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「第三極」か「第二極」か  田中良紹の「国会探検」 
http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/391.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 11 月 21 日 23:50:02: igsppGRN/E9PQ
 

「第三極」か「第二極」か
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/11/post_325.html#more
2012年11月21日 田中良紹の「国会探検」


 次期総選挙を巡って複雑で錯綜した解説がまかり通っている。連日メディアが報道しているのは、いわゆる「第三極」と呼ばれる小政党の政策の違いや、安倍自民党と野田民主党との対立軸を強調する事である。


 しかし政策を優先して投票先を選ぼうとすれば次期総選挙は判断不能に陥る。消費増税、原発、TPP,金融政策、地域主権など、各政党の主張は入り乱れ、全く収拾がつかなくなる。にもかかわらずメディアは各党の政策を並べて解説しているが、これは無意味と言うより有害と言った方が良い。

 こうした事が起きるのは「選挙は政策で選ぶ」という考えが根底にあるからである。しかしそれは世界でも日本だけではないかと私は思っている。政権交代がかかった3年前の総選挙の時も「『マニフェスト選挙』を叫ぶインチキ」というコラムを書いて、マニフェストを絶対の判断基準であるかのように言う学者、評論家、メディアの無知を批判した。

 私は「マニフェスト選挙」に反対ではないが、日本で行われているのは「マニフェストもどき」のインチキである。やるなら本物のマニフェスト選挙をやれば良い。「もどき」を選挙の絶対的基準にするのは馬鹿な話だと思う。

 マニフェスト選挙の本場はイギリスである。イギリスでは「候補者は豚でもよい」と言われるほど候補者を選ぶ選挙ではない。選ばれるのは政党のマニフェストである。従って候補者はポスターも個人事務所も街宣車も必要ない。だから選挙に金はかからない。候補者の選挙活動はマニフェストを配って歩くことである。

 そのマニフェストの中身も政策の羅列ではない。国家の現状をどう捉えるか、どこに問題があり何を変えるか、そしてどのような社会を目指すか、それを国民に宣言するのがマニフェストである。個々の政策はそれに付随して出てくる。大事なのは政策よりも向かうべき社会の在り方である。国民はそれを見て支持する政党を決める。

 日本では候補者が個人事務所を構え、個人のポスターを張り、街宣車で個人名を連呼する。個人を選んでもらうのが日本の選挙である。だから地縁、血縁が大切になる。そのどこがマニフェスト選挙なのか。そして日本のマニフェストは政策の羅列である。それに数値目標を入れ、工程表を作ったりするから、達成されないと「マニフェスト違反」と批判される。

 アメリカは「マニフェスト選挙」をやらない。候補者個人の能力を競い合う選挙である。能力の中でも集金能力が最も重視され、献金を多く集めた候補者が当選する。国民は政策よりも候補者の経歴や実績を見て投票する。口先の政策より政策を実現できる力を見極めるのである。

 4年前の大統領選挙でオバマは「チェンジ」を訴え、国民にアメリカ経済の立て直しを約束した。しかし経済再建の道は厳しく、約束が果たされたとは言えない状況で再び選挙に臨むことになった。日本式の「マニフェスト感覚」で言えば、オバマは約束を果たせなかった「うそつき」である。

 野党共和党はもちろんそう言ってオバマを攻撃した。しかし国民は約束を果たせなかったオバマを再び選んだ。それはオバマの目指す方向がロムニーよりも支持されたからである。オバマの個々の政策や公約の達成具合を国民は重視した訳ではない。これが世界に共通する選挙の選択肢ではないかと私は思う。

 そこで我が国の次期総選挙をどう考えるかである。第一に忘れてならないのは、何度も言うが国民の権利をないがしろにした違憲総選挙であるという事だ。1票の格差が解消されないまま選挙は強行される。「解消させなかったのは与党民主党の責任だ」と自公は言うが、民自公は国民が頼んでもいない「3党合意」をやり、その見返りに「年内解散」を自公は迫った。従って憲法をないがしろにしたのは民自公の3党すべてである。「だからこんな選挙に行けるか」ではなく、「だからそのことを頭に入れて」投票所に行かなければならない。

 次になぜ総選挙になったかである。それは消費増税法案を国会で成立させたからである。それ以外に理由はない。民主党は3年前の総選挙で「4年間は消費税を上げない」と国民に約束し、「上げる時には国民に信を問う」と言った。しかし4年も経たないうちに増税を決めた。そして増税は選挙の後なので国民との約束に反しないと説明した。自公は消費増税に協力する一方で「マニフェスト違反だから選挙で信を問え」と民主党に迫り、3党合意の見返りに総選挙が行われる事になった。

 だから二重三重の意味で総選挙は消費増税の信を問うために行われる。ところが民自公3党は選挙で不利になるから消費増税を選挙の争点にしたくない。そのため3党は今一生懸命に争点隠しをやろうとしている。それが野田総理と安倍総裁に現れている。金融政策、TPP,世襲問題などで両党は激しく相手を批判するが、その意図は消費増税から国民の目をそらさせるための「争点隠し」以外の何物でもない。

