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「これは生存をかけた戦いですから負けるわけにはいきません。」 安部芳裕氏 :「プロジェクト99%」代表  (日々坦々)
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/292.html
投稿者 純一 日時 2013 年 1 月 04 日 17:41:57: MazZZFZM0AbbM
 

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1829.html

 January 03 ,2013

今年は毎年恒例としているお伊勢さん参りを年の初めに行こうと決め、元日の夜中、正確には日付が変わった2日の深夜にお参りすることができた。

通常は早朝5時に開門されるのでそれに合わせて早めに行ったら、正月は夜中じゅう参拝できるようで、主に地元の方々が昼間の混雑を回避するように詣でていた。

伊勢神宮に毎年行くというと、ある方から「右翼」というレッテルを貼られたことがあるが、行かれた方ならば、あの場の張りつめた緊張した空気と日本の美の原点ともいうべき美しさなど、多くを五感で感じるだろうと思う。

別に神道に傾倒しているわけではないが、あそこに日本と日本人の原点があると個人的には思っている。

今年は特に1300年続いている20年に一度の式年遷宮の年であり、日本最大の行事であるとも言われているので、まだ行かれてない方は是非一度、参拝されることをおススメしたい。


****************


昨年は多くの方々との出会いがあり、それらの方々より大きな刺激とともに力強いパワーをいただいた。

その中でも大いに刺激を受けた方に「プロジェクト99%」代表の安部芳裕氏がいる。
http://project99.jp/

彼の事務所が私の自宅から歩いて3分くらいのところにあることも、不思議な縁を感じている・・・。

今まで本ブログでも彼の論説を参照にさせていただいたが、今日は、彼の年頭のあいさつが大変に元気づけられるものなので、ここに貼らせていただくことにした。

(以下転載)


明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話なりました。

脱原発・反増税・反TPPの議員を応援して政権を取ってもらおうと、一昨年末から活動を始めたプロジェクト99%ですが、解散総選挙が予定よりも早かったこともあり、望むような結果は得られませんでした。
気落ちしたまま新年を迎えた方もいらっしゃると思います。

思えば、年末に解散総選挙を決められた時点で勝負は決まっていたと言ってもよいかもしれません。

自公民にとって唯一の脅威は、第三政党である「国民の生活が第一」でした。
「国民の生活が第一」が軸となる脱原発・反増税・反TPPを目指す「国民連合」が周知されてしまえば、原発・増税・TPP推進の自公民と政策的に明確な対立軸ができてしまうし、民意が国民連合に流れるのは明白です。

11月19日には小沢一郎氏の無罪も確定したので、時間が経てば「あの小沢バッシングはなんだったのか?」と思い始める人も増えるでしょう。
無罪が確定したあとはバッシングから一転してマスコミの「国民の生活が第一」隠しが始まります。
「日本未来の党」との合流は、「国民の生活が第一」隠しに対抗するための苦肉の策だったのでしょう。

何より昨年結党された「国民の生活が第一」には政党助成金がなく、選挙を戦う資金がありません。
(民主党は分裂した「国民の生活が第一」に対して政党助成金を分け与えませんでした。余談ですが、マスコミは「日本未来の党」との分党を「政党助成金目当て」と批判しましたが、選挙で背負った多額の負債を嘉田代表に押し付けない配慮が生活党にあったことは報じません。)

候補者は自ら資金調達をしながらも、小選挙区・比例代表合わせて121人しか立候補者を立てられませんでした。この時点で政権を奪取することは絶望的となりました。
師走の真っ只中である12月16日、世間の人は忙しくて、政治に興味のない人、どうせどこへ入れても変わらないと思い込まされている人は、選挙に行く意欲が薄くなる。
加えて、事前に「自民圧勝」という報道が流れたことで、諦めた人も多いかもしれません。

無党派層が選挙に行かなければ組織票を持つ自公民が有利になります。
果たして戦後最低の投票率(59.32%)で自民党が圧勝。
294議席を獲得し、獲得議席率は小選挙区では79%にも達しました。

しかし、自民党の得票数を見てみると、前回ボロ負けした2009年より減っていて、小選挙区で166万票減、比例区では219万票も減少しています。
得票率を見ても、小選挙区が43.01%と前回よりも4.33%しか上がっていない。比例代表となるともっと悪くて27.62%、0.89%しか上がっていません。
つまり、自民党支持者が増えているわけではないのです。

