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おじいちゃんにモテる若者になろう! 高校生は信じる。「若者と年配者をつなげれば、きっと面白い」と  
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投稿者 rei 日時 2015 年 5 月 20 日 08:51:08: tW6yLih8JvEfw
 

おじいちゃんにモテる若者になろう!

高校生は信じる。「若者と年配者をつなげれば、きっと面白い」と

2015年5月20日(水)  日経トップリーダー

「起業で社会を良くしよう」という目標を掲げた高校生のビジネスコンテスト「NES2015」が3月28日に開催された。「日経トップリーダー」は2014年からこのコンテストを応援してきました。今年「日経トップリーダー賞」を受賞したのは、「チームCKS」。フリーペーパーやSNSを通して高齢者と若者をつなぐ取り組みを提案しました。メンバーの3人と、彼らを指導してきたチューターに、現在の活動内容や今後の意気込みを聞いた。

<チームCKS>
高野悠さん(前列中央、受賞時は高校3年生、現在は大学1年生)、中島誠士郎さん(前列左、受賞時は高校3年生、現在は大学1年生)、安彦賢さん(前列右、受賞時は高校1年生、現在は高校2年生)、チューターの市川賢人さん(後列)は現在大学4年生
年配者が孤立しない社会にしたい

まず「チームCKS」というチーム名ですが、何の略なのでしょうか?

高野:「地域活性」です。あるテレビ番組を見ていたときに、万引きの総件数が15年前に比べて半分になっているのに対して、年配の方による万引き件数が倍になっていると放送されていたんです。その多くが経済的理由ではなく、生きがいがないなど精神的な理由であると知りました。自分は祖父と仲が良く、年配の知り合いも多かったので、年配の方が孤立しないように地域で何かできないかと思ったのがきっかけで、リーダーとしてこのチームをつくりました。


チームのまとめ役、高野さん
 このチームCKSは、中島君と安彦君の3人で活動しています。

中島さんと安彦さんがチームCKSに参加したきっかけを教えてください。

中島:僕がこのチームに参加したきっかけは、1年前にボランティアで宮城県の気仙沼に行ったことです。震災から3年経っていたのでそれなりに復興しているイメージを抱いて行ったのですが、商店街は日曜日にも関わらず閑散としていて。なんて淋しいんだろうと思いながら、ラーメン屋に入ったら、中でおばさんがとても元気に笑顔でラーメンを出してくれたんです。その明るさに感銘を受けて、人と人とのつながりってやっぱり大事だな、と思いました。地域活性化に携わりたいと考えていたときにCKSのことを知り、思い切って参加することにしました。

安彦:僕の場合は、特に何かがやりたいという具体的な意思はなかったのですが、社会的な問題に興味があったんです。実は最初に入っていたチームが途中で解散してしまって、どうしようかなと思っていたときにリーダーの高野さんに声をかけられまして。社会問題に取り組んでいるとことに惹かれ、CKSに参加しました。

年配者と若者の間に思いがけない触れ合いが生まれた

地域活性とは大きなテーマですが、どのような活動をしているのですか?

高野:60〜70代の年配の方と20代以下の若者の間にギャップがあることを強く感じたので、この世代間の格差をなくし、多様性のある社会をつくることを理念として掲げ、活動しています。年配の方と若者が結び付くことによって生まれる新たな価値を探しているんです。

年配者と若者の間にどのようなギャップを感じたのでしょうか?

安彦:生きている時代も経験したことも違う中で、もちろんその年代独自の価値観があって当たり前だとは思うんです。ただ、お互いに自分以外の年代の価値観に対して一方的にそれは間違っている、と押し付けるような偏見があるように感じます。それが例えば年配の方だったら「最近の若者は……」という言葉になり、若者たちは「老害」と言ったりする。この一方的な偏見をなくしたら、お互いに理解し合えるのではないかと思ったんです。


高校2年生の安彦さん。チーム内ではロジカル担当
どのように年配者と若者をつなぐのですか?

高野:年配の方と若者が一緒に物事について考えたり、解決策を出したりすることで触れ合うような場をつくることから始めました。最初の活動として、僕が住んでいる東京・大田区の自治体に協力してもらって、3月に地域の自治会館で討論会を開催しました。全部で5人の高齢者の方と、区議会議員の方が1人、若者代表として僕達3人が参加しました。

 討論会のテーマは2つで、「18歳選挙権」についてと「東京オリンピック」についてです。東京オリンピックについては、「良い」という意見が多かったので、そこまで意見が対立することはなかったのですが、18歳選挙権については議論になりました。お互いが意見を言い合うことで誤解が解消され、相互の理解が深まったと思います。面と向かってライブで行うことに意味があると感じました。