 実は民自公3党はどんなに激しく相手を批判しても選挙後は手を組まざるを得ない運命にある。「ねじれ」で政権運営が全くできなくなるからだ。国民が「政策」の対立なんぞに目を奪われていると「争点隠し」に騙される事になる。「政策」よりも大事なのは数の論理である。「政策」はごまかせるが数はごまかせない。

 仮に次期総選挙で安倍自民党が大勝しても、参議院で民主党の協力を得ない限り安倍氏が政権公約を実現する事は絶対に出来ない。そのため民自公は運命共同体なのである。民自公が怖いのは「第三局」の勢力が伸びる事で、そのためにも民主と自民は対立を強く見せつける必要がある。

 小泉総理がやったように激しい分裂選挙はその他の政党を目立たせなくする効果を持つ。さらにTPPや金融政策など消費増税以外の争点が増えるほど国民には選挙の原点を忘れさせる。従って本来の原点を浮かび上がらせるためには「第三極」が「第二極」にならなければならない。民主vs自公vs「第三極」ではなく、民自公vs「第二極」になる必要があるのである。

 結集できる大義さえ立てられれば「第二極」はできる。3党合意が霞ヶ関官僚の主導によると思うなら「霞ヶ関体制打倒」でも「既成政治の打破」でも良い。政策の違いはどうにでもなる。そもそも政策が同じなら同じ政党になる訳で、現状の政治を変えるには政策の違う政党が結集する必要があるのである。

 ところが問題は「第三極」の中で「政策の違いごっこ」をやっている事である。ピンボケメディアと同じように「選挙は政策を選ぶもの」などと思っているのなら世界の政治に太刀打ちできない未熟児レベルで、徳川幕藩体制を壊した薩長土肥連合にも及ばない。所詮は民自公の補完勢力に成り下がるだけの話である。「第三極」が「第二極」になれるか、それが次期総選挙の最大の焦点である。


 

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コメント
 
01. 2012年11月22日 00:12:14 : JICQipPCsQ
つまり民自公維新VS国民連合ということですね。

02. 2012年11月22日 00:21:37 : ZgeJ1y62X2
この田中良紹というのは想像を超えた阿呆だな。

政策で投票先を選ばなくて何で選ぶのか。掲げた政策を実現しようとしなかったのは今の民主党がクズだったからなのであって政策で投票者を選ぶのが間違っているわけではない。掲げた政策に加えてその本質、実行力を見抜けばいいだけだ。

実態は明確になっている。民主も自民も、維新の会も実質同じ党だ。彼らが何を言おうと、原発推進、消費税増税、アメリカいいなりであることはハッキリしている。TPPで協議に参加して加盟しないということができるなど言っているのはすぐに沖縄の基地全廃が出来ると言っているようなものだ。

田中良紹くんも昼あんどんのような文章をいつまで書いてる。


03. 2012年11月22日 00:23:13 : zsvSPOlvuE
>「第三極」が「第二極」になれるか、それが次期総選挙の最大の焦点である。

田中小理屈インテリの個人的願望と、あらかじめことわれや。


04. 2012年11月22日 00:42:10 : YoxKjpXSOf
> ところが問題は「第三極」の中で「政策の違いごっこ」をやっている事である。

もうひとつの問題は
その第三極の中に、「第三極」を詐称しているニセモノがいることだ。

もちろん橋ゲ石原の維新のことだ。
彼らが目指す国家像は、明らかに民自公のそれに近いのに
口先だけは「官僚支配体制の打破」などと言うし(もちろん本気でやる気もないしやる能力もない)
ゲスメディアもヤツらが第三極の代表のように宣伝するから
当然だまされる人が出てくる。

第三極(第二極でもいいが)に投票するつもりでヤツら投票したら、ところがどっこい、民自公と一緒でした、ということになるわけだ。

田中氏が言うように、政策の違いを越えて結集した勢力に力を与える、つまり票を与えることが必要なのは言うまでもないとしても、ニセモノは見抜き、排除しないといけない。
それができるかが問題だ。だまされやすい国民なだけに。



05. 2012年11月22日 01:32:28 : n9YxCr1oPs
民自公実質野合談合で一極である
そしてこの野合に賛成か反対かであるから
生活国民連合がその対極なのだ
維新とみんなは今の状態は結局
民自公の予備勢力である
それはゴミがむりやり維新を
3極にしようとしている点でもいえる
我々は戦前の翼賛体制に戻りたいの否か
これがこの選挙の争点であり
民主主義を守るためマニュフェスト以前に
ペテン師詐欺師人でなしを排除し
国民のための政治を選択するか
この国民を愚ろうする民自公に
NOというかが問われている
民主と自公は一体なのだから一極である

