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小沢一郎殿 「変わらずに生き残る為には、変わらなければならない」の実践を! (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/548.html
投稿者 笑坊 日時 2012 年 12 月 21 日 08:30:33: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/1420d017fe4f0ce28e1c2c2076315a0f
2012年12月21日 世相を斬る あいば達也

 安倍自民は、アベノミックスのインフレターゲット政策と公共事業乱発で財政出動をしようとしている。自公で325議席を確保した以上、まず本予算の前の景気づけに10兆円レベルの補正を組んでくるだろう。財務省がスンナリ安倍自民の要求を聞くかどうか判らないが、325議席には肯く可能性が高い。民主党政権に対し、“財源はあるのか!”と恫喝した自民党が平気で赤字国債(名前は建設国債でも同じ)を発行し、日銀に買わせる?しかし、マスメディアも「財源なんかないじゃないか!」とは現状どこも言わない。如何に新聞テレビなんてのはいい加減な奴だ、と云う証拠のようなものだ。

 また、この年明けから泥縄で組む補正予算と云う代物は、必ずお座なりなものになる。今後のことに繋がる公共事業を精査し、補正を実行すると言っているが、そんなこと出来っこない。復興予算同様の抜け穴だらけの公共事業をバラ撒くだけである。一過性の雇用は生むだろうが3ヶ月で消えるような臨時雇用である。日銀も、安倍の言う2%のインフレターゲットに向けた一層の金融緩和に舵を切らざるを得ないだろう。しかし、この失われた20年の元凶が日銀の硬直化したインフレ監視体質にあったわけではない。財務省の異常な財政健全化信仰による経済の停滞も主役の一人である。

 この一向に内需が拡大しない国内マーケットの状況は、小泉市場主義経済による貧富の差を生む構造改革により、勤労者の可処分所得が15%程度落ち込んだことに起因する。つまり、不景気を呼びこんだのは、小泉構造改革に名を借りた、勤労者の待遇改悪であった。大企業は戻り消費税を下請け企業に還元することなく、派遣社員の大量導入と内部留保で、国内マーケットを冷え込ませる役目を引き受けてきたのである。

 自公政権においての20年、民主党時代の3年有余年、政府、経済産業省は、あらたな産業領域の育成の役目を果たさず、輸出大企業優遇の政策だけに現を抜かした。その結果が、失われた20年であり、あらたに10年が加わる状況になっている。アベノミックスの更なる金融緩和によって円相場を90円台に押し下げ、企業の業績回復、物価上昇を目指すと云うことなのだが、絶対に上手くいかない。最大の問題点は湯水のごとく吐きだした金の行き場がない。日銀と金融関係企業の間を循環するだけで、市場に金は出てこない。新規設備投資への優遇税制や老朽設備の買い替え優遇措置など、いくら打ち出しても、先細るマーケット相手に、さぁヤルゾ!なんて無謀な経営者はごく稀である。

 仮にインフレ政策が上手く機能したとしても、勤労者の可処分所得がデフレのまま、物価だけがインフレになるのだから、国民の生活は一層厳しさを増すだけである。その上、来春からは復興増税が国民に圧し掛かる、その上1年後には消費増税である(笑)。なんともはやお馬鹿な国民である事よ、呆れてものが言えない。この無責任極まる国民の“民意”は大きなツケを払わされるだろう。自業自得だから、“ざま〜みろ!”そのものである。

 インフレターゲット論が間違っているとは言わない。問題は実需が提供出来ないことである。重厚長大日本経済の元凶は需給バランスが供給過多になっているわけで、この部分の問題を解決する政治が行われない限り、問題は何も解決しない。有識者の会議等々が幾つか用意されるようだが、禅問答のような会議なら、しない方がマシだ。あらたな産業を起こす政治主導がポイントだろう。この辺は、社会主義経済を取り入れ、新産業の創設を目指すべきである。徹底した再生可能エネルギーシフトも新たな産業となる。数値化してでも、社会資本を集中投資しても良いだろう。

