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政権交代 日本一新の会・達増 拓也(岩手県知事) 日本一新・通巻第143号―2 
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/491.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 1 月 10 日 20:02:27: EaaOcpw/cGfrA
 

政権交代
http://blog.goo.ne.jp/noriyuki19100/e/cb2d115f76b3dc184250f52e43a33e8c
2013年01月09日 「小沢一郎応援団」champion

<メルマガ・日本一新・通巻第143号―2>

◎ 政権交代

                 日本一新の会・達増 拓也
                       (岩手県知事)

 昨年12月の衆院選で、与党民主党は議席を4分の1に減らす
大惨敗だった。これは、かつて自民党政権が長く続いた時代によ
くあった「お灸をすえる」というレベルを超えた圧倒的拒否であ
る。57議席への落ち込みというのは、「民主党に愛想が尽きた」
のはもちろん、「政権交代に愛想が尽きた」という民意であるか
のような深刻な数字である。

 いわゆる第3極勢力も、最多が維新の会の54議席で、民主党
に代わって政権交代の担い手となるにはまだまだの数字である。
みんなの党の18議席、未来の党(当時)の9議席は、さらに少
ない。

 しかも、民主党、維新の会、みんなの党は、それぞれ自民・公
明と政策ごとに是々非々の姿勢をとる旨表明しており、野(や)
党でも与(よ)党でもない「ゆ党」として与党補完勢力となる可
能性がある。政権交代を本気で目指すのが、今は生活の党7議席
とプラスアルファ数議席という情勢で、そこに見える景色は、次
の政権交代の担い手が存在しないような世界である。

 日本は、2度と政権交代が起きない国になるのだろうか。「民
主党による政権交代にはすっかりだまされた、もう政権交代はい
らない、昔から政権を長く担ってきた党(自民党)がずっと与党
でいればよい、牽制役の中小政党がいくつかあればそれでよい」
・・・それが先の衆院選で示された民意なのだろうか。

 政権交代の効用は、政権与党が政策的に大きな失敗をしたり、
許しがたい政治腐敗を露呈したり、あるいは国民が満足できるよ
うな統治の実績を挙げ得ない場合に、国民が現与党を拒否し、他
の党にとって代えられるということである。いざという時に、国
家国民が現与党を拒否できるように、他の選択肢が用意されてい
ることが必要である。

 さらに、私は、政権交代を、政治発展のためのメカニズムとし
て位置づけたい。いざという時の「他の選択肢」である野党が、
与党よりも先進的な政策パッケージ(それを「マニフェスト」と
呼ぶかどうかは別として)を用意することにより、現与党がダメ
だからというより、野党のほうがより良い統治実績を期待できる
から、という形のポジティブな政権交代のサイクルを作るべきだ
と思うのだ。

 私は、冷戦後の政治の中心的対立軸は、右と左の対立ではなく、
前と後の対立だと考えている。市場メカニズムも大事だが、セー
フティネットも重要である。充実した社会政策があってこそ、自
由な経済活動が可能となる。グローバル化は雇用や生活のリスク
を増大させる。個人の幸福追求は、自己責任だけの問題ではない、
という傾向が強まる。様々なリスクを公的に担保する「生活保障」
が、より重要となる。

 冷戦時代に対立するとみなされていた右の自由主義的政策と左
の社会主義的政策を組み合わせていく必要があり、その組み合わ
せの妙を競い合うのが今日の政治のあるべき姿であろう。右と左
の組み合わせで、よりよい政治のビジネスモデルを新しく開発し、
そのイノベーション(技術革新)を競い合う、「前対後の政治」
である。

 このような「前対後の政治」の下では、政権交代は、新しい政
策パッケージの競争の結果、後にいた党が前にいた党を追い越す
ことで起きる。政権交代を繰り返すごとに政党は前へ前へと進歩
し、政治全体も進歩する。

 今の日本に必要なのは、このような「追い越し」ができる党を、
野党の側に育てていくことだ。与党も、進歩を目指し続けなけれ
ばならない。しかし、与党というものは、政策の継続性の要請や
政府組織内の慣性により、どうしても政策的進歩にブレーキがか
かる。自然に遅くなる。やがて進めなくなる。

