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大坪弘道・元特捜部長が戦闘宣言!「郷原氏と一緒にすべての真相を明らかにしていく」サンデー毎日& AERA (日々坦々)
http://www.asyura2.com/12/test26/msg/120.html
投稿者 メジナ 日時 2012 年 6 月 04 日 20:39:33: uZtzVkuUwtrYs
 

大坪弘道・元特捜部長が戦闘宣言!「郷原氏と一緒にすべての真相を明らかにしていく」サンデー毎日& AERA
 June 04 ,2012 :(日々坦々)


先週のアエラとサンデー毎日については、ツイートしただけで済ませてしまっていた。

週回遅れ≠ノなってしまうが、今後においても大変重要な記事になると思われるので、保存用として取り上げることにした。

前回のエントリーで再掲した「インナーマザー」様の予言的なコメントも取り上げる大きな要因となっている。


AERA 2012/6/4号
 (AERA 2012/6/4号)

<タイトル>
「最高検は、不公平だ」
公判中の大坪弘道・元大阪地検特捜部長 独占インタビュー

<リード>
≪陸山会事件を巡り、捜査報告書に事実と異なる記載をしたとされる田代政弘検事が、不起訴になりそうだ。「あまりに不公平だ」。元大阪地検特捜部長が声を上げた。≫


記事に入る前に、郷原氏が大坪氏の弁護団に加わるにあたり、「元特捜部長大坪弘道氏の弁護人に就任した件について」とのコメントを発表している。

要点は、
≪これまで特捜検察を厳しく批判してきましたが、そのスタンスは変わらないこと。この問題は検察組織の構造的な問題であり、大坪氏ら逮捕は、問題の本質を覆い隠している。
検察組織のコンプライアンスの抜本的改革に向けての活動にもなる≫

 (郷原法律事務所HP)

そして、前後してしまうがサンデー毎日には、その経緯が詳しく語られている。
≪郷原氏は、大坪氏とは検察官時代から友人であった上、弁護団長の日宮甫氏は共通の恩人≫

だとして、後のインタビュー記事では、次のように語っている。
≪郷原さんは弁護団に入ってくださるにあたって、「大坪さん、これまで語られてない真相を含めて、村木捜査からのすべての経緯を明らかにしてほしい。その過程で、厳しい反省を迫られることになるかもしれませんが、覚悟はありますか」と問われました。それはむしろ私の望むところです。≫


アエラの記事に戻って、ここではタイトルにもなっている「最高検は、不公平だ」という田代検事の虚偽記載事件について、大坪氏の見方や見解などを中心に抜粋してみたい。

大坪氏は裁判以外では表立って今まで検察批判をしてこなかった。
≪「私の27年間はなんだったんだろうと思う。それでも、人生を捧げてきた検察には今も愛着がある」≫


郷原氏も検察に対する愛着から、少しでもいい組織になって欲しいという動機が根底にあって検察批判をしてきたと語ったのか書いてあったのかは忘れたが、サンデー毎日には
≪「私が検察に厳しいのは愛しているからです」≫
とはっきり言っている。

そして、大坪氏は自ら置かれた立場とともに田代検事の処分に対する憤りを語っている。
≪「私自身、刑事被告人として最高検と闘っている。コメントする立場でもないし資格もないかもしれない。だが、田代政弘検事に対する処分は、最高検が我々にとった過酷な行為に比べると、あまりに不公平だ」≫


田代検事がいう「記憶の混同」はありえないとして、自身の体験をふまえ次のように言っている。
≪私も捜査報告書を散々つくったので知り尽くしているが、その日のうちに捜査報告書を書いているのに、「記憶の混同」はありえないと思う。
本当は上司とやりとりしながらこれまでの取り調べをまとめ、検察審査会に小沢氏の関与がわかりやすいように報告書を作ったのではないかと疑っている。
報告書ができる過程では、副部長や部長が「こんなんじゃだめだ」と突き返して、何度も書き直すことはよくあることだ。それなのに今回は、田代検事一人に責任が押し付けられようとしている。組織防衛のための「トカゲの尻尾切り」だ。≫


そして最高検は「関西検察」にのみ責任を押し付け関東の本丸だけは守っていると糾弾している。
≪郵便不正事件と同時期に進められた小沢事件の捜査で、問題の田代検事の捜査報告書が作成されていた。
最高検は大阪で問題が起きたとき、無理筋の容疑で私と佐賀(元明)元副部長を血祭りにあげ「関西検察」に責任を押し付けたが、東京でも同じような問題が起きていたということは、検察組織全体に問題があるということだ。
本丸だけを守るのか≫