 原発廃炉ビジネスや放射能除去方法の開発や核廃棄物の最終処分産業も有力だ。団塊世代が墓場に辿りつくまでのマーケットの産業化は、先進諸国が押し並べて少子高齢化であることから、新たな産業と見据えることも可能だ。家族制度が崩壊しかけている現状を見れば、家庭での介護制度という代物が、最終的に破綻するのは目に見えている。団塊ジュニア世代の疲弊まで視野に入ってくる。個を重要視する世代において、現在の老人を束で括るような“養護老人ホーム”や“有料老人ホーム”も新たな産業と云う位置づけも可能である。まぁこの辺のアイディアは、有識者なる連中が考える責務がある。

 ところで、“未来の党”の嘉田代表は「辞めるとしたら代表」なんて迂闊な発言を県議会でしていたようだが、悪い傾向ではないだろう、個人的には大いに歓迎だ。嘉田代表体制で「国民の生活が第一」系の政治家が縁の下の力持ちになれる、甘んじられるのは、嘉田代表が小沢を真に牛耳れるほどの手腕を見せた場合である。時間的余裕など、条件は悪過ぎたが、未来の党で立候補した本人達が、“民主で良いの?”、“国民の生活だよね?”、“えっ!未来の党なの?”なんて言われる始末では、当選する者も当選しない。

 これだけ見事に負けてしまうと、マスメディアがニヤニヤ笑いながら語る「小沢は終わった」が真に迫ってくる。小沢一郎の「自立と共生」という理念は、21世紀の世界的傾向であり、まったく間違っていない。故に筆者は、小沢が政界を引退するまで、小沢一郎を支持する。しかし、小沢一郎が政治家である限り、政権に近づく政治家であって欲しいと願う。心情的には、次期参議院選は、小沢一郎を前面に立て、玉砕するくらいの意気込みで闘って貰いたいと思っている。次期参議院選は、必ず自公の勝ちすぎに対する揺り戻しが来る。この時、どのような体制で選挙に臨むのか、来年早々には腹を決めて貰いたいものだ。

 ただ、脱原発だけでは争点がぼけてしまう。消費増税凍結も良いだろう。しかし、自公も民主も維新も言わない目玉政策を一つ加えなければ駄目だろう。それが何であるか、筆者にも現時点で判らないが、経済政策、景気浮揚雇用対策の切り札は、前述の新産業の立ち上げを、徹底的に政治主導する着眼が必要だ。自由貿易なんて、誰でも言いそうな表現では駄目だ。市場の立ち上げまでは、出血覚悟くらいのパワーが欲しい。米国・中国・ロシアとの同等外交のスタンスも切り札になり得る。日本人ならではの、少子高齢化社会における、きめ細かいビジネスモデルなども、日本文化の発信に資するだろう。

 いずれにせよ、次期参議院選は、小沢一郎の政治的生命を左右する闘いになる。妙な仮面を被って敗れるのは、どう考えても小沢一郎らしくない。最近の民意は、愚かではあるが、元気の良さが受ける。当分その傾向は変わらない。“俺が俺が”で良いのだと思う。まだまだ、日本の国民が「自立と共生」を理解するには時間がかかる。国民の哲学のなさは際立っている。幾分、哲学思考だから、小沢一郎に筆者は惹かれるのだが、多分筆者の共鳴は一般的でない可能性が高い(笑)。つまり、未だ日本国民向けではないのだ。「変わらずに生き残る為には、変わらなければならない」、その通りを実践して貰いたい。筆者が頭を捻るくらいバラ色を語る大衆迎合で結構である(笑)。

 