 だから、日本政治全体の進歩のために決定的に重要なのは、改
革志向の優れた野党の存在である。「追い越し」ができる党、思
い切って「前」に進むことができる党が必要だ。そのような野党
がなければ、日本政治に進歩はなく、退嬰が続き、いざという時
には、政治全体が崩壊する。

 私はそういう政党を日本に作らなければならないと思い、18
年前から取り組んできた。今でも初志は変わらないし、今のよう
な時こそ、その志を守らねばならないと感じている。日本を、
「二度と政権交代が起きない国」にしてはならない。  (終)

 

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コメント
 
01. ぽわろ 2013年1月10日 20:07:00 : Mc/4OCqpbH4ew : IdsZd6RpqE
嫁さんなかなか綺麗だったね>たっそ

02. 2013年1月10日 20:21:26 : lRYfivAqeo
達増知事応援してるぞ!!!!仕切り直しだ!!!!


03. ぽわろ 2013年1月10日 21:13:08 : Mc/4OCqpbH4ew : IdsZd6RpqE
たっそが小沢を見限る時と、森ゆうこの落選が
阿修羅での一台アミューズメントだと予測してます。

夏の参院選での森ゆうこ落選の方が先かな♪

それにしても信者のオマエら
たまには東祥三を思い出してやれよ。
どれだけ痴呆が進んでるんだよ・・・


04. 2013年1月10日 21:22:05 : 1VSOl30T36
>昨年12月の衆院選で、与党民主党は議席を4分の1に減らす
大惨敗だった。これは、かつて自民党政権が長く続いた時代によ
くあった「お灸をすえる」というレベルを超えた圧倒的拒否であ
る。

達増さん、あなたは不正選挙のことはとっくの昔にご存知なんでしょう?

なぜ、あなた方政治家は不正選挙のことを表立って言わないのですか?

私にはとても理解出来ませんが。

まさか、恐れの故ではないと思うのですが。

なるべく、事を荒立てないためなんでしょうかね?

それとも、何か作戦がおありでも?

あるいは、一般人が提訴するのを待っていらっしゃるのでしょうかね?

私にはあなた方被害を受けた政治家のお気持ちがさっぱり理解出来ないのですが。


05. 2013年1月10日 23:13:46 : odJEEh6Pq2

達増氏の政治理念は極めて優れたものであり、日本のリーダーとして是非活躍して頂きたい。現今の政治状況の認識と、次に何をなすべきかの理念が無駄なく簡潔に語られている。素晴らしいの一言に尽きる。小沢氏の近くにいたから、こうした理念に到達できたのだろうと思う。

06. 新自由主義クラブ 2013年1月11日 09:07:10 : 41xQYjMxutK66 : Od3zRGIrsM
>>04さん

達増拓也知事は、あなたの言うことを聞く耳を持っていないのかも知れませんね。



07. 2013年1月11日 12:23:57 : 0KOJbmBugM
不正選挙がどうのと、幼稚に言い立てる奴は、小沢支持者にとって迷惑千万。


08. 2013年1月11日 14:21:08 : S9xhLNnC3w
政権交代は日本の歴史上一度で良い。小沢とその一派は消えろ。

09. 2013年1月11日 17:32:04 : SxaBBIXlWg
大阪で岩手の瓦礫を燃やすのに協力した張本人がどんなに正論を吐こうとも、
説得力はありません。

10. 2013年1月11日 18:32:27 : r61Z1qoHGI
達増さんにご説明頂きたいことがあります。

何故、嘉田さんを小沢さんに引き合わせ、未来に合流することを
お勧めになったのですか?
あの危ないぎりぎりの時に、盛り上がった国民の生活が第一を
捨てさせるような行動をとられたのは何故ですか?
嘉田さんは、全くオリーブの木としての芯が見えませんでした。
唯、ご自分の業績を自慢するばかり! 
それをお聞きしないと、それ以前のどんな業績も消えてしまいます。

何故? 西日本の人をしっかり見る目を持たないで接触することが、
どれほど恐ろしいことか。
NHKドラマの阿弖流為が始まります。良く見るのですね。

奥様は地元で立候補しているのに、千葉にいきなり飛ばされた女性たちに
対する公的なねぎらいの言葉が聞けないのも、腑に落ちません。
納得のいくお答えがないと、あなたのどんな理想も、その他の民主党議員
と同じと、虚しく響くばかりなのです。


11. 2013年1月11日 20:57:32 : 8UDR0l1rxA
民主の大惨敗は自業自得、公約を破り、突如菅氏が消費税増税を言い出したり、TPPを言い出したり、詐欺政党であると国民が認知したからA級戦犯の処分なければ民主の退場を望む。未来の党は残念だった、選挙直前の生活との合流で国民に浸透できなかったのかな、きわめて残念な結果であった、当面は自民のオウンゴ−ル待ちか?

