http://31634308.at.webry.info/201212/article_26.html
2012/12/26 22:29　かっちの言い分

以下の記事を読んで、結局収まるところに収まったということだ。嘉田氏が「平和的に」などと今頃言うなと言いたいところだが、もうこの女史と不毛な議論をしても仕方がない。早くも産経、ＮＨＫから、小沢系議員が嘉田氏の意向を無視して造反したような書き方をされている。それは全て嘉田氏のマスコミへの発言が原因であることを自分の胸に聞いてほしい。

未来、分党へ　嘉田代表、小沢氏と協議「平和的に」
http://www.asahi.com/politics/update/1226/OSK201212260109.html
　日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は２６日夜、県庁で会見を開き、小沢一郎氏と平和的に分党する方向で協議していることを明らかにした。分党の呼びかけは２６日朝に小沢氏側からあったという。嘉田氏自身は分党後も代表にとどまる意向。近く小沢氏と共同で会見を開く予定。

嘉田氏を代表に担くと提案したのは小沢氏だろう。起死回生の手段として手を打ったつもりだったのだろうが、あまりに唐突であった。選挙の少し前に生活の結党パーティを開いたばかりであった。ニューオータニの大会場に四千数百人が集まり身動きも出来ない会場に居て、その熱気を感じたものとして、生活が未来の党に合流し、しかも小沢氏は表に出て来ないと聞いた時は、正直言って冗談ではないと思った。

私の県の生活の候補者の県連本部の結成式に、小沢氏が来るので会費を払って出席予定であったが、総選挙が急遽決まり、その結成式は取りやめになった。それ程準備が間に合わなかった。ある意味、野田元首相の新党潰しの戦略は効を奏したと言える。また年末前に行ったことの中には、政党助成金を生活に渡さないという魂胆も見える。野田氏の性格ならそれも十分考えられる。こういことだけは頭が回る。

未来の党への合流提案は、生活の常任幹事会で承認されたものと聞いている。したがって、当然、小沢氏だけの責任ではない。生活の幹部も賛成した結果であると推測する。当然中には反対した議員もいたと思うが。これをいくらほじくっても仕方ない。

今回の敗因は、いろいろあろうが、生活は脱原発を最大の争点にし、そのシンボルとして嘉田氏を担いだ。しかし、自公は上手に原発隠しを行い、マスコミと共同で景気回復を最大争点にしてしまった。世論調査でも選挙の関心は、原発は１０％前後で、不況経済は３０％以上であった。ＮＨＫの解説者が興味ある事実を述べていた。選挙の出口調査では、この数字が４０％以上になったということである。つまり、投票率が落ちた中、実際に選挙に行った人の約二人に一人は景気回復を最大関心事としていたということである。つまり、自民党はうまく有権者のニーズを吸い取った形になっている。

それに対して未来は原発の嘉田氏を代表にしたため、より先鋭的な脱原発の受け皿にしかならなかったと思われる。このことから言えるのは、来る参議院選挙には脱原発も極めて大事だが、自公など他党の主張をよく調べて、またマスコミの世論誘導の論調も考慮して、有権者のニーズをうまく捕えないと、また空振りに終わる。自公は参議院選挙が終わるまで、原発は争点にしないようするだろう。マスコミも争点にしないように誘導するだろう。ここは十分に党内部で議論すべきテーマと思われる。

それにも増して重要なのは、選挙協力である。自公が参議院でも多数を取れば、一斉に原発の再稼働を始めることは目に見えている。改憲し、消費税も増税し、ＴＰＰにも参加するだろう。

こういうときこそ、経験豊かな小沢氏、亀井氏の反自公の人脈を駆使して、協力体制を構築する必要がある。だから裏に居て燻っていてもらっては困るのである。

　