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コメント
 
01. ジョン・万次郎 2012年12月21日 08:38:37 : RyX85lqkPDNkY : TTzHwB6oS2
重電とゼネコン総動員で脱原発というのが、スローガンとして良いと思う。
ゼネコン総動員には小沢の剛腕がうってつけだ。
別にからかっていない。本気でそう思う。

風力とか地熱とか水力とか、太陽電池でもよい。
とりあえず火力でもよい。

既得権力が原発の利権を諦めるには、原発に勝る利権をエサとして与えないと先には進まない。そういうものだ。



02. 2012年12月21日 08:52:18 : il8UW33C8Q
>幾分、哲学思考だから、小沢一郎に筆者は惹かれるのだが、多分筆者の共鳴は一般的でない可能性が高い(笑)。つまり、未だ日本国民向けではないのだ。「変わらずに生き残る為には、変わらなければならない」、その通りを実践して貰いたい。筆者が頭を捻るくらいバラ色を語る大衆迎合で結構である(笑)。

 ↑
確かに、このような「応援歌」も必要かもしれません。


03. 2012年12月21日 08:56:36 : 5gLPLLjloI
マスゴミ対策(電通)を徹底的にしないと
またやられる。
各新聞、テレビ等小沢に対しての批判する奴らを徹底的に分析して
名誉毀損ならば法的解決に持っていく。

マスゴミの分断化も考えてマスゴミ対応を差別化していく。

番組スポンサーへの直接働きかけ公開質問等

テレ朝で鳥越氏が降ろされたように反対に批判した政治評論家を徹底的に糾弾して
降ろさせる。(伊藤、田崎、後藤、みの、小倉)
奴らはバックがあるから安心してどうでもいい小沢批判を毎回いい続けるが
今後問題を大きくして所詮とかげの尻尾だということをわからせる)
橋本五郎やシンボウ、星などは
番組上でやつらの手口を分析してCM直前の発言やわざと怒って番組途中で退席
する演出も必要。

やつらの考えの裏をかかないと闘いには勝てない
これは生きるか死ぬか殺すか殺されるかの戦争(合法的)


04. 日高見連邦共和国 2012年12月21日 09:05:36 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA

>01 ID=TTzHwB6oS2=『新自由主義クラブ』さん

まあ、それも選択肢のひとつ。


05. 2012年12月21日 09:30:51 : XF7MTTC3G9
何度も指摘しているんだが、小沢一郎氏そのものが09年の民主党代表選で現在の安倍氏と
同じ公約を掲げてたんだけど、理解してるのか? あいば達也は頭大丈夫か?
『日銀法改正など制度改革やインフレターゲット政策も視野に入れ』
『金融政策と財政政策の両面からあらゆる手段を尽くす』
これ全く一緒。

有権者はあくまで具体的な政策で判断するのであって、
もはやイデオロギーも思想も関係ない。
誰が同じ経済政策の遂行者であってもかまわない。
したがって同じ経済政策を掲げるなら実行力の有る方に加担するだけだ。

思想など個々の国民の生の営みの中で追求されるべきものでり
政治的権力者がそれを押し付けがましく提示し始めたときは
何かしら胡散臭いし、国民共通の経済的利害以外は基本的にどうでも良いことだ。
綺麗ごとを言っても飯が食えなければ人は死ぬ。
単純な現実原則。

【デフレ克服最優先、日銀法改正やインフレターゲットも視野=小沢氏】
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17222120100914
 [東京 14日 ロイター] 民主党の小沢一郎前幹事長は14日午後、同党代表選で国会議員投票前に最後の政見演説を行い、「景気対策とデフレ克服に最優先で取り組まなければならない」とし、「日銀法改正など制度改革やインフレターゲット政策も視野に入れ、金融政策と財政政策の両面からあらゆる手段を尽くす」と述べた。

 小沢氏は「いま政治を変えなければもう間に合わない」との切実な思いが立候補に駆り立てたと指摘。「いまここで政治を見直し、行政を見直し、国のあり方を見直さなければ、もう日本を立て直すことはできない」と述べ、政治主導による改革の必要性を訴えた。

