう」ということだ。大連立の密室談合である。そういう陰険な延命作戦だから、表で堂々と渡り合えない。解散含みの国会が始まる前に、ウラで決めてしまいたい。なるほど、自民党が党首会談にしがみつく理由がよく分かる。

安倍は17日の会見で、「19日に党首会談が行われれば、首相は約束を果たしてくれるだろう」と話していた。自民党がどうしても言質を取りたい「約束」は、「早期解散」より「3党合意」の方なのだ。

◆戦前日本のナショナリズム復活が進行

民自公は「3党合意」の密室談合で消費税アップを決め、これにすっかり味をしめた。

「次の総選挙でどこも過半数を取れなくても、民自公の3党がガッチリ組めば、何でも決められる。国民生活にとって大事なことも、トップ会談でスムーズに決まっていく。政治の意思決定は格段にスピードアップするし、国会審議でゴタゴタうるさい野党対策に無駄な時間を取られることもない。これは本当に画期的なシステム。考案したのは財務省でしょう。さすがだね。1回きりで終わらせるのはもったいないですよ」(自民党関係者)

これが党首会談の真相なのだ。解散を求めている野党はたくさんあるのに、なぜ民自公だけで密談する必要があるのか。3党の延命を相談する算段だからだ。

「年内か年明け解散ならば、選挙後は民自公の体制でやることになる。予算編成の問題がからんでくるし、第三極にツケ入るスキを与えない。これは既得権益側の至上命令です。裏を返せば、第三極が結集して次の総選挙で過半数を占めないかぎり、民自公の翼賛体制による悪政が続くことになる。国民にとって、こんな不幸なことはありません。3党合意による増税をバックアップした大マスコミは、もちろん大連立を応援するでしょう」(山田厚俊氏=前出)

◆権力と結託して甘い汁を吸ってきた大マスコミ

16日に開かれた「第65回新聞大会」では、権力に寄り添う大新聞を象徴するような出来事があった。「新聞には軽減税率の適用を強く求める」という大会決議を採択したのである。

朝日新聞の秋山会長にいたっては、「経営を直撃する消費税の大波をどう乗り越えていくべきか。進むべき道を探り出していかなければならない」などと、シャーシャーと言ってのけた。増税を押し付けられても、痛みに耐えて泣くしかない庶民や中小零細企業にしてみれば、「そりゃないだろう」といった心境になる。

「お国のため」と、さんざん消費税増税を後押ししてきたのは大マスコミだ。自分たちだけは「経営が苦しくなるから」と免れようとは、どういう了見なのか。それもこれも、軽減税率の適用などの便宜を図ってもらうために、政府のお先棒となって増税キャンペーンを張ってきたのだと考えれば合点もいく。

権力と結託して甘い汁を吸ってきた大マスコミは、できれば自民党が政権に返り咲いて欲しいのだ。単独過半数が無理でも、民自公の密室談合政治が続けば都合がいい。既得権益を壊そうとする第三極は何としても排除したい。

「決められる政治」という便利な言葉を“発明”した大マスコミは、今後も「政治を前に進める」とかいう大義名分で、3党合意を後押ししていくのだろう。民自公の巨大連立政権ができれば、既得権益側はしばらく安泰だ。なにしろ、なんでも「決められる」のである。復興予算の流用なんてお手のモノ。消費税アップの増収分は、10年間で200兆円を公共事業につぎ込み、業界団体と利権を分け合う。原発稼働の全面解禁も「決められる」。極端な話、中国との戦争だって決めかねない。

右翼思想の野田と、超ウルトラ右翼の安倍が手を組み、それを大新聞がもてはやす。まるで戦前と同じ光景だ。国民不在のまま、国会審議も軽視した密室談合で、この国の行方が決まってしまう。そんな戦前ナショナリズムの復活が着々と進行しているという事実。3党の党首会談は、その序章だ。恐ろしい事態になってきた。


 

