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エリートサラリーマンと派遣と失業しか残らない (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/427.html
投稿者 笑坊 日時 2012 年 10 月 19 日 15:43:55: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-99c9.html
2012年10月19日 植草一秀の『知られざる真実』

橋本徹氏がクレームをつけた週刊朝日記事の現物を確認した。

この記事には二つの大きな問題がある。

ひとつは同和地区について、かなり詳細な地名が示されていること。

橋下氏の人格についての批判は自由だが、

「橋本徹のDNAをさかのぼり本性をあぶりだす」

との表紙記述を伴って被差別部落の記述がなされていること。

いわれなき不当な差別を助長する論理構成になっていることは妥当でない。

この点についての橋下氏の主張は妥当である。

実際、週刊朝日は謝罪の意思を表明し、次号で謝罪広告を掲載することとした。

しかし、本ブログおよびメルマガで記述した橋本徹氏の過去の不適切な行動が是認されるわけではないことを銘記しておく。

他者の不当な行為に対して抗議することは正当な行為だが、そのことが、自分の他者への不当な行為を正当化する理由にはならないことをしっかりと認識するべきである。


話が変わるが、ジャーナリストの斎藤貴男氏との共著

『消費税増税「乱」は終わらない』(同時代社)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/488683731X/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=488683731X&linkCode=as2&tag=miyokotk2011-22

について、尊敬する渡邉良明氏が4回にわたって詳細な書評をブログに掲載下さった。

同書を丹念にご精読くださり、過分な書評を掲載下さったことに深く感謝の意を表したい。

『消費税増税「乱」は終わらない』を読んで(1)
http://yoshiaki-watanabe.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-0cf1.html


『消費税増税「乱」は終わらない』を読んで(2)
http://yoshiaki-watanabe.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-d658.html


『消費税増税「乱」は終わらない』を読んで(3)
http://yoshiaki-watanabe.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-1d2b.html


『消費税増税「乱」は終わらない』を読んで(4)
http://yoshiaki-watanabe.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-5df3.html

極めて精密な分析を示され、本書のポイント部分を的確に抽出くださっている書評であるので、まずは、この書評をご精読賜りたく思う。

最終回の書評記事から、その一部を転載させていただく。

「ところで、今日、小泉・竹中時代の「新自由主義」が息を吹き返すような、許し難い勢いや状況がある。

ここで、植草氏の語る言葉は、ひじょうに含蓄がある。彼は言う。

「竹中さんは『頑張った人が報われる社会』といっていました。通常の日本語の意味で、頑張った人が報われるのであれば間違いではないと思うんです。悪い話じゃない。

ところが、竹中さんが言う『頑張った人が報われる』というのは、例えば、金融の分野で大儲けをする。で、会社を上場させて、株式を分割して、株価を吊り上げて錬金術のように巨大な不労所得を得る。これを竹中さんは『頑張った人』と呼んだわけです。

これは、『頑張った』のではなく、『うまいことをやった』にすぎません。『うまいこと』をやるために、法律の抜け穴をくぐってきているかも知れません」と。

まったく、その通りだと思う。ここには、竹中の欺瞞と悪辣さを見事に看破した植草氏の正しさと限りない明晰さが、遺憾なく発揮されている。

とりわけ、植草氏が強調するのは、次の点だ。同氏は、こう力説する。

「新自由主義の流れを民間部門で放置すると、格差はさらに拡大します。 現在の時代環境を踏まえると、分配および再分配における政府の役割は飛躍的に大きくなっていることを強調しなければなりません。

成長論が分配の格差容認論とセットになってしまっていることが、現代日本の一番の問題じゃないかと思います」と。

ひじょうに明快な主張だ。特に、植草氏の最後の言葉に注目したい。 益々深刻化する国内の格差問題、かつて、それを助長・増幅させた小泉・竹中政治は、もっと厳密に告発されなければならないであろう。

企業が労働者を消耗品として扱うことを許してはならないのです。

事実、先ほどの「頑張った人が報われる」という言葉に関して、同氏は、次のように述べる。

「『頑張った人が報われる』という話ですが、世の中で本当に頑張っている人はいくらでもいます。ラーメン屋を経営して、汗にまみれて朝から晩まで働いて、年収がいくらになるのかという話です。

