一つの政党になる場合、多少の異論があろうが、大きい政党に小さい政党が合流するというのが極めて現実的だ。
みどりの風の共通代表や河村・亀井・山田氏らはヤボな小さいメンツにこだわらず
虚心坦懐に国民生活が第一に合流してもらいたい。

当方の地元長崎三区の山田氏は大村の事務所に　民主党という小さい看板の横に、国民の生活が第一という大きな看板を事務所正面に掲げてきた。
彼の気持の中には、孤立していた亀井氏をすくい窮地におちていた減税日本の河村氏を救い、統一新党・国民生活が第一として　反TPP、消費税凍結、脱原発の選挙を戦い抜く覚悟があるのだろうと思う。

とにもくにも、時間がない、急いでもらいたい。

　減税日本代表の河村たかし名古屋市長や、山田正彦元農相、亀井静香元金融相らの新党は今後、脱原発や消費増税反対などを旗印に、「国民の生活が第一」などとの「大同団結」を模索する構えだ。
　「中道リベラル勢力の結集」ととらえる向きもあり、衆院選の構図に影響を与える可能性がある。
　「大きい政党を作ることを念頭に置いている」（河村氏）
　「理念・政策で一致していけるものが結束し、選挙戦を戦う。この集団を大きくしていく」（亀井氏）

上記の河村や亀井氏の言葉が本心なら、国民の生活が第一と合流することを考えていると思わざるを得ない。

来年７月の参院選も視野に、みどりの風、河村・亀井新党、新党日本は一つの党として結束して　選挙を戦うべきだと思う。

第３極相関図【拡大】

　天下分け目の次期衆院選は、第３極の動向がカギを握るが、小政党が乱立しており、どのような枠組みで民意を問うのかが見えない。「消費税」「脱原発」「ＴＰＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）」などの政策をめぐる違いに加え、個人的愛憎や選挙に有利か否かという計算も大きい。ここに来て、石原慎太郎代表の「日本維新の会」と、渡辺喜美代表率いる「みんなの党」の関係悪化も浮上した。相関図をもとに、連携の形を探った。

　第３極は、別図のように、大きく２つにわけられる。

　左側の「消費税地方税化」「脱原発」「ＴＰＰ推進」を掲げる、石原氏の維新を中心とする集団が１つ。右側の「消費税増税凍結」「脱原発」「ＴＰＰ反対」を掲げる、小沢一郎代表率いる「国民の生活が第一（生活）」など、一部で「第４極」と呼ばれる集団がもう１つだ。

　まず、左側を見ると、関係悪化が浮上した維新の石原氏と、みんなの党の渡辺氏の父、渡辺美智雄元副総理は、自民党のタカ派集団「青嵐会」を立ち上げた盟友。維新代表代行である大阪市の橋下徹市長と渡辺氏は個人的なつながりはさほどないが、政策ブレーンは共通している。

　維新の石原、橋下両氏で意見が割れたのが、名古屋市の河村たかし市長率いる「減税日本」との連携。石原氏は１６日に減税日本との合流方針を決めたが、翌日、橋下氏ら維新幹部に猛反対されて断念に追い込まれた。

　在阪ジャーナリストは「石原氏と河村氏は一橋大ＯＢで『石原首相誕生』のために大同団結を狙っていた。一方、橋下氏らは組織のガバナンスを重視し、河村氏の民主党時代の暴走などから、『受け入れられないし、組めば選挙にマイナス』と考えていた」という。

　右側のキーマンは、生活の小沢氏。陸山会裁判で無罪が確定した１９日、「今週、来週いっぱいは連携の道を探っていきたい」と、幅広い勢力結集に意欲を示した。

　生活は、鈴木宗男代表の「新党大地・真民主」と選挙協力を決めている。谷岡郁子共同代表の「みどりの風」や、民主党を離党した山田正彦元農水相と国民新党前代表の亀井静香氏、河村氏らが結集した新党「減税日本・反ＴＰＰ・脱原発を実現する党」とは主張が似ている。

　小沢氏は「オリーブの木」構想を掲げ、維新やみんなの党との連携も一時模索していた。橋下氏は、小沢氏を「小沢先生」と呼び、小沢氏も「統治機構を変える点で一致している」と秋波を送った。ただ、石原氏は「小沢嫌い」で知られ、「小沢とは組まない」と明言している。

　恩讐を乗り越えて結集するのは、難しそうだ。

上記は産経系記事だが、公示前１０日前になっても自公民包囲網の第三局の選挙態勢は固まらない。

どうやら日本維新の会とみんなの選挙協力関係は破綻しそうだ。
すべては　橋下が石原と野合したことが原因だから、維新の自業自得だろう。

一方、オリーブの木「国民連合」の側だが、八つも九つもの中小政党が共通政策公約や選挙協力で連携しても、自公民に対抗する力は弱い。小選挙区比例並立を考えれば、できるだけ大きい政党となり選挙戦を戦う方が比例票や比例議席を得やすいことははっきりしている。

はっきりいって、国民連合の　国民の生活が第一、みどりの風、河村・亀井新党、田中康夫氏の新党日本は　大同団結して一つの党となるべきだ。新党大地は北海道限定の地域政党であり、そのままでも良いだろう。

みどりの風の谷岡や亀井共同代表も亀井や河村や山田氏も田中康夫氏も小沢氏とは強い友好関係にあったし現在もそうである。　ばらばらで自公民と戦う意味はない

毛利元就の三本の矢ではないが、まとまれば強くなれる。　
どうあがいても、今回の総選挙で、国民連合は政権を獲れるわけではないし、オリーブの木の統一首相候補など決める必要はない。
一議席でも小選挙区を勝ち取り、比例票を一千万票越えの二千万票をめざさねばならない。そして、来年の参院選勝利、次の総選挙へ向けて政界再編と政権獲得の中核となることが必要である。

亀井さんくらいしか思いつかない。

菅原文太氏、「本日、我々は、次のように決定した」。
「個々の政党名を尊重するのは、やぶさかではないが、比例の票の拡散を防ぐためには、政党の統一が避けられない」。

「そこで、政党名を『いのちの党』として統一することにした」。
「不肖、私、菅原文太は選挙には出ないが、党首を引き受けることにした」。
「掲げる政策は『反原発』『消費増税反対』『反ＴＰＰ』『国の仕組みの抜本的改革』の４点を掲げる」。

「巷間、マスコミたちが『第３極』を喧しく言うが、選挙後は自公民に維新が引っ付いて『第１極』を作るのは、明々白々であり、彼らの行く末は国家主義的保守主義である」。

「我らの目指すところは党名が示すとおり、全て人間のいのちを大切にする『国民政党』への道である」。「この点からすると、自公民・維新に対し、対極に位置するものである」。

「現段階では、選挙区に余りにも多くの空白区があるため、いのちの党に結集した各政党は早急に候補者を発掘すべく最大の努力をすることを申し合わせた」。

「『みんなの党』『社民党』にも呼びかけて、一挙に第１極を目指す道もある。ただ、そのためには既に決まっている公認候補に余りにも重なりがあるため、調整に困難を極める。みんなの党、社民党の出方を待ちたいが、許される時間は少ない」。

「尚、我々の政権構想は以下の通りである。
首相　亀井静香　　副首相　谷岡郁子　　幹事長　小沢一郎　　以上」。