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コメント
 
01. 2012年10月19日 03:40:47 : sUpHQ8Q75g
> 既得権益を壊そうとする第三極は何としても排除したい。

このことは国民に向かって唾を吐いてるに等しい
既得権益を潰さなけりゃ
国民の奴隷化は益々進む


02. 佐助 2012年10月19日 08:47:03 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU
消費税値上げ賛成/反対を対立軸にしたくない自民と公明党は、消費税値上げ法案を議会に提案されても、これを引き延ばし、失言に食らいつき重箱の隅をつつく揚げ足とりに終始するからである。しかし自民・公明両党は、解散が早ければ早いほど有利と思い込んでいるから、民主党政府に不信任案をつきつけざるをえない。しかし定数是正などが延命に貢献しているので任期ギリギリに民自公による話し合い解散となる可能性が高くなった。

しかし民主党は小沢氏一派が残っており,いずれ過半数を割るから、のたれ死に解散となる。それを避けるため、も一度首相(民主党総裁選をやり)の首をすげ替えてから人気の落ちる三ヵ月前に解散もある。またこの実質的な権限発動のボタンをズーツと持つているのが国民の生活が第一の小沢氏です。国民連合が結成されるとすべて有利に展開することになる。

民自公の既成政党は「消費税値上げ廃止」と「脱原発」に二大政治的対立軸が既成政党を3分の1になる恐怖感に襲われる。この対立要素は国民連合に漁夫の利が拡大する。民自公の大連立をもくろむ読売などマスコミと官僚たちとは違う結果となるだろう。そのためにそのため国民連合と橋下新党やみんなの党以外の政党が結束し、「一寸先はヤミ」となるはずです。


03. 2012年10月19日 11:49:26 : NIYwg7LdTk
自公党首 年内解散の確約を要請へ
10月19日 11時25分自民党の安倍総裁と公明党の山口代表が東京都内で会談し、19日夕方に行われる野田総理大臣との党首会談で、年内に衆議院の解散・総選挙を行うことを確約するよう求めることを確認しました。

自民党の安倍総裁と公明党の山口代表は19日午前、東京都内のホテルで両党の幹事長らも同席して会談し、19日夕方に行われる野田総理大臣との党首会談への対応を協議しました。
この中で安倍総裁は、「きょうの党首会談で、野田総理大臣から衆議院の解散の時期について具体的な提案があると期待している」と述べました。
これに対し山口代表も、「自民・公明両党で結束して党首会談に臨みたい。われわれは年内の解散・総選挙を求めており、民主党側がどのような答えを出すかだ」と述べ、党首会談で野田総理大臣に、年内に衆議院の解散・総選挙を行うことを確約するよう求めることを確認しました。
会談のあと、自民党の石破幹事長は記者団に対し、「『近いうちに国民に信を問う』という約束から2か月もたっているのだから、抽象的なことばではなく、具体的なことばがあるか見極めたい。野田総理大臣が政治家として、人間として、約束を守るかどうかが問われている」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121019/k10015860141000.html


04. 2012年10月19日 17:47:26 : 8nEEaJsXRY
年内解散にしようかな〜?(「年内解散を検討」 民主が自民に伝達)

あ〜、やっぱ止めようかな〜?(年内の解散の確約はしない方針な野田)

特例公債法案に自民党さんが賛成してくれたら・・・・解散しようかな〜?
条件が整えば年内に衆議院を解散する用意がある(用意があるだけだからね、言っとくけど)

でもやっぱり、やっぱり、やっぱり止めようかな〜?

解散は総理の特権事項ですもの〜、近いうちってしか言ってないもん。
近いうちって、来年の9月の事ですよ〜!ね、近いうちには違いないでしょ^^

10年後ってわけじゃあるまし!


05. ラスコーリニコフ2世 2012年10月20日 01:20:56 : NzrWdPcQHo63E : DEhxz16NVY
「政治を前に進める」という表現ですが、僕に理解力が無いためでしょうか、全く理解ができません。「政治」を「前に進める」?
政治にとっての「前」とは何なのでしょうか?
具体的には法律を制定していくことを意味するのでしょうか。
そうだとしたらどのような法律を制定していくことが「前」に進めることなのでしょうか?
「前」とは何に対しての「前」なのでしょうか。
この定義がない限り、意味の無い、単なる言葉遊び、誤魔化しに過ぎないものと理解します。
この表現はいかにも何らかの行為を行なっているように見せかけた、人心を誑かすふざけた表現です。
さらに、その表現を言論の府というべきマスコミが検証もなく使用しているとはどういうことでしょうか(既に既成のマスコミは信じていませんが)?
強い憤リを感じる次第です。


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