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未熟な民主主義、その上多様化する世代間の価値感格差、埋められるのはネットの活用 (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/630.html
投稿者 笑坊 日時 2012 年 12 月 23 日 08:12:34: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/51dbce713ca1baaa192f4fece5fd7f60
2012年12月23日 世相を斬る あいば達也

 国会は自公連立で衆議院2/3が成立、次の焦点は来夏の参議院選で自公が過半数以上を制し、思う存分“決められる政治”が行える状況に持ちこめるかどうかである。今回の選挙のように有権者に、政治や経済への関心に水を差すようなマスメディアの論調が続けば、地滑り的に自民党が圧勝する事も考えられる。本来、民主主義国家に居住する国民であれば、自分の国の政治経済に対する情報収集と、そのジャッジメントは誰に強要される事なく実行できる素養を持ち合わせている事が求められるわけだが、その肝心な部分が抜け落ちているのが、日本と云う国の民主主義の特長である。

 そのような観点から考えてしまうと、日本のマスメディアの醜悪な報道体制を非難するのはお門違いといえるかもしれない。マスメディアの報道や論調をキャッチアップすると同時に、その中身を吟味する器量が国民に備わっていれば、マスメディアの記者クラブスクラム報道の威力は削がれ、夫々の報道機関が独自性を発揮せざるを得なくなるわけだから、報道機関の質を変えるのも、実は国民の民主主義における自立的思考があるかないかで決定するわけで、一面的にマスメディアが糞だと断じてばかりいても解決をみることはないのだろう。

 現実に若者世代が政治的ニュースをキャッチアップしてないわけではない。ただ、その媒体がスマートフォンに完全に移行した事実である。SNSにしても、スマートフォン経由が優勢だ。PCによる情報収集も古臭くさえなっている。必ずマスなメディアの価値は下がる。この流れに最も敏感に反応し、対応したのが誰あろう、保守勢力である。或いは右翼勢力である。故に、ネトウヨは水を得た魚の如き振舞いに出ているわけである。ブログランキングでも、ネトウヨ陣営が9割を占めている。ニュートラルやリベラルな人びとの発信は僅かだ。これでは、ニュートラ、リベラルが政治の世界でも勝てるわけがない。

 なぜこのようなイビツな民主主義国家が生まれたのかと考えると、問題は複雑化する。短絡的に考えれば、戦前、戦中の日本国民は“お上に逆らわず”と云う教育を心身に叩きこまれていたわけだから、表面的従順と引き換えに、自己責任から解放されると云うバーター取引意識が蔓延していた。徳川幕府体制における農民職人町人と同じように、国家を牛耳る権力は“お上にあり”庶民が口出しすべきものではないと云う自己のポジション認識は、庶民において定着した文化になっていた。勿論、歴史的には、そのような考えでは駄目なのだと云う勢力も現れたが、庶民にメジャーな文化として定着させることはなかった。このような意識構造が庶民の中に根深く浸透していた日本に、突如敗戦により国家の主権は国民に存すると云う“民主主義”が天から舞い降りたわけである。

 このような“仏作って魂入れず”で導入された当時から形骸化した国家体制が、日本の現在の“民主主義”なのだと考えて問題はないだろう。表層的に“お上に逆らわず”を標榜し、もっぱら庶民は、日常的には自己の生活を維持する、或いは改善する努力が庶民の“善”と認識されていたに違いない。それが日本人の、国家的政治経済に対する無関心を育む元凶なのである。バーター取引意識下では、国家の政治経済は“お上の責任であり”庶民に責任はないと云う意識は当然強い。故に“敗戦”の責任は“お上”にある。つまり、日本の庶民には、自己責任が不在なのである。

 言動などで窮屈さはあるが、その目を掻い潜る限り、自己の生活を向上させることは可能であり、生きて行くことは可能であり、多少豊かになることも可能だったと言えるだろう。徳川幕府の“生かさず殺さず”の支配構造を熟知した生命力豊かな日本の庶民は、強かな狡さを身につけてきたのである。その庶民の性向に、金儲けと云う概念は非常にマッチングした。それが江戸時代の町人勢力であり、戦前、戦中、戦後における財閥の力の源泉であり、最近までの“高度経済成長”に結びつくのである。まさに、日本の国民が活きていいぞと言われた領域は金儲けだけだった、と言っても過言ではないわけである。

