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尖閣諸島をめぐる日中領有権争いから日中戦争へと導びこうとする米国[Canada de Nihongo]
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/183.html
投稿者 一市民 日時 2012 年 9 月 20 日 05:50:26: ya1mGpcrMdyAE
 

http://canadadenihongo.blogspot.ca/
Tuesday, September 18, 2012
尖閣諸島をめぐる日中領有権争いから日中戦争へと導びこうとする米国

尖閣諸島の領有権争いから、中国の反日デモの規模が大きくなり、日中関係がぎくしゃくしてきた。報道では、中国で日本人を襲ったり、日本車を壊したり、日の丸を燃やしたりなどの過激な暴動が起こっているようだが、実際はどうなのだろうか。

昨日は、カナダ人で現在香港に在住している元生徒や、カナダに住む中国人の元生徒とFBで活発にやりとりをして、中国での反応を確認してみたが、報道されているように感情的になっている人より、冷静に見守っている人の方が多いようだった。中国人でも、尖閣諸島は、日本の領土と認めている人もおり、中国にいる全ての人が反日感情を抱いているわけではないようだ。

しかし、今回の尖閣諸島の領有権争いには、日中両国の政治的戦略がからんでいる。中国では、国民の間にナショナリズムを煽ることによって、中国共産党が力を強める。日本では、右翼代表である石原チン太郎が尖閣諸島を購入するために一般市民に寄付をせがんだのが発端となった。その後、政府が買い取ることになり、チン太郎は憤慨するが、いつのまにか静かになった。

中国共産党や日本右翼を煽って、日中関係を悪化させ、日中戦争を企てようとしているのが、米国である。今から3年前に書いたエントリー、

http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1358.html
駐日大使に内定したナイ教授のソフトパワー論とは?

の中で紹介させていただいた『オルタナティブ通信』の「動き出す戦争やたちhttp://alternativereport1.seesaa.net/article/111841481.html」に、米国の次のような戦略が記されている。

かつてCIAを統括する米国大統領直属の国家安全保障会議NSCの議長であり、同時に東アジア担当者であり(クリントン政権)、後に安全保障担当の国防次官補となったジョセフ・ナイ。

そのナイは現在、米国の政治家養成スクール、高級官僚養成スクールであるハーバード大学ケネディ行政大学院の院長となり、そこから輩出された多数の政治家・行政マンの司令塔となっている。ナイは長年、「事実上」の米国の政策のナビゲーターとなって来た。

そのナイが、米国上院・下院、民主党・共和党の200名以上の国会議員を集め作成した、対日本・アジアへの戦略報告書「Bipartisan report concerning Japan」には、「米国は、中国と日本との紛争・戦争を助長し、それを誘発する戦略を取る」と明確に語られている。

アジアにおける超大国である中国と日本が紛争を起こし、場合によっては戦争を起こす事は、超大国同士が「疲弊」し、米国のアジアにおけるプレゼンス・地位を「大きく」し、「アジア・コントロール」を容易にする。日本と中国が戦争を起こせば、両国に兵器を納入している米国軍事産業が「莫大な利益を得る」。

分割して統治する。

「アジア人同士に殺し合いを行わせろ。それが米国の利益だ。」と言う戦略である。

”Bipartisan report concerning Japan”は秘密文書だろうから、ネットで見つかるわけもないが、もし、これが本当だとしたら、米国が画策する「日中戦争」の機会が今、まさに訪れようとしているわけだ。

フランクリン・D・ルーズベルト第32代米国大統領が、言ったように「政治の世界では、何事も偶然に起こるのではない。もし何かが起こったならば、それは前もって、そうなるように謀られていたのだ。」つまり、今回の尖閣諸島をめぐる紛争も、米国が誘発したものだったに違いない。

参考記事:

植草一秀の『知られざる真実』 日中紛争の拡大は米国が望んで創作されたもの


そのなかで、米国の指令を受けて、あるいは、米国の歓心を買うために、一部の日本人が、東アジアの緊張を意図的に高める作為的行動を示していると考えられるのだ。

それが、前原誠司氏による日中間の「棚上げ合意」否定発言であり、石原慎太郎氏による尖閣購入発言であると思われる。

「戦略的互恵関係」を構築するうえで、こうした人為的な摩擦の創作は百害あって一利なしである。

しかし、領土問題に火を点ければ、一般国民は通常、対外強硬論に引っ張られる。近隣諸国に対して攻撃的な言動を強めれば、世論の支持を得やすいと、軽薄な政治家の多くが考えるだろう。

