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安倍のタカ派姿勢が時流に乗って持て囃されているが、安倍の天敵小沢健在を忘れたのか (世相を斬る あいば達也)
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投稿者 メジナ 日時 2012 年 10 月 10 日 21:52:14: uZtzVkuUwtrYs
 

安倍のタカ派姿勢が時流に乗って持て囃されているが、安倍の天敵小沢健在を忘れたのか
 2012年10月10日 :(世相を斬る あいば達也)


 昨日の拙コラムで言及した、田原総一朗の安倍晋三“オベンチャラ”について補筆しておこう。田原は以下のように安倍を評している。

≪日中関係の改善は安倍晋三氏に期待する  問題は、かつてないほど悪化した日中関係を今後どう改善するかである。私は、自民党総裁に選ばれた安倍晋三氏に期待したい。安倍さんはタカ派だと言われる。「右翼」とも言われるが、それは安倍さんの「趣味」だと私は思っている。  2006年に安倍さんが首相になったとき、私は「趣味はやめなさい」と安倍さんに言った。首相になったらまず中国を訪問し、胡錦濤氏に会うように助言し た。「胡錦濤氏に会うまでは靖国参拝をしないように」とも助言した。  安倍さんはそれを守った。責任あるポストに就いたら「趣味」を捨てるくらいの自覚は持っており、バランス感覚のある政治家だと私は見ている。  安倍さんが2006年10月に訪中・訪韓した後、中国の温家宝首相が2007年4月に「氷を溶かす旅」と言って来日した。つまり、小泉政権で悪化した日中関係を改善したのは安倍さんなのである。  日中両国は対立をやめ、双方が利益を得る戦略的互恵関係を築かなければならない。次期衆院選で自民党が勝ち、安倍政権が誕生したら、日中間に横たわる問題の解決は再び安部さんが行うことになる。安倍さんにはその自覚を持ってもらいたい。≫ と云う部分だ。

 褒めそやせば“バランス感覚がいい”と云う表現になる。悪く捉えれば“日和見的でご都合主義”とも表現できる。たしかに、野田佳彦のように国益を自ら投げ捨てるような暴走はしない分、何もしない安定的政治が再現されると云うことだ。まぁ、国益に邁進しているつもりで、日中の罠に嵌るリーダーよりはマシだとも言える。しかし、その“趣味”であるところの、タカ派・保守右派の日ごろの言動が、首相と云う重責の中で“バランス感覚”とバッティングしたのが、「潰瘍性大腸炎」と云う神経性の病となって現れるのだろう。血筋は良いし、人柄も悪くはない。ただ、頭が切れるとは言い難く、難しい問題に直面すると、即時に物事に対応、整理整頓が困難になる。

 2007年9月12日のハプニング辞任劇は、日本も世界もビックリ仰天させたことは記憶に残っている。すっかり、忘れた国民やマスメディアも多いようだが、呆れるほど恥晒しな総辞職であった。必ずしも死にいたる病とは思えない「潰瘍性大腸炎」で唐突な辞任は、殆どの国民の理解は得られなかった筈である。しかし、面白いことだが、結構忘れてくれている(笑)。多くの閣僚のスキャンダルや松岡利勝農水大臣(当時)の自殺など、内閣支持率は小泉政権以来最低水準を記録、そのまま参議院選に突入、小沢代表(当時)率いる民主党に大敗北きした。

 そこで身を引けば、潔しだった。しかし、内閣改造に打って出た。参議院選での街宣では「「私か小沢さんか、どちらが首相にふさわしいか」と有権者に「政権選択」を迫っただけに、敗北は総辞職の方向だった。体調も悪化の一途だったが、8月27日内閣改造を行い、9月10日には臨時国会を開催、所信表明演説を行った。しかし、同月12日「内閣総理大臣及び自由民主党総裁を辞する」と退陣を表明、同日行われる予定だった各党代表質問が中止と云う、前代未聞の退陣劇をやらかした内閣総理大臣である。

 安倍本人は「テロ特措法の再延長について議論するため民主党の小沢代表との党首会談を打診したが、事実上断られ、このまま自身が首相を続けるより新たな首相のもとで進めた方が良い局面になると判断した」と民主党小沢代表との党首会談拒否が要因の一つのように語っていたが、当の小沢は「そのような呼びかけはなかった」と否定している。いずれにせよ、参議院選での敗北は小沢一郎との闘いの敗北であり、辞めた理由も小沢と話が出来なかったでは、全部で小沢一郎に負けました、と言っているようだ。田原の“小泉政権で悪化した日中関係を改善した安倍”と異なるデジャブが、もう一つある事を指摘しておこう。

 まぁ次期総理の座が近づいていると認識する本人や自民党・経団連等々、そしてマスメディアにとって、小沢一郎の「国民連合・オリーブの木」が行く手を阻むとなると、どこか因縁めいているとも言える。「国民の生活が第一」やオリーブの木構想の具体的図式が見えないだけに、世論的には現状アピール不足なのだが、今月25日の結党大会と来月の小沢裁判判決後は怒涛の動きを示し、 政党支持率に劇的な変化が起きる可能性は大いにある。


元記事リンク:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/b2f5e21d25216b219a574a9207554a64


 

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