 つまり、今日の短絡的結論だが、主権が国民にあると言われようが、主権を誰が握っていようとも、庶民の興味は“自己の生活”と云う領域から逸脱したくない性向を未だに根強く持っていることが理解できる。筆者はコラムで、愚民だ、馬鹿だと嘲笑するが、裏返せば“国民は狡賢い”に言い変えることも可能ということだ。このような国家における民主主義の原点、国政選挙は根本的には馴染まないのだろう。非常に憂慮することなのだが、ちょっとやそっとでは、この国民が持つ庶民文化は覆らないだろうから、“待てば海路の日和あり”と云う幸運に恵まれる可能性も低い。

 いや、09年の政権交代は鳩山・小沢の“自立と共生”が支持されたと云う人もいるが、現実に起きている“事実”や現象を観察する限り、“自立と共生”と云う理念が、有権者に理解されていたとは言えないので、あの政権交代は単なる大衆の世間的雰囲気に対する迎合だっただけと考えるのが妥当である。視点を変えれば、日本の民主主義が未熟であり、二大政党による政権交代可能な選挙制度(小選挙区制)の導入が早すぎたとか、マスメディア発信の情報と、ネット上で発信される情報の間に乖離があるとか、色んな時代的問題も考えなければならなくなった。

 つまり、民主主義と云う意識が未熟な上に、国民の多様なニーズを纏めきれる政党が存立し得る条件が厳しくなっている。その上、その多様性はマスと云うメディアではキャッチアップも出来ないし、整理整頓した上で情報を発信する事は不可能になっていると言っても良いだろう。にも拘らず、2大政党が前提の小選挙区制度が、混乱に拍車をかけているのが現状なのだろう。今回大勝ちした自民党と雖も、数年後には同じような憂き目に遭うことになるだろう。これでは、何時まで経っても、日本の政治経済外交防衛に民意が反映し、国民の強い支持の下、政治主導を実行できる政党は現れないのだろう。

 最近筆者は、自分自身「理念政治」や「イデオロギー政治」の枠に捉われすぎていたのかもしれないと、軽く反省している。何故なら、筆者自身は“将来に不安など持ちえない”し、“今後の生活が厳しくなるとも思っていない”、かなり安定した立場で物事を切り刻んでいた傾向がある。或る意味で“強者の理想論”なのである。故に、小沢一郎の理念政治に共鳴しやすいわけだが、今の国民は、理念や理想よりも、明日のおまんまの心配であり、職の確保の心配である。昭和の繁栄の恩恵を蒙った世代の独りよがりであった可能性はかなりある。平成の日本には繁栄はなく、すべてが右肩下がりなわけで、その人々に向かって、理念だ理想だと、人間の矜持だ、日本文化だとご託宣を垂れていても、なんの聞く耳を持たれないような気がしてきた。

 勿論、理想や理念は大切であり、捨てるべきものではないが、その前に、今の国民が求めているものへのアンテナを、もっと優れたものに切り替えていかなければならないと切に思っている。「日本未来の党」の行く末も心配だが、彼らは、小沢一郎も含め、些か国民の求めるものを勘違いしていたのではないかと云う疑問にぶち当たるのである。卒原発の公約も良い、女性が子供を生み育てやすい社会への変革も良い。しかし、それは最終的到達地点であり、その間の国民の疲弊をどのようにするかが欠けていた。おそらく、此処が最大の難点だったのだろう。

 少子高齢化の問題を追及していくと、女に向かって“結婚しろ”と云うわけで、“結婚なんかしなくても”と云う世代には、意味不明の念仏に聞こえてくるだろう。夫婦・結婚・出産・家族がワンパッケージであった時代を、どのように読み解き、21世紀を担う人々の意識を吸収するか、元に戻そうとするのか、違う価値観を共有するのか、そう云う主張が必要になってきたような気もする。このような傾向は若い世代ほど顕著で、それこそ“未来の人々”のそれなりの哲学が変わっている点に視点を当てる政党としての立ち位置も必要になってきたようだ。その意味で、家族が見取る介護制度等と云うモノも、時代から乖離した福祉政策等だと思う。

 そう云う意味では「日本未来の党」が今のままの公約に拘泥して行くなら、来夏の参議院選も、これと言った成績が挙げられず、その他大勢の弱小政党に埋もれてしまうのだろう。ここは考えどころである。実質的リーダーになるとみられる阿部知子代表が、その辺の情報発信に熱心であるかどうか、地道な選挙戦と空中戦的ネットでの情報発信、この二つの要素を組み入れないと、埋没する事は間違いがない。霞が関改革で地方主権になり、国民経済生活がどのように具体的に変わるのか、公式サイトですら、何ら説明に及んでいない。今、政党の公式サイトで、最も不熱心なのは「日本未来の党」である。これでは、この政党に未来はない。

