陸山会事件:小沢氏、２審も無罪…東京高裁判決
http://mainichi.jp/select/news/20121112k0000e040072000c.html …

「指定弁護士は追加の証拠として▽００年ごろまで小沢代表の事務所に勤めていた元秘書２人の供述調書▽東京地検特捜部が捜査時に作成した代表の供述調書−−など約１０点を請求したが、高裁はいずれも退けた。そのため控訴審は新たな証拠の取り調べがないまま即日結審していた。」毎日

◆4月26日に一審無罪判決。このときマスコミは『公判では無罪だが、それは法律を掻い潜ったか証拠隠滅の結果に過ぎない。それでも小沢氏には『道義的責任』が厳然と残っている。『議員辞職して国民に詫びるべきだ』などという趣旨の社説を一斉に掲げた。

4/26（朝日）社説「政治的けじめ、どうつける」は大善文男裁判長（東京地裁）判決が、秘書に対する外道な登石判決を、全面的に追認したことを歓迎したうえで、共謀の証拠は出そうもないから、控訴をやめて、国会で糾弾し、古い政治を排除すべきと主張。

4/26（毎日）社説「なお政治的責任は重い」も朝日と同じで、大善文男裁判長が、「小沢裁判」を「石川知裕被告への判決追認」に捻じ曲げたことを「賛美」しながら、石川議員に対して「紙上再判決」する社説
http://mainichi.jp/opinion/news/20120427k0000m070123000c.html

4/26　朝日や毎日やNHKの主張する「共謀の証拠が無かったので無罪になったが、『天の声』や『多額の収賄』に基づく『古い政治悪』という登石判決が追認された」は、判決とは無関係で、東京地裁内仲間との情実を反映した蛇足に過ぎない。

4/26（毎日）「法廷戦術や政治姿勢に苦言も…地裁判決」は、「小沢証言には変遷や不自然な点が認められ、『収支報告書は一度も見ていない』とする点などはおよそ信頼できない」しかし「大筋では法廷供述の信用性を否定できる証拠はない」ので無罪。

4/26（毎日）「指定弁護士「ほとんど有罪」」は、控訴権を持つ三人の「指定弁護士は『ほとんど有罪』と悔しさをにじませた。『市民感覚を反映した検察審査会の判断』に結果的に『ノー』を突き付けた東京地裁の判決は、関係者に大きな波紋」なんじゃ？

4/26（毎日）「無罪:歓迎と疑問の声が交錯　街の声」は『罪を犯したかのように騒がれた』『無実の人を起訴した検察審査会の議決の過程は検証されるべきだ』『証拠が薄弱で無罪判決は妥当と感じる』とコメントを紹介。反小沢コメントは１件だけ。

4/26★正しい社説を書いたのは東京新聞と地方紙。（東京社説）「小沢元代表無罪　許せぬ検察の市民誤導」も「検察審査会の判断を誤らせた検察の虚偽調書こそ問題だ」「検察審の悪用であり、事実なら言語道断」と検察犯罪を糾弾し、悪用可能な検察審査会も問題だと。

4/26（道新社説）「小沢元代表判決　検察捜査の徹底検証を」は、「判決は検察審査会による強制起訴議決は有効だと認定したが、強制起訴判決はこれで２件とも無罪」ではないか、と疑問を呈し、「特捜部の虚偽調書こそ断罪されるべきだ」と正論。

4/26（中国新聞社説）「小沢元代表に無罪　検察の体質も問われた」は小沢氏に対する「“灰色”の印象は拭えまい」としながらも、検察の虚偽調書や違法尋問が問題であり、検察審も強制起訴権限があるのにブラックボックスでは危険すぎる、と。
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201204270074.html

4/26（琉球新報社説）「検察の“闇”が裁かれた　全面可視化しか道はない」「裁判の最も重要な瞬間は、小沢氏の弁論などではなく、むしろ田代政弘検事の証人尋問だった。彼は捜査報告書歪曲を認めた」田代氏の弁明は「あまりにも不自然」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-190529-storytopic-11.html

4/26小川法相は会見で「事実に反する捜査報告書を作成し、検察審査会の判断を誤らせることは決して許されない。検察庁は経緯や原因を十分調査し、対応すべきだ」と判決で糾弾された検察腐敗の「事実を明らかにし、国民の理解を得られるような対応をする」
http://www.asahi.com/politics/update/0427/TKY201204270211.html
　