12. 2013年1月11日 23:59:07 : 7oSKGju5kA
さて 次にお灸を据えられる番になるのは否応なく自民となる。
今回のお灸の大きさからも解る通り、次のお灸が更に大きい事はほぼ確定的だ。
つまり

次にお灸された際には自民は消える。
こよなく待ち遠しい


13. 2013年1月12日 02:33:16 : p8VyGZV7QI
 日本維新の会でも54議席(選挙が公正であったのが前提)の支持があった。
 即製の党でも高い支持は有り得ます。
 最優先課題はマスゴミの取り込みでしょう。

14. 2013年1月12日 07:41:33 : 3zrY8qdRbo
>>4

ムサシは怪しいが、不正が有っても無くても圧倒的に負けていたよ。
不正選挙を洗うことも大切だが、今やるべきことは国民の生活が第一から未来の党へ合流したことへの総括。
そうしないと再び同じ過ちを繰り返すだけ。

俺も「どうせ選挙が終わったら直ぐに分党するだろう。本当はこのまま生活第一のままで着実に地方議員を増やして欲しい。左派と組むのはいいが共同名簿くらいに止めてほしい。合流しても何れは国防等に関する政策の違いで亀裂は生じる。」という釈然としない気持ちで投票した。

結果は思ったとおりになった。合流に於いての果実は亀井さんだが、亀井さんに残ってもらえなかったのが非常に残念でならない。
今後も生活の党を応援するが、総括はしっかりとやって新しい道を歩んで欲しいと思っている。


15. 2013年1月12日 09:09:22 : FpcudWesAg
安部政治が始まりその危うさがもう見えてきた。消費税などで庶民の税金を増やしさらに借金を上積みして財源を作り、自民党支持者の利権のためのバラマキばかり。株は上がり円は下がるが実体経済に関係ない期待感の段階でありこのインフレが進行すれば庶民の生活はひどい状態になる。国家財政は危機に陥り消費税を増やす口実に使われる。過去の自民党政治はその繰り返しだった。景気が良くなったように見えて借金が増えるだけなのだ。政権交代のない政治は再び利権と腐敗の政治へと続くに決まっている。

16. 2013年1月12日 11:41:42 : f0K5uf3vFQ
>15

デフレで国家財政は危機に陥りと言われていたのが、今度はインフレで
国家財政が危機に陥るか。

おかしな前提で論理を構成するからおかしなこと言い出す。


17. 2013年1月12日 12:06:20 : il8UW33C8Q
達増さんには、もっと小沢主義(?)を学んで欲しいと思います。
達増さんには、
「政治が、巨大頭脳集団である霞ヶ関官僚の主導で行われている限り、どの政党が何を主張しても何の変わり映えもしない」という視点がおありですか?
ここが最も重要であることを小沢さんは常々語っていると思います。

安倍政権が、今色々と良さそうな(?)政策を次々に提案していますが、残念ながら官僚によって「玉虫色」の政策になってしまうことは、まもなく分かると思います。

それは、政治を主導している官僚組織の上層部が、
「国民の生活」より「自分達の生活」を重視した社会を持続させているからです。
つまり、彼らは、
 @予算編成は、各省庁の職員の仕事量に見合った予算獲得に注力し、自分達の仕事が与党マニフェストの下位に有っても前年比率の確保に努めます。
 A天下り先を温存することに心血を注いでいます。