本来ならば直ぐにでも田代賢治の逮捕状は取れるはずだと今の最高検のダブルスタンダードを断罪している。
≪捜査報告書と録音テープの起こしを出せば、すぐにでも逮捕状は取れる。事実、異なっているのだから明白な事件だ。私の裁判で、私が「前田が過失でフロッピーデータが変わった可能性がある、と言ったのを信じた」と主張しそれを裏づける客観的事情もあるのに、最高検は「前田の弁明を信用したのは捜査のプロとして信じられない」「被疑者の弁解のみを尊重する捜査など論外」と言い、「前田が故意にフロツピーを改竄したのを知っていたのに、過失と上司に報告し、自分の保身のために、犯人を隠避し捜査しなかった」と断罪した。これは、ブーメランのように今回の捜査報告書にもあてはまる。
今の田代検事の捜査をしている検察幹部についても「田代の弁明を信用するのは捜査のプロとして信じられない」し、「田代の弁解のみを尊重する捜査」ではないか。


なぜ検察は逮捕もせずに不起訴にしようとしているのかの問いには次のように応えている。
≪田代検事は、東京地裁でも昨年12月「記憶が混同した」と証言しています。嘘だとすると偽証罪にも問われる。偽証罪は懲役10年以下という極めて重い罪。しかも、報道によると、検察は2011年1月の段階で田代検事の捜査報告書の問題をわかっていたようです。東京地検では、おそらく発覚当時と証言に立つ際に、幹部が対応を協議したでしょう。
であれば、「記憶が混同した」という田代検事の言い分を受け入れた当時の幹部は、私を起訴したのとそっくり同じ理屈で、犯人隠避容疑になるはずです。出先の大阪は無理筋でも逮捕するけれど、東京は「本丸」で将来の最高幹部が多数連座するのはあまりに影響が大きいから闇に葬るということでしょうか。≫


最後に何故このような状況になったかについては、次のように言っている。
裁判員裁判が始まって、裁判所が検察と距離を置くようになった。検察に対しハードルが上がり、捜査のあり方も以前より厳しく問われるようになり、検察は今まで通りの捜査はできなくなった。前田元検事の証拠改竄は前代未開だったが、こうした全体の流れの中で起きたことでもある。≫


裁判所と検察の距離感については文字通りは受け入れがたいが、この見方は、やはり検察内部にいた者でしか見えない部分であり、大変興味深いものだ。


サンデー毎日6/10号
 (サンデー毎日6/10号)

<タイトル>
「小沢事件」「大阪地検・証拠改ざん事件」の闇

検察の腐敗を洗い出せ!

「大坪弘道元特捜部長」の弁護団に郷原信郎元東京特捜検事が参上

▼最高検の巧みな「組織防衛術」の全貌
▼「田代検事」を不起訴にした不都合な真実

<リード>
≪大阪地検の証拠改ざん事件は、大坪弘道元特捜部長(58)らが犯人隠避罪で有罪判決を受けた。その大坪氏の弁護団に、小沢捜査で検察を徹底批判し続ける郷原信郎氏(57)が加わった。「検察に大坪氏を断罪する資格はない!」。郷原氏は夕検察の腐敗夕を洗い出す。ジャーナリスト・粟野仁雄≫

この記事では郷原氏の見解が書かれているが、今回の虚偽報告書は反逆行為だと断罪している。
≪検察審査会に虚偽報告書を出すなんて組織への反逆行為、クーデターですよ。検察史に残る大汚点です。検察の信頼を失墜させた特捜部を存続させることはできません。≫


まさに「検察史に残る大汚点」である。


この後に大坪氏のインタビュー記事が載っている。
≪大坪弘道・元特捜部長が戦闘宣言!「郷原氏と一緒にすべての真相を明らかにしていく」≫


この中でアエラと被るが、前田は単独犯だが、田代事件には多くの幹部が関わっている点が決定的な違いだと指摘している。
≪検察論告では「捜査のプロ中のプロとして前田の犯意を見抜けないはずはない」と私を批判しています。
なのに小沢さんの陸山会事件で虚偽報告書を作った田代政弘検事について、誰が見ても犯罪でみる虚偽報告書作りを「プロ」が見逃し、弁解を鵜呑みにして、不起訴にすると聞いています。一方、証拠改ざん事件では、前田の逮捕だけでは世間が納得しないとの危機感から最高検は無理筋の隠避罪を持ち出して、上役の私と佐賀君までをあっという間に逮捕、起訴して組織防衛を図った。証拠改ざん事件は前田の単独犯ですが、東京の「田代事件」は報告を受けた者を含め、多くの幹部が関わっている。もし田代検事を立件すれば、東京地検特捜部幹部を含め、それに関わった検察の最上層部すべての不正がさらけ出されてしまうでしょう。だからこそ同じ検察庁内での「報告」をめぐって、東と西でこれだけおかしな対応になったのです。≫


国家権力の暴走により、罪人に仕立て上げられた多くの国民がいて、その中のごく一部の政治家や役人、有識者などが本を書いたり、講演などをして不正を暴き糾弾してきた。

中でも佐藤優氏の功績は大きい。

前回のエントリーで再掲した「インナーマザー」様の

大坪検事が佐藤優氏のように、第二の人生で真実を語れるように支援することが平成維新の「決起」を成功させる誠心だと思います。≫


と書かれているように、大坪氏には今後、多くの冤罪被害者のためにも共に立ち上がって闘っていってもらいたいと思う。

元記事リンク:http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1540.html


 

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