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TPP&原発軸で見る“ポリティカル・コンパス”
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投稿者 裏の浦 日時 2012 年 7 月 03 日 04:24:41: tePdV.gYjMrNs
 

■機能しなくなった対立軸
「ポリティカル・コンパス」をご存知かも知れない。座標の2つの軸をそれぞれ

・「伝統尊重(保守) 対 個人尊重(リベラル)」の政治軸
・「自由主義(市場原理) 対 社会主義(福祉重視)」の経済軸

と設定し、設問に答えることで「個人主義者だが福祉重視」「社会、経済ともに自由主義」といった各人のスタンスを図示する試みだ。

しかし現在の日本の大手マスコミをこうしたポリティカル・コンパスで分類することは最早、無意味だ。表向きは「朝日(左) 対 読売(右)」ということになっているが、政治軸マターであるネット規制を例に取っても、読売が徹底推進なのに対し、朝日もせいぜい両論併記がやっと。経済軸に至っては、こぞって新自由主義礼賛と来ている。

それどころか二大政党にもこれが当て嵌まるから恐ろしい。民主がネット規制に反対しなくなり、自民に至っては改憲で戦前回帰すら期している。新自由主義政策であるTPPに至っては、もはや大政翼賛会の様相を呈している。


■新ポリティカル・コンパス
ここで一つ、現状に即した新しいポリティカル・コンパスを提案したい。縦軸が「原発の是非」、横軸が「TPPの是非」だ。今、重要な2つの政治課題にスポットを当ててみようというのである。

分類そのものについては、人によって主観のブレがあることはご了承いただきたい。正確さより、そこから見えて来るものが重要だ。既存マスコミはもちろん、フリージャーナリストや個人の評論家も分類対象とした。


見ての通りだ。「原発&TPP両方推進 対 両方反対」という単純な構図かと思いきや、意外と知識人、著名人とされる人間に「左上」や「右下」が多いのである。


■身も蓋もない「右下」
まず「TPP推進、原発反対」クラスタから。これは端的に新自由主義、グローバリストの経済評論家やジャーナリストに多い。同じような雑誌に連載を持っているから、仲間内であることは隠しようがない。さらにはこぞってアメリカ留学経験者と来ている。

ここの代表格は長谷川幸洋、高橋洋一ということになるだろう。

じつはこのクラスタはそこまで熱心な反原発とまでは言えない。原発批判を名言はしても、むしろ官僚腐敗など日本の既存システムを叩く材料としている印象がある。河野太郎に至っては反原発なのに瓦礫推進だ。瓦礫を推進するとTPP有利にことが運ぶのではないかとすら思えてしまう。また孫正義は原発を批判するのは当然、自身の利権が大きい。

じつはこの右下クラスタの立ち位置はズバリ、維新の会やみんなの党と同じだ。ネット上では既に「増税や原発は民自公にやらせ、維新やみんなを躍進させた上でTPPを推進する、いわば追い込み漁ではないか」との声も散見される。

ネット言論に見抜かれるくらいだから工作としては少々レベルが低いわけだが、よほどことを急ぐ必要があるのだろうか。欧米経済は破綻間近とも言う。


■ぼんやり、漠然とした「左上」
一方、「TPP反対、原発推進」クラスタはどうか。念のためにお断りすると、露骨に原発推進を謳っている著名人は少ない(いても右上だ)。しかし「私は原発推進ではない、反・反原発だ」と前置きし、「脱原発すべきだが、段階的に」と現状維持を働きかけ、「放射能を過剰に危険視する人々はどうかしている」と反原発言論を批判するのを誰しも目にしたことがあるはずだ。こうした“隠れ原発擁護”は「左上」クラスタに多い。

この代表格はやはり江川紹子、森永卓郎ということになろう。

また小田嶋隆、香山リカなどのリベラルとされている言論人も、原発推進そのものは言わないが、反原発に対するレッテリング発言が多いのは間違いない(当人は否定するだろうが)。一般にリベラル派と言えば脱原発の傾向が強いはずだが、なぜか著名人については逆転しているようだ。

さてリベラルと言ったが、じつは保守の「左上」もいる。反TPPの急先鋒、中野剛志だ。反・反原発(隠れ推進)が主にリベラルなのに対し、この人物は保守だけあって露骨に原発推進を言っている。中野自身は「脱原発には左翼が多い」と言っているが、筆者に言わせればむしろ「左右どちらかがはっきりしている著名人ほど、原発推進」と言った方がしっくり来る。

エジプト革命でも、アメリカは体制側と革命側の両方に接触していた。「保守の左上」と「リベラルの左上」に直接の繋がりはなくとも、本人達も知らないうちに陰で同じ勢力からバックアップを受けていた可能性はあろう。

いずれにせよ、「左上」は「右下」に比べ、正体が掴みにくいように思う。


■大きなお世話、外国人の「右上」
「右上」はもはや論外、経団連、財務省の手先ばかりだ。広告代理店の介在も容易に想像できる。ここでは一風変わった「右上」を指摘しておきたい。モーリー・ロバートソンだ。エジプト革命をやたらと日本人に喧伝していた人物である。

この人物の立場は奇怪で、ムバラク独裁も再稼動も多くの国民が暴政と感じている点は同じなのに、なぜか反原発運動だけは頭ごなしに叩いている。産油国である中東での革命と、原発推進。何かリンクしているのではないかと勘繰ってしまう。

なおTPP推進の論旨は抽象的で、「右下」クラスタと大差ない。ある意味、現アメリカ政府に最も都合よい存在ではないか。


■消費税、小沢一郎との兼ね合いは
じつは「左上」「右下」両クラスタには2つ、共通点がある。どちらも「消費税に(少なくとも表向きは)反対していること」「陸山会裁判について概して批判的」ということだ。

じつのところ、彼らの多くは「裁判はおかしいが、小沢支持者ではない」とわざわざ明言している。その割りには小沢派議員やシンパの受けはよいが、小沢が新党の公約に脱原発を掲げた前後から、江川は批判に回ってしまった。


■背後にいるのは何者か
こうした日本の庶民の感覚と少しずれた「左上」「右下」の存在は、暗に“その背後にいるスポンサーの立場”を反映したものではないだろうか。

仮に本人にその意図はなくとも、人づて、金づてで特定の勢力の支配下に置かれてしまうことは不思議ではない。むしろ何か大きなバックアップを受けているからこそ、マスコミやネットで目立つ存在になるとも言える。

アメリカ国内やEU内でも当然、「石油企業 対 原発企業」、「一極主義 対 多極主義」といった対立構図がある。大手財閥同士の骨肉の争いもあろう。実力者である小沢と何らかの接点を持とうとするのも分かる。

原発もTPPも、真に仕掛けているのは誰かという視点は大切だ。国内の談合政党や官僚、利権企業が憎い気持ちは当然だが、敢えてもう一枚、ベールの向こうにいる存在を絞り込んでいくことが現状打破に繋がるように思う。

是非、この「ポリティカル・コンパス」を自分なりに修正したり、別の人物を足したり、新たな軸を設けたりしてみてほしい。「原発」と「瓦礫拡散」を軸にするのも面白そうだ。人物の繋がりがないかチェックするのも忘れずに。「ツイッターでフォローしている人は、きっとこのクラスタだ」「そう言えば評論家の○○は反・反原発の△△と仲が良かったな〜」といった発見もあろう。きっと色々見えてくるはずだ。
 

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