コメント
01. 2012年11月12日 18:34:40 : l8hizWZdck これで終わるわけにはいかない。 次は、石川議員、大久保元秘書。池田元秘書の控訴審で勝たねばならない。 推認の登石判決を木っ端みじんに粉砕しなければならない。 何の証拠もない有罪判決など決して許されない。登石以下ゴミ裁判官など今後も徹底的に追求すべきだ。
02. JohnMung 2012年11月12日 18:34:51 : SfgJT2I6DyMEc : KBAJS4cbis 　まずは、東京高裁で、控訴棄却・２審無罪となったことは、喜ぶべきこと。 　ただ、これですべてが片付いた訳ではない。むしろ、これからの闘いが重要である。 　本日、東京高等裁判所は、小沢一郎氏に関する控訴を棄却し、無罪判決を行った。これ自体、慶ぶべきことである。しかし、懸案事項が片付いた訳ではない。 　小沢一郎氏と３人の秘書に対する政治謀略・人権蹂躙事案の徹底解明と責任追及をすべきである。 　陸山会事件・小沢裁判を巡って、わが国における「大いなる怪、深まる闇」の解明を徹底的に進めるべきである。特に、下記の３件については、検証が不可欠な課題である。 　陸山会事件・小沢裁判に係る検察司法の政治謀略・人権蹂躙事案においては、数々の不法無法行為が行われており、このことを徹底的に解明すべきである。 　また、西松建設事件の捜査で上がってきた、自民党有力議員１０数名については、贈収賄の疑惑であり、未だに放置している東京地検特捜部の行為は看過すべきではない。法の前の公平以前の問題である。 　大手マスメディアの世論操作・誘導は、やらせを含む偏向・歪曲報道を含んでおり、実態解明と社会的制裁を科すべきである。とりわけ、その温床となっている記者クラブ制度に対する一切の便宜供与の即刻廃止とともに、クロスオーナーシップの禁止を急務である。 　麻生自公政権の指揮権発動による政治謀略・人権蹂躙事案の立ち上げ、そして、菅・野田政権幹部の加担・推進といった由々しき政治の堕落・腐敗状態の検証と関係者の責任を厳しく追及すべきである。
03. 2012年11月12日 19:49:50 : zJ6BJ5EyUA 小沢一郎の哲学「お天道さまは見ている」の通りになった。 小沢は何もしない無手勝流で、「特捜が自らばら蒔いた毒薬がブーメランの様に特捜に降りかかり特捜は自滅した」 特捜の田代、吉田、斎藤、佐久間他多数の検事、笠間検事総長も「虚偽有印公文書作成、同行使」「偽証」「犯人隠避」等で市民団体から告発されたが、笠間検事総長以下の検察首脳は「嫌疑不十分」として田代検事のみを「減給処分」の「トカゲの尻尾切り」で済まそうとした。滝法務大臣もこれを承認した。元々滝は、検察の不当な処理に対して指揮権を発動をしようとした小川元法務大臣の更迭で法務大臣になった男だ。野田も検察を救済するための内閣改造で、小川法務大臣を更迭し、事件をもみ消し、国民を欺いた罪を問われなければなれない。 「お天道さまは見ている」「国民も見ている」
04. 2012年11月13日 08:55:06 : mp6fw9MOwA 西松事件での検察敗北を避けた登石の訴因変更を認めた処置も断罪しなければならない。 期ずれとの専門家が罪で無いと言う内容に対しての訴因変更は到底認められない事で有り、これが認められると検察敗北裁判では訴因を変更する事により雲散霧消させ、その後の訴因変更での裁判で無罪になっても前の裁判には戻れないからだ。 冤罪作りのきっかけを闇に葬ることになり、権力を利用した検察・裁判所が冤罪事件を完結する時間的余裕を与えることになる。 登石は訴因変更を認めたので、期ずれを有罪にしなければならない状況に追い込まれていたが、検察の違法な取り調べが公判整理で出てきたため、期ずれの検察証拠を不採用にしなければならなくなり、証拠の無い収賄を推認で認めるとの法律違反に手を染めたと思われる。 裁判官は法と証拠に基づき判断する権限は有るが、証拠が無く被告人が否認している案件を被告人の否認に対する理論的な破たんを示さないで推認で有罪には出来ない。 登石は検察筋書きの収賄を否定する被告人の反論にも目をつむっており、意識して罪を犯すことを覚悟して訴因変更を合法化する為だけに推認で有罪としたと考えるのが妥当だ。 大善も専門家が違法ではないと言う収支報告書の記載を明らかな虚偽記載との判断を専門家指摘の論理的な矛盾を示さずに行っている。 これらは全て最高裁事務総局の指示で行っていると推認されているが、裁判官が中立でなければならないので、指示に従ったなら裁判官が守るべき基本を無視しているので職務遂行違反で給料を返還したのち罪を償わなければならない。
05. 2012年11月13日 10:00:40 : ZrMDpsyito 小生は東京新聞しか読んでないんで知らなかったが、この投稿やコメントを読むと、朝日他の大手マスゴミはまだ、小沢さんをグレーだとか、道義的とか言っているようだな。真っ黒なマスゴミ連中が良く言うよという感じだ。田代や佐久間、吉田、谷川といった悪徳検察も真っ黒な悪徳マスゴミから見ると、可愛いんだろうね。大室俊三、村本道夫、山本健一ら悪徳指定弁護士も真っ黒。このお三方は誰から金をもらったか？登石裁判官なら、銭獄他の民主幹部や自民幹部連中、財界から銭をもらって小沢さんを起訴したと強く推認できるね。こいつらこそ日本を駄目にした屑野郎共だ。

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• 小沢氏二審も無罪-東京新聞社説 SukiyakiSong 2012/11/13 07:02:18 (0)
• 郷原信郎教授（弁護士）のコメント‏ SukiyakiSong 2012/11/13 06:39:30 (0)

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