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ニュージーランド国民の大半が秘密TPP交渉を終わらせたいと考えていることが世論調査で判明(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/833.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 12 月 12 日 16:32:59: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/tpp-65e5.html


2012年12月 4日 (火)
ニュージーランド国民の大半が秘密TPP交渉を終わらせたいと考えていることが世論調査で判明


2012年12月2日


報道発表 ジェーン・ケルシー教授


“TPP反対派で、世論調査を委託したジェーン・ケルシー教授によると、11月中旬に行われたコンシューマー・リンク世論調査で、環太平洋戦略的経済連携協定案を巡る秘密主義は圧倒的に拒否された。”世論調査は、大半のニュージーランド国民が、政府にTPPA交渉の秘密主義を止めるよう望んでいることを示している。


TPP反対派で、世論調査を委託したジェーン・ケルシー教授によれば“11月中旬に行なわれたコンシューマー・リンク世論調査で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)案を巡る秘密主義は圧倒的に拒否された”。


ニュージーランド国民のほぼ三人に二人は、交渉が完了し、協定に署名する前に、最新かつ最大の自由貿易協定の内容を公表すべきだと考えている。


意見を述べた人々の中では四倍もの人々が、ニュージーランドが環太平洋戦略的経済連携協定に向け他の十ヶ国と交渉中の文書を、事前に公開することに賛成だった。


コンシューマー・リンクが行った世論調査では、65%のニュージーランド国民が、政府は交渉が完了し、条約が署名される前に条約内容を公表すべきだと考えており、14%はそうならなくともかまわないという意見で、21%は意見無しであることが分かった。


ケルシー博士は、交渉担当者達に対し、月曜日、スカイ・シティで秘密裏に今回の会合で集まる際に、これら交渉の秘密主義的手法は、民主的な正統性に欠けていることを認め、選挙で選ばれた我が国の指導者達が提案している文書と関連書類を、国民が読み、分析し、議論できるよう、公開することを要求している。


“交渉担当者達の主張に反して、これに前例がないわけではありません。大いに批判されている世界貿易機関(WTO)でさえ、TPPと比べれば透明性の星です。”


草案文書の公開要求は再三拒否されてきた。


“こうした要求は、市民社会団体からのみならず、交渉担当者達は、協定の影響を受けるであろう何千万人もの人々を代表する、あらゆるTPP加盟諸国の組織からも要請を受けています。”


“ニュージーランドの野党各党も、政府を将来無期限に束縛するようなルールに関する秘密交渉によって自分達の民主的な機能が侵害されることに反対しています。”


カナダ、オーストラリアとニュージーランドの緑の党は、TPPは“根本的に非民主的で、不透明だ”と烙印を押した。ニュージーランド・ファースト党のウィンストン・ピーターズは、ニュージーランド国民が主権に対する影響について議論できるよう、交渉を保留するよう要求しており、マナ党は、あらゆる詳細の公開を要求した。


重要なことに、先月の労働党大会で圧倒的多数で採択された付託は“協定文書草案の通常の一般公開を含む、全面的な公開協議”を条件として、TPPを支持している。


米議会は更に強く主張している。過去四ヶ月間、オバマ大統領はTPPを可決するのに支持が必要な民主党と共和党からの手紙で責めたてられている。


今年3月、ロン・ワイデン上院議員は、アメリカの交渉上の立場の開示や、知的財産権に対する提案や、インターネットに関する提案を入手可能にすることを要求する法改定を提出した。文書が開示されない限り、国家安全保障上の脅威となる。これは極めて意義深い。ワイデンは過去のあらゆるアメリカの自由貿易協定を支持してきた保守派の自由貿易支持派指導者で、上院の国際貿易・税関・ グローバル競争に関する小委員会委員長だ。


“世論調査は、ニュージーランド国民は、TPPが闇から出て、民主的な精査をしっかり受けることを望んでいることを示しています。ニュージーランド政府も、他のTPP加盟十ヶ国の政府も耳を傾けるべきです”とケルシー教授は話を結んでいる。


ENDS


情報源はscoop.co.nz


元のurl


記事原文のurl:www.itsourfuture.org.nz/poll-shows-most-nzers-want-to-end-secret-tppa-negotiations/


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中野剛志氏の新刊『官僚の反逆』幻冬舎新書冒頭を引用させて頂こう。7-8ページ。


