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Re: テスト
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投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 8 月 04 日 11:07:53: igsppGRN/E9PQ
 

(回答先: テスト 投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 8 月 04 日 00:28:36)

「戦後史の正体」――いやはや大した本が出たものだ
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/71dd099e9e85a1dfa4a85ec4dabf8075
2012-08-04 06:57:33 生き生き箕面通信


おはようございます。

生き生き箕面通信1334(120804)をおとどけします。


・「戦後史の正体」――いやはや大した本が出たものだ


 「戦後史の正体」と題する孫崎享(うける)さんの本が出版されました。

戦後の日本の歴史を、「対米従属」と「自主」路線との対立という視点か

らとらえ直したものです。驚かされるような事実がいくつも明かされてい

ます。おそらく、戦後出版された政治関連の書籍の中でも最重要なもの

のひとつにランクアップされるのではないでしょうか。一読をお勧めします。


 この本が意味があると思うのは、従来日本では「陰謀論」として片づけ

られてきたことが、実際にアメリカの手によってなされ、その結果、日本

がアメリカの従属国として巧妙に組み込まれてきたことが鮮やかにトレ

ースされていることです。


 対米従属の出発点のひとつは、昭和天皇のマッカーサーへの「沖縄譲

渡」です。昭和天皇は「沖縄の軍事占領を無期限で継続してほしい」と、

マッカーサーにメッセージを送りました。天皇の政治姿勢が大きな影響を

もたらして、日本中がいっせいに占領軍になびきました。


 戦後まもなく、日本の独立をアメリカと交渉するにあたって、天皇に

上奏したところ、「在日米軍の撤退(を要求すること)は絶対にダメだ」

といわれ、常時駐留が固定化する一因になりました。敗戦からしばら

くして独立を回復するための交渉では、米軍の駐留は有事の場合だ

けに限る「有事駐留」の案があったのですが、天皇自ら「常時駐留」を

強く主張したのでした。天皇は象徴にとどまるどころか、最重要課題

で政治的な役割をはたしていたのです。


 日本の出版物から占領軍批判を徹底的に除くため、占領軍の「検閲

要員」として、高等教育を身に付けた官僚、学者、ジャーナリストらが

5000人も動員され、日本中が自ら規制する「占領軍さまさま」の風潮

を一気にもたらしました。日本人が日本人のおカネで日本人を検閲し、

言論統制を進めていたのです。さらにアメリカは、ガリオア・エロア資金

などを活用して、若い優秀な人材をアメリカに留学させ、洗脳して使い

ました。フルブライト留学生の多くも、アメリカの先兵として育てられました。


 つまり現在の日本は、アメリカにがんじがらめにからめとられ、そのく

びきから逃れられない深みにはまっていることが明らかにされています。

そして、不幸なことは、日本人自身がそうしたマインドコントロール下に

置かれてしまったことを意識できないほどになってしまっている。ことは

それほど重症です。ところが現実の政治も経済も、そしてマスメディアも、

アメリカの実質的な支配の現実から目をそらして、偽りの日常を営んで

いる。偽りの日常にのうのうとしている。このノーテンキぶり!


 検察も、占領直後は旧日本軍の隠匿物資を摘発して占領軍に差し出す、

マッカーサーの走狗として出発しました。この隠匿物資は膨大な量の宝石

類、金、銀、ダイヤモンドをはじめ、文字通り「お宝」が含まれていました。

検察はスタートからアメリカの諜報機関と密接に結びついていました。

 
 敗戦3日目の8月18日には、内務省の橋本警備局長が、進駐軍にサ

ービスするための「特殊慰安施設」を作る案を出し、当時大蔵官僚

の池田隼人氏(のちの首相)が、「予算は1億円か。1億円で純潔が守

られるなら安い」と即決。10日後には、大森にできた施設に1360人の

慰安婦がそろえられたそうです。


 孫崎さんは、長く外務省に在籍し、その間に情報の中枢部の国際

情報局長を務めたほか、イラン・イラク戦争時にイラン大使として赴任、

アザデガン油田の開発権取得に力をつくし、いったんは成功した経歴

の持ち主です。その後は防衛大の教授として、防衛大生の育成にあた

ってきました。その人が乾坤一擲のエネルギーを注ぎ込んで執筆した

ものです。朝日新聞や読売新聞など大手のメディアには都合が悪いこ

とも書かれているので、例によってこの本は無視されるでしょう。しかし、

明かされた内容には、闇の勢力にとっては「不都合な真実」が含まれ

ています。孫崎さんは、自分の命が狙われかねない危険を承知のうえ

で、覚悟の執筆をしたように受け取れます。


 ただ惜しむらくは、アメリカの「世界支配」という大きな戦略についての

とらえ方が物足りない。今後の労作に期待したいものです。 

 

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