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(続)東京第5検察審査会の傳田元事務局長は、適法に実在していたのか?
http://www.asyura2.com/12/test25/msg/803.html
投稿者 大阪都民N 日時 2012 年 5 月 12 日 19:20:09: Bgxu4vtAPr0EY
 

 
(続)東京第5検察審査会の傳田元事務局長は、適法に実在していたのか?
 
 
 前回(5/11)の投稿( http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/114.html )は、私が持ち続けていた疑問について、できるだけ断定を避け、個人のプライバシーにも可能な限り配慮しながら、解明すべき疑惑が存在するのではないか、ということを記した。
 
 しかし、一定の疑いを持ちつつも、仮にも最高裁判所の事務総局という、いわば法治国家である日本の司法行政のトップを担う超エリートからなる部門が、自らに、あるいはその出向者に対して、そう簡単に違法行為に手を染めることを許すとは思えない。
 
 そこで、本投稿のタイトルこそ前回のまま「(続)〜」としたが、私自身の思考の「ひとりディベート」の試みとして、
 
     東京第5検察審査会の傳田元事務局長は、適法に実在していた
 
との立場から、調査・検討してみた。
 
1)傳田事務局長は、適法に実在した。
2)官報の人事異動や「職員録総覧」に氏名掲載がないのは職位が「係長未満」だから。
3)検察審査員の平均年齢の計算を間違えたかもしれないが、それは違法行為ではない。
 
以上を前提として、その可能性を検討する。
 
 事務局長が適法に実在、の意味は、まず、事務局長の官位と職位が検察審査会法に則った存在である、というところが起点となるだろう。
 
 裁判所事務官という官位は、国家資格ではなく単に「試験に合格し採用された」ということでしかない。その採用試験は一種二種三種に分かれており、それぞれ受験資格と試験内容が異なる。もっともハードルの低い三種の受験資格は、「受験年度の4月1日現在で17歳以上21歳未満の者(性別、学歴は不問)」とのことである。試験に合格し採用されれば裁判所事務官となる。
 
 そして、「検察審査会事務官は、裁判所事務官の中から、最高裁判所が、これを命じ」(検審法20条2項)によって検察審査会事務官となることも合法。さらに、「最高裁判所は、各検察審査会の検察審査会事務官のうち一人に各検察審査会事務局長を命ずる。」(同条3項)によって、晴れて(仮に)未成年のままでも検察審査会事務局長は合法的に存在可能となってしまう。
 
 さらに本日、こんな制度があることを発見して驚いた。
 
裁判所事務官(臨時的任用)」   http://job.j-sen.jp/hellowork/job_4887493/
 
 私は、臨時職員とかアルバイトが、事務官の肩書き(官位)を持つとは夢にも思っていなかった。この募集要項によれば、仕事内容は「パソコンの入力、電話応対、書類の受付、その他補助事務」であり、学歴不問、年齢不問、雇用期間4ヶ月以上更新なし。ただし日本国籍が必要、とのこと。
 
 臨時的任用であったとしても事務官は事務官、裁判所が採用し、最高裁が検察審査会の事務官に命じ、さらに事務局長を命ずれば、合法的に未成年・アルバイトの検察審査会事務局長だって存在できることになってしまう。
 
 正直に言う。私は疑っている。 ・・・しかし当然のことながら断定はしない。
 検証が必要であり、法改正を伴う運用の適正化が必要だと主張するのみ。
 
 こんな法改正を審議可決した国会議員達に猛省を求める。
 国会議員の多忙による無知に乗じて、こんな法案を作成した法務官僚を糾弾する。
 早急に実態調査と、検察審査会法の改正を求める。
 
 しかし、だからといって、この私の疑い通りの法律運用が行われ、だから足し算と割り算を間違えるほど軽率で責任感の低い間違いが発生したのだ、とか、だから事務局長をオモテに出せないんだろう、などと裏付けのない断定的主張はできない。常識的運用がなされていたならば、いくら法律に不備があっても、私の疑問は情報不足による妄想に過ぎず、何の問題も発生しない。
 
万一、私が疑うような運用がなされていたとしたら、責めるべきは事務局長ではない。
 
 書いていると、私の怒りは頂点に達してしまう。
 できるだけ時間をおいて遂行すると、怒りは静まっても、本当に責めを負うべき人々が未だ断定できず、何も明らかにならないことに苛立つ。
 
 
 
 前回とは反対に、東京第5検察審査会の傳田元事務局長は、適法に実在していた という立場からの検討、といいながら、輪を掛けて妄想を重ねてしまったとの反省を拭いきれません。
 
 一市民Tさんの「第5検察審査会事務局長は実在する」との言葉を重く受け止める、といいつつ、まったく正反対の思考を積み重ねてしまっているとの自覚があります。
 
 一市民Tさんの電話に出た、「結構図太い」、「質問に答えず、違うことを平気で言う」、「論理的に矛盾することも平気で言う」、「平然とした物言いだ」という
 http://civilopinions.main.jp/2010/12/122911.html
この女性が、むしろ本物の傳田事務局長であって欲しいと思います。しかし、こんな立派な方なら、堂々と表に出て記者会見でもすれば、少なくとも検察審査会に関する一部の疑惑は払拭できるのに、とも思ってしまいます。
 
 阿修羅の読者の皆さまの中で、私の疑問に共感を持って下さる方があれば、土下座してでもお願いします。この投稿の責任が私にあることは当然で、私自身が責めを負わねばなりません。しかし、読者の判断とその後の行動にまで私は責任を負うことができません。ならば投稿するな、という声があることも理解しています。それでも書かずに、投稿せずにおれません。
 
 だからこそ、ここから先は法務委員会秘密会と国会に委ねたい、という私の思いをもご理解戴きたくお願いする次第です。
 
 
 
 
後記: 小説家・村上春樹氏が「エルサレム賞」を受賞したときのスピーチ「壁と卵」の話をご存知でしょうか? http://www.47news.jp/47topics/e/93925.php?page=all
「責めるべきは卵(個人)ではなく壁(システム)」という趣旨のスピーチです。私の思いは個人を責めることにありません。むしろ、傳田事務局長を「卵を犠牲にする壁」から守りたい、いや守らねばと思っています。どうか、そこまで共有して戴きたく、心よりお願い申し上げます。
 
 

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