 

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コメント
 
01. 2012年12月23日 08:37:27 : Pj82T22SRI

>日本の国民が活きていいぞと言われた領域は金儲けだけだっ

これは間違い

日本の戦前の軍事力は、短期間で欧米に伍すようになったが
経済(生産力、開発力)はそこまで伸びなかった
それが戦争に負けた主因

>筆者はコラムで、愚民だ、馬鹿だと嘲笑するが、裏返せば“国民は狡賢い”に言い変えることも可能ということだ

それは、その通りだが、その目先の狡猾さが、結局、回りまわって自分の首を絞めていくこともある


>「日本未来の党」が今のままの公約に拘泥して行くなら、来夏の参議院選も、これと言った成績が挙げられず、その他大勢の弱小政党に埋もれてしまう

情勢が変化しない限り、多分、現実にそうなるだろう


02. 新自由主義クラブ 2012年12月23日 08:44:00 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
小沢が勝っても負けても、小沢が望む方向に日本が進むことになっていた。
だから小沢は凄い。
もちろん小沢はわざと負けたのではないが、負けても小沢の目論見は達成した。
困ったものだ。


03. 2012年12月23日 08:44:33 : Pj82T22SRI

>経済(生産力、開発力)はそこまで伸びなかった

正確に言えば、ゼロ戦やヤマトなど、軍事技術は世界超1流だったし
第一次大戦で欧州が疲弊して、漁夫の利で相対的に列強としての地位を確立したが
相次ぐ侵略戦争を支えるだけの兵站(経済力)はなかったし

長期的な世界大戦で、高度な技術革新を続ける国力もなかったということだな

なんといっても米国の民主主義や好戦性を甘く見過ぎていたのが最大の敗因



04. 2012年12月23日 08:45:31 : I0wUTwXRRk
マスコミは選挙の争点であまりにも原発体制改善を突っ込まず、第三極を連発した。
ストレステスト反対のマスコミは地下原発推進議員の自民を結果的に支援するような報道しかしないのである。
自民党が圧勝したからって原発の下請け任せの体質を改善することなく再稼動するならふざけている。
ただ単に東電の社長は被災者に土下座しただけで下請け任せの体質は全然改善されえてないじゃないか。
マスコミは「ストレステストなんかやったら再稼動がいつになるのか!」とストレステストにすら反対した。
これは最悪である。ストレステストに合格すれば地震津波多発国日本で
想定外の事態から免れると思うのは甘いと思う。
ましてストレステストに怒り狂うマスコミなどや地下原発推進に動いた議員など
当時は事故から一年も経ってないのだから人間として論外である。
自公は全国民から信任を与えて貰ったなどと勘違いしてはいけない。

05. 2012年12月23日 08:50:49 : Pj82T22SRI
>>02

いや、自由党時代から、小沢は単に、その時の時流に乗って意見を変えてきただけ

それ自体は悪くはないが

周りの議員や信者以外の支持者たちにとっては面白くはないだろう

あとは古い体質(意思決定や資金に関する不透明さ)が国民に嫌われたのも大きい

 
wiki/自由党_(日本_1998-2003)
政策的には、小沢の著書「日本改造計画」、新進党の政策「日本再構築宣言」を基に、小さな政府・規制緩和・市場主義といった経済的新自由主義と、教育基本法見直しなどの政治的保守主義をとり、改革を呼びかけた。スローガンは「日本一新」。


06. 新自由主義クラブ 2012年12月23日 09:42:44 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>>05

05さんの言うとおりです。

この掲示板にやって来るうぶな小沢支持者の数も、だいぶ減っているとは思いますが、05さん引用文を私も貼り付けます。

なんだ、安倍晋三、橋下徹、渡辺喜美らの政策と、何も変わらないじゃないですか。小沢支持者は、小沢氏なら、このような経済的新自由主義的政策を、他の人よりも、もっと過激に残酷にやってくれると期待しているのだろうか。

経済的新自由主義的政策が、抽象的に「中央集権制度の打破」と呼ばれたりする。
言葉のすりかえだ。


wiki/自由党_(日本_1998-2003)
政策的には、小沢の著書「日本改造計画」、新進党の政策「日本再構築宣言」を基に、小さな政府・規制緩和・市場主義といった経済的新自由主義と、教育基本法見直しなどの政治的保守主義をとり、改革を呼びかけた。スローガンは「日本一新」。


07. 2012年12月23日 09:43:45 : aeAv5yK4WQ
ネット環境自体が世代間を分断してるんだよ。二十年前考えてみろ、
本当に表面的にしか見えてないんだな。

