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★トルコ、シリアからの着弾で報復−NATOは緊急会合
トルコ軍は3日午後、シリア政府軍の迫撃弾がトルコ国境の町に着弾したのを受けて、報復攻撃をした。トルコ首相府が声明で発表した。声明は、シリアからの攻撃が繰り返されれば、さらに報復攻撃を加えると警告した。

　北大西洋条約機構（NATO）は同日夕刻、緊急会合を招集した。NATOのスタブリディス欧州連合軍最高司令官（米海軍大将）はワシントンで、国防総省の幹部に対して、シリアとトルコ間のエスカレートする紛争について説明した。

トルコ政府は声明を出す数時間前、同国南部のシリアとの国境の町アクチャカレに3発の迫撃弾が着弾したと発表していた。首相府によると、これによって5人が死亡し、9人が負傷した。トルコは直ちに、レーダーで確認できたシリア内の発射地点に向けて迫撃砲を撃ち込んだ。トルコは今年夏、同国戦闘機がシリア軍に撃墜されたあと、交戦に関する新たな基準を採用した。

　声明は「トルコ軍はこの非難されるべき攻撃に直ちに対応した」と指摘、「交戦に関する基準および国際法に基づいて、トルコは今回のような国家の安全保障を狙ったシリア政権の挑発を決して座視しない」と強調した。

　シリアからの攻撃とそれへの反撃は、シリアのアサド大統領が2011年初めに始まった反政府運動を弾圧するまでは長期間にわたって同盟関係にあった両国関係の新しい危険な1章を開くことになる恐れがある。

　トルコはNATOの加盟国として、NATO加盟国が武装攻撃された際の緊急協議、それに必要な場合の集団自衛行動を規定した条約の署名国。同国のアルンチ副首相はブルサで、「この攻撃によって忍耐は限度を越えた」とし、「トルコは主権国家だ。トルコ国土と国民に対する攻撃があった。国際法に基づき報復しなければならない」と述べた。
　アナリストらは、国内でイスラム教スンニ派の反政府勢力との戦闘を続ける中で、シリアが意図的にトルコ国民を狙って攻撃し、トルコとの武力紛争を引き起こそうとしているとは考えにくいと述べている。また外交筋によると、一方でNATO加盟国はこの問題で集団的に行動することに積極的ではない。

　トルコの戦闘機が撃墜されたあと、NATOの各国代表は6月に同国の要請で会議を開いた。NATO条約第4条に基づいて開かれたこの会議のあと、NATOはトルコ・シリア国境での「情勢の変化を引き続き注視する」とした。

　トルコの国境の町アクチャカレのアイハン町長によると、この町にシリアが撃った3発の迫撃弾が着弾したのは現地時間3日午後3時半を少し過ぎた時で、町の人々は遮蔽物を探して一斉に逃げ出した。トルコ政府は攻撃は4時半ごろだったとしている。
　シリア政府軍は過去数週間、トルコとの国境に近い地点にいる反政府勢力に砲撃を加えているが、トルコ政府は今回の攻撃が同政府軍による意図的なものだったとは述べていない。【ロイター　9:28】

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その後の報道では、ＮＡＴＯは緊急会合を開き、シリアの攻撃は国際法違反だとして、砲撃の即時停止を求める声明を発表している。
またトルコ政府は、シリア領内に軍を配置するための承認を国会に要請し、国連安保理にも必要な行動を採るよう書簡を出したようだ。
クリントン米国務長官も、「憤慨している。非常に危険な状況だ。関係国は結束して、アサド政権が停戦に応じるよう説得しなければならない」と語った。

シリア政府側の攻撃なのかどうか判然としていない中、外堀が埋められている格好になっている。
ＮＡＴＯ側では、シリア政府が化学兵器を使用すれば、即空爆を始めることを主張しており、トルコとの紛争が拡大すれば、その可能性が高まってくる。
NATO条約第５条では、いかなるメンバー国への攻撃も加盟国全体への攻撃と
みなされとしている。
一方、イスラエル側国境にも、シリア政府の武装集団が入り込んだという（イスラエル側の）情報もあり、イスラエル攻撃の口実ができつつある。

いずれにしても、クリントン国務長官が言うように「非常に危険な状況」であり、中東戦争の火ぶたが切って落とされようとしている・・・。

★二つの世界大戦、そして尖閣　市場は「戦争」を予見出来るか
英誌エコノミスト9月22日号の表紙はいささかショッキングだった。
紺碧の東シナ海に浮かぶ尖閣諸島を真ん中に「こんなちっぽけな島のためにアジアは本当に戦争をするのだろうか?」と問いかけている。

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中東・尖閣問題が、株式市場大暴落・世界大恐慌・第三次世界大戦へと発展していく
"ブラックスワン"だったのかもしれない。
思えば、日本政府が「尖閣諸島国有化」を宣言したのは、
【9月11日】であった・・・

コメント

01. 2012年10月08日 07:41:11 : rfcCuFHQZE 日本軍国主義は秘密裡に着々と戦争準備の手を打ち、[核武装も６ヶ月以内に完成」するという。「尖閣戦争でも自衛隊だけで中国軍を殲滅[撃滅」できる」と日米の軍事専門家が予想している。これらを背景に石原都知事や自公民タカ派は[尖閣戦争}挑発的やりかたで国有化宣言をしたと見る。一番驚いたのは中国軍であろう。いつの間にか「自衛隊だけで、中国軍を撃滅できるほど戦争準備をしていた」第二次大戦当時の日本軍国主義、国家主義、ナチズムとフアシズム体制がかんねい狡猾にも日本に残存しキバを磨いでいたことに。中東の事はわからないがアメリカの{核の威」を紋所に{尖閣で血を流せ}とか{中国船を撃沈せよ」とかの超強気発言の石原都知事らの{尖閣戦争挑発」には１００%乗らないと見たい。「ただし日本軍伝統戦略の「先制奇襲攻撃」があれば別の話だが」アメリカ並みの、核戦力。海、空軍力。を完備するまで中国はどこの国とも戦争はしないのではなかろうか。

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