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 米通商代表部(USTR)のカトラー代表補は二日、環太平洋連携協定(TPP)への日本の参加問題で、日本政府OBからの働き掛けがあったことを明かした。
 野田佳彦首相が、TPP交渉参加に向けて関係国と協議に入る方針を表明した十一月十一日までの国内協議の最中、数人の元日本政府関係者が訪ねてきて同代表補に「少しガイアツをかけて、TPP参加が日本にとってよいことであると伝えてもらえないか」と、TPP参加を日本に促す働き掛けを求めたという。代表補は、関係者の具体名は明らかにしなかった。
 同代表補は要請について「日本経済の将来にかかわるような大きな決定に、通商相手国がどうこう言うべきではない」との判断を強調。「米政府は日本の国内協議に一切介入しなかった。決定は日本自身の決断だ」と述べた。
             (東京新聞朝刊、二〇一一年十二月四日)


 外国が何かを要求してくるだけであれば、それはあらゆる外交にみられる通常の行為であることは言うまでもない。しかし、「外圧」とは、より強大な外国が自国の利益のために相手国に要求を突き付けるだけではなく、その強力な政治力を背景にして、事実上、強制しようとすることを意味する。外圧を受け、しかも、それに従わざるを得なくなるというのは、独立国家そして民主国家にとっては耐えがたい屈辱であるはずだ。
 ところが、この報道によれば、日本の方から、その屈辱的なはずの外圧をアメリカにお願いに行ったというのである。しかも、そのことをアメリカ側から暴露され、さらに恥ずべきことに、「自分の国の将来のことは、自分でお決めなさい」と諭されている。


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日本語では、「支配層エリート」は「売国奴」を意味するもののようだ。


沖縄基地問題について、外務省幹部がどうしたかは、先日の西山氏講演にもあった。クリントン、アメリカのグローバル経済攻勢概要を説明 の終わりに載せた聴講メモを転記しておく。


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日米同盟体制に依存して生きている連中。巨大な組織が、すさまじいものができている。オバマが広島に行きたいと言った時、日本の外務事務次官が訪問を阻止した。
鳩山首相の辺野古に対する案にも、絶対に方針を転換しないでくれとアメリカにアドバイスしたのは日本の外務事務次官だ。


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また、副島隆彦氏の新刊『隠されたヨーロッパの血の歴史』KKベストセラーズ刊にも、実に興味深い文章がある。


258-259ページ


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 日本の徳川氏(江戸幕府)が、何故、やむにやまれず鎖国(アイソレーショニズム。1613年に初めのキリシタン禁令。1627年までバテレンやキリシタンの処刑を続けた。1637、8年、島原の乱)を断行したのか。それは、日本側が、八幡船(ばはんせん)と呼ばれる黒塗りの十字架のついた大型スペイン船で、買って集めた日本人の少女たち(色白で高く売れた)を大量に積んで、スペインとイエズス会が、東南アジアにどんどん売っていた。この事実を幕府が知ったからだ。同族の女たちが外国に売られてゆくのを見過ごすことはできなかった。だから鎖国をやったのだ。ローマ・カトリック教会の「人類への愛を説く」教えとは、まったく真逆の悪魔の所業を、彼らは隠れてやっていたのだ。
 いま現在の日本にも実は、奴隷売買はある。竹中平蔵と小泉純一郎がやった「規制緩和」と「労働基準法の改悪(破壊)」がそれである。竹中平蔵らが唱えた「自由化」は、奴隷売買を認める思想だったのだ。それで企業は、正社員をばさばさと切り捨てて、派遣や長期アルバイトに切り替えていった。コンビニ店やファミレス店の店長でも正社員ではなくて、長期アルバイトの者に店長をやらせている。1日18時間ぐらい働かせて、店長の名前だけ与えて5万円ぐらいの店長手当てだけやって、死ぬほどこきつかって、そして過労死させていく。みんなアルバイトだから奴隷労働なのだ。


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260-261ページ


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人材(本当は労働者)派遣法の「労働(力)の自由化」という美しいコトバの陰に隠れたこれが真の姿だ。まさしく現代日本に復活、再生したユダヤ思想である。ネオ・リベラリズム、略称して"ネオリベ"と呼ばれた、このコトバはアメリカにはない。イギリスにだけ存在する。「ネオ」は「ニュー」と違って悪い意味を含む。「ニューリベラリズム」のほうはフリードリヒ・ハイエクが『ニューリベラリズム』(1986年)という本を書いたときに出現した。
 ネオ・リベラリズムというのは"鉄の女"マギー・サッチャーの思想だった。自由化、自由化といって、サッチャーはロンドンのシティの金融市場の自由化をやった。古くからの(17世紀からの)イギリスの金融法人のベリアリング銀行とか、シュローダー証券とかを叩きつぶした。そしてアメリカ・ロックフェラー家のニューヨークの金融資本が「シティ」を乗っ取っていった。マギー・サッチャーはアメリカの手先だった。ネオ・リベラリズムというのは、このときに出てきたコトバで、だからこの「ネオリベ」は間違った使い方で、本当は彼らは「ネオ・コンサバティブ」だ。ユダヤ系アメリカの凶暴な知識人たちが作った思想だ。軍事侵略も厭わないのがネオコン思想だ。竹中平蔵たちはこの日本における片割れだ。16世紀のヨーロッパ近代(プロテスタント・レボリューション)を勝ち取った偉大な到達点である「奴隷労働、奴隷売買を許さない」という美しい気風を大きく切り崩す、人類の歴史に対する巨大な反動だ。絶対、阻止しなければいけないものだ。これは大きな思想的な闘いだ。
 だから、小泉純一郎と竹中平蔵そしてその後継者である橋下徹は、人身売買、奴隷売買を認める恐るべき人間たちである。ヨーロッパの血の中の黒い血の、劣性の思想の手先になって動く悪辣な人間どもだ。


