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1億円の支出は確認出来ない… 水谷建設管財人弁護士語る・・・(主権者国民の告訴・告発・裁判を考える会/藤島利久)
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投稿者 メジナ 日時 2012 年 9 月 25 日 21:17:47: uZtzVkuUwtrYs
 

1億円の支出は確認出来ない… 水谷建設管財人弁護士語る/陸山会事件解決へ
 2012/09/25 :(主権者国民の告訴・告発・裁判を考える会/藤島利久)


小沢陸山会冤罪事件がいよいよ大詰めを迎えた。

小沢氏本人の控訴審の第1回口頭弁論が9月26日10:30〜東京高裁で始まる。私も今夜の夜行バスに乗って当日朝9時半頃には裁判所前の支援に駆け付ける。みんなで「お散歩応援」しましょう。

28日の池袋シンポジウムまで東京に滞在します。

急遽上京することにしたのは、小沢さんの同級生でもある伊東章弁護士に、陸山会事件解決に繋がる「新事実」を報告し、今後の対策を相談する為です。。。いよいよ終盤の闘いです。


先ずは、私と水谷建設管財人弁護士との会話記録および解説をご覧ください。

【水谷建設の再建管財人チーム谷川弁護士との会話/大阪市北浜の「北浜法律事務所」で】

2:50頃から見ていただければいいと思う。
 (以下、要約)

私(藤島)は、水谷建設元社長川村尚が陸山会側に現金5000万円を2回渡したのであれば、今の水谷建設役員は、元社長川村尚ら旧役員を業務上横領罪または特別背任罪で告訴しなければならない。旧役員の犯罪行為を見逃すならば、谷川弁護士(管財人チーム代表・天野勝介弁護士)などを含め北浜法律事務所全体を犯人隠避罪や特別背任罪で訴えることも考えている、と迫った。

4:10〜 谷川弁護士が返答を始めた。。。

管財人は、刑事事件ではなく、旧役員責任として損害賠償請求が出来るかどうかという民事での対応を検討しているが、その1億円については検討の対象に入っていない、などと説明した。

5:14 藤島『(損害賠償検討の対象に)なっていない? そりゃまたどうして?』

5:18 あのぉ〜、こちらが調べている限りでは、会社の方から話を聞いたりとかする限りなんですけど・・・ まぁ、おっしゃってる事実関係を裏付けるような確たる証拠はありませんし、特にこちらで何かそのことについて対応することは今のところ予定はありません。

ということであった。

そして、東京地検特捜部からは、会社の決算書や会計などの資料提供を求められ粛々と対応している、ということであった。

これで「問題の1億円についての支出行為そのものが無かった。」という証拠は掴んだので、その場は引き上げてきた。

。。。 。。。

(上記動画記録から理解出来ることの解説)

もし、問題の1億円に該当する水谷建設内部での支出行為(裏金にプールされた時に表の帳簿から支出された記録)があれば、当然、管財人弁護士らは、旧役員らに対する損害賠償請求の検討対象に挙げているはずだ。

表の帳簿については、元常務が中古重機売買などで空伝票を切って捻出し裏金にプールした(別会計帳簿を作った)と説明しているのだが、この表の処理が無ければ裏金も出来ない。今回は、管財人弁護士が、その表の処理について会社内部を調べた結果、「事実が確認出来ないから(損害賠償の)検討対象になっていない。」と言うのである。

仮に、当該1億円支出行為があったにも関わらず隠しているのであれば、私が記録動画中で執拗に食い下がっているように、今の会社幹部や管財人弁護士ら自身が犯人隠避罪や特別背任罪に問われることになる(我々が告発すると厳しく通告している。)。

これで陸山会側の潔白を証明できる可能性が高まってきた。

小沢さん側は、政治日程も考えて控訴せず、1審の大善文男が登石郁朗の推認判決(事実認定)を踏襲したことに反論出来ないのだが、この「新事実」を持ち出したなら反論できる。

(水谷建設告発事件の進行状況を把握していない方もいらっしゃるでしょうから、もう少し、解説を加えておきます。)

。。。 。。。

皆さんご理解の通り、小沢氏本人の裁判は、検察審査会の手続き違反(刑事裁判不成立)という本案前の審議と、政治資金規正法違反に係る秘書との共謀罪を争う本案審議の二つに分かれています。

今回の管財人弁護士の調査結果は、当該裏金1億円の原資にあたる表会計書面上の支出行為無しという「新事実」でした。これを裁判官に確認させれば、小沢氏本人裁判の本案で、秘書との共謀が無かった事の立証が可能です。

小沢氏本人は勿論、元秘書3者の完全無罪まで立証できる筈です。

また、小沢氏については、本案前の東京第5検察審査会の起訴手続きを無効とするだけの違法行為(川村らの嘘)があったことも立証できます。

(時系列説明)

小沢総理実現に向けてのハードルは陸山会冤罪事件だと考えています。小沢氏自身の裁判は1審無罪ですが、元秘書3者の裁判における「登石推認」の事実認定が踏襲されたことに危機感を抱いています。双方の2審に向けて「登石推認」を覆す新事実が必要だったのです。

そこで水谷建設内部の汚職犯罪の処罰を東京地検特捜部に求めました。。。それが「水谷建設告発事件」です。今年春から水谷建設本社に再建策を練る弁護士チームを訪ねるなど積極的に取り組みを強めてきたところ、いよいよ動きが出始めました。

