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最高裁が作り上げた頑強な「司法ムラ」。「裁判というのは主権実現の手段」生田暉雄氏 (日々坦々)
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投稿者 メジナ 日時 2012 年 6 月 11 日 11:27:03: uZtzVkuUwtrYs
 

最高裁が作り上げた頑強な「司法ムラ」。「裁判というのは主権実現の手段」生田暉雄氏
 June 11 ,2012 :(日々坦々)


今まで本ブログでも何回か取り上げてきた生田暉雄(いくたてるお)弁護士の講演会で、初めて本人とお会いすることができた。

どことなく仙波敏郎氏に通ずる雰囲気をもたれていた。

横から、藤島利久氏が「生田さんは顔が鬼瓦みたいにこわい顔しとるから、今日はぼくがチャチャ入れて笑顔にしようと思っている」というようなことを最初に言って笑いを誘う。

それに生田氏は次のように応えた。

「顔は鬼瓦でも人によっては心やさしいと言われるが、ある裁判で被告人が『あんな怖い顔の裁判官だと私はもうだめだ』と泣いて弁護士がなだめたという話を後ほど聞いたことがある何かの機会にいわれたことがある。」

確かにキリッとした厳しさみたいなものが滲み出ているが、おちゃめなところも垣間見えた。(笑)


印象的だったのは、生田氏が22年間裁判官やっている中で、自殺に追い込まれた知り合いの裁判官は6人いた。その無念のうちに亡くなって行った裁判官たちのためにも自分は頑張れている、というようなことを言ったことだ。そして、こずるく立ち回る裁判官は生き残り出世していく。

以下は聞きながらメモをしたもので、箇条書き的なっているが、そのまま貼り付けておく。
(※参照やタイトルなどは管理人追加)

映像:http://twitcasting.tv/hibi_tantan24/show/

22年間裁判官をして、弁護士として20年間になる。

裁判所がおかしくなっている。

最近も、(東電OL殺害事件)ゴビンダさんが再審が決定されたが、有罪になること自体がおかしかった。

その原因を追究している

裁判の本質は主権の実現すること

原発事故でも責任者を追及していくことが主権者の実現

裁判は主権の実現のためにの手段である。

裁判の独立は憲法上は保障されているが、日本は実際にはない

裁判官を利益誘導してエサでつる

最高裁の思い通りの裁判官になってもらう


第1、違憲判決を出させない

なぜヒラメ裁判官にしなければならないか

・なぜ裁判官を統制しなければならないか

1つ目には1951年安保条約を結んだが憲法とは矛盾する内容

1957年砂川事件がおこった。

参照:ウィキペディア
≪1955年から1957年にかけて、東京都北多摩郡砂川町(現在の立川市内)のアメリカ軍の立川基地拡張に対する反対運動をめぐる一連の事件≫


伊達秋雄裁判長は安保条約は憲法違反であるとの判決を出した。駐米大使はびっくりして最高裁と外務省とかけあい、砂川判決を取り消せとの圧力をかけ取り消した。

最高裁の意に反さない裁判官を統制する必要があった。

2つ目、官僚主導を徹底させるため、行政裁判や国家賠償を国が負けない裁判にする必要があった。

要件が複雑でいろいろあり、裁判を起こしても取り下げられる。

行政事件で勝つことは非常に困難

資料は行政がもっていて、その開示が困難

日本では年間の行政裁判は2000件で2割が勝訴

ドイツでは50万件ある。

個人責任は問えないとは規定していない。学説上も個人責任は問えるとしているが、最高裁までいくとひっくりかえる。行政とつるんで最高裁の裏金を暴露しない。そのかわり、最高裁は行政庁の責任を問わない。


3つ目が、大企業や銀行、証券会社、石油大手には判決が甘い。

特に金融機関に対してはほとんど裁判では勝てない

例として、エクソンモービルを訴えたことがある。優越的地位の乱用など・・・。依頼者に90%勝つと依頼者には言っていたのだが、あと1回というときに裁判官が総替えになった。(東京地裁)
話しには聞いていたが、自分の時に裁判官総変えがあるとは思っても見なかった。

大企業を追い詰めても負ける。日本は経済的には発展したが国民は必ずしも豊かではない。


官僚主導や大企業を認めるためにも裁判官を統制した。

1970代に統制が完成した

戦後、戦前の司法省の裁判官の統制に懲りて裁判官会議が非常に大きな力があった。

裁判官会議で、裁判官の市民的自由をはく奪していった。(裁判官同士の飲み会などをなくしていった)

青年法律家協会問題

裁判官俸給4号、3号問題

裁判官になって10年で判事補、10年で判事。4号になるのが20年目、それまでは平等。

毎年、1/3が3号になるが、予算は100人分とっている。

毎年2/3の予算は余っていくことになる。

裁判官たちは最高裁からどう思われているかと顔色を伺うようになる。


第2、裁判及び裁判官の統制(裁判・裁判官の独立を忌み嫌う)