 小沢氏は繰り返し「官僚依存の政治に逆戻りさせるわけにいかない」と強調。「私の政治生命はおろか一命をかけて全力で頑張る」との決意を表明した。

 さらに小沢氏は政権運営では「全員野球の態勢を一から始めたい」とも語り、衆院解散・総選挙については「与えられた任期を費やし、結果を出してからだ」と述べ、早期の衆院解散・総選挙を否定した。(ロイターニュース 吉川 裕子記者)


06. JohnMung 2012年12月21日 09:31:13 : SfgJT2I6DyMEc : mCP3iVzdPY

 いろいろいますが、「真相の道」顔負けの攪乱分断工作を執拗にやる御仁が約1名早朝から深夜まで張り付いています。

 そうです。「ジョン・万次郎」=「新自由主義クラブ」です。

 私は4月下旬頃以降、「JohnMung」のペンネームでコメント欄に書き込みをしています。管理上の事情でしょうか、
 同じPCを条件を変えずに使用していながら、私のIDが度々変えられるので、私自身のコメ書きに同一人であることを示すために、「JohnMung」のペンネームを使用するようにしました。

 ところが、数日前から、元々「新自由主義クラブ」のペンネームでコメント欄に書き込みをしてきた方が、「ジョン・万次郎」なるペンネを使ってコメ書きを始めています。この方と「JohnMung」のペンネを使う私とは、まったく異なる人格です。私は、事情を知らない方に、取り違えさせる攪乱行為であるとみています。

 阿修羅では、私よりもずっと先輩で、よく知られている「日高見連邦共和国」さんも、この「新自由主義クラブ」から、「目高見連邦共和国」という紛らわしい「成りすまし」をされたのです。
 私の場合よりも見分けにくいでしょう。「成りすまし」をされたご本人も阿修羅ではコメ書き常連の他の方々も、私が指摘するまでは気づかなかったようです。
 上記の違いを、よく見比べて下さい。
 では、最初の3文字に絞って「日高見」と「目高見」としたら、どうでしょう。
もうお分かりですね。

 「新自由主義クラブ」がどういうペンネを使おうと、商標登録等の措置をしているわけでもないことから、それ自体をとやかく言えないも知れません。
 「新自由主義クラブ」は、数ヶ月前まで、小沢氏に対する憶測・妄想込みのネガキャンを執拗にやっていました。「日高見連邦共和国」さんも私も「新自由主義クラブ」のコメに反論してきました。その後、「新自由主義クラブ」というペンネのコメを見かけなくなっていました。
 その後、それらしいコメは見かけましたが、「新自由主義クラブ」というペンネは使っていませんでした。
 そして、数日前にまず「日高見連邦共和国」さんに対して「目高見連邦共和国」の「成りすまし」をし、「JohnMung」に対して「ジョン・万次郎」という紛らわしいことをやってきました。

 みなさんはどう思われますか? 同様のことをやられたら、どう思われますか?
 ただ、このことだけは、混同のないように、お願いいたしします。
 「JohnMung」と「新自由主義クラブ」=「ジョン・万次郎」とは別人格であることをご承知置きください。

 このことについては今後しばらく、別のスレにも適宜、貼り付けますので、ご理解のほど、併せてお願いいたします。


07. 2012年12月21日 10:01:16 : il8UW33C8Q
>脱原発だけでは争点がぼけてしまう。消費増税凍結も良いだろう。しかし、自公も民主も維新も言わない目玉政策を一つ加えなければ駄目だろう。それが何であるか、筆者にも現時点で判らないが・・・