大企業は正社員を一握りしか採用せず、大多数の若者がフリーターになって年収が二○○万に届かない。この人たちが一千万人いる。懸命に働いているのにそこから抜け出すことができない。

これを『頑張った人が報われない社会』と言うんです。

『頑張った人が報われていない』現実を放置して、きわどいことをやって億万長者が生まれることを『頑張った人が報われる社会』だと絶賛した竹中さんの感覚が、いかれてしまっていたのだと思います」と。

(中略)

また、「サラリーマン税制は人々から『思考』することを奪った」と考える斎藤氏にとって、同氏の立場とか考えの基本にあるのは、「個人一人ひとりの尊厳を守りたい」ということである。

さらに、この両者が主権者であるわれわれに必要なことと考えるのは、「思慮深さと積極的な行動」である。

(中略)

両者は、消費増税後の世界が、まことに恐るべきものであることを提示する。斎藤氏は、警鐘を鳴らして、次のように訴える。

「僕はね、やっぱり一人ひとりの生活を考えたときに、とんでもない歪んだ社会になるのを怖れるんです。何度も言いましたが、消費税増税で転嫁ができない中小零細が全部潰れる。・・・・

第一次産業は全部派遣。自営業とか零細企業でやっていた人たちも、もはやそういう業態そのものが成立しなくさせられるのですから、派遣以外の働き方はまず見つからないでしょう。

だったら世の中全体でどういう働き方が残るか。エリートサラリーマンか、派遣か失業者か、そのいずれかしかない。これしかない社会というのが僕は怖くてならないんですよ」と。

日本経済の第一線で果敢に取材活動をしてきた斎藤氏の言葉だけに、ひじょうに重いと感じる。

(中略)

また、「支配者はエネルギーと食糧と武器の独占を狙う」というテーマの中で、植草氏は、自らの危機意識を、次のように吐露する。

「私もいま、将来に向けた支配者たちの意図というのを感じています。それは、本格的な植民地化の始動ということじゃないかと思うんです。

その支配者とは誰なのか、アメリカなのかどうなのか、いろんな見方がありますが、それはともかく、ごく少数の巨大資本がいろんな意味で圧倒的な力を持っているときに、彼らが人々を従属させたり隷属させたりする手法というのは、人々が生きていく上で必要不可欠なものを握ってしまうということでもあります。

それは、エネルギー、食料、そして武器です。この部分を握られてしまうと、 人は隷属せざるを得なくなります。

だからこの勢力からすれば、日本が、そして世界が再生可能エネルギーの方向に走るのを命がけでとめなきゃならないということになりますね。鉱物資源とかウランなどに依存する状況を残さなきゃいけないのですから。

人間の叡知を考えると、太陽光、風力、水力、地熱などから永続的に活用できるエネルギーを採取する技術は、進化する可能性が大いにあると思います。

また、食糧は一番根源的なものだと思いますが、最近は農作物の種子の管理で、種子の出来ない作物を遺伝子組換えで作ってそれを管理する・・・」と。

(中略)

このような極めて厳しい現状に対して、われわれ国民には、まことの”思慮深さ”が求められる。

しかし、そのためには、与えられる情報が公正、かつ公平なものでなければならない。

だが、現実には、それは今日の日本では、まさに「絵に描いた餅」である。

(中略)


皆さんも、本書を是非購入され、常に手許に置いて愛読なさることを、私は、心から願いたい。それだけの価値のある良書だ。」

 

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コメント
 
01. 2012年10月19日 16:26:07 : JjSQKQLkmo
「乱」は出張の帰りに購入してきた。検察の罠、失われた正義、戦後史の正体等々読み終えたのでこれからこの本をめくる。
 この国の知識人、また真の政治家を貶める国の有り方も、根本から変えなければならない。

02. 2012年10月19日 16:35:57 : pFLIOlvYlA
週刊朝日の記事は佐野真一の署名記事だろ?何故、何処も佐野真一を追求しないのかな?