1.ヒラメ裁判官づくり

(1)4号と3号で
何年目から3号になるかは一切答えない。

(2)転勤 3年間ずつ10年間でまわる
大都市向き、中都市、小都市向きの裁判官がいるという。向き不向きがあるとして、どういう評価をしているかを明らかにしていない。

最高裁はあまりよく思ってないと、じゃあ意向に沿うように判決を書いたりする。

司法ムラの弁護士もヒラメになる。

弁護士も勝つような案件で裁判官の顔色をうかがうことになる

最高裁に目をつけられている生田がいると、こちらもにらまれると香川の弁護士会にも言われている。

総ヒラメ司法

2、報告事件(行政事件、国賠、その他)

書記官が最高裁に報告する。

後ろから監視されている。

裁判官の総入れ替えなんて考えらえないが、自分の裁判で起こるとは思わなかった。


第3、裁判官の能力の判定は事務処理の早さだけである。

こずるい人がどんどん出世する。まじめな人が損をする。

22年間裁判官やっている中で、自殺に追い込まれた裁判官は6人いる。

こずるく立ち回る人は生き残る

民事の裁判では300件ある

ヨーロッパの1/10の態勢でやっている。

はじめから、判決を決めていれば、処理は早い
緻密に精査するれば、そう簡単ではないはず

こずるい人が上がって行って裁判所を牛耳っている

1970年代までは排斥するほう、負けにするほうに対して丁寧にしていた。

最近は一行で終わり、「信用できない」の一言で終わり。それは最高裁自身が奨励している。


第4、最高裁のウラ金

4号、3号で年間400万円

60人で2億4000万円

2号、1号問題も含めれば3億4億年間入る


40年で120億から160億になる。

本当に必要な経費なら予算でとればいいが、表に出せないものに使っている。

たとえば、検察審査会の違法ソフト。富士ソフトに6000万円も払っている。

国家公務員の違法行為をかたっぱしから裁判することは非常に難しい。

地方公務員、まず監査をして住民訴訟をおこせる。

国家公務員の場合は、難しい

国民訴訟をやれるシステムをつくらなえればならない。

背任、横領などの方法を考えていかなければならない。

裁判員裁判でも無罪になったらこまるときにソフトを使って、恣意的に選択する。

裏金使い道
・マスコミ対策費
 最高裁に対する批判記事はあまりない。
・裁判官の懐柔費 
・学者の懐柔費

※日本の学者で最高裁批判する学者はいない。

まさに「司法ムラ」


第5、最高裁のウラ金問題のアキレス腱

主権者による監視

情報公開が一番怖い
平成20年ころから、

・3号になる人は何人か、
・何年目でなるのか、予算はどうなったのか
・裁判官で最高裁判事になる要件はどうなっているか

そういう情報公開を求めたが答えない。

情報公開法、裁判所と国会には適用がない。

最高裁が決めた情報公開に関する要綱がある。

訴訟を起こしたら、情報公開法はあてはならないと言っている。

21年に同じような問題で一般の人に100人くらいが賛同してくれた。

情報公開を求め、平成
22年
23年
24年

5年間くらいで10000人くらいの訴訟を考えている。

最高裁を追い詰めていく。

告訴、告発、民事裁判

できるだけ、裁判を傍聴をしてください。裁判官は傍聴人の多さも気にする。とにかく人の目を気にする。傍聴したら日本の裁判所がいかにおかしいかわかる。

ドイツではスーパーの2階が裁判所だったりするが、日本はすごい建物。そして法壇(裁判官の席)が非常に高い。上から見下げているどっちが主権者かわからない。

日本の裁判所は憲法違反をしていると思っている。

誰が主権者で誰のための裁判か

主権者が主体的に生きる方法

ディスカバリー(手持ち証拠を開示させる)を認めない場合が多い。

警察などが集めた証拠を出させたら99.9%有罪率はありえない。

印紙代も非常に高い。


第6、諸外国はヒラメ問題、最高裁のウラ金が生じないのか

諸外国は裁判の独立を非常に重んじている。

法曹一元 裁判官の独立が主たる狙い

裁判官の選挙制をとる米国の州がある。

諸外国は主権者が主体的に生きている。

大震災で日本人は秩序正しいと報道されているが、国民全体が洗脳されている社会。

ネット社会になってそう簡単に洗脳できなくなった。

裁判というのは主権実現の手段である。

みんなが怒らなければいけない。

裁判官が上から見下ろす社会。


第7、主権者としての日本人の気質、気性

あまりにも主権者が政治や裁判にたいして丸投げしすぎ。

これを止めない限りは、好きなようにやられる。

・証拠採用

・裁判官の裁量・・・どういう審理でどう進めるか?