 ↑
争点は、ズバリ「地域主権改革」しか有りません。
もはや、争点は出尽くしているので、政策的争点を探しても無駄です。

どの政権が何をやろうと、日本の英知を結集してやればそれなりの成果が出てきます。
しかし、どの政権でも国民の期待に応えれなかった大きな原因が、
国政をミスリードしてきた「霞ヶ関官僚組織」の存在であり「無責任体質の政治家」であることを大方の国民は察知しているが、「どうにもならないよ!」と怒りを通り越して諦めの境地に至っているのが現在の状況です。
これに輪をかけてミスリードしているのが「マスコミ」であることには危機感すら覚えています。

そこで、小沢さんが出来ることは何か?
 本来は「マスコミ」が、もっと賢くなって、本当の意味の「社会の木鐸」となることが望ましいのですが、各社・各局間で“競争のない”新聞・テレビには全く期待は出来ないので、
 @現在の「中央集権体制」で何が悪いのかを、小沢さんが我々無知な国民に紙芝居的に分かりやすく説いて聞かせる。
 A「地方分権」が実現すると国民の生活がどう良くなるのかを、小沢さんが我々無知な国民に紙芝居的に分かりやすく説いて聞かせる。

このことを、早急に「自著」に纏められたり、ネットメディアをフル活用して、来年の参議院選挙までに我々無知な国民を啓蒙していただくことが最善と考えます。


08. 2012年12月21日 10:22:29 : NDV8a6bvmE
>故に筆者は、小沢が政界を引退するまで、小沢一郎を支持する。

小沢元代表が引退してからも、期待している。
日本の権力の歪み(政治屋、検察・官僚、最高裁事務局、記者クラブメディア)を
身にしみて知っている人だ。このことを訴えてほしい。

引退してからのほうが、さらに活躍するのでは、と願っている。


09. 2012年12月21日 10:55:49 : FDET8DHWjk
03 そのとうりだと思います。
マスコミは、敵の道具ではない、敵そのものです。
マスコミに対して、徹底的に戦いましょう
小沢氏は、検察に勝ったら、マスコミに挑みます。

今、小沢氏を擁護して、冷や飯を食わされてる善意、正義の人たちを
小沢さん、あなたは見殺しにするのですか?

そんなことは、絶対にない
あってはならない、自立と共生の社会は,信義がなければまとまらない。


10. 2012年12月21日 11:18:42 : il8UW33C8Q
皆さんが言われるように、
小沢党議員の皆さんはテレビと闘ってください。

「それはテレビ側の一方的な主張でしょ?世論でも何でも有りません!」
そして、
「貴方がたのように、招いたゲストの言葉に耳を貸そうとしない番組なんかに出ている意味がない!」・・・といって席を立つ!(怒ったふりをして・・・)

これしか有りません。

視聴者には.むしろ「強い政治家」、「信念のある政治家」として印象に残ります。
逆に、このような政治家が求められているのではないでしょうか?


11. 2012年12月21日 12:56:59 : FbGdHh0gUE
【12.16総選挙にて敗北した小沢氏:おのれを裏切れなかった政治家として歴史に残ることを祈りたい】

新ベンチャー革命2012年12月20日 No.695
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2012/12/20


1.90年代初頭の小沢氏には米国と約束したウラ・ミッションがあった?

 小沢氏が利権にまみれる自民党から袂を分かって、新生党を起ち上げたのは1993年でした。翌年、今の民主党の元となった新進党を起ち上げています。筆者の記憶では、最初、虎の門に新進党本部(新生党だったかも)があったと思います、筆者は当時SRIインターナショナルに勤務、日本事務所が新進党本部のそばの新日鉱ビルにありました。その後、紆余曲折があって、小沢氏が現在の民主党に合流したのは2003年です(注1)。そして、小沢氏が民主党代表に選ばれたのが2006年です。

 そのとき、本ブログにて、小沢氏のウラ・ミッションについて分析しています(注2)。本ブログでは、2006年当時から、小沢氏には米国寡頭勢力のジャパンハンドラーと約束したウラ・ミッションが潜んでいると睨んでいました。

