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投稿者 宮島鹿おやじ 日時 2012 年 7 月 29 日 09:54:20: NqHa.4ewCUAIk
 

※画像は江戸川区平井3丁目付近 L字溝の上の黒い物体はkgあたり124,000ベクレル


前回、葛飾区水元公園付近の「黒い物質」に関し、そのベクレル数を中心とした調査を行った。それに引き続き、西東京、多摩地区、さらに江戸川区などの調査を行った。結果については以下の表にまとめた。


結果のまとめ
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/9595.jpg

概要については以下のマップに掲載した。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=208348429529311620996.0004be6c4d6bc326ab9b6&msa=0

スペクトル図については、以下のHPに情報提供し掲載をしていただいている。参考にしていただきたい。
http://blade1024.web.fc2.com/minamisouma/spviewer/spviewer.html


このことについて、以下、若干の考察を行った。

<ベクレル数とマイクロシーベルトの関係>
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/9596.jpg

縦軸にベクレル数(セシウム合算)、横軸に地表でのマイクロシーベルトを取り、各データをプロットしてみた。

ドットを藍藻、土壌(汚泥含む)、藍藻+土壌(双方の混じったもの)の3種類に分類したが、やはり相対的に藍藻類の高いベクレル数が特筆される。

現時点において気づいたこと。
@調査した藍藻は、地表1マイクロ程度の線量率であっても、今回の調査結果においてはほとんどすべてがセシウム合算20万ベクレル前後という放射能の量を示している。
A土壌(汚泥含む)は、藍藻よりも、相対的に低いベクレル数が測定された。
B藍藻と土壌が混合しているような状態のものについては、およそ藍藻と土壌の中間的な位置づけとなった。

なお、私たちによる、この分類(藍藻、土壌などの)はあくまで目視上のものであり、顕微鏡分析等を経ていない。本調査結果については今後の心証・目安程度に活用していただくのが適当と思われる。

参考

藍藻の画像
http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/296.jpg
土壌の画像
http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/295.jpg


<本調査結果と、文部科学省モニタリングマップとの比較について>

本調査は、当初、生体濃縮の結果としての、いわゆる「黒い物質」の測定を目的として開始したが、その際に、発見された黒い物質とあわせ、付近にある「黒い物質でない普通の土壌」の採取・測定にも努めた。黒い物質はある条件のもと極端に濃縮された物体であり、当然、極めて危険であると考えるが、より日常的な汚染状況を考えたとき、それ以外の土壌も調べることが有益であると考えた。以下に、「黒い物質」以外の通常の土壌の調査結果と、文部科学省が発表した測定数値の対比表を示す。

http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/9597.jpg

ごくわずかな例外を除き、ほぼ全面的に私たちの調査結果において、より高いベクレル数が認められる。

なお、kgあたりのベクレル数を平米あたりに変換するにあたっては65倍とした。


<結論>

@都内においては、東東京の汚染状況が相対的に深刻であることが再度確認された。セシウム合算10万ベクレルを超える生体濃縮物質は、私たちの調査結果においては、現在のところ、葛飾区、江戸川区のみで測定されている。

A文部科学省によるモニタリングマップ
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/5000/4897/24/1910_100601.pdf
のベクレル数値は、私たちが測定した数値よりも、かなり低い数値が示されている。文部科学省の示す数値は現実を適切に反映していない可能性があるのではないかと考える。

Bデータ数が少ないことから、まだはっきりとしたことはいえないが、今回の調査からは、地表で1マイクロシーベルト/時 を超える藍藻・土壌からは、少なくとも万単位のベクレル数が測定されている。ただし、測定対象が藍藻であるか、土壌であるかによってその数値は異なっている。

C私たちが今回行った結果測定しえたのは、主にセシウムによる汚染状況を示す諸数値であり、セシウム以外の放射性核種の存在に関しては残念ながら全く捕捉できていない。

なお、今回の調査結果を踏まえ、江戸川区に対して以下の通知を
http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/294.pdf

また、葛飾区担当者に対しては以下の通知を行った。
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/9598.pdf

私たちの携行する機材、また放射線科学についての知識も極めて制限されていることを私たちは十分に認識している。今後の活動の指針とするため、忌憚のないご意見・ご批判を賜りたいと考える。ただし、調査を行うごとに、自分たちの危機意識には十分すぎるほどの根拠があることだけは確信しつつある。そして、以前から主張していることであるが、税金を投入され、十分な装備を持つ「専門家」らによる、より高度の調査が、東京において速やかに行われ公表されることを心から希求する。  

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