http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/752.html
この当時、すでに市場は独裁者の様相を示していた。そして、可能性を追求する古くからの技術であるはずの政治が、市場のもっとも効率の高い運用の奉仕役として試されるようになった。スペインの政治家たちは、このことすべてを、わざと知らないふりをした。「私は、都合の悪いことは無視する」という、「ピカレスク」の特徴を十分持ったこの諺通りに、経済危機の最初の前兆を前にしても、彼らはことなかれ主義に完全に凝り固まっていた。
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この文章を見て「私は、都合の悪いことは無視する」と解釈したのですが
間違いだったでしょうか？？
　

悪いことをしても陽気でいて、都合の悪いことは
無視してしまう、なんてイメージを想像してしまいます。
陽気な悪党って感じかな
それは都合の悪いことは無視してしまうということに支えられているって感じかな

これは法律ではなく民間契約です。

＞追いつめられた人たちの自殺が相次いで、スペイン国民の怒りのデモでやっと、法律が変わり始めたみたいです。　

これは別スレで書いたように空き家、空き地税を創れば解決します。
住宅の絶対量が不足しているわけでは無いでしょう。
住宅を追い出された人が居て、空き家が多くなったということです。

これはブルードンが言った「労働者よストを止めて生産せよ」と言ったことと
関係します。
空き家が多くなれば自由な市場では、借りられる家賃まで家賃が下がります。
空き家税をかければ借り手が居なければ家賃はただにもなります。
追い出されてもただの家賃で住宅を借りれれば問題ないでしょう。

ところが資本は寡占市場とし、商品の生産を止め、商品を壊してでも
価格を維持しようとします。
市場原理を捻じ曲げようとするのです。
だから空き家が多いにも拘らず、ホームレスが出るということが起きるのです。
これはガルブレイスが言った「子供たちが飢えている傍らで、牛乳が河に捨てられていた」ということと同じです。

この資本により市場原理が妨げられるのを防ぐのが空き家、空き地税です。
でも資本の代理人の政府はそんなことはしないでしょう。

労働者はなるべく生産しようとする
資本はなるべく生産しまいとする

まったく嫌な経済構造です