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司法の信頼性を問う  森ゆうこ×山崎行太郎 
http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/700.html
投稿者 大塩 日時 2012 年 11 月 26 日 17:26:05: .cSQld2Pk8LuA
 

 小沢氏の無罪が確定したにも関わらず、大手マスコミはその事実を報道するだけで、今までの自分たちの報道の過ちを正そうとしない。それどころか、無罪だが無実ではない、といったことを述べる人間までいる。
 総選挙の前に、「小沢事件」とはいったい何であったのか、改めて問う必要があるのではないだろうか。


『月刊日本』12月号より
文藝批評家・山崎行太郎×参議院議員・森ゆうこ
http://gekkan-nippon.com/?p=4535


検察審査会はブラックボックスだ
―― 森議員は著書『検察の罠』(日本文芸社)、山崎氏は著書
『それでも私は小沢一郎を断固支持する』(総和社)の中で、小沢裁判の問題を追及されています。その中で、検察の問題以上に、検察審査会と、検審事務局を務める最高裁をめぐる疑惑が表面化しました。
【山崎】私は最高裁をめぐる疑惑を「最高裁スキャンダル」と呼んでいます。これは検察審査会と最高裁の関係から浮かび上がってきたものです。小沢裁判を担当したのは東京第五検察審査会ですが、この審査会は本当に開かれたのか、審査員は実在したのかという根本的なレベルで疑惑が生じています。そして、その疑惑は検審事務局を務める最高裁にも向けられることになります。
 小沢裁判において検察審査会が果たした役割は極めて重大です。検察審査会が二度にわたる起訴相当の議決を行わなければ、そもそも小沢氏は起訴されていないのですから。それにも関わらず検察審査会をめぐる疑問が後を絶ちません。しかし、それを問い正しても情報は全くと言って良いほど出てこないのです。
―― 東京第五検察審査会は平成22年9月14日、小沢氏に二度目の起訴相当の議決(起訴議決)を出しました。議決した11人の検察審査員の平均年齢34・55歳は、4月27日に一度目の起訴相当を議決した全く別の審査員の平均年齢と、小数点第2位まで同じでした。しかも、計算を間違えたなどの理由で2回も訂正しています。この疑問を解消するには、そもそも審査員はどうやって選ばれているのかを知る必要があります。
【森】私もそれに疑問を抱き、審査員の抽選方法を調査しました。そもそも検察審査会の意義は、国民の意見を司法に反映することにあります。審査員は公正な抽選の下に無作為に選ばれなければ、国民を代表しているとは言えません。公正な抽選は、検察審査会の正当性の大前提なのです。
 審査員の選び方は、まず各選挙管理委員会が候補予定者名簿を作成し、検審事務局へ送ります。それを受け取った事務局は「くじ引きソフト」を使用して、候補予定者名簿の中から審査員を決定します。
 ただ、選挙管理委員会は候補予定者名簿を作成する際に、候補者のデータを直接手で入力する場合があります。つまり手入力が許されている時点で、候補者の恣意的な選抜が可能となってしまっているのです。
 また事務局の「くじ引きソフト」には、候補者の中から審査員になれない者を除外する操作がありますが、その操作履歴は残りません。つまり誰かを外すだけではなく、誰かを意図的に残すこともできるということです。極端なことを言えば、100人の候補予定者名簿から89人を除外して、11人の中から11人を「くじ引き」することすらできるのです。
 恣意的な操作が可能な以上、公正な抽選=検察審査会の正当性は、無いに等しいと言わざるを得ません。
【山崎】検察審査会は完全なブラックボックスです。開催日時や場所も公表せず、議事録すら残していない。審査員の「証拠」は平均年齢以外に出せないし、唯一の公開情報である平均年齢ですら、このザマです。無作為に選んだ11人の平均年齢が二連続で一致する確率は、100万分の1以下だそうです。これでは仮に「審査員は存在していない」「検察審査会の議決は架空議決だった」と言われても仕方がありません。もちろん検察審査会が「そんなはずはない」と仰るのであれば、グウの音も出ないほど確かな証拠に基づいて、検察審査会による議決は適正なものだったと証明し、私の疑念を晴らしていただきたい。(以下略)

山崎行太郎氏の近刊本『最高裁の罠』
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E3%81%AE%E7%BD%A0-%E5%BF%97%E5%B2%90-%E6%AD%A6%E5%BD%A6/dp/4906674488/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1353918268&sr=1-1


 

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コメント
 
01. 2012年11月26日 18:11:20 : Fgj2RiBUD0
そのとおり。

最高裁事務総局は全く反論しない。国会答弁でもも法務役人は逃げまくり。


02. 2012年11月26日 19:26:28 : BDDFeQHT6I
国会の法務委員会を秘密会にして検察審査会の検証をやると言う話はどうなったのか、議事録や議論の推移や論点を記録していないはずが無い、これらの報告文書の検証をやれば実際どうだったかはっきりするのに。