そこで、2006年当時の本ブログで推測した小沢氏のウラ・ミッションは下記の通りです。

“彼(小沢氏)は2006年9月までの短い任期中に、表向き、小泉批判を繰り広げるでしょうが、一方、ヤミでは民主党を解党させるための仕掛け人となるのではないでしょうか。まさにジキルとハイドです。小沢氏は、意図的に、民主党内の左翼派閥と握手するポーズをとったり、小泉刺客によって、自民党を追い出された反小泉一派(亀井氏や綿貫氏のグループ)と連携するポーズをとることによって、民主党内親米派である前原一派が嫌気を刺し、容易に離党できるよう仕向けるはずです。もうひとつ、小沢氏の隠されたミッションとは、アジア外交建て直しの口実で世論を惹きつけて、民主党を現在よりも反小泉化すること、すなわち非親米化することでしょう。そこに、旧自民党の反小泉派の弱小政党を合流させる。最終的に、旧自民党内、旧民主党内に紛れ込んでいた非親米派の政治家を、前原一派の抜けた新民主党に押し込めることが、隠れ親米政治家、小沢氏の隠されたミッションではないでしょうか。”

 以上のように、当時の筆者は小沢氏を全面的に信用していなかったのです。その根拠は、小沢氏が民主党内に潜り込んだトロイアの木馬であると知っていながら、野田・岡田・前原・枝野氏など親米の悪徳ペンタゴン連中を多数、温存してきた事実にあります。

2.12.16総選挙にて親米の大政翼賛会国家・日本が誕生:20年ぶりに小沢氏ウラ・ミッションが実現したのか?

 上記、本ブログの2006年時点での予測はほぼ的中し、このたび、親米の大政翼賛会国家・日本が遂に誕生しました。

 なお、今回、20年ぶりに現実に起きたことが、2006年時点での本ブログの予想と違った点、それは、前原氏など親米派が民主党本体を乗っ取り、民主内の非親米派が民主を出て、今の日本未来の党(元・国民の生活が第一)を結成した点です。

 このような民主党内の分裂劇によって、日本国民は民主主義政治の選択肢を奪われ、どの党に投票しても、日本の隷米化が維持され、日本はまさに半永久に対米従属国家であり続けることになります。

 ところで、90年代米国寡頭勢力のジャパンハンドラーたちにとって、邪魔者で不都合だったのは自民党内の非親米派(経世会・田中角栄派)と社会党(反米野党第一党だった)だったのです。

 そこで、95年、阪神淡路大地震やオウム真理教テロで、村山社会党政権を攻撃して、社会党の無力化に成功しました。次に、小泉隷米政権時代の2005年の9.11郵政民営化選挙にて、自民党内の非親米派を一掃しています。

 ところが、2009年1月、アンチ米戦争屋のオバマ米政権が誕生、米戦争屋が米国政権から下野したスキを突いて、2009年9月、小沢・鳩山コンビによる対米自立志向政権の誕生を許してしまったのです。

 そこで、今度は小沢・鳩山コンビを悪徳ペンタゴンの検察やマスコミに攻撃させて辞任に追い込み、2011年の3.11事件(大津波攻撃)を起こして、民主党政権の弱体化を狙いました。

 そして、2012年12月、遂に、念願の日本の親米大政翼賛会国家化に成功したのです。

 今日の日本は、米国寡頭勢力のジャパンハンドラーが90年代初頭に、小沢氏に課したウラ・ミッションそのものだったわけで、この体制の実現に至るのに、20年あまりの年月を要したということです。

3.米国戦争屋をつけあがらせたのは小沢氏だったのは確か

 90年代初頭の湾岸戦争時、日本政府は多国籍軍(事実上の米軍)に130億ドル(1兆数千億円)を拠出しています(注3)。ただし、その代り、自衛隊が米軍の傭兵化することは回避されています。