両国がこの対応をエスカレートすれば、最後には武力衝突という事態すら発生しかねない。

こうした形で紛争を拡大させることは愚の骨頂であるが、米国、軍事産業、右翼を標榜する政治家は、ここから利益を得ようとする。

日中の経済関係は拡大しており、両国間の緊張の高まりは、日本経済に重い影を落とす。

全国各地の観光産業にとっては、いまや中国からの観光客受け入れが大きなビジネスチャンスになっている。

製造業においても中国市場は極めて重要で有望なマーケットであり、日中の関係悪化は日本国民にも重大な影響をもたらすものである。

尖閣の領有権問題の「棚上げ」を中国サイドが一方的に廃棄しようとするものでない限り、日本側から、この「棚上げ」を破壊することは賢明でない。

問題の早期収拾に向けて、日本政府の賢明な対応が強く求められている。


尖閣諸島めぐる日中の領有権争いは秒読みに―米誌
レコードチャイナ 2012年5月30日 5時12分

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61671

2012年5月24日、米誌タイムは「日中の島嶼争いは秒読みに」と題した社説で、尖閣諸島をめぐる日中の領有権問題勃発の可能性について伝えている。中国国営・新華社の報道。

「今後1〜2年内に尖閣問題を解決できなければ、中国と一戦交えることになるかもしれない」。日本の外交関係者と国民は、不幸なことにこの危険に気づいてはいない。元外交官で京都産業大学世界問題研究所の東郷和彦所長も、「われわれはすでに、たどり着きたくない場所に流れ着いた。そして、時間はもうあまり残されていない。宣戦布告に足る原因は確かに存在する。われわれは軍事面での準備を始めるとともに、両国の溝を埋める外交努力をすべき」と説いている。

5月、北京で行われた日中韓首脳会談で、日中個別会談は反故にされ、続いて郭伯雄(グオ・ボーシオン)中国共産党中央軍事委副主席の訪日は延期となった。最近になって尖閣諸島を「国家の革新的利益」と定義した中国は、ついに牙をむいたといったところか。単なる小さな島嶼をめぐる争いが、長期化するにつれて歴史観の問題に拡大し、感情的に解決しがたい問題になった。これが戦争に発展することはなくても、両国の軍拡に繋がる可能性は十分にあり得る。

金寛鎮(キム・グァンジン)韓国国防相も、今月に予定されていた訪日を中止した。再びロシア大統領に返り咲いたプーチン氏は、北方領土問題解決に向けて意欲を示し、日中の領土問題には米国が噛んでくる可能性もある。各国にじわじわと募る思惑はまさに発酵しつづけていると言ってよい。(翻訳・編集/愛玉)


福島第一原発事故の収束もつかず、原発再稼動に反対しながら、日々、放射能との闘いを強いられている今の日本人にとって、もしここで日中戦争が始まったら、いまより一層ストレスを感じるようになる。原発も戦争もほんの一部の人の利権のために、多くの罪のない国民を奈落のどん底に貶めるという共通点があるが、賢明な私たちは、米国の戦略に決して乗せられてはならない。  

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コメント
 
01. 2012年9月20日 10:59:46 : Pj82T22SRI

>中国共産党や日本右翼を煽って、日中関係を悪化させ、日中戦争を企てようとしているのが、米国である

そんな単純な話ではない

米国と言っても、内部にはいろいろな利害に基づく勢力がいる



02. 2012年9月20日 14:12:50 : 7uPtGleutM
商売のために土下座しても結局滅ぼされて高いものにつく。

品もグルで日本征服を狙ってる。nwoを認識したほうがいい。

併合されて、ほろぼされるより、抵抗して最後の意地を見せて滅びるほうがいい。

間違いかもしれんが、小泉が言ってた記憶がある。日本は人口6000マンの極東の小国になるとね。あのころ決定してたのかもしれん。

結局勝ったものの子供しか残らんのよ。日本は戦う事を忘れさされたから陰謀には抵抗できん。


03. 恵也 2012年9月20日 15:23:32 : cdRlA.6W79UEw : mh6QgtGpbU
>>01 米国と言っても、内部にはいろいろな利害に基づく勢力がいる