03. 2012年11月26日 22:23:09 : YxpFguEt7k
「審査員は存在していない」「検察審査会の議決は架空議決だった」

こんな疑いがもたれないような制度が必要ですね。
透明性を高めなければなりません。


04. 2012年11月27日 03:52:33 : 9uivspJhO6

 透明性など 見せないです。 報道は いつも数値をかくして パーセントで発表して不透明にしている。
 

05. のぼっさん 2012年11月27日 11:14:29 : fkt3FbbrckgTg : ez36IXeM7g
小澤裁判は日本の権力構造の闇をクローズアップさせた功績は大きい。
小澤さんだから対抗できたことであり、あの鈴木宗雄元議員、佐藤優外務官僚ほか
佐藤栄佐久元福島県知事ほか多くの政治家、官僚が司法権力の餌食になっています。
植草教授も官僚の施策への本質を追求してきたら痴漢冤罪というトンデモない
まさにやらせで犯罪人に仕立てています。
NHKの森本アナウンサーも原発事故検証における革新発言に危険を感じた既得権益の陰謀ではないかと疑われる実態です。
いくら変態オヤジでも、下名も自称変態ですが公共の通勤電車のなかで若い女性に
性的な行為を実践するほど自制ができないことはない。
報道内容を分析すると全く信頼できないほうどうであり、あきらかにやらせを推認させる報道文言です。
こんなに明らかなやらせをしたり顔で報道するテレビの如何わしさを感じています。
まさに日本の既得権力は構造腐敗していることを証明しており、小澤裁判の実態は
平成の疑獄事件、民主党の管、野田政権は官僚既得権益シロアリのクーデター政権であり、司法官僚と結託した、権力構造の実態をマスコミは一切報道しない。
何故なのか?マスコミこそクーデターの共犯者であるからであり、小澤裁判の検証などやるはずがない。
犯人が自白、自首するいがい総括するはずがない。
記者クラブ、報道カルテルの国民への反逆行為はこの選挙こそ改革のチャンスであり小澤さんの復権こそ国民再生の一歩と確信する。

06. 2012年11月27日 15:15:18 : k1IJyrhnUM

創価学会は[天下取り]のために相当数の学会員を裁判官、検事、弁護士、
裁判所書記官に送り込んでいる!(生田暉雄弁護士講演より)

神戸地検と大阪地検は創価学会会員と在日は起訴しないとの不文律がある。

http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-448.html#more


07. 2012年11月27日 18:20:56 : e05SdPAGUo
検察、裁判所の中から、自浄作用が働かない限り、この国の司法の正義は地に落ちたままでしょう。

私欲にまみれた身内を庇っているままでは、この組織の信頼は永久に取り戻せません



08. 2012年11月27日 18:29:17 : N2lVoYK5nk
>>06
創価学会の天下取り、発想の根本は松本のオーム真理教と何ら変わりませんネ。恐ろしいことです。

09. 2012年11月27日 21:43:55 : z1BGX0PkWE
透明性など 見せないです。 報道は いつも数値をかくして パーセントで発表して不透明にしている。>04さんに同意。

10. 2012年11月28日 02:17:29 : jvn0q4GtRw
>07 さん だからフランス国家機関からオウムと同じカルト集団と指摘されたのです

全ては池田大作を国会や裁判所に呼ばれない為の手段として取られた事なのです
壮大な陰謀が絡んでいる一連の事象である。創価大学創立は、あらゆる組織に送り込む為の手段で、もう目的は達している

当の池田はもう死んでいるのかも知れないが・・
人は死しても組織が亡霊のように機能する
 


11. 2012年11月28日 09:23:35 : FpcudWesAg
森ゆう子さんの問題指摘は日本史に残る功績でした。検察や裁判所だけでなく「戦後史の正体」へ導き、日本社会の重大な問題まで掘り下げてくれました。しかし、国会では軽く扱われ政治家への失望も味わいました。今回の選挙はそのような背景も考慮します。

12. 2012年11月28日 11:23:46 : wQZ6L989mI
隠された原田國男裁判長の逆転無罪判決の裏手口

全く報道されない逆転無罪判決がある、判決裁判長はやはり原田國男であるが、この判決書の裁判官署名が不審である。

刑事判決書は民事判決書と違い、判決謄本・抄本には裁判官の署名押印がある、これが無ければ訴訟手続上の法令違反となる、ところがこの判決書の裁判官名は印字である。

これはどうしたことか、刑事訴訟法が変わったのか、それとも原審が偽装刑事裁判ゆえの隠蔽判決か、この逆転無罪者はどうも高裁から判決書の公表は止められている、しかしこの男を提訴(12月3日 初口頭弁論 立川支部)したことからやっと開示に至ったものと思われるが、判決書交付から3年3月の今月に、初めて判決理由を読んだと述べている、このように判決内容などどうでもよいのである。

http://blogs.yahoo.co.jp/kuzutume


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