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Re: てすと
http://www.asyura2.com/12/test28/msg/1001.html
投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2013 年 12 月 04 日 12:46:12: 4hA5hGpynEyZM
 

(回答先: Re: てすと 投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2013 年 12 月 04 日 12:24:51)


2013年12月2日、朝日新聞に
原子力機構の高レベル廃液、水素爆発の恐れ 東海村">原子力機構の高レベル廃液、水素爆発の恐れ 東海村」という記事がありました。

内容は
茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の東海再処理施設にある
プルトニウム溶液と高レベル放射性廃液の規制庁への調査報告で、
処理されずに残っている廃液の安全装置が壊れると
沸騰して放射性物質が飛散したり、水素爆発を起こしたりする
恐れがあるというものです。



2013年12月2日に
原子力規制委員会第3回独立行政法人日本原子力研究開発機構再処理施設における潜在的ハザードの実態把握にかかるヒアリング">原子力規制委員会
第3回独立行政法人日本原子力研究開発機構再処理施設における
潜在的ハザードの実態把握にかかるヒアリング

というものが行われています。

まず、「潜在的ハザード」という呼び名に関して、
なんとなくモヤモヤ感があります。
ハザード(hazard)とは「危険」という意味で
潜在的なので、「見えない状態で存在している危険」という事になる。

最初から「潜在的危険」の実態把握と言えばいいのに・・・とまず私は思った。

で、朝日新聞の記事は何処から来ているのか?
ヒアリングのためにJAEAが用意した資料にそれは書いてあった。
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/jaea_hearing/data/0003_02.pdf

2013120326.jpg

核燃料サイクル工学研究所 
独立法人日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター JAEA
には
プルトニウム溶液と高放射性廃液がある。
その危険についての部分を転記する。



危険

プルトニウム溶液
プルトニウム溶液の貯蔵時の想定事故と安定化処理時の想定事故における周辺公衆の実効線量の比較


●溶液貯蔵時 
施設 MP 
想定事象 
プルトニウム溶液の沸騰

事象進展シナリオ
プルトニウム溶液を内包する貯槽(7基)の空冷機能の喪失が継続し、全ての貯槽が沸騰し、
放射性物質を含むミストが槽類換気系を経て排気筒から放出する。
放出経路に設置されるフィルタは、ミストにより機能が低下する。
各貯槽の液組成に応じて沸騰開始時間は異なるが、
保守側に全ての貯槽が沸騰し事象継続の可能性を考慮し
空冷機能回復までに24時間を要するとして
「24時間全貯槽同時沸騰」を仮定し、この間の事象継続を想定する。

放出放射能量 ギガベクレル(GBq) 1x10の0乗ギガベクレル
実効線量*(μSv)         1x10の1乗マイクロシーベルト(全身)


●安定化処理時 
施設 PCDF
想定事象
焙焼還元炉の水素爆発(事業指定申請書)

事象進展シナリオ
想定事故である「焙焼還元炉の水素爆発」に基づき、以下を想定。
焙焼還元炉の運転で使用する窒素水素混合ガス中の水素濃度が異常上昇して水素爆発する。
炉に設けられている破裂板からグローブボックスへ爆発の圧力が解放されることにより、
グローブボックスの一部が破損し主工程室にMOX粉末が漏えいし、
建家換気系のフィルタを経て排気筒から放出する。


放出放射能量 ギガベクレル(GBq) 3x10-2乗ギガベクレル
実効線量*(μSv)         4x10-1乗マイクロシーベルト(全身)
*現有するプルトニウム溶液の液組成に基づき、放射性物質が放出された際、敷地境界外において放射性物質の
空気中濃度が最大となる地点での周辺公衆の実効線量の評価値


高放射性廃液
高放射性廃液の貯蔵時の想定事故と安定化処理時の想定事故における周辺公衆の実効線量の比較


●溶液貯蔵時
施設 HAW施設

想定事象
高放射性廃液を内包する貯槽(5基)の冷却機能の喪失が継続し、
全ての貯槽が沸騰し、放射性物質を含むミストが槽類換気系を経て排気筒から放出する。
放出経路に設置されるフィルタは、ミストにより機能が低下する。

各貯槽の液組成に応じて沸騰開始時間は異なるが、
保守側に全ての貯槽が沸騰し事象継続の可能性を考慮し冷却機能回復までに24時間を要するとして
24時間全貯槽同時沸騰」を仮定し、この間の事象継続を想定する。

放出放射能量(GBq) 1x10の2乗ギガベクレル
実効線量*(μSv) 1x10の2乗マイクロシーベルト(全身)


●安定化処理時

施設 TVF

想定事象
設計基準事象である「短時間の全動力電源の喪失」に基づき、以下を想定。
全動力電源の喪失による槽類換気系排風機の停止に伴い、
溶融炉等からの放射性物質を含む廃気が、固化セル内に移行し、
圧力放出系のフィルタを介して、排気筒から放出する。

保守側に事象継続の可能性を考慮し槽類換気系の機能回復までに24時間を要すると仮定し、
この間の事象継続を想定する。

放出放射能量(GBq) 4x10の1乗ギガベクレル
実効線量*(μSv) 2x10の0乗マイクロシーベルト(全身)

*現有する高放射性廃液の液組成に基づき、放射性物質が放出された際、敷地境界外において放射性物質の
空気中濃度が最大となる地点での周辺公衆の実効線量の評価値





10の何乗っていう単位がなかなか理解できない。
どれほどの量なのか?

「プルトニウム」がばら撒かれると思うとその恐ろしさはハンパじゃないし、
高放射性廃液というのはプルトニウムを取り出した後の手に負えない廃液の事ですよね?
これ・・・一体どうするのが一番いい方法なのか・・・分からないけれど、
東海村あたりの、今まで注視していなかった危険を改めて知る。



東海村にあるプルトニウム溶液と高放射性廃液の「潜在的危険」は水素爆発と10の何乗ギガベクレル単位になる放射性物質の飛散だ!! みんな楽しくHappy♡がいい♪
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3444.html
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