03. 2012年10月19日 17:34:38 : veOkUshvFA
大阪の同和問題は、単に人権侵害で片づけるには根が深すぎます。今や同和を語る一大利権が教育、公共事業に巣食っており、官僚は怖くて手が出せません。そこを解決しないで人権が一人歩きすると、大きな失敗を犯します。

04. 2012年10月19日 17:59:07 : YxpFguEt7k
こちらの書籍もいろいろと参考になるかもしれません。
斎藤貴男氏が紹介されてます。
「消費税国会の攻防」 著:平野貞夫
http://mainichi.jp/feature/news/20121016org00m040013000c.html

導入時、消費税という税制の構造や本質が問われもしなかった奇怪な現象の一次記録のようです。

 ・嫌がる池田大作・創価学会名誉会長の面子を保つため、自民党によって用意されたいくつもの餅
 ・大勢の新聞記者(ほとんど情報屋)が個人情報を集められて、手駒として上手に活用されたこと
 ・田中角栄元首相が倒れた本当の原因
 ・ジョン万次郎がNHKの大河ドラマになりかけた政治的背景

ホント、騙されたくないものです。本質的な議論を国民のあいだでしたいものです。民主主義国家をつくりましょう。

植草氏、がんばってください。応援しております。


05. 2012年10月19日 21:20:13 : u9BvOvbsNu
植草先生の橋下評は的を得た発言で至極ごもっともです。

最近の新自由主義復活の兆候は我々も注意が必要です。また、「やくざ」関係のスキャンダルも浮上してきています。これにも注意が必要です。
(今の「やくざ」は新興市場を狙う金融マフィアです。彼らも新自由主義を歓迎しているようですね。)

エネルギー・食糧・武器の独占に対抗するには、政治的には「地方分権」、食料は「地産地消」というようなことが必要かと思います。
ただ、植草先生がいう「種」については、当方の知識不足のためコメントしずらいのが現状です。
(もう少し勉強します。アメリカの家庭菜園禁止や種子のできない作物などは知っているのですが、ただ知っているだけです。)
エネルギーについても「地産地消」みたいなことが必要かと思います。小沢さんのドイツの訪問はその辺りのことも視察してこられるのではと期待しています。
再生可能エネルギーだけで電力がまかなえれば、エネルギー問題による地域紛争なんて起きない。したがって、武器の独占も崩れるのではないかと期待している次第です。(ただし、国境紛争はなくならないかも知れません。)

エネルギー・食糧・武器の技術開発などの分野は日本も大きく貢献できます。
再生可能エネルギーは太陽光・風力・水力・地熱など産学研究は注目に値します。
また、藻による炭化水素の生成なども有効です。日本は火山地帯なので資源も豊富で、実は資源大国だったりしますね。食料も今や工場で生産できるほどです。(LED光と水だけがあれば栽培できます。)軍需産業も日本では民間企業の一部門として存在して、国産の武器も世界有数です。
このように、日本が本気をだせばできいないものはない気がします。わざとやってないような気がしてなりませんw


06. 2012年10月19日 22:11:08 : PbdIEh1xKA
日本新聞協会の新聞大会が開かれ、そこで決議が採択されたそうだ。

***新聞はいかなる時も正確な情報と多様な意見を国民に提供することで、民主主義社会の健全な発展と国民生活の向上に寄与してきた。
今年8月、消費税率を引き上げるための社会保障・税一体改革関連法が成立した。新聞を含む知識への課税強化は民主主義の維持・発展を損なうものであり、新聞には軽減税率を適用するよう強く求める。欧州諸国が新聞購読料に対しゼロ税率や軽減税率を採用していることに学ぶべきである。真実を追究し、国民の知る権利に応える――これこそがわれわれの最大の使命である。今後も公共的・文化的使命を自覚し、多事多難な時代を乗り越えるために全力を尽くすことを誓う****


07. 2012年10月19日 23:11:04 : pUnCMCeCqw
植草さん、人がよすぎる。
だから、痴漢事件なんかに巻き込まれるのだ。

売国奴の竹中平蔵は、橋下と同じ童話でブラク民なんですよ。
ブラク民の橋下が日本の国益のために働くわけがないでしょ。
竹中と同じなんだよ。
ユダ金は、ブラクやザイニチのマイノリティの手先を使って売国行為を
行わせているのだ。
いいかげん、目をさましてくださいよ。植草さん。