利害といってもオバマ大統領の考えが一番力がある。
オバマの両親がCIAのエージェントで、インドネシアでスカルノ政権をひっくり返した
手柄を立てた人だという噂が気にかかる。


04. 2012年9月20日 16:39:18 : Y4R2gMl3R2
baka
既に沖縄群島の占領に中国共産党の軍隊は動いている。

05. 2012年9月21日 06:23:38 : fdsaTcdaWg
マルキスト中国ロシア
イスラムイラン
界隈が、ユダヤ陣営に対し仕掛けてきている状況。
昭和60年8月12日の日航ジャンボ123便ソ連自衛隊核攻撃惨事(背景に中国共産党中国軍中国公安部)同様。


ロシア、米からのNGO支援差し止め 「内政干渉」
http://www.asahi.com/international/update/0920/TKY201209200211.html

 ロシアの人権団体など非政府組織(NGO)を資金的に支援してきた米国際開発局(USAID)の活動が、10月1日からロシアで停止される。ロシア外務省が19日、声明を発表した。「資金援助を通して政治プロセスへの影響を狙っている」と内政干渉を理由に挙げており、昨年末から続く反プーチン集会など反政権運動に対する封じ込めの一環と見られている。

 昨年秋に当時のプーチン首相が大統領への復帰を表明して以降、昨年末の下院選をきっかけに大規模な反プーチン集会が相次いで発生。USAIDの支援を受けた民間の選挙監視団体「ゴロス」などによる不正告発が原動力となった。

 これに対しプーチン氏は下院選直後、「活動家らはクリントン米国務長官の(支持の)シグナルを聞いて行動を活発化させた。内政に影響を与えようとする外国からの任務を遂行する人物の責任を厳しく問うべきだ」などと発言していた。


06. 2012年9月21日 08:26:04 : l54fRsy0CA
日中を共倒れさすために[野良犬のかみ合い」をさせて、漁夫の利を得るというアメリカの戦略?は確かに魅力的だ。こんなうまい話はめつたに無い。

07. 恵也 2012年9月21日 11:56:00 : cdRlA.6W79UEw : gJFZ4cHXEY
>>01 米国と言っても、内部にはいろいろな利害に基づく勢力がいる

米国全体の利益になりそうだとなったら、利害が少しあっても突き進むのが米国。
イラクに大量破壊兵器があるといって国内をあおり、イラクの石油を手に入れた
実績を忘れたのかね。

あれだけイラクは国連査察団を入れて調べさせていたのだから、ないというのが
客観的なものなのに、イラクにどうしても攻め込みたい勢力に大勢が協力した
からイラクを攻め滅ぼしたのだろう。その先頭になったのがアメリカマスコミ。

ーーーー引用開始ーーーー
1991年から1997年にかけて、査察団は国連決議で禁じられたイラクの兵器計画
のうち、90〜95%まで廃棄を検証した。この数字には、イラクの大量破壊兵器製
造施設と関連設備のすべてが含まれる。
http://www.ribbon-project.jp/SR-shiryou/shiryou-02.htm


08. 恵也 2012年9月21日 17:40:00 : cdRlA.6W79UEw : f2QPNi9WDg
>>02 日本は人口6000マンの極東の小国になるとね。

アンタは諸外国の人口を知らないようだね。
大国であるフランスやイギリスでさえ6000万人くらいだ。

元気のいい韓国が5000万人、北朝鮮が2000万人
6000万人だって十分に大国だと思うけどね。

しかし今の老人大国を考えると、6000万人は時間の問題でしょう。
たった150年前:江戸末期にはには日本の人口は5000万人くらいだったのだから、
ちょっとやそっと人口が減ってもたいした事はない。