コメント
01. 2012年12月27日 00:07:54 : yWJRFD9wyQ 同意します
02. 2012年12月27日 00:29:15 : UM6Kx3Nh4Y 賛成します。
03. 2012年12月27日 00:33:20 : 4d5qLKHCaL 諦めよう（笑）
04. 2012年12月27日 00:33:33 : EUj6N92gf3 嘉田の小沢さんに対する態度やコメントは、びっくりするぐらい菅直人にそっくりなので個人的にはあっち側の人と認識しています。
05. 2012年12月27日 00:36:48 : UBpqZXp0vE 汚沢の「脳死」状態という基本を忘れている。 選挙分析もケツ舐めの「身内分析」。「かっち」など話にならない。 汚沢「未来」の破滅の本質は選挙前から、私や「真相の道」といった反汚沢派が書いてきたとおりだ。」 ・汚沢の悪行・悪相に対する嫌悪 ・民主党、つまり汚沢党そのものに対する否定 ・脳死汚沢のデタラメの悪あがきに辟易 　　　「汚沢や、そのケツ舐めの再生の道などないのだ。それを思い知れ。」
06. 最大多数の最大幸福 2012年12月27日 00:52:39 : d1qFhv8SE.fbw : L9YB95PwbQ 　ここまで期待を裏切り続けてきた小沢一郎に、 　もうチャンスは無い。 　結果を出せない無能政治家には、もう用は無い。 　でも、阿修羅では、相変わらず、小沢・小沢ですか。 　小沢に、いったい、何が期待できるというのか。
07. 2012年12月27日 00:55:14 : 24xNCzjVE6 小沢氏が仮に>>05の言うとおりだったとしても、では誰が今の混迷から国民を救ってくれると言うのか？　>>05や「真相の道」が支持しているだろう連中が救ってくれるとは到底思えない。 ダレか心から支持できる人物が現れてほしい。それが大多数の国民の切なる願いだろう。 このままでは、ヒトラーのような独裁者が現れて、国民の圧倒的支持を得かねない。橋下維新の登場にその気配が感じられる。
08. 2012年12月27日 01:26:12 : UM6Kx3Nh4Y >>06 私は小沢氏が期待を裏切ったとは思っていない。 小沢氏が結果の出せない無能政治家？？ 俗にいう「悪徳ペンタゴン」から総攻撃を受け続ければそりゃあ、もがき苦しんでなかなか結果が思うように出せなくて当たり前じゃないですか？ それでも小沢氏の必死に闘っているところを支持しているんですよ。 まぁ仮にあなたが政治家になれば「悪徳ペンタゴン」を一瞬にして蹴散らして多数派を形成して総理になることができるんでしょうな。すごいなぁ。 ま、安倍氏を称賛しててくださいなｗ
09. 2012年12月27日 03:17:57 : u1MYwE4uZw 三原じゅん子参議院議員−「長蛇の列でビックリ！」、「出口調査。自民党…厳しいです」、「マスコミの流した情報は何だったのでしょう」
10. 2012年12月27日 11:28:58 : 3fikkxvoWU 嘉田氏を担いだのは大政翼賛会政権への対抗軸を作るための 勝負に出たんでしょうね。 急ごしらえ、嘉田氏の知名度、力量不足、 小沢派の戸惑い、などことごとくが裏目に出てしまいました。 嘉田さんの小沢さんに対する言動は 初めから同志としての立ち位置ではなかったですね。 小沢さんは嘉田さんを担いだ、逆に嘉田さんも小沢さんを 選ばなければならなかったのに中途半端でした。 それが選挙後に更に明確になりました。 常識的には党首としての責任を取るべきなのに 責任はおろか、あまりにも不自然で一方的な人事。 マスコミは早速「小沢系を排除」と騒いでいるけど これって全く違ってますよね。 「トチ狂った嘉田采配人事」」とでも書く 気概のあるマスコミはいないんでしょうか。 亀井氏の離党、分党により更に弱小政党になったけど 私は小沢さんとその仲間の議員を支持していきます。 政治なんて遠い世界、と思っていた 平凡な主婦がここまで身内のことのように 一喜一憂するなんてある意味スゴイことです。