今すすめているのは、「審理契約」というもの

丸投げをやめましょうというものをいろいろな分野でやっている。

教科書の採択に関する裁判を10年くらいやっている。

つくる会の右翼的な教科書がひろがっている。

10年で30件以上おこしている。酷い時は1回でおわり。

裁判官に国家賠償

裁判官の弾劾裁判

下級審事務処理規則に基づいて最高裁や高裁に勧告せよと要請する。

法令で上級裁は管理する義務を負っている。

日本のサッカーは2流と言われてきた時期がある。
横並びの社会で自分の失敗を犯したくないからシュートせずにパスをしてしまう。

ところが今は本田選手や香川選手などのように、日本人全体が「横並びではいかん」と思いだしたのではないか。

司法問題も丸投げはやめ、当然知るべき情報は知っていく。

サッカーが日本を変えるという記事を書いたことがある。


第8、大デッチ上げ事件

週三回、裁判所前で「裁判官はまじめに裁判をしましょう」と訴えていた。当然のことを言っていた。

そういう意見を聞くのが裁判所のはずが、大高氏が裁判所の構内に入ったときに、カメラ機能がついた携帯を没収される。その時は素直にわたしたが、渡さなかったとしてかつぎあげられ。、門から放り出された。その時に警備員を殴ったとして、訴えられた。門がかなり高いにもかかわらず・・・。

警備カメラもあるはずだが、開示しない、まさにでっちあげ裁判

被告にされたら、まず無罪を勝ち取って、その後国家賠償で訴える。しかし、なかなか無罪を勝ち取れない。

刑事裁判ではなかなか勝てない。

・まず大々的にでっち上げと報道する

・相手方のトップ以下全てを民事で訴える

・平行して裁判をする

大高事件でも、拘置所に面会にいって許可をとり、最高裁、高裁、地裁、裁判長をすべて民事裁判をやっている。

本来は監視カメラを開示すればいいが開示しない。

最高裁は不正を暴露されることに非常に恐れている。

不正に対しては主権者である国民が対抗していかなければならない。


裁判官の評価は、その処理の速さ。星取表を毎月くばられる。会社の営業成績みたいなもの。

事件処理に気を使う裁判官

毎月15日頃になると、今月は赤字だ。今更判決を書くと遅いから、和解せよとの命令がある。


会場からの質問

高倉良一・香川大学教育学部教授の裁判の件から、創価学会員だったが疑問に思ったとのこと。

参照:『白バラ通信 パンドラの箱

17年から創価学会は池田さんのカルトではないかということで闘って来た人。

奥さんが熱心な信者で、高倉氏は1000ページになった日記を奥さんに渡した。

その日記を学会側に渡してしまい、「高倉さんを殺したいという人が香川県にはたくさんいる」と脅してきたという。

参照:
特集/国立大学教授が創価学会を提訴―問われる創価学会の人権侵害体質

創価学会は、池田さんが「天下をとらなければいけない」ということで公務員社会でも創価学会がたくさんいる。

検察官100人/1000人
裁判官100人/1000人(司法試験を通った)
弁護士は300人以上/2万人

どうすれば出世するかをわかるから、ひたすら出世街道を走っているから、相当に創価学会の会員が裁判所の上層部に入ってくる可能性がある。

高倉さんの離婚訴訟で、創価学会より裁判官を忌避したことがある。これこれの理由で創価学会員であると申し立てた。その後その裁判官は飛ばされたので、やっぱり学会員だったのではないかと思う。

検事では大阪の村木裁判の担当検事は創価学会員だといわれている。

自衛隊と警察官も多い。

裁判所の書記官も多い。

参照:
創価学会・顕正会・正信会からの脱会を考える会


忌避(きひ)
≪事件を担当している裁判所職員(裁判官,裁判所書記官)に裁判の公正・公平を疑わしくするような事情がある場合に,当事者(刑事訴訟ではさらに弁護人)からの申立てによって,当該職員を訴訟手続から排除する制度(民事訴訟法24条,刑事訴訟法21条等)。上記の〈事情〉とは,たとえば,裁判官が当事者の一方の親友であることなど,当該職員と事件との間に特殊な関係が存在することである。除斥も同じ目的の制度であるが,法律に定められた事由がある場合に当然に当該職員を排除する制度であるのに対し,忌避はそれを補完する意義をもつ(刑事訴訟では,除斥事由のある職員を当事者の申立てによって排除することも,忌避と呼ぶ)。≫


参照:
街カフェTV』より
≪国民の権利を無視した判決を下す裁判官に対抗する4点セットがある。。。@忌避・A損害賠償請求・B弾劾裁判訴追・C裁判所の不当事務に対する不服申立、これらについて研究し、雛形を作成して、国民が簡単に最高裁に対して異議申し立てが出来るようにしたい(後日発表します)。≫


参照記事

■最高裁のウラ金(魚の目)
http://uonome.jp/read/1048

元記事リンク:http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1548.html

 

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