若者の情報をフリーペーパーでお年寄りに

安彦:年配の方、若者の双方への情報発信もしています。若者に向けては年配の方の意見をSNSを使って発信し、年配の方にはフリーペーパーで若者の意見を伝えました。

今の時代に、あえてフリーペーパーですか。

高野:そうです。年配者と若者のギャップの原因のひとつが確実にスマートフォンだと感じたんです。若者がスマホをいじっていると、年配の方は交流しにくく、阻害されている印象を抱いてしまいます。それで、SNSではなく紙での発信にこだわりました。


コンテストが開催された時点では高校3年生、そして今は大学1年生となっている中島さん。ムードメーカーでもある
 若者たちにとっても、今はインターネットでの情報ばかりでフリーペーパーはほとんど読まないと思うので、あえて紙にすることで何か面白いものが生まれるのではないかと思いました。

安彦:討論会に合わせてフリーペーパーの1号目を作り、その場で配りました。70部印刷して、まずはリーダーの高野さんの地元の大田区に特定して、自治会でも配りました。手作業でホッチキス止めしたりして、かなりアナログですが……。

 内容は、地域のことを1面に載せて、2面・3面は若者の声、最後の4面には最近のトレンドとして「Apple Watch」について紹介しました。

実際に活動しながら見えてきたことはどんなことでしょうか?

中島:普段、生活の中ではあまり関わらない若者と年配の方がつながると、思いがけないことが起こるんです。例えば、討論会の後、高野さんは年配の方からお礼の手紙をもらって、そこから文通が始まったり、パソコンを教えてと頼まれて教えに行ったり。予想もしなかったことが起きたので、この活動は社会がいい方向に変わっていく可能性を秘めていると感じました。

活動の途中で期末試験があったりして、メンバーの脱退もあったそうですが、最後まで頑張れたのはなぜだと思いますか?

中島:自分は「人事を尽くして天命を待つ」を座右の銘にしています。チームのために最後の最後まで粘って絶対にこのビジネスだけは成功させたいという思いがあったので、途中で諦めずに最後まで頑張ることができました。

大学生のチューターがチームビルディングをサポート

チームの活動を大学生のチューターがサポートしてくれたんですよね?

高野:はい、市川賢人さんです。

市川さんには具体的にどのようなアドバイスを受けましたか?

高野:それぞれのメンバーの立ち位置ですね。自分は考えるより行動に起こすタイプで、安彦君がロジカルに考え、中島君が面白くする。チームの中でそういう役割を大事にすることを学びました。

なるほど。市川さんにお伺いします。チューターとしてどのようにCKSをサポートされたのでしょうか?


チューター役を務めた市川さん
市川:実は最初、NESの運営委員からCKSは一番問題が多く、その時点では最下位だと言われたんです。でも自分が担当するチームは優勝させたかったので、どういうふうに支えたらいいのかな、と。実際に会ってみると、リーダーの高野君がかなり強くリーダーシップを発揮していたので、私は主に個性を生かすためのチームビルディングについてサポートしました。ロジカル派、行動派、ムードメーカーとそれぞれの役割が見えたことでチームがうまく回ったのではないかと思います。

最下位だと言われていたCKSですが、最終的にコンテストでは2位になりました。このチームの良さは何でしょう?

市川:貪欲にどんどん活動するところだと思います。他のチームに比べて行動力はダントツでした。それがCKSの一番の強みですね。

法人化して最年少上場を目指す

現在の活動だとマネタイズができていないので、ボランティア活動という側面が大きいように感じますが、今後の活動についてはどう考えていますか?

高野:今、起業の準備を進めています。コンテストで全体2位になったときに賞金60万円をいただいたので、それを法人化の資金に充てるつもりです。

 考えている事業内容のひとつは、企業のニーズに適した学生団体を紹介し、CSR活動などのお手伝いをすることです。学生団体は多種多様な社会性を持っています。この活動によって世代を超えたつながりを実現するとともに、企業に対して新しいアイデアを提供したいと考えています。また、学生や若者向けの商品開発の際に、若者の意見を広く集めて企業に提供するような、若者市場を切り開くお手伝いもできればと考えています。

今後の目標を教えてください

高野:史上最年少で上場して、日本を背負うリーダーになりたいです。

(構成:尾越まり恵)

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このコラムについて
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攻めるオーナー経営者のための情報誌『日経トップリーダー』編集部から、創業・起業や事業拡大など、ベンチャー企業の経営に役立つトピックスをお届けします。拡大する政府の起業支援、勃興するニュービジネス、大企業によるベンチャーへの投資や提携、ビジネスの芽を探す異業種交流など、日々刻々と変化するビジネス環境の中から、見逃せない情報を選りすぐっていきます。
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