08. 2012年12月23日 10:17:25 : TDi03GNnlo
それには、ネットの情報の質をもっとあげる必要があるね。そうなれば、このアイバ氏とか、田中某とかは真っ先に淘汰されちゃうだろけど。

09. 2012年12月23日 10:30:46 : zKhrRT3tBk
あいば達也氏のブログをたまに見るが、総じて、貴男は自分の考え方(文章)に酔っている感は否めない。貴殿の今回の長文を読むと、幾つか異論・矛盾や反発する箇所があるが、指摘する程マメではないので記さない。勿論、同意する部分や感心する指摘も多々、あることも申し添えておきます。”世相を斬る”と言うより、世相に身を置いて、感想を述べているに過ぎないと思ったりしている次第である。別に、貴殿を低く評価している訳ではありません。今後も、大いに筆を振るって欲しいと期待している事に変わりありません。

10. autree 2012年12月23日 11:45:54 : IU40H1rzDMbbE : Hu2Fy728Yg
民主主義は愚かしいシステムだが今のところこれ以上のシステムはないというようなことを、チャーチルだったか、誰かいってましたね。民は愚であり賢であるとも、誰かがいってたなあ。知性というのは個人の内部にあるのではないのですよ。自己の外側の空間にネットワーク状に存在していて、しかも時間を通じてより真なる姿として認識されるようになる。知性は外的、時空的に存在するものです。
アイバさん、
オモテに出てくる事柄をもとに
裏に隠れた真実・現実から、心静かに思考をめぐらさないといけない。
小沢=悪という摺込みから自由でいたあなただから、
きっとわかると思いますが
今、
嘉田=無能な馬鹿 という摺込みが、
マスコミ・ネットで始まっていることはわかりますよね。
しかも結構激しく。
衆院9人の小政党にですよ。
春までの元生活党議員の様子を確認するまでは
未来の党について安易に判断しないほうがいい。
力も何も無い嘉田と阿部がトップに据えられているという事実の
その裏側にこそ着目すべきだ。
不正選挙問題がなかったというのを前提に論を展開しているが
小沢亀井と未来の党及び大地に対し不正選挙があったとしたら
小沢隠しや小沢亀井無役の現実もその意図が見えてくるのではないですか。
こんなことで小沢氏の力が衰えるはずも無いじゃぁありませんか。
考えるべきは
 民主主義の唯一の手段である
 投票権が
 国民から奪われた
のかもしれないぞ!!ということです。
アラブもアフリカもメキシコも独立しようと努力する国々は
みーんな不正選挙の洗礼を浴びてきたのですよ。
米国も、今、頑張っていますよね。
日本もいよいよ独立の気運が高まりそうですね。

11. JohnMung 2012年12月23日 12:23:24 : SfgJT2I6DyMEc : zQxbpldAL2

02. 新自由主義クラブ 2012年12月23日 08:44:00 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
06. 新自由主義クラブ 2012年12月23日 09:42:44 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
     ↑
 「新自由主義クラブ」 FUviF2HWlS、あんたは偉い。あんたが大将、大将、バカ大将、ネトウヨ大将、バカウヨ大将!!
 「新自由主義クラブ」は偉い、アメポチ大将、売国大将!!
 あんたのやること、アメリカ喜ぶ、国売り大将、バカ大将、アホダラ狂!
 阿修羅では、「新自由主義クラブ」は、アメポチ、攪乱分断工作院であることバレバレだ。

 「目高のジョン」=「ジョン・万次郎」=「目高見連邦共和国」とお笑い擬きのペンネーム遍歴をして攪乱してきたが、やっと落ち着かれたようだな。
 それで、本質的には「真相の道」とお仲間のネトウヨ・バカウヨということがはっきりしましたな。
 他のスレでは、「真相の道」と主導権争いやってたが、決着ついたかな。尤もらしく、引用貼り付けしながら、他者の文言切り取り、ガセ・デマ、憶測・妄想織り交ぜ、どんどん妄言書きまくり、決めつけるやり方は相変わらずだな。「真相の道」に負けぬようどんどんシコシコやりなはれ。


12. 2012年12月23日 14:12:59 : CCwLUCG4D6
あいば君も
阿修羅住民が怒りそうな事を書いているwww
ま、本人が投稿したわけではないので、
いい迷惑かもしれない。
ただ、小沢にせよ、嘉田にせよ、阿部ににせよ、
直近の経済浮揚、雇用、社会保障の言及が少なかったのは事実。
小沢支持者であるあいば君が
苦言を語ったと俺は読んだ。
小沢勢力の人々が、
純粋なのはイイことだが、
有権者の心は理念だけでは飯は食えないと思っているのは事実。
リアリティを加味せんとな〜www