 このとき、日米交渉の主役だったのが小沢氏でした。そのことは後に、自民党を95年のオウム真理教テロ事件直後に突如辞任した石原氏が証言しています(注4)。

 90年代初頭、米国寡頭勢力内の主導権を握っていた米戦争屋は、日本を脅せばカネを出すことを知ったのです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。

 これ以来、米戦争屋は日本からカネを脅し取って戦争するようになりました。まさに“ヒトのフンドシで相撲を取る”行為そのものです。それに味を占めた米戦争屋は、その後、あの手この手で日本の政権を従米化しようと企み、2001年、小泉隷米政権の誕生に成功しています、そして30〜40兆円の米国債を買わせて、イラク戦争の戦費(100兆円)を日本に一部負担させることに成功しました。

 そして、今回、再び、安倍好戦派政権を誕生させて、イラン戦争の戦費を日本から拠出させるか、もしくは日中戦争を勃発させて、米国製兵器を日本に高く売りつけようと企んでいます。

 その意味で、われら日本国民は今回、戦後最悪の好戦派政権を誕生させてしまったのです、一部のネット国民が選挙不正を疑うのは無理もありません。今後、日本政府は何でもやりたい放題です、ヤレヤレ・・・。

4.小沢氏は2009年のアンチ米国戦争屋のオバマ政権誕生で君子豹変したのではないか

 本ブログでは、小沢氏は君子豹変したと思います、そのタイミングは、2008年11月の米大統領選挙にて、アンチ米戦争屋のオバマ米政権が誕生した時点でしょう。

 この小沢氏豹変をいち早く察知したのは、日本国民ではなく、それまで、日本を属国支配してきた米戦争屋ボス・デビッドRFでした。彼は日本の悪徳ペンタゴン勢力に指示して、裏切者・小沢氏の無力化工作に全力を挙げたのです。

 2009年政権交代前までの小沢氏は、既出の石原氏が指摘するように(注4)、確かに悪徳ペンタゴン自民党政治家のひとりだったのでしょう。

 しかしながら、現在の小沢氏は、本心から“国民の生活が第一”という思想をもっていると信じます。さもなければ、官憲・マスコミによるあれだけの執拗な人格破壊攻撃に耐えられなかったはずです。

 今の小沢氏は、悪徳ペンタゴン・マスコミからどれほどバッシングされようと、そして、マスコミにだまされた国民からどれほど嫌われようと、それはどうでもよいことであるという心境なのではないでしょうか。

70歳に達した小沢氏は今、個人的におのれの歴史的評価を重視していると思います。今の小沢氏は米戦争屋を裏切っても、おのれを裏切れなかったのではないでしょうか、このことは、今の国民には理解されなくても、いずれ歴史が証明してくれるでしょう。

 12.16総選挙にて、小沢氏は米戦争屋および悪徳ペンタゴン日本人勢力に敗北したわけですが、おそらく悔いはないでしょう。なぜなら、おのれを裏切らなかったからです。

 いずれ歴史がそれを証明してくれると信じたいところです。


12. 日高見連邦共和国 2012年12月21日 14:45:04 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

10さま。

>おのれを裏切らなかったからです。

ここが“全て”ですよね!

宮沢賢治だって評価されたのは“没後”でしたもん。

>いずれ歴史がそれを証明してくれると信じたいところです。

その日が必ず来る事を、私は“知って”います。


13. 2012年12月21日 17:46:32 : i1Vvapz6KM
我々有権者に出来るマスコミ対策。
たった一つしかない。
NHKの受信料を払わない事、契約解除。
みの・岸井・橋本・小倉・田崎・伊東等をTV・新聞から消すこと、そのためにTVの朝やお昼の政治ニュースでこいつらが出てきた途端にチャンネルを変える、もしくはTVを消す。
御用新聞である読売・朝日・産経・共同通信丸写しの地方新聞を購読中止にすること。
我々がマスコミに対抗できるのはこれだけしかないが、たったこれだけがマスコミを叩きつぶす大きな武器だ。
たったこれだけなのに、これだけのことをやる勇気がなぜないのか、日本人は。
小さな蟻がたくさん集まって巨人を倒すには一人一人が行動を起こすしかない。
マスコミのスポンサーである企業側に対しても当然のことながら不買運動をしましょう。

14. 2012年12月21日 20:26:50 : HtY81Ea0Jk
>「変わらずに生き残る為には、変わらなければならない」の実践を!