 ここに政治家がメスを入れなければ、どの党が何を語っても何も変わりません。

従って、私の政権与党の選択基準はは、そこにメスを入れることのできるか否かです。(小沢さんの強引さがなければ難しいと思っていますが・・・)
*初期の段階では、
 @政党マニフェストの重要度にあわせた予算編成ができるか否か?
 A天下りを撲滅できるか否か?
*最終的には、
 @地域のことは地域でできる社会にできるか否か?
 (これによって、中央集権体制はガラガラポンせざるを得ない)
・・・ではないでしょうか。


18. 2013年1月12日 13:43:46 : B39guH2Ubc
達増知事、奥様、ご苦労様でした。前向きな発言、ぶれない信念を感じました。信念を貫くことは、本当に大変な事だと思います。なかなか出来ることではありません。お体を大切に、これからもがんばってください。

19. 母系社会 2013年1月12日 18:44:27 : Xfgr7Fh//h.LU : Q1KYYQ8E4g

小沢氏や達増知事、森さんらは、現代日本では最高水準の民主的政治家
であるので、資本主義自体の限界も視野に入れて行動してもらいたい。

資本主義自体の限界とは、資本主義の「競争理念」そのものの限界である。

つまり、人間の心身は「競争状態」には耐えられない。

だから、人間の<心>はウツになり、<身体>はストレスでガンになる。

ウツ病とガンは資本主義病である。

しかも、ウツ病は受験戦争に巻き込まれた小学生・中学生にまで広がっている。

小学生までもが欝病なる社会など、まともな社会であるわけがない。

だから、親を殺し、子供を殺す青少年が出現する。

だから、資本主義は人間を崩壊させ、家族も崩壊させる経済制度である。

家族の崩壊は、社会の崩壊である。

また、老人の介護と子供の養育は、地域社会無しの核家族では不可能。

資本主義を続ける限り、何でも<効率性>が重要となる。

だから、人口が集中する都市は<効率性>高いので繁栄し、人口が少ない
地方は、逆に疲弊する。

従って、世界でも、シンガポールのような都市国家が繁栄する。

だから、たとえ、中央集権体制=中央官僚支配体制=が打破できて東京だけ
が繁栄する体制を打破できても、次は県庁がある都市対その他の争いとなる
のは目に見えている。

都市の繁栄と農村の疲弊の問題は、200年前の資本主義の出現の時から、
問題になっているのだ。

競争はスポーツやゲームだけにすべきで、命に直結する<経済>では
競争は止めて、逆に、共存共栄=共助=共生でなければならない。

つまり、脱「資本主義」こそが目標である。

しかし、日本一国だけの脱「資本主義」は不可能。

だから、世界的規模で、徐々に<競争>から共存共栄の<共助体制>へと
移行しなければならない。

資本主義である限り、新自由主義からは逃れられない。

なぜなら、新自由主義は資本主義の本性だからである。

競争は、あらゆる分野で、急速に<進歩>をもたらすが、人間を幸福にする
ことはない。

ウツとガンに苦しみながら<進歩>をしても、つまり、社会の富が豊かに
なっても、<無意味>であることは自明である。

資本主義が続く限り、子孫たちは<不安>と共に一生を過ごすことになる。

なぜなら、<競争>とは<不安>の別名だからである。

資本主義の役割=社会の近代化=は終わったのである。



20. 2013年1月12日 19:43:27 : JZ3J0fnQLo
興味深く読ませていただきました。
2大政党による前後の政治はそのとおりだと思います。

私は国政には日本に適した動的体制を構築する時代と思っています。
一つが国から世界、地方、国民を見たトップダウンの視点で外交、経済政策、防衛などのシステム的な思考です。
二つ目が生活者と地方から国を見たボトムアップの視点で社会保障、地域政策などの現場主義的なネットワーク的な思考です。
国政政党には両面が必要ですが重点のあり方で2大政党になり国会の議論により
政策が深まる。
反対政党で少数野党は監査役的な違う視点を提起する。
生活の党は2番目の政党に育っていくと思いますが、1番目の政党が自民党なのか
は疑問があります。最近の方針なき経済政策を見ても。

官僚は明治以来東大を中心にして養成してきました。最近特に劣化していませんでしょうか。
特に高校教育で論理記述や文型理系問わず幅広い教養を身につけることが必要と思います。これが今求められている教育改革と思います。

岩手県は被災県でありながら全体を見渡した見解に感心しました。
今後のご活躍を祈ります。



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