08. 2012年10月20日 00:30:19 : YxpFguEt7k
橋下徹氏
「朝日新聞社グループが方針を出した。謝罪と週刊朝日での連載打ち切り。これでノーサイドだが、その前に一言、言わせてもらう。今回の件で僕の子どもにどれだけの影響があるか、じっくり想像しろ。」
https://twitter.com/t_ishin/status/259301651708526592

ノーサイドだそうです。外野ももういいでしょう。
橋下氏のご家族が今後、不当な生きづらさを感じませんよう、お祈りいたします。


09. 2012年10月20日 00:57:25 : pUnCMCeCqw
そもそも「部落勢力」の何が悪いというのか?我々が問題にしているのは、部落解放同盟=極左集団だということです。スターリンから直接指導を受け「日本革命」を目論んでいた極左集団が、日本維新の会にどのような影響力を持っているのかは、極めて重大な問題です。

同じく、京都府の部落解放同盟の幹部だった民主党の前原さんは、自分の経歴から「解放同盟」を消していますが、過去に二度、北朝鮮に渡航し一度はよど号グループとも接触しています。危険極まりない人物ということです。

前原同様の背後関係が、ハシシタさんや周囲の人物にないのか?ハシシタさんの知らないうちに組織に「部落極左」が浸透していないか、今後もじっくりと監視申し上げます。


10. 2012年10月20日 05:04:18 : YxpFguEt7k
中塚武氏
「マスコミとケンカする市長や暴力団と交流する大臣の裏で、本来の仕事をする政治家がいる。【小沢一郎氏とドイツ環境相、脱原発で認識一致(NHK)】」
https://twitter.com/NAKATSUKATAKESH/status/258893107322552320

政治家は仕事で勝負!そこで評価だ(政治家だけじゃないか…)


11. 2012年10月20日 08:53:51 : mt3fdl2ADk
>10さまへ

私は、新自由主義者の匂いがぷんぷんの橋下氏は、まったく支持なんかしようとも思わん。
しかし、
>マスコミとケンカする市長
は全面的に否定されるものではない。むしろ肯定されるべきだ。
日本の場合は特にマスコミと喧嘩して闘わない限り、政治家として民主政治を志向することはできないと言っても過言ではない。
小沢一郎も本気で闘っている。
日本の情報空間において、マスゴミが暗躍し、不健全な世論づくりを目論見、主権者国民が希求する社会の民主化を悉く邪魔しているからだ。
日本の民主化を志向する政治家なら、マスゴミと戦わずして、いったい何ができると言うのだ。


12. 2012年10月20日 09:21:49 : mt3fdl2ADk
日本の政治家のほとんどが、自分の政治(家)生命ばかり気にしている。
だから、マスゴミをとても意識している。
自らの知名度を上げるために、マスゴミを活用することばかりに躍起になっている。
だから、デタラメ政治討論番組に呼ばれると、不健全世論づくりに利用されていることにも気付かずに、ほいほいと出演している。
ほんとうにバカたれ政治家のオンパレードだ。
そしてマスゴミには逆らわず、ごますりばかりしている。
日本の民主化を邪魔しているマスゴミに、日本の政治家は一生懸命ごますりをしている。
ほうとうにおつむノータリンで気骨のない政治家ばかりである。
マスゴミと喧嘩し戦っているのは、小沢一郎と阿修羅の読者などの一般国民ぐらいのものである。
だから、日本はいつまでたっても主権がもてないのであり、民主国家になれないのである。

13. 2012年10月20日 14:47:35 : VHU2r8VcPA
>エリートサラリーマンと派遣と失業しか残らない 

強欲拝金守銭奴資本主義の必然です。
資本に疎外された人間性を持ち合わせた資本家&経営者の為せる業ですなぁ〜。
近江商人が言ったか言ってないかどうか知らないけれど、「買いよし、売りよし、世間よし」の社会のほうがよっぽど豊かさを感じますなぁ〜。


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