11. 2012年12月27日 11:43:24 : M99aS4EIXs まあ小沢さんの無能ぶりが露呈しただけの話でしょう。 選挙後10日ばかりでこういう騒動を起こす不真面目な連中は早く排除すべきだ。
12. 2012年12月27日 13:22:53 : AY2TXqAARY 分党でいいんだよ。 しかし、小沢信者の「勘違いぶり」は何なんだろうね。 「小沢一郎は他人の悪口を言わない」なんて「死語」となった。 子分や信者の馬事雑言は「全て小沢の言葉」として一般人は受け取る。 どれだけ小沢一郎の評価を落としているか。 マスコミは「小沢一郎が選挙の顔として役に立たなかった嘉田を『使い捨てた』」 「数の論理を振りかざした小沢一派のクーデター」って呼ぶかもしれないが、その通りだ。 Ｗ亀井を追い出した国民新党と全く同じ事をしているんだから、目も当てられない。 ただし、結果として「分かれるしか道はない」から、それでいい。 次の参院選は、ＴＴＰ参加問題、憲法改正・沖縄問題、生活保護の水準切り下げ問題などがテーマになる。 嘉田の立ち位置は不明だが、小沢派と阿部（特に両者の支持者）とではこの問題は明確に立ち位置が違う。 改憲問題が特に顕著で、小沢派は賛成、阿部は絶対反対だろう。 小沢が従来目指してきた「維新との連携」にも阿部は反対だろうから、分裂は必至。 そもそも、小沢一郎が嘉田を代表に据え「オリーブの木」と称して、支持獲得を狙った階層は、 「憲法改正断固反対、集団的自衛権なんて認めない」「橋下との連携なんてありえない」という、 「福島瑞穂に貯金を喰い尽され行き場を失い、無党派となったリベラル左派」を中心とした勢力。 だから、未来は、福島瑞穂と喧嘩別れした阿部、元民主左派のみどりの風を取り込んだ。 しかし、その階層は今回の選挙では棄権してしまった。 だから、阿部をトップの一員に据える事で、リベラル左派に再アピールするという狙いは常識的な事だ。 しかし、小沢派議員と小沢信者には、その狙いが理解できなかったのだろう。 それでは一緒にはできない。 小沢派は、「従来の支持基盤である保守層」に回帰すべきであり、 小沢一郎の目指す対立軸である「自民・公明対その他（民主・維新・みんな・小沢派）」を作るべきである。 その対立軸の外側に、「反ＴＴＰ、反新自由主義、格差是正、反竹中平蔵」を掲げるリベラル勢力がまとまればいい。
13. 2012年12月27日 15:52:14 : Xwlemfst1A １２のバカは何を言っているのか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クーデターなどではない。党の規約通りに進めているだけだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の思い通りにいかないのでクーデターといった馬鹿な婆さんだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　婆さんが規約を無視している。自分で提案して採決させないのは卑怯ではないか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小沢さんは今は改憲反対だ。戦争のための改憲に賛成のはずがない。
14. 2012年12月27日 19:46:51 : 0OznuJyV76 他人の悪口を言わないなんてくだらないことをやってるから、 全然自分の政治が進まないんだ。 普通にやれ、普通に。 変な哲学持ち込むな。ばかやろう。
15. おいしい海苔や 2012年12月27日 22:16:58 : ErGTlyPz0gvIw : Xi9X7GFZgE 未来の党は生活の党に名前を変えた。分党するのはまた離党だとイメージが最悪になるからだ。ちなみに嘉田と小沢の四柱推命の相性は最悪、これ以上ないほど悪い。政治家同士でこれはだめだ。さらに森ゆう子と小沢との相性は最高によい、またこれもこれ以上ないほどの良さだ。諸君このま逆はどうだ？小生は下らないことといわれそうだがこれで勇気を得た。さらにちなみに森ゆう子の深層の性格を安倍晴明占いでみた。これは性格占いでは易史上最も当たるといわれている。この森ゆう子の性格が実にリーダーにふさわしい。 「スケールが大きい、後腐れない、さっぱりした気性の持ち主、純粋な目で物事をとらえる、負けん気が強く、わざと強がってみせることが多い、裏側に潜むのは孤独な気持ちと劣等感、力強いものや広大なものへとあこがれを抱く、物怖じせず、自分らしさをアピールする、注目を集める人、粘りにはやや欠ける、ひとつのことに打ち込んで大成する人、多面的な魅力にあふれ、人の心を癒す存在、人前で自分の弱さを見せない、外剛内柔型、ただし敵には容赦なく立ち向かう いざというときは圧倒的なパワーを見せつける、自分自身がエンターティナー ひとり浮くこともある、面倒見はいいが、人を育てるわけではないが 一線を画して付き合うことが多い、親しい人の前ではとたんにワガママになる ウィークポイントは、劣等意識　強さと弱さ、両面を持ちあわせているのが人間 　自分の弱さも魅力の一部分　隠さないことが大切、自分のすべてをさらけだすことで成功をつかむ人」 以上である。もし疑問に思う人があれば森さんにこれを送ってほしい。絶対に自信がある。これを読むと、まさにこれから始まるにふさわしい人だ。熱くなってきた。
16. 2012年12月27日 23:21:45 : Eb8uULPm9g >>04 EUj6N92gf3さん ＞嘉田の小沢さんに対する態度やコメントは、びっくりするぐらい菅直人に ＞そっくりなので個人的にはあっち側の人と認識しています。 初めから草だったんじゃないの？

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