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これも、中野氏の文章同様、自眠、高名、眠主、異神の怪やら、やつらの党等の名前を思い浮かべてしまう文章ではないか?
 

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2012年12月12日 16:43:45 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

名誉ある英連邦の端くれとしては、米帝国に好き勝手されるのは、そりゃ業腹でしょう〜

当然、オーストラリア、ニュージーランドは日本と協調できる(すべき)国々です。


02. 板金屋 2012年12月12日 18:22:25 : Qjv7UYimkdBWI : ANEkUrgFn6
ニュージーランド国民が、政府は交渉が完了し、条約が署名される前に条約内容を公表すべき>
そもそもなぜ交渉事を国民に対し一定期間秘密にしなければいけないのかという事です。
国民に知られたらまずい事があるからでしかないでしょう。
既得権、金の亡者達の犠牲になるのは立場の弱い一般国民です。


03. 佐助 2012年12月12日 19:21:50 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU
第一次世界金融大恐慌で世界経済は関税と通貨切下げ競争で、10年間も悪夢にうなされた。そして小泉ケケ中は2000年前後、日本で大ブームになったマンガ入りの経済学教科書は、マンガ資本主義の常識として「自由な貿易と内外投資が、世界市場を拡大させるので、バブルは絶対発生しない」と解説した。彼らや経済学の常識では、バブル的思考と行動と、日常生活の思考と行動とが区分できないのである。つまり紙幣を土台とした金融商品は、自然に信用を膨張させバブルを発生させる。バブルは姿を変えるために、その破裂を予知できない。だから迫りくる地獄のインジケータの足音を消してしまう。

2006年包括関税引下げ交渉は行き詰まり、二国間の交渉に中心が移った。これは第一次世界信用大恐慌前後と同じ状況に突入したことを意味する。かくして、ドルと株の暴落で、第二次世界金融大恐慌の妖怪の姿は、2015年〜2017年に証券・為替・銀行の一時閉鎖で誰の目にも見えてくる。

信頼感などが永遠につづいたためしはない。バブルは、信頼感を崩壊させる事件を連続させる。そのため、世界で膨張する巨大なドルのマグマは、地震や火山の爆発のように、出口を求めて徘徊する。従ってカナダ・オーストラリア・ニュージーランドなどが猛烈に反対しているTPPなどの世界的な一括関税引き下げは挫折し,二国間貿易協定への移行は不可避である。

だから,すべての企業は,内需の縮小を外需の拡大でカバーすることは不可能になる。内外の市場の縮小は加速します。そしてデモや暴動や倒閣運動の発生は絶対に避けられない。というのは,次々と発生する危機を平時と同様のやり方,貿易拡大・外資導入・緊縮財政・信用の拡張・補助金のバラマキなどで乗り切ろうとすると諸刃の剣となる。

このジレンマを解消するために,戦争によって世界的な信用恐慌から脱出する安倍氏や石破氏や石原氏そして橋下氏などの戦争待望論者が出ている。既成政党の殆どは戦争待望論者で,憲法九条を改変し,非核三原則を反故したい議員で多数派を占めている。彼らは平和的脱出の可能性を絶対に追及しない。そして北朝鮮のミサイルと核実験は「日本核武装すべし」の声を表面化させるだろう。

消費税は廃止して,即原発やめ,C02を出さない自然エネルギーからの技術への転換が,第二次産業革命を10年前倒しスタートさせることになる。第二次産業革命のスタートが早ければ,世界信用縮小恐慌デフレからの脱出は短縮される。そして転換が早い企業は大不況下で急成長できる。「消費税増税廃止」「脱原発」「TPP参加反対」をしない既成政党では古今未曽有のパニックを迎えます。


04. 2012年12月12日 21:14:25 : KQE1IBUcVA
ニュージーランドにも日本にも国民の意志とは反対に動くポチがいる。

05. 2012年12月13日 00:45:47 : v3S2AMlkvY
秘密交渉は今までに何カ月くらい続いているのですか?

秘密にすれば憶測リークが増えるでしょうが、
それのほうがまだマシなくらい実際の交渉内容はひどいのですかね


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