実践は、議員辞職しかない。


15. xyzxyz 2012年12月21日 21:30:51 : hVWJEmY6Wpyl6 : hMsRcRvT0w
>>5
確かに当時の小沢さんと今の安倍さんは経済政策に関しては瓜二つですね。
ならば、政策的には是々非々で組むこともありでだろう。
まず国民には、反対してるだけの脳なし野党というイメージを打ち消さないとならない。

今国民が経済に目を向けてるなら、小沢さんも「安倍さんの仰る経済政策は
自分が唱えてきたものと全く同じだ。その点は協力させてもらう。」と
国民にアピールすべし。ここでアピールを逃せばあとは憲法改正論ぐらいしか
安倍さんと小沢さんの共通点はない。しかし来年夏の選挙を見据えて改憲は
封印するなら、もう自民と対立軸しかない。国民は万年批判の野党にあきている。
責任ある野党を打ち出す為にも、ここ1,2ヶ月のアピールが勝負。


16. xyzxyz 2012年12月21日 21:35:02 : hVWJEmY6Wpyl6 : hMsRcRvT0w
連投になるが、メディアに対する対決姿勢も小沢さんと安倍さんは共闘出来るだろう。
選挙前に国債関連で相当デマを広められていたはず。
またネットでの選挙活動も出来るように法改正を目指すらしい。

まずはこうした変化は歓迎したい。


17. 2012年12月22日 08:35:36 : 8bGgmg6PnI
しかし不思議だなぁ
自民信者はマスコミが安倍バッシングをしてるって言ってるんだが
左翼はマスコミは安倍を叩かない、という

どっちが正しいんだ?w

いやその前にこいつらTV見てるの?w


18. 2012年12月22日 12:46:21 : c3MGH08xSU
ネット選挙には反対だ。小沢に投票したはずが安部?安部に投票した奴が安部にと言うようなこともできるらしいよ。(拝)

19. xyzxyz 2012年12月22日 13:17:54 : hVWJEmY6Wpyl6 : hMsRcRvT0w
>>18
ネット投票まではまだまだ先だろう。ネットを使うのは広報活動においてだけじゃね?

>>17
早速カレーの件では各社3500円のカレーで庶民感覚がないって各社叩いてたしな。
こんなつまらんことより政策論争しろって思うわ。


20. 2012年12月23日 17:22:42 : VRHJcH5PxQ
広報も厳格に規定・罰則を決めないと、とんでもないことになる。

日和見連邦共和国のような連中が根も葉もないデマを飛ばすのが関の山。

今回の衆院選でも結局はマスコミの議席予想がほぼピタリ。

そのマスコミに噛みついてた連中は謝罪の一つもない、無責任な連中だ。

こういう奴らの言動こそまず取り締まるべきだ。

選挙とネットは完全に切り離さなければダメだ!!!


21. 日高見連邦共和国 2012年12月24日 15:00:15 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>20

>日和見連邦共和国のような連中が根も葉もないデマを飛ばすのが関の山。

岩手に住む私がここで息をしながら感じる“リアル”を書き記しているだけ。
その”当たり前のこと”をキミらはどうしてそんなに恐れるのか?
私が何に“日和見”っているのか、是非具体的に解き解して見ては如何?出来るのなら。
それが出来ないんだったら、キミの“投げ捨てコメント”は誰の歓心も尊敬も得られぬだろうて。


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