しかしフクシマ事故があったので、100年後にはもっと減るかも知れん。
25年前のチェルノブイリ事故で、ウクライナのナロジチの子供たちは100%が病気もちだ
というから、日本の汚染地の子供たちも25年もしたら病気になり激減するかも知れん。

アメリカみたいに移民がどんどん入って来るのならともかく、物価は高いし税金も高いし
電気代も原発事故が起こる前から世界一の高さで、高速道路も高い。
移民で外国人が入ってきてもこれじゃ貯金は出来ないし、放射能が怖いよ。

ーーーー引用開始ーーーー
今までもチェルノブイリ周辺では8割の子どもが病気だとは聞いてきましたが、
今中助教いわく「虫歯も病気としてカウントしてるんだろう?」とのことで、
本当のところはそんなにひどくはないんじゃないかと心の奥で思っていました。
しかし8割は10年前の話で、今は10割が病気というのが現実のようです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/476.html


09. 2012年9月24日 06:21:51 : kmRrTQnpHg
事のはじめは、なんであったか、

最初に、いわゆる中国漁民との尖閣でのイザコザ、
アメリ○中○○報局が、背後で暗躍、
尖閣問題混乱させると、いろいろと、ア○リ○に、都合のいいことになるのでは、
平和ボケ過ぎる日本に、呆けにカツをと、この世相、活も必要とは思うが・・、
極端な右傾化らしい、自衛隊勝つらしいとか、
煽る、煽る、
挙句のはては、核武装とか、
世間世界も、ろくなことはない、一瞬で蒸発も悪くはないか、
中東ジャスミン、なども、背後で誰かが後押しか。


10. 恵也 2012年9月24日 10:37:27 : cdRlA.6W79UEw : Ti8bh4Ygc9
>> 前原誠司氏による日中間の「棚上げ合意」否定発言

これは無茶苦茶な話。
棚上げ合意があったから、田中角栄と周恩来の合意で日中が付き合えたの。
この合意なしには、石油の問題から絶対に無理なんだよ。

前原が海上保安庁のトップである国交大臣のときに、中国漁船を捕まえて
検察官が勝手に船員を送り返してます。

前原がマッチポンプをやったのではないかと俺は疑ってる。
ジョセフ・ナイが司令塔になって組織的に日本と中国を誘導させてるのだろうか。
小沢一郎が国会議員を何百人も引き連れて中国に行ったのが夢のようだ。

自民党の総裁候補者が全員、海上自衛隊の派遣を支持してる。
日中が尖閣で衝突するのは時間の問題のようだ。

だいたい日清戦争のドサクサに沖縄領土にしてるのに、正当性なんて育ちはしない。
ドサクサにまぎれて行うことを「火事場ドロボウ」という。
中越戦争や中ソ国境紛争、中印国境紛争をみてもこのままじゃすまない。


11. 2012年9月26日 05:42:33 : TOXwseb812
>>10
嘘をつくな
馬鹿恵也はすぐにバレる嘘を書く

日本政府は未だかつて中国政府の言う「棚上げ」に同意した事は 一 度 も な い
大事なことだからもう一度書く

日本政府は未だかつて中国政府の言う「棚上げ」に同意した事は 一 度 も な い

馬鹿恵也は説明されてもすぐ忘れるんだな
自分の書いた事ですら一日で忘れ去るキチガイだもんな

棚上げってのは中国政府が勝手に言ってるだけだろうが

尖閣諸島は「日本固有の領土であり一切の交渉に応じない」とするのは、自民党も民主党も小沢一郎にも共産党でも共通する日本の一致した意見だ
ここのアホなスレ主は、小沢一郎や日本共産党ですら「アメリカに操られている!」と考えるらしいw


12. 2012年9月29日 15:47:06 : vE22qPgJqE
ミズーリ州上院議員ハリーSトルーマン
アメリカ合衆国の第34代副大統領および第33代大統領。フランクリン・ルーズベルト大統領の死を受けて1945年に副大統領から大統領に昇格

ドイツが勝っているならロシアを応援し、
ロシアが勝っているならドイツを応援すべきだ。
そうやってできるだけ多くの兵士を殺させる。
しかし、どんな場合でもヒトラーには勝って欲しくない。


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