頻繁な首相交代に苦言 藤崎駐米大使、離任へ

　今月中旬に離任する藤崎一郎駐米大使は８日、最後の記者会見に臨み「外交の基本はハイレベルでの信頼関係だ。一定の期間、相手がいて話ができることが大切であり、頻繁な首相や外相の交代は決して望ましいことではない」と苦言を呈した。

　自民党の福田政権時代の2008年６月に着任した藤崎氏はその後、麻生、鳩山、菅、野田各政権を経験。鳩山政権では普天間基地問題でぎくしゃくした日米関係の最前線に立たされた。６日のオバマ米大統領再選も念頭に、不安定な日本の政治への本音をあらわにした格好だ。

　一方、同盟関係強化のためには日米が不断の努力を続ける必要があると注文をつけた。

（ワシントン＝中山真）

［日経新聞１１月９日夕刊Ｐ．２］
　

コメント
01. 2012年11月10日 04:51:58 : FN3NosTQXQ 売国奴の一員のくせに､よく言うよ、しらじらしい、あほ！！
02. 2012年11月10日 09:01:47 : 5H6VT4EJEY 悪いものは、悪い。ダメな首相はダメ。 一刻も早く、そんな首相はきえてもらいたい。 日本の民意は、ダメな首相をいつまでも居座らせるほど、甘くないのです。
03. 2012年11月10日 09:28:54 : ytttIRkaeM 自民党時代に着任した大使のありがたい言葉なので日本政府は心して聞くべき。 アメリカ政府は怒っているという事を伝えたかったのだ。伝書鳩は帰還します。
04. 2012年11月10日 10:08:02 : a6RZpkbJPA 自分達官僚が悪いんじゃない。 あたし達国民が選んだ政権に従えばいいだけ。 鳩山政権の足をさんざん引っ張っておいてよく言うよね〜。 アメリカに従いたいならアメリカ国民になればいい。
05. 2012年11月10日 10:16:56 : FhxHNIGldI 02さんに同意、だめなものはだめ、いまの官僚による支配体制が、今回の駐米大使の上から目線発言となるのではないか。いずれにせよ、約束を守り、実行できる人間が上に立つべき、
06. 2012年11月10日 10:43:32 : rtg6sBZycs 丹羽中国大使は民間（伊藤忠）出身で尖閣問題に関し石原氏の行動を対中関係を悪化させると警告したが、それが外務省の絶好の引き降ろし口実にされてしまい、更迭となった。 一方、在米大使館は石原氏のヘリテージ財団での演説に対しなんら意思表示をしていない。 足元でこんな危険な演説を許しておいて、丹羽大使を更迭するとは省益優先以外のなんでもない。 外務省にはどんどん民間から人材をいれて、自己中心型の役人を追放していくべきだ。

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