興味深いのは公明党の得票数で、比例代表では6,997,391票あるのに、小選挙区では885,881票しかありません。
ご存知のように公明党は創価学会員の固定票によって支えられていますから、この差、約611万票が小選挙区で自民党に流れていると推測できます。
この創価学会員票を抜けば、自民党の小選挙区の得票率はさらに下がります。

さらに、全有権者に占める自民党の得票率は、小選挙区で24.67%、比例代表では15.99%に過ぎません。
小選挙区よりも比例代表の方が民意を反映していると言われているので、自民党支持者は有権者の16%もいないと見ることができます。

脱原発・反増税・反TPPを公約として掲げた未来+共産+社民+大地の比例代表の得票率は合計14.71%で、これは有権者の8.73%となります。
自民党との差は7.26%であり、1.83倍です。
この数字が意味することは、今回選挙に行かなかった4割の人に、次は選挙に行くように働きかけ、夏の参院選で脱原発・反増税・反TPPを公約として掲げる党に2人が投票してくれれば、自民党に勝つことができるということです。
そう考えると、決して届かないというほどの差はないのではないでしょうか?

自民党は、衆院では過半数、公明党との連立で2/3の議席を取りましたが、得票率が伸びていないこと、民意を無視すればまた野党に転落することを自覚しているでしょうから、参院選までは無茶なことはしないでしょう。

でも、参院選でも過半数以上取るようなら、原発・増税・TPP推進だけでなく、憲法を改正し、戦争へ突き進むでしょう。
集団的自衛権の行使とは、米国の戦争に付き合わされ、軍事産業の利益のために日本人が殺されていくことを意味します。
仮に戦争にならなくても、基本的人権や国民主権が制限され、「金のないヤツは死んでも構わない」という国際金融資本独裁国家で生きてゆくことになります。
私たちは崖っぷちに立たされたと言っても過言ではありません。

しかし希望はまだあります。

そもそも今回の選挙は、違憲状態のまま行われました。
最高裁は、衆議院も参議院も、違憲状態にある「一票の格差」を是正するべきであるという判決を下しています。
違憲状態とは、憲法違反ではあるけれども、法律を改正をするための猶予を与えられた状態に過ぎません。

この格差を是正しないうちに行われた今回の選挙で選ばれた国会議員は、法的には国会議員の資格を持っていないのです。
既に衆院選の翌日に、弁護士グループが選挙のやり直しを求め、全国の高裁・高裁支部で一斉に訴訟を起こしています。


【参考】「1票の格差」違憲状態で衆院選無効…一斉提訴(2012.12.8)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/national/20121217-OYT1T01525.htm


裁判は早ければ今春にも判決が下りますが、すでに最高裁が違憲であるという判決を下しているので、それが覆る可能性は低いでしょう。
この訴訟を起こした「一人一票実現国民会議」の升永英俊弁護士によれば、裁判の結果によっては今夏に衆参両院選挙となる可能性があります。


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/46152 (←これは必見。ぜひIWJの会員となって観てください。)


逆転のチャンスは、まだあるのです。

r違憲状態で選ばれた議員が、国家の最高法規である憲法を変えようなんて言語道断です。
次のチャンスを私たちは何としても活かさなければなりません。
選挙期間中だけが選挙活動ではありません。
次の選挙に向けて動き出しましょう。

ネットから飛び出し、リアルな人間関係の中で、本気で日本の未来を語り合いましょう。
内輪で盛り上がっているだけでは選挙に勝てません。
デモや署名では原発を止められないことは、すでに経験したはずです。
政権を奪取しなければ、原発も増税もTPPも戦争も止められないのです。
選挙で勝つには、小異を残して大同につき、私たちも組織票をつくらなければなりません。

相手の組織票は有権者の16%足らず。それも自民党の政策など理解しておらず、人間関係で票を入れている人が大多数でしょう。
切り崩す余地は充分にあります。

私たちは決して少数派ではありません。
私たちが99%なのです。

民主主義は多数決ですから、勝ち目は十分にあります。
これは生存をかけた戦いですから負けるわけにはいきません。
頑張っていきましょう。

プロジェクト99%代表 安部芳裕
http://project99.jp/?p=4741


(以上転載)


******** ********


参照記事:

■「1票の格差」違憲状態で衆院選無効…一斉提訴
(読売新聞2012年12月18日00時01分)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/national/20121217-OYT1T01525.htm

最高裁が「違憲状態」とした選挙区割りのまま行われた今回の衆院選は違憲だとして、二つの弁護士グループが17日、27選挙区の選挙無効(やり直し)を求めて全国の8高裁・6支部に一斉提訴した。

 前回の2009年衆院選を巡る訴訟では、高裁で「違憲」や「違憲状態」の判決が相次いでおり、早ければ来春にも出そろう各高裁の判断が注目される。

 「1票の格差」が最大2・30倍だった前回衆院選について、最高裁は昨年3月、小選挙区の定数を各都道府県にまず1議席ずつ配分して、残りを人口比で割り振る「1人別枠方式」が格差を生む原因だと指摘し、同方式の廃止を求めた。

 これを受け、同方式の廃止と格差を是正する「0増5減」を盛り込んだ選挙制度改革法が、衆院解散した11月16日に成立した。しかし、区割りを見直す時間はなく、衆院選は違憲状態のまま行われ、最大格差も2・43倍に拡大した。

 提訴後に記者会見した代理人の升永英俊弁護士は「違憲状態の選挙で選ばれた議員が法律を作り、首相を選ぶのは許されない」と批判。選挙制度改革法の成立について、代理人の久保利英明弁護士は「今回の選挙には反映されておらず、評価に値しない。裁判所は(選挙までに)是正しなかった国会の責任を追及し、無効を言い渡すべきだ」と指摘した。

 今回の訴訟のポイントは、最高裁が違憲状態と指摘してから、国会が1年以上も格差を是正しなかったことを、裁判所がどう評価するかだ。今回と同様に違憲状態のまま行われた1983年衆院選について、最高裁は「違憲」とした。ただ、この時は違憲状態とした判決の直後に解散されたことなどを考慮し、選挙無効は回避した。


安部芳裕氏は全国に飛び回ってタウンミーティング活動をしておられる。http://project99.jp/?page_id=3595


そして1月13日には我らがCNMの仲間でもある西岡氏の討論バーシチズンで講演をするようだ。

もう定員に達しているかもしれないが、もしかしたらまだ空きがあるかもしれないので、その概要を貼っておく。(ご希望の方は一度問い合わせをしてからお願いします。)


連続講演会企画「グローバル金融資本と新自由主義の正体」

○第一弾 安部芳裕氏によるタウンミーティング
     「全ての人を不幸にするシステムからの脱却」
  日時:2013年1月13日(日) 16時開演(15時半開場)
  場所:討論Bar“シチズン”
     大阪市浪速区日本橋5丁目14-20
     メール http://bar-citizen.jimdo.com/メール/
  費用:¥1,000(ワンドリンク付き)


http://barcitizen.blog.shinobi.jp/


半年ぶりに書いたという西岡氏のブログ記事もすばらしい。
http://barcitizen.blog.shinobi.jp/Entry/18  

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コメント
 
01. 2013年1月04日 21:03:47 : eS5CPZpets
安部芳裕は反国際金融資本を言いつつ、フェイスブック上で活動するのは
止めて欲しい。どう考えても賛同者の個人情報が相手方に筒抜けじゃないか。

02. 2013年1月05日 11:53:44 : H3Qhvl6R4o
日々坦々 世川 藤島この連中は小沢支援運動(B層)でご飯を食べて来た寄生虫

次はどんなテーマを探すのかな(笑)・・・・・

こんな連中をまともに相手にする人いるのかね


03. 2013年1月05日 14:32:58 : zBKGQGaRPo
今の時代、日本神道など枝葉に過ぎない。

毎年まいとし、新年早々、世界中の面前でお賽銭勘定して日本の恥をさらすな!!


04. 2013年1月05日 14:33:12 : DTIr0KNKDU
>>02
偉そうに言うな!お前こそ「反小沢」で飯を喰らって来た寄生虫だ!
この性懲りも無いチーム世耕が!

05. 2013年1月05日 23:05:13 : NnQJ9ZUoVU
このアベとか言う人、フェイスブック云々は不用意だな。

しかし総論的にはよく纏まった分析を出していると思うな。

この落差はなんなんだろう。

頭がいいのか? お人よしで無用心なのか?

直接に話せば直ぐに判るのだが、その気もないので不明としておこう。


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