■これまでの流れ (水谷建設告発について詳しくはこちら

・水谷建設の再建を任された「北浜法律事務所(大阪市北浜)」を訪問

・水谷建設本社(三重県桑名市)を訪問

 それぞれ弁護士に会い、横領・背任事件の被害者として元経営陣を訴えるように要請

・東京地検に告発状を郵送

・国民有志に共同告発状の郵送を依頼

・東京地検特捜部が上記告発状を送り返す

・東京地検および高検にCNM市民ネットメディアグループで抗議

・国民の告発権を侵害されたとして東京地裁に国を相手取って提訴

      ⇒ 90円国家賠償訴訟

・CNMが中心となって「主権者国民の告訴・告発・裁判を考える会(代表藤島)」を立ち上げ

・高検の竹内寛検事との3度の直接交渉

   (高検との交渉の生中継録画あり)

・東京地検特捜部が告発状をようやく受理

・国民有志からの共同告発が次々と受理

・90円国賠訴訟第2回口頭弁論

・東京地検特捜部・児玉陽介検事との事情聴取

 ―同伴者・共同告発人H氏とCNMメンバー飛鳥麻憲氏(日々坦々ブログ)、山崎康彦氏(YYNews・杉並からの情報発信です。)。

・三重県桑名市の水谷建設本社を再度訪問

・大坂市北浜の「北浜法律事務所」を再度訪問

 水谷建設再建管財人チームの谷川弁護士と面会(上記動画記録撮影)。

。。。 。。。

このように、

小沢生活党支援で全国遊説の旅をしながら「水谷建設内部の汚職事件」を告発し、先日、とうとう水谷建設管財人弁護士から、問題の1億円(現金5000万円2回)の支出について

「調べたが、そうした(1億円の支出)事実は確認出来なかった。」

という発言を引出しました。

水谷建設内部では、問題の1億円が支出すらされていなかったのです。。。前述の如く、元常務が中古重機売買などで空伝票を切って裏金を捻出したと説明しているが、此の元々の原資にあたる(表の会計処理における)支出行為が無かったことが、水谷建設内部の調査で明らかになったと言えるのです。

小沢氏や元秘書3者の裁判では、検察が水谷建設に提出を求めて出させたという決算書類や会計帳簿を証拠として申出て調査すれば良いでしょう。

上記動画記録を証拠申出書の理由として添付すれば裁判官も認めざるを得ないはずです。

結局、無い筈の現金1億円を陸山会側に2回に分けて渡したと言う元社長川村尚、また、三重県桑名市の水谷建設本社から東京支社まで此の現金を運んだと言う元専務の証言までもが、全くの嘘だった、ということが明らかになったのです。

彼らは検察に脅されていたのでしょう。

そして、旧特捜部からは、水谷建設内部に検察は踏み込まないと示唆されていたので、元社長や専務らは嘘の証言に合わせた帳簿類の改ざんまでは行っていなかったのです。だから、現在、水谷建設の再建策を練っている管財人弁護士が問題の1億円に該当する支出行為を調べても出てこなかったのです。

此れを、今の特捜部に調べさせています。

元々、水谷建設内部での支出も、陸山会への裏献金も無かった。。。東京地検旧特捜部は、水谷建設旧役員らの余罪を掴み、「横領・背任で処罰する。」と明示もしくは黙示の脅しをもって嘘の供述を引き出していたのです。

つまるところ、旧特捜部の面々(大鶴・佐久間・田代ら)を、脅迫罪および特別公務員職権濫用罪で告発することになるでしょう。

。。。。。。

とうとう・・・ 道が開けました。

敵の分厚い城壁に蟻の穴が一つ空いたのです。

此処を、我々国民が一気呵成に攻め立てるべきだ!

繰返しますが、小沢氏の控訴審裁判では、「新事実」なら争うことができます。。。小沢氏側は控訴していないので、1審で既に審議・判断された事実については争うことが出来ません。

。。。 。。。

小沢氏の控訴審裁判では、第1審無罪判決が出ているものの、国側代理人の指定弁護士が「死んだふり控訴」に持ち込んでいる事からして、敵側・守旧勢力*注)は「やる気満々」で計略通りに事を運んでいると危機感を持っています。敵勢力は、極めて巧妙です。

*注)検察の赤レンガ派や最高裁事務総局に代表される東大法学部閥による権力の闇支配勢力。

登石郁朗が秘書裁判で1億円裏献金推認判決。

大善文男が小沢裁判で登石推認事実を追認。。。小沢氏と秘書との共謀のみ否定。

小川正持・控訴審裁判長が小沢氏と秘書との共謀を認定。。。有罪判決を下す。

。。。 という、「役割分担」で攻めてくると考えています。

これなってから最高裁に上告しても無駄です。長い間放置された挙句に「三行半判決」で棄却です。

この国の司法機構の闇勢力と闘って来た私には、到底、このまま傍観しているだけでは、小沢さん、大久保さん、石川さん、池田さんが皆無罪になるとは考えられない。。。だから闘って来たのです。

今、ようやく勝負所に差し掛かって来ました。気を引き締めて臨まなければならない。


元記事リンク:http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/post_bf4d.html

 

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