13. 不動明王さま 2012年12月23日 17:57:04 : Ewbsd4fiXhMKs : v9CVDekmIc
概ね同意できる。

さて先般、修験道の在家信者である山田さんの「商業新聞購読中止」体験談を紹介した。そして、主権者国民をだまくらかしてでっちあげ報道を強引に推進しているマスメディア(日本記者クラブ寡占体制)に対する宣戦布告として、「全てのメディアは差別されてはならない。日本の報道民主化を目指し、緊急にマスメディア(大手全国紙)並びに追従する新聞社の新聞不買(購読中止)国民大運動を始めよう!」と、提唱した。

阿修羅の「報道民主化」こそが喫緊の課題であると考える勇士諸君に訴える!
戦後体制の中で既得権益の権力のひとつをほしいままにしてきたマスメディアは、今やアンシャンレジームの手先(先兵)と堕している、あきらかに「反動」勢力。
世界に冠する平和憲法を持ち、半世紀を経て今なお徴兵制も布かれず、経済力強化に勤め、何とか富国にいたらせることが出来たのはなぜか。この憲法に守られたからだ。その一方、某国との軍事同盟に組み入れられる事も避けられなかった。
この憲法も簡単に手に入れられたものではない。
筆舌に尽くせぬ先輩同胞の大きな犠牲のもとに勝ち取られたものなのだ。
主権在君のもと「大東亜戦争」の掛け声、軍靴のもと、幾多の男子同胞が戦場で死に、銃後の「赤子」は塗炭の苦しみに喘ぎ、敗戦で異国の地に残された同胞は国の棄民政策の下で辱めを受け、あるいは幼子たちは残留の憂き目に遇い、そして「国破れて山河あり」となり、「終戦」を迎えた。
有り体に言えば、明治・大正・昭和世代の名もなき人民大衆の大きな戦争犠牲のもとに、主権在民の平和憲法が約束され、戦後の国土再建がはじまった。
こうして主権者国民となった。

歴史の真実・真相は空想・妄想・主観によって定義されるものではない。まして今声高に、核武装だとか、国防軍だとか、原発推進(うん?これは黙り込んでいるんたっけ)だとか、叫ぶ者の素性を暴いてみよ。彼らの殆どは戦争体験もなく、暴力で殴られ、蹴られ、誇リをかんぐり捨てられ、辱めを受け、侮蔑を受け、唾を吐きすてられるような、およそ人間としての人格破壊攻撃を経験をしてはいないだろう。
他人の痛みのわからない者、言葉の暴力も平気で放つ者は、真の主権者国民に相応しくはないと考える。ただ事の真相が判らずに誤解しているならば、猶予はある。

閑話休題。
今次情勢の中で「新聞不買(購読中止)国民大運動」が緊急の課題であると自覚し、今の日本の悪しき状況を何とかせねばと、願っている阿修羅の勇士の諸君!
これは主権者国民なら誰でも出来る簡単な行動、運動である。まずメディアの大攻勢にブレーキを掛け、反転攻勢に出るには、まず彼らの兵糧を枯渇させる作戦、兵糧攻めがとりあえずの戦術であろう。
10部、30部、50部、100部、300部、500部....と減らしていく。ターゲットの第1弾は大手全国紙から始める。
なかでも、某国秘密警察コ−ドネームに連なる忠実なポチ、ヘッドに頂く、Y新聞はアンシャンレジームのあらゆる悪しき勢力の筆頭手先となり、マスメディアの牙城であることに留意。1番槍はここから始める。

やられたらやり返すというのが勝負の鉄則。阿修羅の勇士諸君の健闘を祈る。

なお、この大運動の事務局長にはかってながら、山田さんを指名したい。何かあれば彼宛にお知らせあれ。


最後に、予告ではあるが、この大運動呼びかけの傍ら、次回より、Y新聞のヘッドに関するフイックション・ストーリ−『ワタオの憂鬱』を連載する予定。乞う、ご期待。


14. 2012年12月24日 09:21:25 : BwoqHdgktw
あいばさん、価値感→価値観じゃないの?あえて「感」をつかう意図がみえないしね。それから最近(?)、総じて、コメント一般に誤字が多すぎる感があるなあ。まあ私も人様のことは言えない立場かもしれないので投稿前に注意するようにしますが。・・・

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