06. 2012年11月22日 06:52:33 : pDuR0joKhA
催眠術にかけられたかのような国の時代がまたまたやって来るのかな。
旧ソ連の国民がプラウダを読むように深読み裏読み読み返し、
お茶の間に巣くったぶんぶく茶釜のへそで茶を点てるのをやめないと、
いつか来た道をまたころがりおちることになる。
『やりたいなりたいやめたくないなんでもいい「ぼくちゃん」』達が、
敗戦必死と分ってる解散に違憲一票格差の隙をつき打ってでるとはこはいかに、
まるであのくるくるパールハーバーのようだよね。
自滅破滅はちゃめちゃ型は、目立たかり屋文士ならばいざ知らず、
国の長、宰相がそんなんでは浮かばれない。
国会党首討論での夜郎自大本営然とした勇ましさ、小沢さんの餞かな。
猪八戒のまま化け残された痛ましさ、出出し派手でも後つづくかな。
オウンパレード百鬼夜行も右顧左眄浮き足立て横おぎゃんぎゃむスタート、
一体全体大メディアも向三軒両隣翼賛会惚けしておわんわんホエール、
勝手な組織の余計な出費や絵空事の計略だけでもおにゃんとかソローエ、
ソロモンでもミッドウェーでもでもでもでもで戦艦武蔵大和も藻屑とキエータ、
め組劇場上演マジか維晋太郎とハシャゲ合い太陽維晋三羽鶴んでゲレンデすべーる、
デモ、デモさ、ここでもとにもどれば古狸、化粧は匂えど元の木阿弥、
戦前戦後とまた股同じ穴の狢のくりかえし、
やれ三極四極五極だといくら机上で囃しても、
花も団子もない袖振って立派に踊れるわけがない、
おあとは不正選挙と戦争苛め洗脳惨め暴走列島しかなくなるよ。
朋あれ反石原発の都知事選と同日とは縁起がいい、
ここは有象無象の伐採と国民の生活が第一の植林の二極です。
まっとうな心さっぱり気立て良いごくあたりまえのふつうの人々のお祭りだ。
どんな世間も地道にやれば世のケガレを祓うハレの時間がめぐってくる。
さあ自立と共生、オリーブ、楡、橅、樫、樺、櫟、、、
木、希、基、気祭りだ、国木田一歩だ。

07. 2012年11月22日 11:20:30 : n8usGiH2gg
 この田中良紹氏の評論で肝に銘じたいのは、
「なぜ総選挙になったかである。それは消費増税法案を国会で成立させたからである。それ以外に理由はない。」との指摘である。
この基本は、しっかり理解しておきたい。

その上で、昨年の3.11後に迎える最初の総選挙であり、脱原発への国民の意思を表明する重要な機会である。有権者の責任は重い。


08. 2012年11月22日 15:59:34 : 10j9Xz9WkE
【日本を大切に思う方に見て頂きたい動画です。ぜひ見て下さい。】
●維新の会が第二民主党だと証明してみた
http://www.youtube.com/watch?v=_3C0HxnZovk
●今回の選挙の争点は 「国防」 以外にない!
http://www.youtube.com/watch?v=chZYWxxApHk
●橋下が"日本は中国・韓国に永久に謝るべきだ"と言っている!
http://www.youtube.com/watch?v=wzKDtnSEPsw

09. 2012年11月22日 19:11:53 : IOI3ftTWgU
>02. 2012年11月22日 00:21:37 : ZgeJ1y62X2
>この田中良紹というのは想像を超えた阿呆だな。

田中良紹さんは日本で政治の世界を語らせたら3本の指に入るくらい詳しいし、良識ある意見の持ち主だよ。


>私は「マニフェスト選挙」に反対ではないが、日本で行われているのは「マニフェストもどき」のインチキである。

>政策を優先して投票先を選ぼうとすれば次期総選挙は判断不能に陥る。

と書いてあるだろ。もっとちゃんと読んでから言え。
それとも何度読んでも書いてある内容が理解できないのか?

だとすると、 ZgeJ1y62X2よ、 お前さんの方がよほど間抜けの阿呆だな。

それをもっと自覚しろ。


10. 2012年11月23日 01:02:44 : pkERUlj4Bo
先に増税反対、脱原発、反TPPという大きな重要基本政策を打ち出した小沢の勝ちだ。それをいくらぼかそうとしても、今回は無理。選挙が始まれば、増税反対、脱原発、反TPPを中心に明確な潮目ができるの間違いない。浮き草も自然とそこに引き寄せられて、2極化となる。潮目とはそういうものだ。有権者は潮目の向こうかこっちかを判断すればいいだけ。簡単だ。増税、原発、TPPに、YESか、NOかである。

11. 2012年11月23日 13:43:36 : Y4R2gMl3R2
経済成長3%いつもの”詐欺”
それを言うならまず南朝鮮、中国共産党による産業スパイを摘発せよ。
小沢政治謀略事件を作つたのであればそれぐらいはできるだろyが!
東大、のバカ教授に考えられるかい?

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